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ベトナム航空 A359 プレミアムエコノミークラス ベトナム⇔大阪 / 搭乗記
VN320便の搭乗開始!
私達の今回のシンガポール旅行も最後の帰国のフライトとなった。VN320便の出発は日付も変わった0:05。段々と出発ゲートにはたくさんの乗客が集まってくる。このフライトは全日空との共同運航便(NH9706)ではあるのだが利用者に日本人の姿は少なく、その多くはベトナム人、それも比較的若いゲストが多い印象だ。
SKY PRIORITYの優先搭乗ゲートを使って飛行機へ
優先搭乗が開始され、デルタ航空ゴールドメダリオン会員である私達はSKY PRIORITYの優先搭乗ゲートを使って飛行機へと乗り込む。ボーディングブリッジは、ビジネスクラスとエコノミークラスで二手に分かれるが、プレミアムエコノミークラスは区分的に「エコノミークラス」と一緒。エコノミークラスの矢印に沿って進んでいく。
飛行機入り口の新聞サービス
飛行機の入り口には新聞が置かれている。さっきのフライト(VN654便)では置かれている新聞に日本語は無かったが、この日本へと戻るフライトでは、日経、アサヒ、ニッカン、と3種類も日本語新聞が並べられていた。
ベトナム航空 VN320便(A359)の機内の様子 / 座席マップ
ベトナム航空 VN320便の座席マップ(座席表)は以下の通り。(座席表をスクロールすると一番うしろの座席まで見えるので参考にどうぞ)。
上の座席マップで緑で表示したプレエコ席が、今回私達が搭乗する座席となる。
ベトナム航空 A359 プレエコ席の座席スペック
ベトナム航空 A359 プレエコ席の座席スペックは、横幅19インチ(約48.26cm)、縦幅(シートピッチ)38インチ(約96.52cm)。シートピッチはエコノミークラスよりも6インチ(約15.24cm)ほど広いが、縦幅に関しては1インチ(約2.54cm)とそんなに変わらない。しかし、肘掛けの幅がしっかりあるので、隣席との距離感があり、エコノミークラスの座席とは全く異なるゆったりとした座り心地となっている。でも、真ん中の4人席の真ん中2席は、プレミアムエコノミークラス席にしてはちょっと窮屈かもなぁ。
座席のアメニティ
ベトナム航空 プレエコ席の詳細を見ていこう。まず座席アメニティについては、用意されているのはブランケットとミニピロー(枕)のみで、アメニティポーチなどは置かれていない。
実際に座ってみたところ
実際にベトナム航空 A359 プレミアムエコノミー席にミヅキ(女性 / 身長160cm / 中肉中背)が座ったところ。やはり、肘掛けがしっかりあるとかなりゆったりとした感じで座ることができる。
座席をリクライニング
このプレエコ座席を最大限リクライニングさせてみたところ。背もたれの倒れ方はそこそこだが、フットレストが持ち上がるので、座っていて疲れにくい感じ。余談ではあるが、飛行機の座席に座って疲れるかどうかは、背もたれのリクライニング角度よりも、足を浮かせて座れるかどうかのほうが重要だったりするので、この持ち上がるフットレストはかなり良いと思う。
個人モニター
個人モニターももちろん完備。画面の下にはUSBポートも付いているので、スマホの充電もOKだ。
電源タップ
肘掛けの下のところには、マルチタップの電源も用意されている。
コントローラーパネル
また、それぞれの肘掛けの内側には、アテンダントボタンや、読書灯などを制御するコントローラーパネルも付いている。
天井設備
天井の設備は読書灯のみで、送風機などは付いていない。・・・とまぁこんな感じで、ベトナム航空のプレミアムエコノミーの座席の装備は、座席以外は基本的にはエコノミークラスと同じとなっている。
出発前のおしぼりサービス
ゲストの搭乗が完了すると、CAさんがエコノミークラスの乗客全員におしぼりを配ってくれるサービスがあり、その後安全設備の説明が個人モニターを使って行われ、その間に飛行機は滑走路へ離陸準備に入っていく。
ベトナム・ホーチミンを出発!
ベトナム航空 VN320便(ベトナム SGN→大阪 KIX)が滑走路を離陸していく。飛行機の窓からはホーチミンの夜景が広がっていてとてもキレイだ。フライト時間は約5時間。機内食のことも考えると、映画2本も見れないぐらいの時間かなぁ?
ヘッドホンの配布
飛行機が安定航路に入ると、機内サービスの時間になる。まずは個人モニター用のヘッドホンの配布。
おつまみサービス
続いておつまみとドリンクのサービス。今回の旅行最後のフライトということで、私達はスパークリングワインをいただくことにした。ドリンクと一緒に出されたおつまみはナッツ。
ベトナム航空の機内食
おつまみのサービスのあと、しばらくすると機内食の時間となる。
機内食のメニュー
今回のVN320便のフライトでは、ちゃんとメニュー表も用意されている。今回のフライトの機内食は朝食メニューで「和食」「洋食(ベトナム航空のCAさんは洋食のことをWestan Styleと呼ぶ)」から選択可能となっている。
海外旅行での最後の帰国便は、やっぱり和食が恋しくなるもの。というわけで、私達は2人とも同じ「和食メニュー」をいただくことにする。
豚の生姜焼き
和食メニューでやってきたのは、こちらの豚の生姜焼き&ごはん。付け添えには、魚の南蛮漬けと、カニカマといんげん豆の味噌和え・・かな?あとパン1個と、フルーツはスイカとドラゴンフルーツが付いてきた。お味は、これもまぁまぁ美味しい。やっぱり、ベトナム航空さんの機内食は昔に比べて美味しくなってるような気がする。
食後のコーヒーと緑茶
食後にはコーヒーと緑茶をいただく。ごちそうさまでした!さて、映画でも見ようかなぁと個人モニターを触ってみたんだが、、、なぜか私達の2席ともモニターが真っ暗なまま何も映らない。仕方がないのでCAさんを呼んでみる。
モリオ:「すいません。モニターが映らないのですが?」
CAさん:「少し確認してお客様のモニターのシステムを再起動させてみます。少々お待ち下さい。」
モリオ:「はい」
そうしてしばらくするとふたたびCAさんがやってきた。
CAさん:「申し訳ございませんがモニターが壊れてしまっているようでして、もし真ん中の席でよければ、座席を変更できますが。」
真ん中の座席は4人席で、その空いている席の2席は他のゲストが座っているので、この窓際の座席よりもプライベート感が無い。それなら、モニターが壊れていてもこの2人席のほうが快適だろうなぁ・・。
モリオ:「いえ、この席のままで良いです。」
CAさん:「申し訳ございません」
というわけで、私達は席を変更せず、このままこの窓側の2人席に座ることにした。そういや、昔、ベトナム航空さんに乗った時も個人モニター壊れてたような・・・。多分、ベトナム航空さんは、こういった備品のメンテは適当なのかもしれない。
朝焼けの空の風景
もうすぐ関西国際空港に到着となる頃、飛行機の窓からは朝焼けの空の景色が広がる。この景色を見ると、またすぐに旅行に行きたいなぁという気分になってくる。まだ海外から帰ってきてる途中なんだけどね(笑)
関西空港に到着
そして私達のベトナム航空 VN320便は、最終目的地である関西国際空港にたどり着いた。ベトナム・ホーチミンからは約5時間のフライトだったけど、やっぱりあっという間に戻ってきた感じがする。お疲れさまでした!
初めてのプレミアムエコノミークラス
今回、私達はオーバーブッキング&ゴールドメダリオン会員のおかげで、格安航空券にもかかわらず座席がアップグレード。ベトナム航空にて初めてのプレミアムエコノミークラスを体験することが出来た。
ベトナム航空さんのA350-900のプレミアムエコノミークラスに実際に乗ってみて、二人旅なら、この窓際のプレエコ席はかなり快適だなぁと思った。また機内食もそこそこ美味しくなってたのでそれも良かった。ただ、私達の座席の個人モニターが壊れちゃってたりと、座席のメンテナンス状態はもう少し改善の余地はありそうで、今後の改善を期待したいところだ。
なお、このプレミアムエコノミー席は、通常のエコノミークラスに比べ、運賃は日本⇔ベトナムで片道2万円程度の差額、往復だと4万円程度の差額があようだが、通常のエコノミークラスに比べると、乗ったあとの疲労感はやはりこちらのプレエコ席のほうが楽なので、もしも旅費の予算が許すなら乗ってみるのもアリではないかと思う。それでは、ベトナム航空のプレエコ席で、快適な空の旅を!
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