チャイナエアライン プレミアムエコノミークラス ガイド
今回のエアライン搭乗ガイドは、チャイナエアライン B777-300ERのプレミアムエコノミークラス。チャイナエアラインのB777-300ER(B77W)の機内は前側から「ビジネスクラス」、「プレミアムエコノミークラス」、「エコノミークラス」の3つのクラス制になっている。
普通、日本から台湾のフライトは短距離路線になるので、A320neoなど小型ジェット機などが使用されることも多いが、今回私達が搭乗したCI153便はこの大型のB77Wが使用されていた。
そんなB77Wのプレミアムエコノミークラスに搭乗してきたのでその詳細をレポート。
チャイナエアラインのプレミアムエコノミークラスの機内の様子やサービス、機内食など、チャイナエアラインのプレミアムエコノミークラスに興味がある人は参考にどうぞ。
チャイナエアライン B77W シートマップ
上はチャイナエアライン B777-300ER(B77W)のシートマップ / 座席表。先頭はビジネスクラス、中間にプレミアムエコノミークラス、後方がエコノミークラスになっている。
それぞれのクラスの座席配列は、ビジネスクラスは「2-2-2」、私達が利用するプレエコの座席配列は「2-4-2」、そしてエコノミークラスは「3-4-3」となっている。
入口にはイヤホン
飛行機に乗り込む入口には、座席モニター用のイヤホンが置かれている。なお、プレミアムエコノミークラスの座席には専用のヘッドホンが置かれているので、このイヤホンは必要ない。
チャイナエアライン プレミアムエコノミークラス
今回利用するチャイナエアライン プレミアムエコノミークラスの座席がこちら。座席のスペックは横幅38インチ(約96.5cm)で、普通のエコノミークラスよりも6インチ(約15cm)ほど広い。
また肘掛けは2席ずつ広い肘掛けを共有するような作りになっているのも特徴的だ。
プレエコ席に人が座ったところ
実際にプレミアムエコノミー席に人が座ってみたところがこちら。上の写真はリクライニングを最大まで倒したところだが、座面がスライドして背もたれがリクライニングする構造になっているため、リクライニングを倒しても後ろの座席には一切干渉しないので気兼ね無く座席を倒せてとても良い。
また足元も板が持ち上がるリクライニング機能が付いているので、足も疲れにくいのが嬉しい。
個人モニター
座席の前には個人モニターももちろん付いており、映画やTV番組、ゲームなどを楽しむことができる。またモニター下には充電用USBポートも備わっている。
読書灯
背もたれの横には角度を変えられる読書灯。
肘掛け
肘掛けは大きく、木目調のデザインになっているので、どこかのラウンジのインテリアのような感じで心地よい。
肘掛けの下にはモニター用のコントローラーと、ヘッドホンジャックが備わっている。
折りたたみ式テーブル
折りたたみ式テーブルも大きめ。またテーブルを畳んだ状態でも使用できるドリンクホルダーも備わっている(下写真)ので使い勝手がとても良い。
足置き
足元には足置きも装備されている。この足置きは長距離路線になればなるほど重要な座席の装備。これがあるだけで、体の疲れがかなり変わってくる。
チャイナエアライン プレエコのアメニティ
チャイナエアラインのプレミアムエコノミー席に置かれているアメニティは、ヘッドホン、ブランケット、そしてシートポケットにはチャイナエアラインの機内誌、免税品カタログ、エチケットバッグ。
雑誌などはエコノミークラスのものと変わらないが、ブランケットとヘッドホンはプレエコ専用のものが用意されていて好感が持てる。
チャイナエアラインの機内安全ビデオ
乗客が全員飛行機に乗り込み、機内では機内安全ビデオの放映が始まる。チャイナエアラインの機内安全ビデオはいたって真面目だ。そうして私達は空の上へ…。
チャイナエアライン プレミアムエコノミークラスの機内の様子
飛行機が飛び立ち安定航路に入りシートベルトサインが消えると、飛行機の機内は機内食の準備で慌ただしくなる。
チャイナエアラインのプレミアムエコノミークラスの機内の様子はこちら。非常に快適な機内だが、これが3時間ほどで終わってしまうのかと思うと少しさみしい(笑)。
チャイナエアライン プレミアムエコノミーの機内食
機内食の時間がやってきた。チャイナエアラインでは、上級会員に対して早めに機内食が提供されるので、私のもとにはひと足早く機内食がやってくる。
なお、ミヅキの機内食はまだやって来ないが、どうせなら上級会員の同伴者にも同じタイミングで機内食を持ってきてくれたらいいのに…なんて。
グルテンフリーの機内食
私は軽い小麦アレルギー持ちなので、電話で事前に「グルテンフリー」の機内食を注文しており、そのグルテンフリーの機内食がやってきた。
グルテンフリーの機内食なんて、きっとバナナやリンゴなどのフルーツ食のような簡単なものが出てくるのだろうと予想していたが、やってきたのは、白身魚と温野菜のメインディッシュに、サラダ、フルーツ、ゼリー、そして米粉パンという、しっかりした機内食がやってきてビックリ。
味は薄めだけど悪くない。それにしても、まさか米粉パンを用意してくれているなんて。なんだかとても嬉しい。
プレエコの機内食はエコノミークラスと同じ
私のグルテンフリーの機内食に少し遅れて、ミヅキの機内食もやってきた。ミヅキの機内食は、炊き込みご飯にミートボール、サラダ、フルーツ、パン、そしてデザートに栗モナカという内容。
味は普通に美味しいとのこと。やはり日本発の機内食は、だいたいどの航空会社も外さない。
なお、チャイナエアラインはプレミアムエコノミークラスといっても、機内食の食事内容はエコノミークラスと同じ。
チャイナエアラインの機内サービス
食事が終わると、CAさんがお茶などを持ってきてくれたりするが、フライトが3時間ほどの短距離路線のため機内サービスは必要最小限。食事を下げたりするタイミングが若干遅かったりもするが、この短いフライトでは慌ただしくてCAさんも大変なのだろう。
あっという間に台北桃園国際空港に到着
そうして食事の後に映画を見てフライトを楽しんでいたけど、その映画がフィナーレを迎える前に、あっという間に飛行機は台北桃園国際空港に到着した。映画の続きが気になるから、これは帰りの便で見なくては…なんて思いながら私は入国審査場へと向かった。
チャイナエアライン プレミアムエコノミーまとめ
チャイナエアラインのプレミアムエコノミークラスは、座席も座り心地がよく、設備も充実しているので、これが長距離路線ならさらに快適な空の旅になるはずだ。
今回私達は運良くアップグレードでチャイナエアラインのプレエコ席を体験することが出来たが、料金を支払えば日本から台湾までであれば、片道1人10,000円弱でオンラインチェックインの時などに有償アップグレードも可能となっているので参考まで。
それでは、チャイナエアラインのプレミアムエコノミークラスを使って、快適で心地よい空の旅を♪
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