大阪万博 -

大阪万博2025:未来じゃない、“今”の日本が映る鏡として楽しむ方法

目次

English
  1. はじめに:大阪万博って、実は「完璧じゃない美しさ」が魅力?
  2. 「大屋根リング」は映えスポットじゃなく、“生き証人”として見る
  3. 「飛ばない空飛ぶクルマ」に、日本の夢の“未完”を感じる
  4. 休憩所の「吊り石」は、ドキドキのサバイバル体験
  5. 高額フードは「なにわの商魂」を味わうチャンス
  6. 混雑とアクセス難は「日本の縮図」を体感するスパイス
  7. 旅行プラン:1泊2日で「リアル万博」を満喫
  8. おわりに:大阪万博は「未来」より「今」を楽しむ場所
大阪万博2025:未来じゃない、“今”の日本が映る鏡として楽しむ方法

2025年4月13日~10月13日、大阪・夢洲で開催!ありのままの万博を体験する旅ガイド


はじめに:大阪万博って、実は「完璧じゃない美しさ」が魅力?

2025年大阪・関西万博(EXPO 2025)が、いよいよ4月13日からスタートします。テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。世界最大級の木造建築「大屋根リング」や、150以上の国と地域のパビリオン、未来技術の展示が話題ですが、正直に言うと、準備段階から「工期遅れ」「予算オーバー」「空飛ぶクルマが飛ばない?」なんて声もチラホラ。

でも、ちょっと待ってください。それって逆に、完璧じゃないからこそ面白いんじゃないでしょうか?この記事では、大阪万博を「未来のユートピア」じゃなく、“今”の日本のリアルな姿を映す鏡として楽しむ、ちょっと変わった視点をお届けします。MeasureTripならではの旅行プランも提案するので、ぜひ最後までチェックしてください!


「大屋根リング」は映えスポットじゃなく、“生き証人”として見る

大阪万博2025:未来じゃない、“今”の日本が映る鏡として楽しむ方法

万博のシンボル「大屋根リング」は、直径2km、高さ20mの世界最大級の木造建築。展望デッキからの大阪湾の景色は確かにインスタ映え抜群です。でも、ここでは視点を変えてみましょう。このリング、当初はすべて国産木材を使用するとしながらも、実際は(公式発表では)約3割は輸入木材(フィンランド産)が使用されているそう。一部の情報では「実は殆どがフィンランド産」などという噂もあり、本当のところどのぐらい日本の木材が使われているのか、非常に怪しいものになっています。

だからこそ、これを「未来の建築」と崇めるより、「2025年の日本の現実」を映す生き証人として眺めてみてはどうでしょう?木材の匂いを感じながら、波に侵食される基礎部分を観察すると、まるで現代社会の脆さとたくましさが混ざったアート作品みたい。旅行の記念に、リングの下で「日本ってこういう国だよね」と友達と語り合うのも一興です。


「飛ばない空飛ぶクルマ」に、日本の夢の“未完”を感じる

大阪万博2025:未来じゃない、“今”の日本が映る鏡として楽しむ方法

「空飛ぶクルマ」が万博の目玉の一つとして宣伝されていましたが、蓋を開けてみれば「実寸大模型の展示」がメイン。公道を走れないサイズで、飛ぶ姿は見られないとか。でも、これって日本の技術開発のリアルな一面じゃないですか?壮大な夢はあるけど、法規制や現実の壁にぶつかって「まだ飛べない」。

この未完の展示を、「失敗」と笑うんじゃなく、日本の挑戦の途中経過として楽しんでみてください。模型の前で「あと10年したら本当に飛ぶかな?」なんて想像しながら写真を撮れば、未来へのタイムカプセル的な思い出になりますよ。


休憩所の「吊り石」は、ドキドキのサバイバル体験

大阪万博2025:未来じゃない、“今”の日本が映る鏡として楽しむ方法

会場内の休憩所で話題なのが、頭上に石を吊るしたデザイン。安全性の議論が飛び交いましたが、結局そのまま採用されました。ここでは、快適さを求めるんじゃなく、「サバイバル感」を味わうスポットとして活用しましょう。

石の下でコーヒーを飲む瞬間は、まるで映画『インディ・ジョーンズ』の罠だらけの寺院にいる気分。友達と「落ちてきたらどうする?」なんて冗談を言いながら過ごせば、万博ならではのスリリングな思い出が残ります。ただし、長居は自己責任で!


高額フードは「なにわの商魂」を味わうチャンス

大阪万博2025:未来じゃない、“今”の日本が映る鏡として楽しむ方法

飲食エリアの価格が「ぼったくり」と話題ですが、これも大阪らしい商魂の表れと捉えてみませんか?たこ焼き1個500円、ビール1杯1000円なんて噂も。確かに高いけど、「観光地価格」を超えたその大胆さは、商人の街・大阪のDNAそのもの。

節約したいなら、会場外で串カツやお好み焼きを食べてから入場するのも手。でも、あえて高額フードに挑戦して、「これが大阪万博の味か!」と笑いものにするのも旅のネタになります。メジャートリップ的おすすめは、会場内の飲食を“体験型アトラクション”と割り切ることです。


混雑とアクセス難は「日本の縮図」を体感するスパイス

大阪万博2025:未来じゃない、“今”の日本が映る鏡として楽しむ方法

夢洲へのアクセスは大阪メトロ中央線やシャトルバスがメインですが、開幕直後や夏休みは大混雑が予想されます。埋め立て地の地盤沈下や、地震・台風リスクも指摘されていて、「日本のインフラってこうだよね」と感じる瞬間が多そう。

でも、これをストレスじゃなく、「日本社会の縮図」として楽しむのがポイント。行列に並びながら、地元の人と「大阪っぽいね」と雑談したり、シャトルバスで揺られながら「これも万博の一部」と割り切れば、旅の味わいが深まります。


旅行プラン:1泊2日で「リアル万博」を満喫

せっかくなら、万博と大阪観光をセットで楽しむプランを。

大阪万博1泊2日プラン

1日目
新大阪駅から夢洲へ直行。大屋根リングの下でランチ(持参推奨)、吊り石休憩所で休憩、飛ばないクルマの展示をチェック。夕方は道頓堀で串カツとビールで締め。
2日目
USJで遊びつつ、「万博とテーマパークの違い」を比べてみる。大阪城で歴史を感じて帰路へ。 宿泊はユニバーサルシティ周辺が便利。会場に近くて混雑回避にもGood!

またメジャートリップでは1泊2日のモデルプランも紹介してますので、これらのプランを参考にあなただけの大阪万博2025旅行を組み立ててくださいね↓

大阪万博への旅行プラン:1泊2日で楽しむモデルコース 大阪万博 大阪万博への旅行プラン:1泊2日で楽しむモデルコース 2025年大阪万博を1泊2日で満喫!東京発のモデルコースで、パビリオン巡り、大阪グルメ、観光を効率的に楽しむ旅プランをご紹介。

おわりに:大阪万博は「未来」より「今」を楽しむ場所

大阪万博2025:未来じゃない、“今”の日本が映る鏡として楽しむ方法

大阪万博2025は、完璧な未来像を見せるイベントじゃないかもしれません。でも、だからこそ、日本の技術、経済、社会の「今」が詰まった、生きた展示場として楽しめます。MeasureTrip読者の皆さん、チケットを手にしたら、ぜひこの視点で旅してみてください。未来じゃなく、2025年の日本を切り取った、ちょっと歪で愛おしい万博が待っていますよ!