マレーシア旅行 -
[マレーシア] 超有名観光地「バトゥ洞窟」の行き方
バトゥ洞窟の行き方
マレーシア・クアラルンプール近郊の超有名観光地「バトゥ洞窟」の行き方を紹介。バトゥ洞窟はマレーシア屈指のヒンドゥー教の聖地として、非常に多くの観光客が訪れる観光スポット。そのため、下のようなクアラルンプールの現地ツアーにもよく組み込まれています。
バトゥ洞窟も巡るクアラルンプール観光ツアー - KKDay
しかし、実はバトゥ洞窟はクアラルンプールの中心部から15kmほどしか離れていないため、自分で公共機関を使って行くことも可能となっています。ツアーを使わずに行くことができれば、バトゥ洞窟に着いたら自由に好きなように観光できるので、旅行の自由度もかなり上がります。
私達のように気ままな旅行スタイルが好きな人は、この記事を読んでバトゥ洞窟までの自分でのアクセス方法を手に入れて、のんびりとしたバトゥ洞窟への観光を楽しんでくださいね。
バトゥ洞窟への行き方は2つ
マレーシアの観光客にとってバトゥ洞窟への行き方は以下の2通りが主なアクセス方法となります。
料金的に安いのは圧倒的に電車でのアクセス方法となりますが、電車を使って行くのは、観光客にとって少し問題もでてきますが、これら2つの行き方について詳しく見ていきましょう。
電車を使う
もう一つのバトゥ洞窟への行き方は、電車を利用することです。バトゥ洞窟へはマレー鉄道「KTMコミューター」を利用してBatu Caves駅を下車してそこから歩いて5分で入口にたどり着きます。料金はクアラルンプール駅からなら2.2RM(約75円)。乗車時間はだいたい20分前後となっています。
「安いし電車のほうが良くない?」
確かに料金だけを考えれば、電車を使うのが一番です。しかしKTMコミューターの駅はホテルなどが集まる場所からは少し離れているので、そこまでMRT(地下鉄)やLRT(モノレール)で移動する必要がある上、さらにバトゥ洞窟への電車の本数はだいたい1時間に1本程度となっていて使いづらく、利用者も多いので快適とは言えません。
つまり、電車で移動した場合は、駅までの移動手段と、駅に着いてからの電車の待ち時間、そして混み具合が非常にネックとなります。
そのため、自分でバトゥ洞窟に行くなら、片道1,000円ほど掛かりますが、私としてはGrabの利用が簡単でおすすめです。あと2人とかで移動するなら、1人あたり500円なのでそれもお得です。
バトゥ洞窟観光
さて、私達もせっかくバトゥ洞窟までやってきたので、このヒンドゥー教の聖地、バトゥ洞窟観光に行ってみたいと思います。
営業時間 | 8:00 - 19:00 |
入場料 | 無料 |
定休日 | 無し |
駐車場 | あり / 1回利用 2RM |
バトゥ洞窟最大の難関は272段の階段
バトゥ洞窟を観光するうえで最大の難関は、何と言ってもこの272段という気が遠くなるような急な階段を登らなくては洞窟にたどり着けないところです。そのため、バトゥ観光に行く際には歩きやすいスニーカーなどの靴が最適です。
また、マレーシアはとにかく年中熱いので熱中症などの対策にミネラルウォーター、汗を拭うためのタオルの持参がおすすめです。
ちなみにこの階段は中年以上の旅行者はかなりしんどい感じで息を切らしながら登っていましたので、この階段を登るときは覚悟を決めて登るようにしましょう。
入場NGの服装など
バトゥ洞窟はヒンドゥー教の聖地。そのため以下のような服装、行動はNGとなるので注意してください。
- キャミソール
- 短いパンツ
- 短いスカート
- ペット同伴
- 裸の格好
- 喫煙
- つばを吐く行為
女性も男性も短パンもNGなので、バトゥ洞窟を訪れる際はロングパンツを履いてくるのが良いです。とはいえ、一部のゲストは決まりを守らずにスカートや短パンでやってきている人もチラホラいます。
ちなみに、スカートや短パン、ノースリーブで来ている人のために、それを覆うスカーフの貸出しが入口のカウンターにあります。もしもNGの服装できたときは、そちらでスカーフを借りるようにしましょう。
猿がいっぱい
このバトゥ洞窟は、たくさんの猿が住み着いていることでも有名で、階段を登っているとこうして間近に出会うことも多いです。人には非常に慣れていますが、野生なので触れないように注意しましょう。
272段の階段
ミヅキがしんどくなったので、途中の階段の踊り場で休憩したときの様子がこちら。写真で見て分かる通り、かなり急な階段になっているので、手すりを持ちながら足を踏み外さないように慎重に登っていきましょう。
バトゥ洞窟の中腹に到着
そうして険しい階段をゆっくり登っていくと、バトゥ洞窟の中腹にたどり着きます。この場所にはヒンドゥー教寺院に土産物屋、休憩用のベンチなどが置かれています。
ヒンドゥー教の寺院にお参り
せっかくここまで来たのでヒンドゥー教の寺院にお参りします。寺院の敷地は土足厳禁となっていて、入口で靴は脱いで中に入ります。
寺院の中では僧侶が居て、近づくと額の真ん中に白灰を付けてくれます。神のご加護がありそうで、なんだか神聖な気持ちになります。ちなみに無料でやってくれます。
バトゥ洞窟の更に上へ
寺院でのお参りを終えて、さらにバトゥ洞窟の頂上へと向かいます。ちなみにミヅキは体力的にここでギブアップで休憩することになり、私だけが頂上へと向かいます。
たしかにここから更に階段を上がって上に進むのは相当しんどいですね。しかし、中腹から頂上への階段は、ここまでの階段よりも傾斜はすこし緩やかとなっています。
バトゥ洞窟の頂上に到着
そうして数多の階段を登り、ようやくバトゥ洞窟の頂上へとたどり着きます。頂上にはこじんまりとしたヒンドゥー教寺院が一つ置かれています。
バトゥ洞窟の頂上は、洞窟の中でありながらも天井が吹き抜けになっているので、上からは太陽の光が降り注いでいて神々しさを感じさせてくれます。
バトゥ洞窟頂上の寺院
バトゥ洞窟頂上の寺院はとてもこじんまりとしていて、中には僧侶と参拝者の姿も見えます。ここまで来るとヒンドゥー教でない私が中に入るのはおこがましいかな?ということで外から中の様子を眺めるだけにしておきました。
ヒンドゥー教の神々
洞窟の壁にはヒンドゥー教の神々も祀られています。なおヒンドゥー教では、シヴァ神、ブラフマー神、ヴィシュヌ神が最も偉大な三大神として崇められています。
バトゥ洞窟を降りる
頂上の景色も見られたことなので、ミヅキの待つ中腹へと戻ります。すると中腹の広場では観光客が落としていったものか、それともここの管理の誰かが置いた?捨てた?感じの食事(フライドライス?)を猿がガツガツ食べていました(笑)
こうして人為的にエサが与えられているので、ここの猿は人を怖がるはずもありませんね。でも近づくと餌を取られると勘違いして怒りそうなので遠目で見守っておきます。
帰りの階段もしんどい
帰りの階段も急なので注意して降ります。それにしてもこの急斜面のバトゥ洞窟の階段は、慎重に降りないと危険ですね。慌てずに降りていきましょう。
バトゥ洞窟周辺の観光
バトゥ洞窟から無事戻ってきた私達は、周辺の観光を見て回ります。バトゥ洞窟周辺には露店や、入場料の必要な観光施設(観光寺院?)も点在しています。
舞踊を披露
せっかくなので私達は近くにあった、入場料5RM(約170円)の「Cave Villa」という寺院に入ってみます。GoogleMapの評価では、この寺院は星2.8と良いとは言えませんが、入場料5RMを取っているだけあって、寺院の中央の広場では1時間30分ごとにダンスショーが催されていました。
実際に見てみましたが、内容的にはかなり素朴で見る価値があるかどうかは人によって分かれそうなところですが、頑張って踊っている姿はつい応援したくなってきます。ミヅキも見て良かったと言っていました。
バトゥ洞窟の行き方と観光情報
マレーシア・クアラルンプール中心部からバトゥ洞窟への行き方、そしてバトゥ洞窟の観光情報はいかがでしたか?
クアラルンプール市内からバトゥ洞窟への行き方のおすすめは、時間の自由度も考えるとタクシーかGrab(グラブ)を利用するのが最もおすすめです。
また、バトゥ洞窟観光では、洞窟への階段がかなりしんどいので、動きやすい服装と靴、タオル、飲水の準備を忘れないようにしたいところ。また短パンや短いスカートやキャミソールもNGになっていて、厳しく入場を断られる場合もあるので注意が必要です。
これらの情報を頭に入れて、有意義なバトゥ洞窟観光を楽しんでみてくださいね。洞窟までは大変ですが、その困難があるからこそ、印象深い観光体験が楽しめるはずです。
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