エアアジア ハワイ のビジネスクラスは乗る価値ある?
エアアジア ハワイ には、ビジネスクラスにあたる「プレミアムフラットベッド」という座席クラスがある。LCCのビジネスクラスということで、一体どんな座席なのか、気になっている人も多いはず。
私達も何度もエアアジア ハワイに乗っていて非常に気になっていた座席だったのだが、今回(2019年7月)のエアアジア・ハワイ旅行で、タイミング良く空港での有償アップグレードを使ってこのエアアジアのビジネスクラス、プレミアムフラットベッドに搭乗することができたので、その搭乗レポートをお伝えしたいと思う。果たして、このエアアジア・ハワイのビジネスクラスは乗る価値があるのか?一緒に見ていこう。
エアアジア ハワイのビジネスクラスの値段 / 価格
このエアアジア ハワイのビジネスクラスの価格は、BIGセールの時で、片道約7万円前後から購入できるが、日程が近くなってくると、上のスクリーンショットのように片道12万円を超えてくる価格となっており、この値段を出せば同日のJAL ハワイのプレエコ(片道11万円前後〜)も購入できる価格帯なので、かなり割高感が出てくるのは否めない。
また、普通のエアアジア・ハワイのエコノミークラスの座席の場合は、BIGセールのときには片道1万円前後となっているため、その数倍の値段を出してまで購入するべきかどうかは、かなり悩むところとなってしまうだろう。
空きがあれば空港で有償アップグレード可能
しかし、このエアアジア・ハワイのビジネスクラス「プレミアムフラットベッド」は、空きがある場合は、なんと!空港カウンターでチェックインの際に有償アップグレードをすることも可能となっているのだ。
その気になるアップグレード料金は、大阪・関西→ハワイ・ホノルルで片道39,000円(2019年7月現在)/ 1座席。自分がすでに購入したチケット料金にさらにプラスとなり、すでに追加購入した座席指定料金や手荷物料金、機内食といったオプションの払い戻しも無いので、この料金が割安かどうかは人によって異なるが、BIGセール時のエアアジア ハワイ プレミアムフラットベッド(ビジネスクラス)の最安値価格が大体7万円前後なのを考えると、片道3万円以下で購入したエコノミークラスのチケットであれば、関西空港での有償アップグレードはかなり割安なものになると判断していいだろう。
私達もかねてからエアアジア ハワイのビジネスクラス(フラットベッド)には興味があったので、この空港での有償アップグレードを申し込み、2人分のプレミアムフラットベッド(合計78,000円)を購入。支払いはVISA、MASTER、JCBのクレジットカードで決済可能だ。
ホノルルの空港だと片道300ドル!?
さて、大阪・関西からハワイ・ホノルルまでの有償アップグレード料金は39,000円なのだが、今回私達が2019年7月にホノルルから大阪・関西まで戻ってくる際に、ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港のチェックイン時に有償アップグレード料金を聞いてみると、なんと!片道300ドル(約3.3万円)と案内があったのだ!これは大阪発よりも5,000円ほど割安。これには買おうかどうしようか・・非常に悩んだ。
モリオ: 「うぁ、、300ドルだって!帰りは普通にエコノミーで帰ろうと思ってたのに・・・う〜ん、心が揺れるなぁw」
ミヅキ: 「ほんと・・・悩むね。」
空港スタッフ: 「どうします?あと2席のみですよ?」
モリオ: 「隣同士の席ですか?」
空港スタッフ: 「ええ!もうすぐ無くなるかもしれませんよ?」
妙にセールスのうまい空港スタッフに当たった私達(笑)。
ミヅキ: 「よし、買おう!」
モリオ: 「わかった、、、、では、お願いします。」
空港スタッフ: 「かしこまりました。」
お金の決定権はミヅキが握っている我が家(笑)・・ちゅうか、私はこういう思い切った判断が出来なくていつもミヅキが男前に判断する傾向にある。。。そうして私達は帰りのプレミアムフラットベッドも有償アップグレードで購入。300ドルでのアップグレードはかなりお得だと思うので、見つけたときはぜひ。
荷物には優先タグが付く
エアアジアのビジネスクラスであるプレミアムフラットベッドは、受託手荷物(預け荷物)は40kgまでOKとなっており、預けた際にはこのように「XPRESS BAG」と書かれた優先タグが付き、飛行機から優先して降ろされるので、荷物のピックアップ時間も短縮される。
ただし、空港での有償アップグレードの際は、係の人が付け忘れることもあるので、荷物を早く受け取りたい場合は、ちゃんとこの優先タグを付けてもらうようにしよう。
搭乗券は手書きで変更される
また、有償アップグレードの場合は、チケットはこのように手書きで変更される。本当にこれでちゃんとアップグレードされているのか不安になるが、アップグレードされたデータは飛行機のCAさんにもちゃんと伝わっており、搭乗ゲートでも優先搭乗を受けられるので安心しよう。
エアアジアのプレミアムフラットベッドへ搭乗
では、搭乗時間がやってきたので、念願のエアアジア・ハワイのビジネスクラス、プレミアムフラットベッドへ搭乗しよう。プレミアムフラットベッドには、もちろん優先搭乗の特典がついているので、お手伝いが必要な人の次に機内へと進むことができる。
入り口はすべて同じ
エアアジアのハワイ線で使われている機材はA330-300の中型機で、エコノミークラスもビジネスクラスも入り口はすべて同じ。
エアアジア ハワイ線の搭乗口
空港の搭乗ゲートから連絡通路を進むと、見えてくるのが飛行機の搭乗口。ここではCAさんがチケットを確認しているので、搭乗券を見せて中へと入ろう。
プレミアムフラットベッド エリアへ
機内に入ると、プレミアムフラットベッド エリアへと進んでいく。飛行機の搭乗口がその便によって異なるので、飛行機の中に入ってから機首側へ行く場合と、船首にあるギャレーを抜けて機尾側へと進む場合があるが、そのあたりはCAさんが入り口で指示してくれるので、案内に従って進もう。
エアアジア ハワイ ビジネスクラスの座席マップ
ここで座席を紹介する前に、エアアジア ハワイのビジネスクラス / プレミアムフラットベッドの座席マップを紹介しておこう。座席の配列は2-2-2。また、プレミアムフラットベッドは2列しか無いので、全部で12席しか用意されていない、非常に少ない座席数となっている。
エアアジア ハワイのプレミアムフラットベッドに到着!
そうしてエアアジア ハワイで念願だったプレミアムフラットベッドへと到着!座席にはエアアジアオリジナルの真っ赤な枕がすでに用意されている。
モリオが乗ってみたところ
私(モリオ)が座ってみたところがこちら。男性でも十分に座席の広さがある。ほんと、レガシーキャリアの古い機材のビジネスクラスよりも快適性が保たれているのがよく分かる。
プレミアムフラットベッドの一列目は開放感がある
また、一列目は前席が無いため、このように非常に開放感がある見た目になっているので、一列目と二列目のどちらにも空きがある場合は、一列目を選ぶのをおすすめしたい。
プレミアムフラットベッド座席の設備
続いて、エアアジア ハワイのビジネスクラス、プレミアムフラットベッド座席周りの設備についても細かく見ていきたい。
個人モニターは無し
設備のまず最初に、残念なお知らせから。それはこのエアアジアのビジネスクラスには「個人モニター」が付いていないことだ。飛行機に乗った楽しみの一つに、個人モニターでの最新の映画鑑賞などがあると思うが、エアアジアのビジネスクラスにはそれが備わっておらず、置かれているのは機内食メニューや、旅行マガジンなど。また上の写真にある細長いスリットは、雑誌などを差し込むラックとなっている。
しかし、これではビジネスクラスの設備としてはあまりにも簡素なので、その代替策として、エアアジアでは、ビジネスクラス / プレミアムフラットベッド利用者には、映画を見ることができるタブレットの貸出を行っており、離陸後にCAさんが席を回って端末を届けてくれる(詳細は後述)。
前面ポケットの中
前面のポケットの中には、安全のしおり、機内食メニュー(有料)、免税品カタログ、エンターテイメントの案内、旅行誌、エチケット袋などが入っている。
肘掛けは広い
座席の肘掛けは2席で共用とはなるが、ペットボトルなども置ける、なかり広めの肘掛け(横幅約6.25インチ / 約16cm)も装備されている。
読書灯と仕切り
隣との座席の間には、曲げて角度を調整できる読書灯と、プライバシー用の仕切りも用意されている。
座席テーブル
プレミアムフラットベッド席のテーブルは、肘掛けの側面に付いており、必要な場合は引き上げて展開させて使用するタイプになっている。完全に肘掛けに収まるので、使わない時も邪魔にならない。
肘掛け下にも収納スペース
肘掛け下にもちょっとした収納スペースが備わっており、スマホやサービスの水のペットボトル(小)を入れたりしておくのに非常に便利だ。
電源も付いている
また、ビジネスクラスということもあり、肘掛け下にはマルチタップ式の電源タップが各席に1つずつ付いている。USBのポートは付いていないので、充電したい場合は注意しよう。
頭上の荷物収納
頭上の荷物入れも一人1スペース分用意されていて、機内持ち込み用のスーツケースぐらいなら2個ぐらいまでは余裕で収納できるようになっている。ただ、エアアジアの機内持込可能な手荷物はビジネスクラス / プレミアムフラットベッドであっても7kgまでなので、この荷物収納で十分足りるようになっている。
天井の読書灯
天井にも読書灯×2とアテンダントボタン(CAさんを呼び出すコールボタン)も備わっている。
プレミアムフラットベッドエリアはカーテンで仕切られる
また、12席限定のプレミアムフラットベッドは、フライト中はカーテンで完全に仕切られるため非常に静かなエリアになる。しかも、エアアジア・ハワイの場合は、このプレミアムフラットベッドエリアの後ろには、赤ちゃんなどを連れていない10歳以上のゲストしか利用できない「クワイエットゾーン」があり、その後ろが一般席となっているので、一般的な飛行機のビジネスクラスよりも静かな印象だ。
トイレも清潔に保たれている
また、トイレもフライト中は定期的に清掃も入っているようで、しっかり清潔に保たれているのも嬉しいところだ。なお、トイレは飛行機の一番前のトイレがプレミアムフラットベッドエリア専用のものとなっている。トイレのスペック自体は後ろのエコノミークラスのものと同じ。
プレミアムフラットベッド / 座席のリクライニング
エアアジア ハワイのビジネスクラス、プレミアムフラットベッド座席の気になるリクライニング機能も見ていこう。この座席がどのぐらいリクライニングするのかは、乗ったことがない私達にとっても非常に気になるところ。プレミアムフラット ベッドとはネーミングが付いているが、果たしてこのエアアジア ハワイ ビジネスクラスの実力やいかに。
肘掛けのリクライニング操作パネル
プレミアムフラットベッドの肘掛けに付いているのが、こちらのリクライニング操作パネルだ。下3つのボタンで「アップライトポジション / 最初の離陸と着陸時のポジション」「リラックスポジション」「フラットベッドポジション」と大まかに調整できる他、背もたれと脚のリクライニングについては、細かく調整も可能となっている。
背もたれ側面にも調整ボタン
また、背もたれを倒していくと、側面にもリクライニング調整ボタンが備わっている。こちらで操作できるのは「リラックスポジション」と「フラットベッドポジション」のみ。
アップライトポジション
実際に、各ポジションにおけるリクライニングの様子も見ていこう。まずは最初に、デフォルトのポジションである「アップライトポジション」から。こちらは、まぁ見ての通り普通に座っているだけのポジションとなるので特筆することもないが、スペースは広いので窮屈に感じることはまず無い。
リラックスポジション
続いて、程よくリクライニングが効いたリラックスポジションがこちら。テーブルにタブレット端末を置いて映画鑑賞をする時や、機内食をいただく際に便利なポジションだ。実際に座ってみて、個人的な感想としては、若干腰が疲れるなぁといった座り心地。ヘルニア持ちの私としては、ポジション的には背もたれはもう少し寝るか立つかしたほうが座っていて疲れない感じなので、操作パネルでの微調整は必須・・かな?
フラットベッドポジション
そして一番気になるリクライニングポジションがこちらの「フラットベッドポジション」だろう。写真は目一杯リクライニングさせた時の様子。スペック的には12度ぐらいの角度のあるライフラットポジションのフラットベッドとなる。
エアアジア ハワイ ビジネスクラスの機内サービス
エアアジア ハワイのプレミアムフラットベッド座席のスペックやリクライニングを詳しく見たところで、ここからはウェルカムドリンクや機内食などの機内サービスを、実際のフライトの時系列で見ていきたいと思う。
ウェルカムドリンクと機内食のリクエスト
まず最初に、座席に座るとやってくるのはウェルカムドリンクとして、ミニサイズのペットボトルのお水が提供される。通常のレガシーキャリアでは、このウェルカムドリンクにはシャンパンなどが振る舞われるが、エアアジアはLCCなのでお水のみ。
また、このウェルカムドリンクに合わせて、機内食の時間帯を聞いてくれるので、出発して最初の機内食サービスのタイミング(出発1時間後ぐらい?)か、着陸前(到着2〜3時間前)かをリクエストしておこう。なお、事前にフルフラットベッドを申し込んでいる人は、予約の際に機内食を選択していると思うが、私達のように空港でアップグレードした人は、機内食は余っているものから適当にCAさんが持ってきてくれる、もしくはCAさんによっては余っているものの中から選ばせてもらえたりもする。
フライト開始
ウェルカムドリンクの配布が終わり、しばらくすると安全設備の案内が機内放送とCAさんのデモ実演で行われ、飛行機は滑走路を出発。エアアジアの場合、離陸と着陸の際は、スマホなどの電子機器は電源をOFFにする決まりとなっており、端末を弄っていると注意されるので気をつけよう。でも、ビジネスクラスの場合は、CAさんのチェックも若干緩めかな?
ブランケットの配布
フライトが安定航路に入ると、CAさんが専用のブランケットを配布してくれる。(タイミングによっては出発前に行われることもある)
個人モニター代わりのタブレットの配布
機内販売の少し前になると、個人モニター代わりとなるタブレット(10.1インチ)が配布される。この機内エンターテイメント「Xcite」は、エコノミークラスでも有償(片道 1台1,634円)で借りることができるが、プレミアムフラットベッドの場合は無料で付いてくる。
タブレットのバッテリーとヘッドホン
この「Xcite」タブレットのバッテリー稼働時間は最長で6時間ほど。映画なら2本ほど見ることができるぐらいの長寿命バッテリーとなっている。万が一バッテリーが無くなってしまった場合は、CAさんに声をかければ予備があれば交換してもらえる(タイミングによっては交換不可の場合もあり)。
タブレットに入っているエンターテイメント
タブレットに入っているのは、映画を始めTVショーや音楽、マガジン、ゲーム・・・と、レガシーキャリアの個人モニターに近いエンターテイメントが確保されている。しかし、映画に関しては本数は少なく、また英語版のみで日本語対応のタイトルも限られている(日本語の字幕が付いているものは、ポケットに入っているエンターテイメントメニューのカタログのところに「日」のマークが表示されている)ので、ちょっと使いづらい。
機内メニューのオーダー
タブレットを借りた後は、機内食やスナックなどのオーダーをしよう。ビジネスクラスといえど、LCCなので追加の飲み物や食べ物はもちろん有料。
ただ、エコノミーの場合は「次のワゴンが来たら注文してください」など言われるところ、このプレミアムフラットベッドに座っていると、声をかければいつでもCAさんがオーダーを聞いてくれる。こういうサービスの良さは、さすがビジネスクラスだなぁと実感できるところだ。エチオピア航空のビジネスクラスよりもよっぽどCAさんの対応は良い。
おすすめのスナック発見!
また今回のエアアジア ハワイのフライトで見つけた、おすすめのスナックがこちら。トルティーヤチップス with ワカモレ風ディップ。12RM(約360円)。このディップが程よくスパイシーでとっても美味。なお、支払いにはクレジットカード(VISA 、MASTER、JCB)も利用可能。日本円やドルなどの現金でも購入可能だが、為替レートが割高なので、クレジットカードでマレーシアリンギット決済で購入したほうがお得。
スマホで寝る前の暇つぶし
映画を1本見た後は、スマホに入れてあるゲームでしばしの暇つぶし。エアアジア・ハワイの場合、帰りの便は、機内での過ごし方は特に気にする必要はないが、往路は着いてからの体調を考えて、あまり機内で遊びすぎないのがポイントなので、遊び過ぎにはご注意を。
なお、エアアジアの場合は、エコノミークラス、ビジネスクラスを問わず、機内モードであれば、離陸時と着陸時以外はスマホをいじって遊んでいても大丈夫なので、安心して持ってきて大丈夫だ。
機内食タイムまでしばしの睡眠時間
最初に機内食を「着陸前」にリクエストしていたので、それまでしばしの就寝タイムに入る私達。こうして飛行機の移動中に横になって眠れるというのは、フラットベッドならではの特典だ。ただ横になって眠れるだけ・・・と思うかもしれないが、実際このプレミアムフラットベッドで横になって眠ると、この睡眠スペースがどれだけスゴいことなのかを実感できる。ほんと、エアアジア ハワイでは毎回利用したくなるほどの快適さだ。
あと数時間で目的地
そうしてぐっすり眠った後、後2〜3時間で目的地に着くころに機内食タイムがやってくる。これは、大阪・関西からハワイ・ホノルルに向かう空の上の風景だが、ぐっすり眠った後に見る青空はほんとうに清々しい。
機内食いろいろ
では、お待ちかね。エアアジア ハワイ ビジネスクラス / プレミアムフラットベッドの機内食を見ていこう。このエアアジアのビジネスクラスで出てくる機内食は、エコノミークラスでも有料で注文できるもの(WEB事前予約で1,560円)と同じものが用意されており、セットにミネラルウォーターが1本付いてくる。
和風弁当
まずこちらは、大阪→ハワイの往路で用意された、ミヅキの機内食「和風(日本式)弁当」。弁当のパッケージには「Serve Cold」とタグが貼られており、文字通り冷たい。そして恐ろしく・・・まずい(笑)。唯一食べられるのが、手前右にある黒豆ぐらい。ほかは非常にまずい。白米くらいならまだ食べられるかと思いきや、ご飯粒がカチカチでパラパラしててどうにもこうにもいただけない。・・・いや、もちろん、個人的な感想ではあるが。。
焼き鮭添え釜飯風
往路(大阪→ハワイ)で私に出てきた機内食がこちら「焼き鮭添え釜飯風」。ミヅキの機内食のように「Serve Cold」とは書かれておらず、ちゃんと温かいものが出てきた。お味は普通。食べられる。
えびの甘辛ソース和え
お次は復路(ハワイ→大阪)で私(モリオ)に出てきた「えびの甘辛ソース和え / Sambal Shrimp」。上のエビチリみたいなのは、まぁ食べられるが、下のご飯はふやけていて不味い。付け添えのブロッコリも、見て想像できる通りの味・・・。
お口直しにビールでも
ショッキングな機内食だったので、お口直しにビールをいただくことにした。しかし、到着前のタイミングだったため、バドワイザーやハイネケンなどのビールは売り切れ、タイガービールは3本セットでしか頼めないので、仕方なく私はこの「West Coast Lager」という見かけないビールを注文。20RM(約600円)と他のビール(1本15RM)よりも高めなこのビールは「Beerfarm」という西オーストラリアの会社のビールらしい。味は結構濃い目で癖がある感じ。個人的にはタイガービルやバドワイザーなんかのほうが好き・・かな。
エアアジア ハワイのビジネスクラスは乗る価値あり?
エアアジア ハワイ のビジネスクラス / プレミアムフラットベッドの搭乗レビューはいかがだっただろうか。座席自体の快適性は、他のレガシーキャリアのビジネスクラスとほぼ変わらないし、いつも以上にCAさんの対応も良いし、機内食の不味さと他の追加メニューに関して有料なのを除けば、他の航空会社のビジネスクラスに引けをとらない、優秀なビジネスクラスなんじゃないかと思う。
普通、日本からハワイ往復をビジネスクラスで予約しようとすると、ANAやJALでうまく取って往復22〜24万円ぐらい必要となってくるが、エアアジアなら安ければ往復14万円前後からビジネスクラスを購入可能。BIGセールで往復3万円の航空券をゲットできてさらに空港で有償アップグレードを組み合わせられたら、最安値は往復10万円ちょっとで購入可能となる。
ハワイにビジネスクラスで往復一人10万円〜14万円。もちろんこの価格はうまくセールを組み合わせてのものではあるが、レガシーキャリアのビジネスクラスではどう頑張っても無理な価格。このエアアジア ハワイ のビジネスクラス / プレミアムフラットベッドは、予算が許すのであれば十分乗る価値はあるものだと、乗ってみて実感した。
おまけ:私達の支払い総額
おまけに、私達が実際に今回のエアアジア・ハワイ旅行で航空券に使った総額の支払明細も載せておきたいと思う。総額は2人で往復、なんと「205,454円」。これはエコノミークラスを予約した際の、事前の座席指定、荷物追加なども含まれているコミコミの値段。この値段でビジネスクラスで快適にハワイ往復できてしまうのだから、ほんと、エアアジアさんはスゴいと思う。また機会があったら乗ってみたいなぁ・・・エアアジア ハワイ ビジネスクラス。ただあの機内食だけはかなりがっかりなので、今後の改善に期待したいところだ。
エアアジア ハワイ線のビジネスクラス 「プレミアムフラットベッド」搭乗記実体験レビューはいかがだっただろうか?このエアアジア ハワイ ビジネスクラス / プレミアムフラットベッドの搭乗記が、乗ってみたいけど怖いなぁと思っている人の参考になれば幸いだ。それでは素敵なハワイ旅行を!
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