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ベトナム航空 A359 エコノミークラス ホーチミン⇔シンガポール / 搭乗記
ベトナム航空 A350-900 / A359 エコノミークラス
ベトナム航空 A350-900(A359 / A350XWB-900)のエコノミークラスに、ベトナム・ホーチミンシティ→シンガポールのフライト(VN657)で搭乗してきたので、その時の様子や座席の広さ、設備、そして気になる機内食などを実体験レポート!
現在ベトナム航空ではこのA359の機材を12台ほど運用しており、日本⇔ベトナムの主力路線でも度々使用されている機材なので、ベトナム航空を利用する場合にはお目にかかることも多い。はたしてそのエコノミークラスの機内はどんなことになっているのか、早速見ていきたいと思う。
ボーディングブリッジからベトナム航空 A350が見えてきた!
ボーディングブリッジを通って機内へと進む。連絡通路の窓からはベトナム航空のA350-900の機体が見える。いよいよ乗り込むよぉ!
飛行機入口付近には新聞サービス
飛行機入口付近には新聞のサービス。好きな新聞を持っていってOKだが、出発地がベトナムなので、置かれている新聞の言語は、英語、ベトナム語、中国語のみ。
ベトナム航空 A350-900 の機内へ
ベトナム航空 A350-900(A359)の機内へ。今回の機材の座席クラスは、ビジネスクラス、プレミアムエコノミークラス、エコノミークラスの3クラス制。私達はプレエコ席のエリアを抜けてエコノミークラスの座席へと向かう。なお、このベトナム航空 A350-900 のプレミアムエコノミー席は復路(ベトナム・ホーチミン→大阪・関西 / VN320)にて利用したので、その詳細については別の特集記事にてお伝えしたいと思う。
エコノミークラスの機内の様子と座席表 / 座席マップ
ベトナム航空 A359(VN657便)のエコノミークラスの機内の様子がこちら。座席配列は3-3-3の一般的なエコノミークラスの座席。座席マップの詳細は下の座席表を参照してほしいが、エコノミークラスに関しては機尾側もすべて3列席となっている。
私達が今回搭乗したエコノミークラスの座席は25G、25H(座席マップの緑色の座席)。機材の中間よりちょっと前よりぐらいにある普通の座席となっている。
ベトナム航空 A359 エコノミークラスの座席
それでは、もう少し詳しくベトナム航空 A359 エコノミークラスの座席を見ていきたい。実際に座席に、ミヅキ(女性 / 中肉中背 / 身長160cm)が座ったところがこちら。座席のスペックは横幅18インチ(約45.72cm)、シートピッチ(縦幅)32インチ(約81.28cm)と一般的な国際線エコノミークラスの座席スペースが確保されており全然狭くはない。
ちゅうか、今回のベトナム航空のフライト VN657便(ベトナム・ホーチミンシティ→シンガポール)は2時間足らずの短距離フライトなんだけど、この中長距離線もカバーできるA359を投入しているとは、、、ベトナム航空にとってこのシンガポール行きの路線はかなり重要なのかも知れない。
エコノミークラス席をリクライニング
このベトナム航空 A350-900のエコノミー席を一杯にリクライニングしてみたところ。まぁ、いうほど倒れない。最近の機材は、エコノミークラスに関しては、トラブルの原因にもなるし、あまりリクライニングしないようになっているようだ。
女性が座った際のフットスペース
女性(ミヅキ / 女性 / 中肉中背 / 身長160cm)が座った際のフットスペースがこちら。足を組めるぐらいの余裕は十分にある。
男性が座った際のフットスペース
男性(モリオ / 男性 / 中肉中背 / 身長170cm)が座った際のフットスペース。こちらも普通に余裕がある感じ。
個人モニター
ベトナム航空 A359 エコノミークラスは個人モニターも完備。また、個人モニターの下部分には充電用のUSBポートも備わっている。しかし、短距離路線のためかヘッドホンの配布は無かった(汗)。つまり、モニターは付いてるけど映画などを音声付きで見ることはできなかった。。。悲しい。
ヘッドレスト
座席の頭部分にはヘッドレスト付き。角度を変えられるので、ちょっとした首枕代わりにはなる。
天井には読書灯
天井には読書灯。そしてベルトサインなどを伝えるサインランプも備わっている。
搭乗が終わって飛行機は滑走路へ
搭乗も無事完了し、ベトナム航空 VN657便は滑走路へのタキシングを始める。今回乗り込んでいるゲストはベトナム人、中国人が多い模様。機内の様子は・・・かなりうるさい(笑)。家族連れのグループも多く、子供もかなり興奮気味で盛り上がっている感じだ。まぁ、このシンガポール行きは国際線とはいえ、2時間程度の短距離路線。まぁこんなもんだろう。
機内サービスの始まり
それでは、ベトナム航空さんの国際線(短距離線)エコノミークラスの機内サービスも見ていこう。まずは飛び立つ前のおしぼりサービス。エコノミークラス全員におしぼりが配られる。
飛び立つ前のおしぼり回収は無い
配られるおしぼりは使い捨てタイプとなっているが、飛び立つ前におしぼりの回収は無いので、使い終わったおしぼりがちょっと邪魔。まぁ、前のポケットのゴミ袋に突っ込んどけばいいかな?
ベトナム・ホーチミンを出発!
いよいよベトナム航空 VN657便はベトナム・ホーチミン タンソンニャット国際空港を出発!安定航路に入る前にはなかなか気流の不安定なところを通り過ぎていったせいで、飛行機の機内はまぁまぁ揺れた。そして機体は気流で揺れるたびに、真ん中の子どもたちが「フォーーーン」とか「ギャーーーー」とか奇声を上げるw 私も飛行機が揺れるの嫌いだから、効果音をつけるのはやめてほしい・・・(汗)ミヅキはニヤニヤ。怖くないんかい!
お待ちかねの機内食タイム!
乱気流帯を抜け、ようやくベルトサインが消え、お待ちかねの機内食タイムがやってきた。ちゅうか・・・あと1時間程度のフライトで機内食なんて配っても大丈夫なのか、見ているこっちがドキドキするなぁ。
なお、機内食のメニューは無く、口頭で「フィッシュ&ヌードル」か「ポーク&ライス」かを聞かれる。飲み物は食事のワゴンの後ろからドリンクワゴンがやってくるので、そちらでリクエスト。もちろんアルコール類もいただくことができる。
ベトナム航空 VN657 エコノミークラスの機内食:ポーク&ライス
ベトナム航空 VN657 エコノミークラスで、ミヅキがチョイスした機内食はこちらのポーク&ライス。メインディッシュのポーク&ライスにサラダ、パンとバナナが付いている。学校の給食のような見た目だが、そのお味は・・・意外にも旨いw このポークのお味は豚の角煮に近い感じ。サラダにもイタリアンドレッシングが付いていて美味。何気にベトナム航空で食べた機内食で一番美味しかったかも。
ベトナム航空 VN657 エコノミークラスの機内食:フィッシュ&ヌードル
私がベトナム航空 VN657 エコノミークラスの機内食でチョイスしたのはこちらのフィッシュ&ヌードル。魚はヤバいかなぁと思ったけど物は試しでこちらをオーダー。恐る恐るフィッシュフライを口に入れると・・・あれ?美味いじゃないか。お味は酢豚。短距離フライトでバタバタの中で出てきた機内食が、イケる味だとは。意外だった。
飲み物はハノイ・ビール
飲み物に私達がいただいたのは「ハノイビール」。ベトナムではビールは氷を入れて飲むと聞いたことがあるけど、このベトナム航空の機内でビールを頼むとCAさんが「with Ice ?」と聞いてくれる。もちろんアイスもいただく。ベトナムのビールは氷と一緒にいただくと美味しい。そんな気がする。
あっという間にシンガポールに到着
そうして約2時間ほどのショートフライトの末、私達を乗せたベトナム航空 VN657便(ホーチミン→シンガポール / A350-900)はシンガポールに到着した。ヘッドホンの配布が無かったので、延々フライトログを眺めていた私。飛んできたルートはかなりグネグネしてるけど、乱気流を避けて飛んだんだろうなぁ。
ターミナルへはシャトルバスで移動
飛行機は空港のかなり端の方に停泊したようで、飛行機をタラップで降りてシャトルバスを使ってチャンギ国際空港のターミナルへと向かうことになる。
まずはビジネスクラスの乗客が全員、専用のシャトルバスに乗り込んで出発した後、ようやくエコノミークラスの乗客が飛行機を降りることができる。エコノミークラスを利用しているゲストからすると、飛行機を降りるのにかなり時間がかかる感じになるが、ビジネスクラス客にとっては快適に移動手段が確保されているベトナム航空。今度はビジネスクラスに乗ってみたいなぁ・・・なんて。
ベトナム航空はチャンギ国際空港・ターミナル4に到着
さて、シャトルバスを使って私達が到着したのは、シンガポール・チャンギ国際空港のターミナル4。このターミナル4は、他のターミナル1、2、3とは少し離れた場所にあるターミナルとなっており、地下鉄(MRT)を利用したり、ジュエルに行く場合は無料のシャトルバスでターミナル2に行かないといけない場所となっている。なお、ベトナム航空利用でシンガポールに行く場合、2019年10月現在、最寄りのターミナルは4になる。なにはともあれ、お疲れさまでした♪
ベトナム航空 A350-900 エコノミークラスの快適度
ベトナム航空 A350-900 エコノミークラスはいかがだっただろうか。今回私達が搭乗したフライトは短距離線のVN657便(ホーチミン→シンガポール / 約2時間)だったためか、機内サービスは必要最小限で、ブランケットや枕といったアメニティも無し、また個人モニターのイヤホンなどの配布もなくて映画を見たりすることはできなかったが、、まぁ、国内線クラスのフライト時間なので、こんなもんかなぁと言えばこんなもんかな?
快適度については、至って普通。良くもないけれど、悪くもない。ただ、こんなドタバタのフライトでも、ちゃんと美味しい機内食が出てきたことには驚いた。ベトナムのビールも機内でいただくことができたし、やっぱりそのへんはベトナム初の4つ星エアラインのおもてなし、というところか。それでは、ベトナム航空で楽しい空の旅を!
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