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[オーストラリア] ケアンズ国際空港ってどんなところ?
ケアンズ国際空港ってどんなところ?
宇宙からも見える世界最大のサンゴ礁で形成されている世界遺産「グレートバリアリーフ」。その玄関口として有名なケアンズ空港(CNS / ケアンズ国際空港)ですが、その空港はいったいどんなところなのか、ケアンズ旅行を計画している人にとって非常に気になるところ。
そこで今回、実際にケアンズ国際空港に旅行に行ってきて空港の様子などをリサーチしてきたので、その詳細を詳しくお届けしたいと思います。
ケアンズ国際空港:到着ロビー
こちらはケアンズ国際空港の到着ロビー。日本からの旅行者がケアンズ空港に到着して、入国審査を終えて荷物をピックアップして、最初にたどり着くのがこの到着ロビーです。
上の360度写真を撮影した時間帯は朝5時30分ごろ。ジェットスター航空(JQ)が日本からケアンズに到着するのはだいたい早朝5時前後が多いのですが、そのときの空港の様子がまさにこの状態となっています。
この到着ロビーを見てびっくりするかもしれませんが、ケアンズ空港というのはその知名度は大きいのですが、空港自体は非常にコンパクトで、規模的には日本の地方空港程度の大きさしかありません。
到着ロビーのテーブル席
ケアンズ空港の到着ロビーにはたくさんのテーブル席が並んでいますが、早朝の日本からの便が到着する早朝の時間帯は、ツアーの迎えを待つ人などで非常に賑わいを見せています。
売店は1つだけ
ケアンズ空港に到着して「お腹が空いたなぁ」と思ったときは、一応到着ロビーにサンドイッチなどの軽食を販売している「WADDI」というお店が1店舗だけ用意されています。
このお店で売られているのは、サンドイッチやパウンドケーキ、クッキー、スニッカーズなどのシリアルバーなど。あとコーヒーやジュース、ミネラルウォーターなどが置かれていて、クレジットカードでの購入が可能。現地通貨のオーストラリアドルが無くてもカードがあれば買い物ができるので安心してください。
しかし空港のお店というのは商品がどれも割高で販売されているもの。私達もケアンズに到着してお腹が空いてたので到着ロビーのお店でアイスコーヒー×2とヨーグルトカップ×2を購入しましたが、これだけでザクッと4,000円ほど掛かってきます。
もしも節約旅行を目指している場合は、この空港でのお買い物はちょっと高くなってくるかもしれないので注意しましょう。でもまぁ、お腹すいたらちょっと何か食べたくなってしまいますよね(汗)。
レンタカーカウンター
空港の到着ロビー内にはレンタカー各社のカウンターも用意されています…が、レンタカーのカウンターが開くのはだいたい午前8時ぐらいからとなっている(早朝から借りようとすると非常に高額な料金が請求される)ので、もしもケアンズ旅行で空港からレンタカーを利用したい場合は空港到着の時間とレンタカー借り入れの時間のギャップに十分注意しましょう。
ケアンズ空港からの移動
ケアンズ空港から、ホテルなどが集まるケアンズの町中までの移動手段は、タクシー、UBER(ウーバー)、もしくはバスとなります。
ケアンズ空港の国際線ターミナルから国内線ターミナルへ移動する場合、もしくはタクシーを利用する場合は、到着ロビーから真っ直ぐ進み、リムジンバスやUBERを利用する場合は左へと進みます。
もしも国際線の到着ロビーから出発ロビーに向かいたい場合は、右に進めばたどり着きますので参考にどうぞ。
空港からUBERの利用方法
ケアンズ空港からUBERを利用する場合は、到着ロビーを出て「Ride Share」の案内に従って左手に進んだ先にあるピックアップ場所(写真上)がUBERの待合場所になります。ケアンズは田舎ですが、ここでUBERを呼べば早朝でもすぐに車がつかまるので安心してください。
ケアンズ空港:出発ロビー
先程のケアンズ空港の国際線ターミナルの到着ロビーとは反対側のエリアには出発ロビーが用意されています。出発ロビーにはチェックインカウンターがあるだけで、買い物ができる店舗施設は用意されていません。
ケアンズ空港到着の目安
この出発ロビーを利用するのは、ケアンズから日本へと帰国する時になると思いますが、ケアンズ空港に到着する時間のおすすめ目安はフライト出発時刻の3時間前です。
上の写真は、実際に私達が自分たちのフライト出発時刻の3時間前に出発ロビーを訪れたときのものですが、3時間前にはこのようにすでにチェックインを待つ人の行列が出来上がっていました。
余談ではありますが、ジェットスター便を利用する場合は、オンラインチェックインをしていてもしていなくても、ケアンズ空港ではすべての乗客は同じ場所に並ぶので、オンラインチェックインのメリットはあまりありません。
ケアンズ国際空港:エアサイド
ケアンズ国際空港のレポート最後は、ケアンズからのエアサイド(出国後のエリア)を見ていきたいと思います。ケアンズ空港のエアサイドは空港2階に位置していて、出発ロビーからエスカレーターで2階に上がると「See you Later(またね)」の看板が旅行者を見送ってくれます。
免税品エリア
オーストラリアの出国審査を終えると、国際空港おなじみの免税品エリアにやってきます。オーストラリアのお土産を買う最後のチャンスになるエリアです(安くはないですが・笑)。
ケアンズ国際空港・エアサイドの様子
免税品エリアを抜けると、出発ゲートが集まるエアサイドロビーが現れます。エアサイドロビーの中の様子は上の360度写真のように、フロアの真ん中にはゲスト用のベンチが並び、サイドにはいくつかの店舗が並んでいます。
飛行機の出発ゲートはこのエアサイドの両端に用意されていますが、空港自体が小さいので出発ゲートへの移動も歩いて数分掛かるかどうかなので、搭乗時間が迫るまでは、こちらのベンチでゆくり座って待っておくのも良いかもしれません。
エアサイドの店舗はおもにお土産物に、スナックや飲み物などの商品が並ぶコンビニ土産物店舗、といった感じの品揃えになっています。飲み物はミネラルウォーターで1本3AUドル(約300円)など、まぁまぁ高いです。
カフェ&バー
エアサイドには軽食や飲み物が楽しめるカフェ&バー「The Cape」というお店が1件置かれています。ここのショップではハンバーガーなども注文できるのですが、出発のフライトが多い時間になるとこのお店にはすごい行列ができあがります。
ケアンズ空港のエアサイドにはまともな食事ができるのがここしか無く、カードラウンジやプライオリティパスが使えるラウンジも無いので混み合うのも当然ですが、利用者の観点からすれば、食事ができる店舗がもう少しあればいいのになぁと思ったりもします。
またカフェ&バー「The Cape」の隣には、同じお店のコーヒー注文専用カウンターも用意されています。「The Cape」に長蛇の行列ができていても、ここはほとんど人が利用していないのですぐに注文して飲み物を受け取れます。
オーストラリア革製品のお店
またエアサイドのお店の中には、メイド・イン・オーストラリアの革製品を扱うお店も置かれています。オーストラリアの有名ブランド「UGG」のブーツなども売られていていますので、革製品が好きな人はチェックしてみてください。
ケアンズ国際空港まとめ
グレートバリアリーフの玄関口、ケアンズ国際空港のレポート。実際にこのケアンズ空港に訪れてみて感じたのは「想像以上に空港が小さい」ということでした。
ケアンズというと日本からの人気の旅行先の一つなので、バカでかい空港が待っているのかと想像してしまいますが、実際は地方空港ほどのコンパクトな空港になっています。また、空港の施設も限定的で食事や買い物が楽しめる場所も少なく、空港の周辺も何もないので、ケアンズ空港を利用するときは、そういったハード面を考慮したうえで、旅行計画を立てるようにしてみてくださいね。それでは!
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