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スクートの機内食はまずいって本当?食べてみた【SCOOT機内食】
スクートの機内食はまずいって本当?
日本とシンガポールを結ぶ LCC の SCOOT - スクート。スクートは格安航空会社なので機内食は有料となっている。LCCは事前に機内食を自分で選んで注文しておくのがほとんどなので、何を注文しようか悩む人も多いだろう。
だが、何を注文するか以前に『スクートの機内食は「まずい」』と噂されていて注文してもいいのかどうか悩むレベルなのだ。本当に食べられないほどまずいのか、実際にスクートに乗って機内食を食べてみたので、その詳細を実体験レポートしてみたいと思う。
スクートの機内食の価格
スクートの機内食の料金は、機内で購入だとだいたいワンプレートで12SGD(約1,200円)。ソフトドリンクの飲み物付きで15SGD、ミニボトルのワイン付きだと20SGDといった価格設定になっている。
今回私達は、事前にネット予約で機内食をオーダーしたのだが、ネットでの事前予約の場合は、食事と飲み物、スナック付きで1,500円と少しお得。
機内に搭乗してから注文することも可能ではあるが選べる種類が限られていたりするため、機内食が絶対食べたい人、お得に機内食を食べたい人は搭乗前にネットで機内食をオーダーするのがおすすめだ。
飛行機が安定航路に入ると機内食タイム
私達が搭乗したスクートはTR819便(大阪・関西 KIX 14:45 → シンガポール SIN 20:10 / 飛行時間 6時間25分)のフライト。飛行機が空港を飛び立ち、安定航路に入ってシートベルトサインが消えると機内食サービスタイムが始まる。
そして今回私達が頼んだ機内食は、ミヅキが「照り焼きチキン with ライス」、私が「オリエンタルトレジャーライス(具沢山の炊き込みご飯みたいなもの)」。さてどんな機内食がやってくるのかちょっと楽しみだ。
スクート機内食:照り焼きチキン with ライス
そうしてミヅキが頼んだスクートの機内食「照り焼きチキン with ライス」がやってきた。食事プレートはレンジでチンするレトルト料理のようになっていて、見た目はちょっと残念な感じ。飲み物はソフトドリンクを数種類の中から選択可能で、ミヅキはコーラをチョイス。食後のスナックには、シンガポールのお菓子メーカーである ROA のスナック菓子が付いてきた。
木製カトラリー
機内食の食事用のカトラリーは、昨今のSDGsな流れを受けて木製のものが用意されているが、ただ使い捨てで作りが非常に簡素なので、使い勝手ははっきりいって悪い(笑)。
照り焼きチキン!?
そしてレトルト機内食のシーリングを外して、いよいよ機内食とご対面!・・・って、蓋を外して出てきたのは、ブニョっとした感じの何かとライス。確かこの機内食は「照り焼きチキン」だったはずなんだけど、見えているのはそれとは程遠い何か。
・・・まぁ、それでも食べたらもしかしたら美味しいかもしれないし、、、ということで一口食べてみると・・・これがまた見た目通りの不味さ(笑)。しかも温めが失敗していて、ご飯は硬めで所々が冷たいままでパラパラしていて固いという、有料でこれを出すのはちょっとヤバいのではないかという感じの料理になってしまっていた。
ミヅキは私に「食べてみる?w」と言ってたけど、これはさすがに食べたくない(汗)。
スナックは普通
照り焼きチキンは非常に残念なことになっていたが、付け添えのお菓子はビスケットのようなものが入っており、量は少ないけれど、メインの機内食よりは随分とマシなお味だった。
スクート機内食:オリエンタルトレジャーライス
さて、ミヅキの機内食は散々だったけど、中には美味しい機内食があるかもしれない。気を取り直して、もう一つの私が注文したスクート機内食「オリエンタルトレジャーライス」を食べてみることにしよう。
私が注文したオリエンタルトレジャーライスもレトルト食品になっていて、セットにはソフトドリンクの飲み物とスナック菓子付き。
オリエンタルトレジャーライス
蓋を開いたときの機内食の見た目がこちら。ミヅキの照り焼きチキンよりは見た目は良さげな感じ。そして肝心のお味の方は・・・やっぱりまずい(笑)。そしてミヅキの機内食と同様、温めが失敗しているようで、所々の食材が冷たいところもあって、非常に残念な内容になっていた。
正直なところ、これを1,500円出して食べるぐらいなら、お腹が減っていても我慢するほうがマシかもしれない。・・・いやぁ、それにしてもスクートの機内食って、前も食べたことあるけどこんなにも不味かったかなぁ?もしかしたら、コロナがあってからクオリティが下がっているのかもしれない。
ダールカレー
リベンジ、スクートの帰りの機内食。私が注文したのはこちらのバスマティライス(インディカ米の最高品種とされるブランド米)のダールカレー(豆のカレー)。
往路の経験を活かし「カレーはよっぽどのことがない限りそこそこ食べられるはず」ということでこちらをチョイス。
ちなみに飲み物は、スクートプラス(スクートのビジネスクラス)ではソフトドリンクの他に、ビールなどのアルコールドリンクもオーダー可能となっている。
ダールカレーは美味しい?
そしてシーリングを外して、機内食とご対面。気になるそのお味は、ダールカレーはまぁなんとか普通に食べられる感じ。バスマティライスは、やっぱり温めに失敗していて所々冷たいところもあってパサパサしてるが、カレーは油が入っているのでしっかり温まっているので、カレーと一緒に口の中にいれれば、冷たい部分もまぁそれなりになんとかなる。
食後のアイスクリーム
そして機内食の食後にはアイスクリームも付いてきた。アイスクリームは、シンガポールのアイスクリームメーカー「Udders Ice Cream」のもの。ハーゲンダッツなどのアイスクリームに比べるとちょっと味わいは落ちるが、アイスクリームはやっぱり美味しい。
ミネストローネと雑穀米
ミヅキが注文したリベンジ!スクートの機内食はこちらの「ミネストローネと雑穀米」。
ミヅキも往路の機内食の照り焼きチキンのご飯が冷たくてパサパサで食べられたものでは無かったので「スープと一緒に食べれば良いんじゃないか?」ということで、ミネストローネを頼んでみたとのこと。
ミネストローネ
シールを外して出てきたミネストローネと雑穀米がこちら。お味は予想通り、雑穀米はパサパサしていて、もちろん温めに失敗していて冷たい場所がほとんどであるが、ミネストローネの味自体は食べられなくもなく、雑穀米をスープに浸して食べれば腹の足しにはなる感じ。
まぁ今回のスクートプラスの食事ではビールも頼めるので、大好きなビールと一緒なら、不味めの機内食もそれなりに楽しめる気もする(笑)。ごちそうさまでした!
スクートの機内食は利用するべき?
スクートの機内食を実際に2回食べて分かったこと。それはスクートの機内食は、噂通り不味いということだった。この機内食が不味い一番の原因は、温めに失敗してしまっているところ。どうしようもなく美味しくないものもあるけれど、カレーなどはまぁ食べられる味付けになっているので、これをちゃんと温められていれば、もっと美味しくいただけるのになぁ勿体ないなぁという感じだ。
スクートに乗る予定があって機内食を頼むべきか迷っている人は、不味くても腹の足しになるならOKならトライしてみるのもあり。でも、不味いのが嫌な人は頼むのは避けるべき。でも、なんとか機内で食事を済ませたいという時は、機内販売で「カップヌードル」が6SGD(約600円)で売ってるので、そちらを機内で注文するのもいいかもしれない。
いやぁそれにしてもスクートの機内食は、想像以上に不味かったのは衝撃的だったなぁ。今後の改善に期待したいところだ。ではでは。
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