2025年4月13日から10月13日まで、大阪・夢洲で開催される「大阪・関西万博(EXPO 2025)」。テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」で、161の国と地域が参加し、会場には多彩なパビリオンが立ち並びます。飛行機に乗らずとも、1日で世界中を旅した気分になれるのが万博の醍醐味。今回は、世界のパビリオン巡りで「地球一周旅行」を楽しむためのガイドをお届けします。パスポート代わりに万博チケットを手に、未来と文化が交錯する旅へ出発しましょう!
旅のスタート:会場全体を俯瞰する「大屋根リング」
万博会場に足を踏み入れたら、まずはシンボルの「大屋根リング」へ。全長2km、世界最大級の木造建築であるこのリングは、各国パビリオンを見渡せる絶好のスポットです。ここから眺めれば、アフリカの大地、中東の砂漠、ヨーロッパの庭園、アジアの未来都市が一望に。旅のルートを決める前に、地球一周のスケールを体感してください。リングを歩きながら、次の目的地をワクワクしながら選ぶのもいいですね。
アメリカ大陸へ:アメリカパビリオンの「わび・さび」と最先端技術
最初に訪れたいのは、アメリカパビリオン。日本文化の「わび・さび」にインスパイアされたデザインが特徴で、シンプルながら洗練された空間が広がります。ここでは、持続可能なエネルギー技術やAIを活用した未来の生活を体験可能。インタラクティブな展示で、自分だけの「未来の家」をデザインできるコーナーも人気です。隣接するフードエリアでは、ハンバーガーやタコスを味わいながら、アメリカ西海岸の風を感じてみて。
ヨーロッパの風情:イタリアパビリオンで庭園と美食を満喫
次に足を運ぶのは、イタリアパビリオン。美しい庭園とレストランが融合した空間で、ローマの街並みを思わせるロマンチックな雰囲気が漂います。展示では、再生可能エネルギーとアートが融合したインスタ映え必至のインスタレーションが楽しめます。おすすめは、パビリオン内のカフェで提供される本格エスプレッソとティラミス。ヨーロッパの優雅なひとときを味わいながら、次の目的地へエネルギーをチャージ!
アフリカの鼓動:エジプトパビリオンで古代と未来の融合を
アフリカ大陸へ飛び、エジプトパビリオンへ。ピラミッドをモチーフにした外観が目を引きますが、中では最先端の水資源技術や砂漠緑化プロジェクトが紹介されています。VR体験では、ナイル川沿いの古代都市を散策する気分に。エジプト風のスパイスが効いたスナックを手に持てば、サハラ砂漠の風を感じながら次の冒険へ進む準備が整います。
アジアの未来:韓国パビリオンでテクノロジーとK-POPの融合
アジアへ戻り、韓国パビリオンへ突入!近未来的なデザインの中で、スマートシティ技術やロボット体験が楽しめます。特に注目は、K-POPスターとコラボしたホログラムショー。音楽と技術が融合したステージは、まるでソウルのライブ会場にいるかのよう。キムチやトッポギなどの韓国グルメも味わえるので、アジアのダイナミズムを全身で感じてください。
中東の神秘:サウジアラビアパビリオンで砂漠のイノベーションを
中東の旅は、サウジアラビアパビリオンで。砂漠をイメージした外観の中では、太陽光発電や水素エネルギーといった未来技術が展示されています。没入型の映像体験では、アラビアのオアシスを旅する気分に。アラビアコーヒーとデーツを楽しみながら、中東の悠久の歴史と未来への挑戦に思いを馳せてみては?
旅の締めくくり:日本館で「循環」を感じる
地球一周の旅の最後は、日本館「いのちの輪」で締めくくり。「循環」をテーマにした展示では、日本の伝統技術と最新テクノロジーが融合。畳や竹を使った空間で、未来の持続可能な社会を体感できます。抹茶や和菓子を味わいながら、旅の思い出を振り返るのも素敵です。
大阪万博で地球一周を効率的に楽しむコツ
- 事前予約を活用
- 人気パビリオン(例: 日本館、韓国パビリオン)は混雑必須。公式アプリで2か月前または7日前の抽選予約を済ませておきましょう。
- 移動はシャトルを
- 会場内の無料シャトルを活用すれば、効率よくパビリオン間を移動できます。
- 午後入場が狙い目
- 午前9時台は混雑ピーク。11時以降、特に15時以降は比較的スムーズに回れます。
まとめ:万博で世界を旅しよう!
大阪万博2025は、1日で地球一周旅行を楽しめる稀有なチャンス。161のパビリオンを巡れば、文化、技術、食を通じて世界を感じられます。あなただけの「旅のストーリー」を作りに、夢洲へ出かけてみませんか?
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