エアライン -
【ジェットスター 乗り方】これで完璧!国内線の座席表と各座席の比較写真有り エコノミークラス【機内食 機内販売】
ジェットスター・国内線の乗り方や機内の様子を徹底解説!
日本航空(JAL)グループのLCCである大人気の「ジェットスター・ジャパン株式会社」。ジェットスタージャパンは国内線16路線、国際線11路線を持ち、JALのマイレージサービス(JMB)も使えるので、非常に利用しやすい航空会社の一つだ。通常のセールでも3,980円などとても安い価格で販売されていて驚くが、時には385円や980円などと信じられない格安航空券も販売していたりするため、乗ってみたい人も多いはずだ。
しかし、ジェットスターはLCC(格安航空会社)。サービスは悪いんじゃないか?座席は狭いんじゃないか?など、心配なことも多いのは事実。そこで今回はジェットスター国内線の乗り方や機内の様子、座席の広さ、乗り心地、そして機内食や機内サービスなどをどこよりも詳しく写真つきで実体験 搭乗レポートしたいと思う。
ジェットスター国内線の機材:A320-200
ジェットスター国内線の機材は「A320-200」。座席数は180席。この機体は、エアアジアやピーチなどの他社LCCでも、近・中距離路線で幅広く利用されているため、搭乗する機会も非常に多い機材の一つと言えるだろう。
ジェットスター 国内線の 座席表 / 座席マップ
ジェットスター 国内線(A320-200)の座席マップは下の図のようになっている。
特徴としては全列 3-3 の配列でツインシートの設定は無し。また、座席クラスもエコノミークラスのみのワンクラス設定となっているが、最前列の左側、12列目、13列目は非常口座席シートとなっており、レッグルーム(足を置くスペース)が広い設定となっている。
なお、座席指定の料金はスタンダードシート(通常の席)>アップフロントシート>エクストラ・レッグルーム・シート(非常口席)の順に高くなってゆく。
価格帯はフライトによって異なるが、大まかには以下の通り。
ジェットスターの座席指定料金
- スタンダード・シート:480円(通常期)から720円(繁忙期)
- アップフロント・シート:680円(通常期)から960円(繁忙期)
- エクストラ・レッグルーム・シート:990円(通常期)から1,280円(繁忙期)
飛行機までの連絡通路
ジェットスターの国内線の飛行機までの連絡通路は、写真のように通常のボーディングブリッジ / 搭乗橋を使ってのアクセスが多い。歩いて飛行機まで向かう感じは、国際線、国内線共に同じような感じだ。
宮古島・下地島での搭乗風景
しかし、写真のように飛行機まで歩いてアクセスすることも結構多い。写真は沖縄・宮古(下地島)→ 大阪・関西空港 / GK378便 - 18時55分発の搭乗風景だ。
外の風景を見ながら飛行機に乗り込むというのは、旅行の雰囲気が盛り上がって、とても楽しい気分になる♪
ジェットスターの飛行機の中へ
連絡通路を越えて飛行機の中に入ると、CAさんが乗客の搭乗券を確認しているので提示して中に入ろう。スマホで表示するデジタルの搭乗券の場合もCAさんにバーコードの付いたものを提示すればOKだ。
座席は全席 革張りシート
そしてこのジェットスター A320 の座席は、全席レザーシートとなっているのもポイントだ。この革張りのシートというのは、ハードに使われる飛行機の座席の素材としてはメンテナンスがしやすく、耐久性もあるのだとか。それにしても、シンプルにブラックで統一された座席の雰囲気は、LCCらしからぬ貫禄があり、私は好きだ。
スタンダードシートに座ったところ
では、実際にこのジェットスターのスタンダードシートに座ってみよう。ミヅキ(身長160cm / 中肉中背)が座ってみたところがこちら。
膝先と前席との隙間
シートピッチが29インチあるので、膝と前席との隙間もそこそこある感じ。ただし、前席の背もたれが湾曲を描いた形になっており、前席の背中側の下側がくぼむようにスペースを確保している省スペース設計なので、実際に座った時の見た目は少し圧迫感を感じるかもしれない。
エコノミー席の座席のリクライニング
エコノミー席の座席のめいいっぱいリクライニングした時のイメージがこちら。これは全席共通のリクライニング角度となっている。
まぁ、少しだけリクライニングしてるかな?程度の角度しか倒れないので、気休め程度のリクライニングだと思っておこう。なお、座席によっては、リクライニング機能がうまく動かない場所もあったりする。
ジェットスター国内線の座席の広さ:非常口席
エキストラ・レッグルーム・シートといわれる非常口席の座席がこちら。ジェットスターのA320-200には、この非常口席が1列目と、12列目、13列目に用意されている。
上の座席マップでは、12列目のところに非常口があり、13列目はその後ろのような感じではあるが、実際はこの通り、12列目、13列目の横にそれぞれ非常口が設けられていて、座席のシートピッチも、12列目と13列目はほぼ同じとなっている。
非常口座席に座ったところ
先ほどのスタンダードシートと同じく、ミヅキが実際に非常口席に座ったときの様子がこちら。パッと見ただけでも、通常のスタンダードシートに比べ、かなりレッグスペースが広いのが分かる。
膝先と前席との隙間 / 非常口席は広い!
エクストラ・レッグルーム・シートに座った時の膝前と前席との間隔がこちら。手前の膝はミヅキ(160cm / 女性 / 中肉中背)、奥の膝は私(170cm / 男性 / 中肉中背)のものだが、写真だけ見ても相当広いのが確認できる。
このエアアジアの非常口席のシートピッチ(座席の前後間隔)は、実際に図ったところ約38〜39インチほどと、普通のスタンダードシートよりも約10インチほど広い設定になっている。
ジェットスター国内線・座席の設備などの詳細
ジェットスター国内線・座席の設備などの詳細も見ていこう。LCCの国内線ということで、座席に備わっている設備は必要最小限。
座席前にはポケットが一つ
座席前にはもちろん個人モニターは無く、マガジンラック程度のポケットが一つと、機内食などに使える折りたたみテーブルのみが備わっている。
座席前ポケットの中身
座席前ポケットの中には、ジェットスターのマガジン、機内食メニュー、そしてジェットスターのお得な格安航空券運賃が載ったパンフレット冊子が入っている。まぁ、国内線のフライトなので、こんなもんだろう。
天井には読書灯や送風設備など
天井には、読書灯、CAさんを呼ぶためのアテンダントボタン、そして送風機がそれぞ備わっている。
座席の肘掛け
座席の肘掛けはこちら。一般的な飛行機の座席ぐらいの幅のある肘掛けなので、隣が近く感じるようなことは無い。一列目の座席以外は、真ん中2つの肘掛けは上げて収納することができる。
トイレもチェック
ジェットスターの国内線には、機内の前と後ろにトイレが備わっている。トイレの中の設備は、普通の飛行機と同じで、おむつ台なども備わっているので、子供連れのゲストにも安心だ。清潔感は普通。
トイレの備品ストックは優秀
トイレに置かれているトイレットペーパーなどの必要な備品のストックは優秀。特にトイレットペーパーのストックは、ゲストも手に届く場所に置かれているので、万が一、ペーパーが切れてしまっても、ストックから取り出すことができる。
非常用設備の案内
もうすぐ宮古・下地島に向けて出発の時。飛行機のタクシングが始まると、機内では非常用安全設備のお知らせが始まる。機内にはモニター等は設置されていないので、安全設備の説明はCAさんによる実演案内となる。
ジェットスター国内線・フライト中の機内の様子
飛行機も無事飛び立ち、安定航路に入ってシートベルトサインが消えた後のジェットスター国内線の機内の様子がこちら。小さな子供連れのファミリーゲストも多いため、たまーに子供の声がすることはあるが、全体的に総じて静か。
これがいつもとは限らないが、エアアジアのハワイ線などよりもかなり静かな印象を受ける。機内の温度も寒くないので、夏場は特に上着は必要無い。
ジェットスターの機内サービス
飛行機も安定航路に入り、しばらくすると、ジェットスターの機内サービスが始まる。今回のフライトは、大阪⇔宮古(下地島)の初就航便なので、記念に宮古島のお菓子「黒糖 雪塩」(Amazonで購入可能)が無料で配られたが、通常のフライトでは基本的に全ての機内食や飲み物、スナックなどはすべて有料販売となる。
ジェットスターの飲み物などの機内持ち込みに関して
LCCはジェットスターに限らず飲み物などは全て有料販売となっているため、機内への飲み物などの持ち込みはできるのか気になるところ。
ジェットスターの飲食物機内持ち込みについて
飲食物は機内持ち込み可能
※ペットボトルなど、しっかりとふたが閉まる容器入りのものは持ち込み可能
※紙コップなどの容器に入った温かい飲み物は持ち込み不可
(こぼれたとき火傷の原因になるため)
※持ち込んだアルコール飲料は機内で飲むことは不可
水やジュース、コーヒーなどソフトドリンクは機内持ち込み可能、飲むことも可能だがビールやワインなどのアルコール類は飲用不可なので注意しよう。(機内販売されているものは飲用可能)
気になる機内販売の価格帯
気になるジェットスター国内線の有料の機内食、飲み物などの機内販売の価格帯は以下の通り( 一部を抜粋)。
機内で注文した機内食メニューの支払い方法
私達もせっかくのジェットスター搭乗の記念にスナック+温かい飲み物(コーヒー)のセット(500円)を注文してみた。
今回は初就航便で、ジェットスターの公式キャラクター「ジェッ太」くんが刻印されているどらやきがあったのでそちらを注文。
ジェットスターでは機内食の支払い方法は、現金のほか、クレジットカード(VISA、MASTER)の利用も可能。レシートはEメールで送信される。Eメールはあらかじめ予約の際のものが座席データに紐づけられているため、注文時に申請する必要は無し。とても便利だ。
機内でのスマホはOK
軽食の機内サービスをいただいた後は、到着までスマホ(機内モード)でゲーム。スマホの使用については特にアナウンスでの注意も無かったので、スマホの取扱に関してはジェットスターは結構緩めなのかもしれない。
最新の記事
人気の記事