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デルタ航空 ゴールドメダリオン会員がラウンジ利用する方法

目次

  1. ゴールドメダリオン
  2. 使えるラウンジの種類
  3. デルタ航空の各ラウンジ利用条件
  4. 国際線利用の場合
  5. 国内線のみ利用
  6. デルタ航空で国内線を経由して国際線へ
  7. デルタ航空で国際線から国内線
  8. スカイチームの国内線と国際線ミックス
  9. スカイチームで国内線経由で国際線乗り継ぎ
  10. ラウンジ利用のノウハウ
  11. デルタアメックスゴールドのお問い合わせ

ゴールドメダリオン

デルタ航空 ゴールドメダリオン会員がラウンジ利用する方法

デルタ航空の上級会員「ゴールドメダリオン」は、日本に住んでいる人であれば、アメリカンエクスプレスが発行しているクレジットカード「デルタ アメリカンエクスプレスゴールドカード」(年会費2.7万円)を作ると手に入る、お手軽な会員資格ではあるが、この資格を持っていると、たとえ激安チケットであっても空港ラウンジが使えたり、優先搭乗が出来たり、座席の無償アップグレードをしてもらえたり、、、と、かなりお得な内容の特典が付いてくる。しかし、その特典の中でも、いろんな条件があってややこしいのが「空港ラウンジ使用の条件」だ。あるときはラウンジが使えても、ある時は使えない。。。。一体どんなラウンジ利用規則があるのか、実際の体験も踏まえてまとめてみることにした。

なお、この情報は2017年9月現在のものであるため、下記の内容で実際にラウンジが使えるかどうかを保証するものではない。あくまで参考としてとらえ、ほんとうに使えるかどうかは、飛び立つ前に、デルタ航空、およびスカイチームの航空会社に問合せるなどして確認しよう。


使えるラウンジの種類

デルタ航空 ゴールドメダリオン会員がラウンジ利用する方法

空港ラウンジといっても、実はいろんな種類のラウンジがあるところから始めたい。まず、最初に紹介するラウンジは、航空会社が直で運営している「航空会社ラウンジ」だ。デルタ航空であれば「SKY CLUB - スカイクラブ」とネーミングされたラウンジが直営ラウンジとなる。またJALであればサクララウンジ、タイ国際航空ならオーキッドラウンジ、、、といったものも各航空会社の専用ラウンジとなる。

次に「同アライアンスの航空会社ラウンジ」だ。これは同じアライアンス内の航空会社が持っているラウンジのことで、例えばデルタ航空であれば、関空であれば、大韓航空が持っているKALラウンジがそれにあたる。この同アライアンスの航空会社が持つラウンジについては、使用条件は【次の便が国際線の場合は】ほぼ自分の航空会社のラウンジと同じと考えて良い。

続いて「提携ラウンジ」。これは例えば、デルタ航空はJALのサクララウンジと提携していて、ビジネスクラス以上の利用者に対してその提携ラウンジを使用可能にしていたりする。つまり、ある航空会社が他の航空会社のラウンジを使えるように提携したもの、これが「提携ラウンジ」だ。

最後に「共用ラウンジ」。これは、特定の航空会社が運営しているラウンジではなく、それぞれの航空会社、もしくはカード会社などが複数社提携し運営しているラウンジで、それぞれの一定条件以上の顧客に対して開放しているラウンジのことを差す。たとえば羽田空港のTIATラウンジや、関西国際空港のカードラウンジ・金剛などがそれにあたり、利用できる条件もマチマチだ。


デルタ航空の各ラウンジ利用条件

デルタ航空 ゴールドメダリオン会員がラウンジ利用する方法

ここから先は、エコノミーチケットを持ったゴールドメダリオンの人を前提に話を進めてゆく。なぜなら、ビジネスクラスのチケットを持った人は、航空会社ラウンジを使えるのが当たり前だからだ。さて、このデルタ航空の場合、デルタ航空のエコノミーチケットを持っているゴールドメダリオンは、デルタ航空直営のスカイクラブラウンジ、スカイチームのラウンジ、そしてデルタ航空が契約している共用ラウンジが利用可能となる。(利用人数は上級会員本人と同乗者1人。)悲しいことに、提携ラウンジは原則使えないのだ。つまり、例えばデルタの直営ラウンジ、そしてスカイチームのラウンジが一切ない羽田空港では、原則として使用できるラウンジは共用ラウンジのTIATラウンジのみとなる。

だが、これが例えば同じスカイチームのベトナム航空のチケットを持ったデルタ航空のゴールドメダリオンさんだった場合、、、なんと、ベトナム航空の提携ラウンジでもあるJALのサクララウンジが使えてしまったりするのだ。どうしてこんなことが起こるかというと、ゴールドメダリオンというのはスカイチームのアライアンスでの上級会員資格「エリートプラス」とみなされ、他のスカイチームの航空会社を利用する場合は、そこの上級会員として扱われ、その航空会社の上級会員の条件が適用されるのだ。つまり、ベトナム航空ではエコノミークラスの上級会員に対し、提携ラウンジの利用を認めている、ということになる。各航空会社で規定が異なるため、こういった逆転現象の様なことが起こるのだ。つまりは、他のスカイチームで飛ぶ場合は、その航空会社に問い合わせて確認しろ、ということだ。


国際線利用の場合

デルタ航空 ゴールドメダリオン会員がラウンジ利用する方法

さてさて、利用できるラウンジの種類の説明はそこまでにして、次はどの航空券だとラウンジが利用できるかという話に移っていきたい。上の条件だけで、他にラウンジ利用に関する規則なんてあるのか?と思うかもしれないが、実は思いっきりある(汗)。それを見ていきたい。もちろん、以下の話はデルタ航空のゴールドメダリオンさんを前提に話をしてゆく。

まずは、チケットがスカイチームの航空会社の国際線(例:日本からアメリカ、日本からベトナム等)の場合。この場合は、出発する空港でラウンジを利用することが可能だ。「国際線を使うときは出発する空港でラウンジが使える」というのは、デルタ航空はもちろん、ベトナム航空使っても、ガルーダインドネシア航空使っても同じだ。


国内線のみ利用

デルタ航空 ゴールドメダリオン会員がラウンジ利用する方法

続いて国内線のみの利用の場合。たとえはデルタ航空でサンフランシスコからロサンゼルスに飛んだり、ベトナム航空でホーチミンからハノイに飛ぶといったケース。この場合はラウンジの利用は不可。エコノミーチケット、しかも国内線の短距離路線でだけでラウンジなんて使うなよ、ということらしい。おとなしく空港内のフードコートなんかで時間を潰そう。


デルタ航空で国内線を経由して国際線へ

デルタ航空 ゴールドメダリオン会員がラウンジ利用する方法

デルタ航空を使って、国内線で経由地をはさみ、国際線へと乗り込む場合。例えば、サンフランシスコ>ロサンゼルス>東京、、、といったトランジットを挟んだ旅程の場合。この場合は、最初の出発地、経由地にてラウンジ利用が可能となる。もちろん利用できるのは、直営ラウンジとスカイチームラウンジ、そして共用ラウンジだ。


デルタ航空で国際線から国内線

デルタ航空 ゴールドメダリオン会員がラウンジ利用する方法

デルタ航空を利用して、国際線で飛んでその後国内線へと繋がってゆく旅程の場合。例えば、東京からロサンゼルスを経由してアトランタへと向かう場合など。この場合も、出発地、経由地にてラウンジ利用が可能だ。つまり、デルタ航空利用であれば、区間に国際線が挟まれている場合は、各出発地にてラウンジ利用が可能、ということだ。


スカイチームの国内線と国際線ミックス

デルタ航空 ゴールドメダリオン会員がラウンジ利用する方法

次にデルタ航空ではなく他のスカイチーム航空会社で、国際線から始まって国内線へと繋がってゆくケース。例えば、ベトナム航空で、大阪>ホーチミン>フーコック島、、、といった旅程の場合だ。この場合は、国際線の出発地でのラウンジ利用が可能で、次の国内線出発地では原則としてラウンジは利用不可となる。ただ、私が前にさっき例に出した大阪~フーコック島の旅程の時に、ホーチミンで国内線のラウンジを利用することが出来た。多分、接続時間が6~7時間ぐらいあったため、地上係員さんが気を利かせて用意してくれたんではないかと思う。つまりはスタッフの人の心意気でサプライズがあるかもしれない、、、?


スカイチームで国内線経由で国際線乗り継ぎ

デルタ航空 ゴールドメダリオン会員がラウンジ利用する方法

スカイチームで国内線から国際線へと乗り継いでゆく場合。例えば、ガルーダ・インドネシア航空で、デンパサール>ジャカルタ>大阪、、、といった旅程の場合。この場合は国際線に乗り継ぐ経由地でのラウンジ利用が可能となる。つまり、スカイチームの航空会社を使う場合、次の便が国際線ならラウンジが使用可能、国内線なら原則不可能、という感じで捉えればOKだ。ま、実際には係員によって異なるケースもあるため、実際の場面でその都度確認してゆくのを忘れないようにしたい。


ラウンジ利用のノウハウ

デルタ航空 ゴールドメダリオン会員がラウンジ利用する方法

これがデルタ航空ゴールドメダリオンさんがエコノミーチケットでラウンジを利用する諸条件だ。規約では、ラウンジに入る際にチケットと上級会員証(ゴールドメダリオンさんの場合は、タグがないのでスマホのアプリで表示)を提示すればOKとのことであるが、たまにOKなはずなのにスタッフの認識違いで入れない、、、みたいなトラブルもあるので、よりスムーズにラウンジを利用したい場合はチケット発券時にバウチャーを一緒に貰っておくと確実だ。このラウンジ特典については、丁寧にスタッフが自らバウチャーを渡してくれたりすることは少ないため、ちゃんと自己主張をしてこの権利をゲットしていきたいところだ。


デルタアメックスゴールドのお問い合わせ

なお、デルタ航空のゴールド会員になれるデルタアメックス・ゴールドカードに関するお得な入会方法などのお問い合わせについては、以下のメールアイコンをタップしてメールにてお気軽にお問い合わせください。