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ロイヤルハワイアンホテル 伝説の老舗バー「マイタイ バー」
マイタイ バー / Maitai Bar @ロイヤル ハワイアン ホテル
ロイヤル ハワイアン ホテル のワイキキビーチ前に佇む、世界的に有名な老舗バー「マイタイ バー - Maitai Bar」。このマイタイバーは、ロイヤルハワイアンホテルのビーチサイドにあり、トロピカルカクテルの女王と言われるカクテル「マイタイ」を全世界に広めたビーチバーとしても知られている。一度は、そのマイタイのオリジナルレシピを飲んでみたいと、ロイヤルハワイアンホテルのゲストはもとより、ホテルの外からもたくさんのゲストがやってくる、ワイキキビーチフロントの超人気のバーとなっている。
そんな、歴史的にも深い老舗バーに、私達もロイヤル ハワイアン ホテル宿泊の際に訪問。実際にロイヤルハワイアンオリジナルレシピの「マイタイ」や、ここ限定の「ピンクビール」をいただいてきたので、張り切って実体験レポートしていきたいと思う。
マイタイバーの場所
マイタイバーの場所は、ロイヤル ハワイアン ホテルのワイキキビーチ側。ロイヤルハワイアンホテルの正面玄関から館内を突き抜けてアクセスすることもできる他、ワイキキビーチ側から訪れることもできる。もちろん、ロイヤルハワイアン宿泊者だけでなく、外からやってきて利用することも可能となっている。
マイタイバー / Maitai Bar の入り口
こちらがマイタイ バー(Maitai Bar)の入り口付近。写真の建物はマイタイバーのバーカウンターとなっており、この中でスタッフが、カクテルを作ったりしてくれる。バーカウンターの側面には「maitai」の看板。
夜になると光る「maitai bar」の看板
夜になると、バーカウンターに設置されたマイタイバーの看板はこんな感じで光るので、ビーチサイドのナイトバーの雰囲気がより引き立つような感じにもなる。
マイタイ・バーの客席
マイタイバーの客席の配置がこちら。基本的にテーブル+チェア / イス席となっている。たくさんの人が出入りする店舗なので、ソファ席はカバナ席を除いて用意されていない。客席には写真のように鮮やかなピンクパラソルが設置されているが、時間帯によっては直射日光を浴びて非常に暑い席になる場所もあるので席選びには注意。なお、席はオープンシーティング(空いている場所に自由に座れる)となっているので、マイタイバーにやってきたら、好きな場所に座ればOK。座ると店員さんがメニューを持ってきてくれる。
カバナ席
また、大人数で座ることができるプライベート・カバナ席(写真の奥に写っているカーテンの付いた席)も用意されている。このカバナの利用には以下の条件がある。
利用人数9名まで
カバナ利用は2時間まで
全員合わせて350ドル以上(税、サービス料は別)の注文
メニューは一般のアラカルトメニュー
利用人数10名
カバナ利用は2時間まで
全員合わせて350ドル以上(税、サービス料は別)の注文
利用7日前までにマイタイバー本サイト にて事前予約が必要
メニューは団体用メニューから選択(上のマイタイバーのサイトで確認可能)
利用人数11名〜20名
カバナ利用は2時間まで
全員合わせて700ドル以上(税、サービス料は別)の注文
利用7日前までにマイタイバー本サイト にて事前予約が必要
メニューは団体用メニューから選択(上のマイタイバーのサイトで確認可能)
利用に際しては、注文金額の制限(10人までなら350ドル)が設けられているのがポイントであるが、カクテルのマイタイを頼むと1杯15ドル、食事も20ドル前後からなので、意外とすぐにクリアできる条件になっている。また9名までの場合は、通常のゲストと同じアラカルトメニューからの注文だが、10名以上になると予約が必須で、注文はマイタイバー団体専用メニュー(本サイト内にPDFで掲載) からの事前注文(1杯目のドリンクも注文)となる。
お昼のマイタイ バー
お昼のマイタイ バーの様子がこちら。私達はゴールデンウィーク真っ只中に利用したため、ホテル宿泊ゲストは日本人もかなり多かったのだが、このマイタイバーのゲストの顔ぶれは、7割以上が欧米人(多分本土からのアメリカ人)と、かなりアメリカンな雰囲気が漂う店内となっていた。またオープンから入れ代わり立ち代わりかなりのゲストがやってくるため、満席状態のことも多く、特に一番眺めの良いビーチサイドの席はなかなか空かない場合も多い。
ロイヤルハワイアンのスタッフの話によると、このマイタイバーに訪れている殆どのゲストは、ロイヤルハワイアンの宿泊者以外とのこと。それは、このマイタイバーが世界的にも有名で、欧米人にとっても憧れのバーなのだという証でもある。
ちなみに、ゲストが少なくなって自分が座りたい場所に比較的座りやすい時間帯は、私達がビーチサイドで観察してみて思ったのは「夕方よりもちょっと前」。ちょうど中途半端で外も暑いタイミングだからかなぁ?
夜のマイタイ バー
夜のマイタイバーも活気に溢れている。明かりはテーブルに置かれたランプと、ヤシの木の幹などに刺さっているハワイおなじみの松明スタイルの炎のみで、ナイトバーらしい落ち着いた雰囲気が漂っている。また、店内では生演奏での音楽が掛かっていたりと、リゾートらしい演出も行われているのも特徴だ。訪れているゲスト構成も、昼間はカップルや夫婦といった少人数が多い印象を受けたが、夜は複数人のグループのほうが多いような、そんな感じになっている。
マイタイバーのカウンター席
マイタイバーの店内で、ビーチ側の席と並んで人気なのがこちら、バーカウンター席。ここの席はいつもたくさんのゲストで賑わっている印象だ。マイタイバーはテーブル席でもビーチサイドの雰囲気を存分に味わうことができるが、バーカウンターは、この伝説的なバーの雰囲気を楽しむのには、もっとも良い場所なのかもしれない。
実際にバーカウンター席に座ってみた
私達もせっかくなのでバーカウンター席にも座ってみた。スタッフとの距離も近いため、最初座るのはちょっと勇気が居るかもしれないが、座ってみるとこのマイタイバーの雰囲気に、自分たちが溶け込んでいく感じになってお酒も進む♪ マイタイバーの雰囲気をより楽しめる場所なので、空いていたら座ってみるのをおすすめしたい。
カウンター内のビールサーバー
カウンター席からは、バーカウンター内を見ることができるのだが、そこから見えるこのマイタイバーのビールサーバーの持ち手は、なんとハワイのウクレレやサーフボードの形になっていてとっても可愛らしい。こういった遊び心の効いたところも、マイタイバーの持つ魅力の一つだ。
マイタイバー / Maitai Bar のドリンクメニュー
それではお待ちかね。気になるマイタイバーのメニューを見ていこう。ロイヤルハワイアンホテルはマリオット / SPG の「ラグジュアリーコレクション」ブランドのホテルなので、そのメインバーであるマイタイバーも値段が高いのかと予想するが、実はそんなに高く無い。詳細は後でピックアップして述べるが、名物のマイタイで15ドル、ビールで7〜8ドルと、一般的なホテルのバーの価格帯設定に収まっている。
ピンクビール
まず最初に紹介するマイタイバーのメニューはこちら「ピンクビール」。正式名称は「Royal Hawaiian Hibiscus Hefe(ロイヤル ハワイアン ハイビスカス・ヘーフェ)」という白ビールで、南国らしいスムーズな口当たりと、フルーティーなシトラスノートが特徴の味わいだ。このビールの色はハイビスカス由来のもので、ロイヤルハワイアンと同じ、黄色がかったピンク色も可愛らしい。1杯8ドル。なおこのビールについては、マイタイバーだけでなく、お隣のメインレストラン「Azure(アズーア)」と「Surf Lanai(サーフラナイ)」でも注文することができる。
マイタイバーのビールは、このピンクビールだけでなく、コナビールのロングボードなどもオーダー可能。ただ、料金はこのピンクビールと同じく8ドル〜だったりするので、せっかくマイタイバーに来たなら、このロイヤルハワイアンオリジナルの【ピンクビール】を注文するのがおすすめだ。
おつまみの「おかき」
また、これは時間帯によるかもしれないが、夕方前にカウンター席で飲んでいると、中のスタッフが、このプラスチックカップに入った「おかき」をおつまみに手渡してくれた。もしかしたらカウンター席限定のサービスかもしれないが、おかきはわさびと醤油味の完全日本テイストのお菓子となっていた。また、おかきは少なくなると、それを見たスタッフの人が追加でもう1カップおまけでくれたりして、なんだか嬉しいサービスだ♪
ロイヤルハワイアン・オリジナルの「マイタイ - Maitai」
そしてこちらが、ロイヤルハワイアン・オリジナルの「ロイヤル マイタイ - royal mai tai」。1杯15ドル。マイタイ(Mai Tai)は、1944年にサンフランシスコのレストランオーナー「ビクター・バージロン / Victor Bergeron(以下、ビック)」が発案したカクテルとされ、たまたまタヒチから遊びに来ていた友人に、そのマイタイカクテルを飲ませたところ「Mai tai!(ポリネシア語で「最高」の意味)」と言ったことから、このカクテルの名前が「マイタイ - Mai Tai」と名付けられたと言われている。
そして1953年に、このマイタイの生みの親であるビックに、ロイヤル ハワイアンを開業した the Matson Navigation Company(マトソン社)が、その新しいホテルにちなんだオリジナルカクテルを作って欲しいと依頼。そうして、オリジナルのマイタイに、パイナップルジュースを加え、よりトロピカルな味わいのロイヤルハワイアン・オリジナルの「ロイヤル マイタイ - royal mai tai」が生まれることになった。
誕生からゆうに50年以上もの年月が流れているが、このロイヤルマイタイは、発祥当時のレシピそのままに、このマイタイバーで1杯15ドルでいただくことができる。また、マイタイバーでは、このオリジナルの「ロイヤル マイタイ」の他、ビックの最初の1944年レシピのマイタイ「Vic's '44」(15ドル)や、ジャマイカで作られた21年もののラムを使ったマイタイ「アリィマイタイ - ali’i mai tai」(35ドル)、フローズンタイプのマイタイ「96 degrees in the shade」(15ドル)、KONAコーヒーシロップが使われている個性的なマイタイ「choco-tai」(15ドル)など、様々な種類のマイタイを楽しめる。
その他のカクテル
マイタイバーでは、マイタイだけでなく、その他の、マルガリータやハワイアンブルーといったカクテルも置かれている。料金は14ドル前後から。また、カクテルにはマウイ産のパイナップルをそのまま容器にした「Royal Pinapple - ロイヤルパイナップル」(30ドル)といったスペシャルメニューもいただくことができるので、興味があれば飲み比べて見て欲しい。
マイタイバーのフードメニュー
マイタイバーのフードメニューも見ていこう。フードメニューといっても、このマイタイバーでいただける食事は、がっつり系の食事ではなく、おつまみなどの軽食類が多い。例えばメニューをピックアップすると、ガーリック枝豆(9ドル)、シーザーサラダ(16ドル)、カリカリの鶏唐揚(16ドル)、チップス&ディップス(14ドル)、フィッシュ&チップス(16ドル)、ガーリックステーキ(29ドル)、ジェラート(9ドル)など。どの料理も、お皿をシェアして食べるスタイルのものとなっている。
チップス&ディップス
私達が実際にオーダーしたメニュー内容も写真で紹介。まずこちらは「チップス&ディップス / 14ドル」。チップスには、お芋などのチップスやトルティーヤチップスなどが盛り合わされ、ディップスには、トマトサルサ、アボガドディップ、オニオンサワークリームが付いてくる。小腹を満たすのにはちょうどよいおつまみだ。
クリスピー・チキン・ウィング
別の日に私達がオーダーした料理がこちら「クリスピー・チキン・ウィング - Crispy Chicken Wings」、つまり、カリカリ鶏のから揚げ。16ドル。唐揚げには、リリコイ(パッションフルーツ)とチリペッパーの甘辛ソースが絡まっていて、上にはネギがトッピングされており、日本人のお口にも非常によく合うお味となっている。ミヅキは「美味い!美味い!」とガツガツ食っていた(笑)。
マイタイ バーは思い出に残るステキなビーチバー
ロイヤルハワイアンホテルのメインバー「Mai Tai bar - マイタイバー」の実体験レポートはいかがだっただろうか。トロピカルカクテルの女王「マイタイ」を世界中に広めた伝説のバーでのひとときは、ハワイ旅行のハイライトの一つとして、思い出に残る楽しい時間になるはずだ。
ワイキキビーチを歩いていると、必ず目に入るこのピンクパラソルのマイタイバー。外から見るだけでなく、ぜひ中に足を踏み入れて、ロイヤルハワイアン・オリジナルレシピである「ロイヤルマイタイ」を、青いワイキキビーチを眺めながら味わってみてほしい。それでは、ロイヤルハワイアンのマイタイバーで、思い出に残る楽しいひとときを!
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