ハワイで一番人気!スターオブホノルル号のサンセット・ディナークルーズ
ハワイ旅行で一番人気のオプショナルツアーといえば、、、ハワイで60年以上も続く、老舗の「スターオブホノルル号 スターサンセットディナー&ショークルーズ」。このディナークルーズは、約1500人のキャパシティを誇るスター・オブ・ホノルル号に乗船し、ホノルルハーバーから出航し、ダイヤモンドヘッドの沖へと向かい、ハワイに沈む夕日を眺めながら、ハワイアン〜ポリネシアンダンスショーや、コースディナー、ビュッフェを楽しむ充実のクルージング。
クルーズ内容も、ビュッフェスタイル、1スターディナー(3コースディナー)、3スターディナー(5コースディナー)、5スターディナー(7コースディナー)と、様々なカテゴリの中から予算や楽しみ方で選べるようになっているのも、このスターオブホノルルのクルーズの特徴だ。
今回、私達はVELTRA(ベルトラ)さん提供の1スターディナー(3コースディナー)のクルージングに参加。
そのクルーズの船内の様子、食事、そして充実のショーやイベントの様子などをできるだけ詳しく、写真と一緒に紹介していきたいと思う。
なお、今回の私達のクルーズは、土曜日に開催されたものであるが、金曜日にこのスターオブホノルルのサンセットクルーズに参加すると、ハワイ・ホノルルの名物であるヒルトンの花火も海上から見ることができる(クルーズのツアー時間は1時間ほど長くなる)ので、現地ツアーに申し込む場合は参考にしてほしいと思う。では行ってみよう!
集合場所はシェラトン・ワイキキのアロハランディング(駐車場)
サンセットクルーズは、集合場所に集まってチェックインを済ませて、シャトルバスでホノルルハーバーへと向かう。今回のディナークルーズでは、アルコール飲料の提供もあるので、IDとなるパスポートも忘れずに持っていこう。
今回の私達の集合場所は、宿泊しているシェラトン・ワイキキのアロハランディング(駐車場スペース)にて。集合時間は16時15分だったが、10分前にはアロハランディングに到着しているようにとの連絡だったので、16時頃にはやってきたのだが、すでにたくさんの参加者が集合場所にやってきていた。
クルーズ参加者の証(シール)をもらう
集合場所にてチェックインが終わると、クルーズ参加証となるシールを受け取るので胸元に貼り付けておく。この103という番号は、クルージングを終えて帰る際のシャトルバスの番号にもなる。
余談ではあるが、チェックインの際には、予約のバウチャーの提示が必要となる。VELTRA(ベルトラ)で予約した場合は、専用アプリの予約画面の表示でもOKだが、予約表示にはネット環境が必要となるので、予約バウチャーを日本でプリントアウトして持ってきたほうが簡単かもしれない。
シャトルバスでホノルルハーバーへ
それでは、シャトルバスに乗ってスターオブホノルル号の待つホノルルハーバーへと向かおう。バスの中はかなりの人。ほぼ満車状態だ。このスターオブホノルルのサンセット&ディナーショークルーズの人気度が伺える。ゲストの顔ぶれは日本人が多いのかと思いきや、欧米系、インド系、中韓系のゲストも多く国際色豊かだ。
ホノルルハーバーが見える
もうすぐホノルルハーバーへとたどり着く。港にはノルウェージャン・クルーズラインのクルーズ船「プライド オブ アメリカ」も停泊している。このクルーズ船はハワイの島々をクルージングする乗船人数キャパ2,000人ぐらいのカジュアル船で、ホノルル発7日間クルーズ(料金は1,000ドルぐらいから)などを年間を通して展開しているので、いつかは乗ってみたいクルーズ船の一つでもある。
ホノルルハーバーにてゲストの服装もチェック♪
ホノルルハーバーに到着し、ゲストはそれぞれスターオブホノルル号へと向かう。せっかくなので、今回一緒に乗りこむみんなの服装もチェックしておこう。男性はやはりアロハシャツが多く、短パンの人も多いが、中にはロングパンツの人も。女性はワンピーススタイルが多い感じ。
スターオブホノルル号とご対面
こちらがサンセットディナークルーズで乗船する「スターオブホノルル号」。この船は乗船キャパシティが1,500人ほどの船であるが、宿泊設備などは無いので、ほどほどの大きさのクルーズ船となっている。
入り口からアロハフラでお出迎え
スターオブホノルル号の乗船口では、ハワイならではのフラダンスでゲストをお出迎え。これから始まるハワイのディナークルーズを盛り上げる、素敵な演出だ。
スターオブホノルルの船内へ
ウェルカムフラを越えて、私達はスターオブホノルル号の船内へと向かう。ハワイ旅行にはよく来ているが、この感じはとっても特別感があって、思わず笑顔が溢れる。
船内の様子
私達が参加する1スターディナークルーズの海上はデッキ1。3スターディナークルーズなどはここよりも上のデッキとなっており、催されるショーの内容も異なる。この船内に入ってびっくりしたのは、すでに各テーブルは思い思いに食事が始まっていたところ。みんなが揃って出港してから食事が始まるのかと思っていたのだが、どうやらテーブルごとに好きに食事を始めてしまって良いようだ。こういう個人主義的なところはアメリカらしい。
私達の座席は窓際の二人席
私達が食事をする席は、この窓際の二人席。クルージングのディナーということで相席になるのも覚悟していたのだが、どうやらグループごとにちゃんとテーブルは別れて用意されているようだ。
記念撮影サービス
用意されたテーブル席につくと、まず最初にウェルカムドリンクの「マイタイ」(料金に含まれる)がサーブされ、引き続き写真撮影のスタッフが写真を撮ってくれる。この写真撮影で撮ってくれた写真は有料(27ドル)となっており、後でスタッフが出来上がった写真を持ってきて見せてくれるので欲しい場合は注文することができる。
トロピカル・カクテルの女王
パッケージに含まれるドリンクに、このハワイに非常に関わり深いカクテルを用意してくるとは、このスター・オブ・ホノルルのディナークルーズは、思っている以上にクオリティの高いクルージングなのかもとこの時思った。
スターターはサラダ
さて、テーブルの上の料理に話を戻そう。私達のクルーズの食事メニューは、前菜、メイン、デザートの3コースディナーとなっている。まず最初にサーブされたのは、こちらのロメインレタスのサラダ(前菜)だ。ロメインレタスを豪快に切って、プチトマトと、スター・オブ・ホノルルのテーマでもあるスターの形のパイが添えられている。見た目はまぁ素朴な感じだが、ロメインレタスはマウイ島ワイポリ産、トマトはハワイ島カムエラ産、ドレッシングは自家製パパイヤシードドレッシングと、かなりこだわりのある材料で作られている。
つけ添えのパン
付け添えには、パンも用意されている。パンはポイブレッドのローフ。ポイとはタロイモのことで、タロイモがすり潰されて生地に練り込まれているので、このように生地の色は紫色となっている。ハワイ・ホノルルのエルヴィンズベーカリー(エルビンズベーカリー)製。
ドリンクメニュー
最初のウェルカムドリンク、マイタイは無料でいただけるが、以降の飲み物については有料メニューとなる。ビールやカクテルは10ドル、ソフトドリンクは5ドルという価格設定で、クルーズ船でのメニューとしては妥当な価格だ。
また、シャンパンやワインのボトルも用意されている。ドン ペリニヨン シャンパンなどは325ドルとそこそこするが、ワインのボトルは30ドルから用意されているなど、意外とリーズナブル。またお酒が飲めない人向けにノンアルコールのトロピカルカクテルも用意されている。
マイタイで乾杯だ!
とりあえず、今回のサンセット&ディナーショークルーズを祝して、ウェルカムドリンクのマイタイで乾杯だ♪ このマイタイはそんなに濃くなくて、ジュースのようにグビグビ飲むことができる。
メインディッシュはカニ食べ放題!
いよいよメインディッシュがやってきた。メインディッシュはカナダ産のスノークラブの足と、テンダーロインビーフ。付け添えにはマッシュポテトと焼き野菜。ソースはポン酢ソースとバターソースが付いている。
カニは殻があるので用意されている殻割りハサミでバキバキ割ってやらないといけないため食べにくいが、カニの味はとても美味しい。またテンダーロインのステーキもスモーキーに焼かれていて、アメリカのステーキらしく非常に香ばしくて美味しい。見た目は大したことなかったんだけど、良い意味で期待を裏切る美味しさのメインディッシュだ。
ハワイアンショーの始まり!
そうしてメインディッシュを食べはじめる頃、いよいよこのディナークルーズのメインイベントであるハワイアンショーが始まる。細マッチョのイケメンお兄さん達が、手拍子を叩きながらフロアに登場。
ハワイらしいフラショー
続いて鮮やかなドレスを身にまとった女性達も現れ、会場は一気にハワイアンムード満点に。そうして流れるようなハワイのフラショーが始まる。
アロハの60年ショー
フラダンスが披露された後には、タキシードとウェディングドレスを身にまとった二人が登場。ストーリー性のあるダンスショーが幕を開ける。今回のショーは、スターオブホノルルのクルーズ60周年を記念した「アロハの60年ショー」。テーマは若い二人の旅行者で、地元デザイナー「キャシー・ジェームス」が手掛けた衣装を身にまとい、様々な趣向を凝らしたショーが繰り広げられていく。
ショーの衣装も印象的
ショーの衣装もかなり印象的で、これはフラを踊っている一幕だが、踊り子さんの頭の上には花をあしらった大きな帽子があったりして思わず見とれてしまう。
ミヅキの耳元に蘭の花
テーブルにはレイでもよく使われている蘭の花が置かれており、ショーの合間にスタッフがテーブルにやってきて、その蘭の花を女性達の耳元にあしらうシーンも。こういう演出もハワイらしくてなんだかいいわぁ。
モリオはビールをお代わり
私(モリオ)はビールをお代わり。10ドル。支払いは頃合いを見てスタッフがレシートを持ってきてくれる。現金はもちろん、クレジットカードでの支払いもOK。なお、飲み物はテーブルまで持ってきてくれるので15%〜20%のチップはお忘れなく。私は今回は2ドル(20%)のチップを加えておいた。
カニのお代わりもやってくる
今回のディナークルーズのメインディッシュは「カニ食べ放題」。お皿のカニがなくなるぐらいのタイミングで、スタッフがカニをたくさん入れたバスケットを持ってきてくれるので、欲しい数だけ言ってお代わりをもらおう。
食後のコーヒータイム
このメインディッシュはかなりの量があり、お腹がパンパンになったところでメインディッシュ終了。食後には、スタッフがコーヒーやお茶を持ってきてくれる。なお、私達のテーブルを担当しているウェイティングスタッフは彼。私達は帰り際に、彼を見つけて10ドルのチップを現金で手渡しておいた。渡すときは、握手する手に忍ばせておくと、さり気なく渡すことができるので参考までに。
記念写真を購入
食事を終えてまどろんでいると、スタッフが最初に撮った記念写真を買うかどうかを聞きに来る。思い出に残るクルージングなので、もちろんここは購入することにした。
しっかりしたアルバムに入れてくれる
購入した写真がこちら。写真はスターオブホノルルの専用アルバムに入れて持ってきてくれる。ここで一つ失敗したことが。。。それは、クルーズの参加証のシールが胸元に写ってしまっていたことだ(涙)。写真撮るときに外しときゃよかったよ。まぁいいかw なお支払いはもちろんクレジットカードOKでチップは必要無し。
ハワイアンショーもクライマックス
いよいよハワイアンのダンスショーもクライマックスに。ショーは最初、ハワイのフラから始まるんだけど、その後、ニュージーランドの力強いダンス、タヒチのビート感たっぷりのポリネシアンダンスなど、太平洋地域の様々な地域の様々な踊りを、衣装を変えながら迫力たっぷりに魅せてくれる、とても印象深いダンスショーになっていた。このショーの雰囲気はネットではお伝えしにくいので、ぜひ自分の目と耳で確かめてほしいと思う。
ハワイのサンセット
いよいよ太陽が沈むサンセットの時間帯。ゲストの多くも、このデッキにやってきて、眺めたり写真を撮ったりして、この美しい夕日を楽しんでいた。そんな時のこと。
おじさん:「写真を撮ってあげようか?」
モリオ:「あ、はい。お願いします。」
おじさん:「(パシャッ、パシャッ)・・・よし。君たちはどこから来たんだい?」
ミヅキ:「日本からです。」
おじさん:「おお。そうかそうか。」
モリオ:「あなたは?」
おじさん:「私はハワイ出身だよ。私は小錦の友達だよ!」
モリオ:「ええ!そうなんですか!」
おじさん:「うん、学校の同級生なんだよ。」
モリオ:「おお!」
まさか、小錦の同級生もこのクルーズに乗っているとは。地元ハワイの人も、このクルーズに参加しているということは、それだけこのクルーズが評価が高いということの現れだろう。
ハワイで一番キレイな夕日
この海上から見るサンセットは、今まで私達が見てきたハワイの夕日で一番キレイだった。穏やかな波に、夕日にシルエットのように浮かび上がるヨット。晴れた日のホノルル・サンセットディナークルーズは最高だな。
船内はディスコタイムへ
夕日が沈み、段々と外も暗くなる頃、船内の会場では、ゲストも一緒にディスコタイムが始まる。スタッフが簡単な踊りを踊り、それを見様見真似で踊る私達。段々と場の雰囲気が溶け込んだ頃合いには、参加者でダンストレインを作ったりして、いつの間にか和気あいあいとした会場の雰囲気が出来上がっていった。
プライド・オブ・アメリカの出港
スターオブホノルル号のデッキの向こうには、ホノルルハーバーを離れ、別の島へと出港してゆくクルーズ船「プライド・オブ・アメリカ」の姿も。やっぱりクルーズ船っていいよなぁ。
スターサンセットディナー&ショークルーズの終幕
そうして美味しい食事と、フラを始めとするポリネシア文化を肌で感じるダンスショー、そして会場みんなで盛り上がるディスコタイムと盛り沢山な内容のスターサンセットディナー&ショークルーズが幕を閉じる。窓の外には夕日にほのかに照らされたワイキキの摩天楼の姿に、寄り添うカップルのシルエット。いやぁ、ほんと思い出深いディナークルーズだったなぁ。
最後はバスでホテルに戻る
スターオブホノルル号を下船した私達は、参加証のシールと同じ番号(103番)のシャトルバスに乗って、シェラトン・ワイキキに帰還。送迎が付いて、安心して参加できるハワイのサンセットディナークルーズだった。
スペシャルなショーが付いたハワイ・サンセットディナークルーズは一度は参加するべき
ハワイ・スターサンセットディナー&ショークルーズはいかがだっただろうか。この1スターディナーは、上に3スターディナークルーズ、5スターディナークルーズのクラスがあるので、程々なのかなぁと思っていたんだけど、実際に参加してみると、1スターディナーと言えど用意されていたディナーも美味しいし、ショーも楽しいしで、良い意味で期待を裏切る、非常に思い出に残るディナーショークルーズだった。
ハワイ旅行に何度も行っている私達はもちろん、ハワイに住んでいる人からも支持を集めている充実のハワイ・ディナー&ショークルーズは、ハワイ好きなら一度はぜひ参加してほしい充実度満点のクルージング。参加は直接申し込むことも、事前に日本からVELTRA(ベルトラ)さんのハワイ現地ツアーの中から日本語で申し込むこともできるので、ハワイ旅行に行った際にはぜひ体験してみてほしいと思う。それでは、ハワイ・サンセットディナー&ショークルーズで、思い出に残るハワイ旅行を!
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