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ベトナム航空 A321 エコノミークラス シンガポール⇔ベトナム / 搭乗記
チャンギ国際空港・ターミナル4でのチェックイン
シンガポール旅行も終え、大阪・関西への帰路につく私達。チャンギ国際空港・ターミナル4での優先チェックインカウンター(SKY PRIORITY)にて、私達がチェックインしようとすると、カウンタースタッフから「オーバーブッキングで便を変更させてほしい」とのリクエストを受ける。
私達の本来の搭乗はシンガポール→ベトナム・ハノイ→大阪・関西の乗継便だったのだが、その旅程がシンガポール→ベトナム・ホーチミン→大阪・関西へと変更になるとのこと。出発は3時間ほど遅くなるが、到着時刻はほぼ同じだったのでその便の変更を承諾。その際、「できるだけ良い席を確保してほしい」とリクエストをすると「できる限り対処します」との返事。
結果、再度あらためてチェックインの際には、なんと!シンガポール→ベトナム・ホーチミンのフライトではエコノミークラスの最前列の3席シートを2人で使えるように1席をブロックしてもらえ、さらに次の旅程ではプレエコ席にアップグレード!
ベトナム航空はスカイチームなので、私達のデルタ航空ゴールドメダリオン会員資格の恩恵で、かなり良い席を確保してもらえたようだ。スカイチーム加盟の航空会社利用でオーバーブッキングの便変更依頼は、今後も積極的に受け入れるようにしたい♪
ベトナム航空 A321 座席表 / 座席マップ
さて、いよいよベトナム航空 国際線(SIN→SGN - VN654便 / A321)の搭乗開始が始まる。ターミナルからはボーディングブリッジを通って飛行機へと進んでいく。
ベトナム航空 A321 の座席表 / マップは以下の通り(座席表をスクロールすると一番うしろの座席まで見えるので参考にどうぞ)。
上の座席表でエコノミークラス最前列の緑の座席が、今回私達が搭乗した席で、3人席を2人で使えるようにしてくれている。
飛行機入り口に新聞サービス
飛行機の入口付近には新聞も置かれている。新聞の言語は英語、ベトナム語、中国語で、もちろん日本語新聞は無い。
ベトナム航空 A321 ビジネスクラス席
飛行機の機内に入ってすぐの4列分はビジネスクラスシートが配置されている。ビジネスクラス席といっても、このA321は小型機となるので、フルフラットシートではなく、席が広くてゆったりとリクライニングできるプレミアムシートタイプとなっている。
ベトナム航空 A321 エコノミークラス席
私達が搭乗するベトナム航空 A321 エコノミークラス席・一番前の座席がこちら。一番前の座席なので、肘掛けは固定式で持ち上げて使うことは出来ない。また、個人モニターや電源も無し、背もたれの頭部分にもヘッドレストは無い仕様。あくまで短距離線のシートとなっている。
実際に座ってみた
実際にミヅキが座ってみたところがこちら。普通の広さがあるのがわかるだろう。
エコノミークラス席の座席の広さ / スペック
なお、ベトナム航空 A321 エコノミークラス席の座席スペックは、横幅18インチ(約45.72cm)、縦幅(シートピッチ)32インチ(約81.28cm)とそこそこ広めなのだが、このエコノミークラス席最前列の縦幅(シートピッチ)は測ってみたところ34インチ(約84.36cm)なので、後ろの座席よりも2インチ(約5cm)ほどは広い。
前席が倒れてくると・・・
しかーし、このエコノミークラスの最前列の座席は、前席がリクライニングがしっかりしたビジネスクラス席なため、前が倒してくるとこんな感じで、まぁまぁ狭くなるというデメリットも。多分、総合的に考えると、後ろの座席のほうが乗り心地は快適かもしれないなぁ。
チャンネルコントロール
肘掛けの下にはチャンネルコントロールパネル。多分、ここにイヤホンを差し込めば音楽などが聞けるのだとは思うが・・・残念ながらイヤホンの配布は行われなかった。
背もたれ
背もたれはクッション性のあるものが採用されていて、座ったときの体の安定感は良い。
天井設備
天井設備は、送風機、読書灯、そしてCAさんを呼ぶアテンダントボタンが設置されている。
所々には収納式モニター
また、天井の所々には収納式のモニターも設置されている。
座席アメニティー
座席アメニティーは特には用意されていないが、飛行機の出発前にはCAさんがブランケットを持って回ってくれるので、言えばそのブランケットを貸してくれる。冷え性の人は、たまーに寒いときもあるのでもらっておくといいだろう。
ベトナム航空 機内のトイレ
ついでなので、ベトナム航空 A321の機内のトイレもチェックしておこう。トイレは、機内の一番前と一番うしろに備わっているが、前側のトイレはビジネスクラス専用となっている。トイレの中は至ってシンプル。特筆するほどのアメニティは何も用意されていない。
いよいよシンガポールを出発!
いよいよ私達を乗せた、ベトナム航空 国際線(シンガポール SIN→ ベトナム SGN - VN654便 / A321)が飛び立つ。シンガポールの天候は曇り。シンガポールからベトナム・ホーチミンシティまでは2時間ちょっとのフライトとなる。
ベトナム航空 国際線(VN654便 / A321)機内の様子と機内食
さて、飛行機も安定航路に入り、2時間という短いフライトではあるが、機内食サービスが始まった。ベトナム航空 国際線(VN654便 / A321)機内の様子がこちら。搭乗率は結構高い。なお、機内の環境は普通。特にうるさいとかそういうことは無い。
また、機内食に関しては、メニューは用意されておらず、CAさんの口頭による説明があり、2つのメニューから選択するスタイルとなる。
チキンヌードル
私が機内食でたのんだのはチキンヌードル。付け添えにはサラダとパン。デザートにはバナナが付いてくるという、なんだか学校の給食のような見た目だが、そのお味は意外と美味い。数年前に乗ったときよりも食事は美味しくなっている印象だ。
ポーク&ライス
ミヅキがチョイスしたのは、ポーク&ライス。見た目は素朴だが、こちらもお味はまぁまぁ美味しい。
なお、飲み物にはベトナムの象ラベルのビール「HALIDA - ハリダ」。そのまま飲むと癖があるが、氷で割って飲むと飲みやすくて美味しいので、飲む時は氷も一緒にオーダーすると良い感じ。
ビジネスクラスの機内食
前席のビジネスクラス座席が思いっきりリクライニングしていたので、その隙間からビジネスクラスの機内食も見えたので、せっかくなのでちょっと拝見。すると、デザートとサラダは専用のものが用意されているが、メインの食事は、盛り付けは異なるが、エコノミークラスのものと同じものが提供されていた。こういう短距離線では、ベトナム航空さんは、エコノミークラスもビジネスクラスも食事内容があんまり変わらないのかもしれない。
ベトナム・ホーチミンに到着!
そうして私達を乗せたベトナム航空 VN654便は、ベトナム・ホーチミンシティ / タンソンニャット国際空港に到着。ほんと、東南アジア間のフライトは、国際線と言えど国内線のような気軽さがある。
ビジネスクラス客の退出を待つ
飛行機は滑走路でのタクシングも完了し、飛行機から降りる場面になったが、エコノミークラスとビジネスクラスの間にはカーテンが引かれ、ビジネスクラスの乗客がすべて降機してから、やっとエコノミークラス客の降機が始まる。ベトナム航空はこのクラス間の待遇の線引きをしっかりさせているのがよく分かる。
シャトルバスで到着ターミナルへ
飛行機を降りたら、あとはシャトルバスで到着ターミナルへと移動となり、私達はそこから日本へと帰国するVN320便に乗り継ぐことになるが、そちらのお話は、また下の特集記事で紹介したいと思う。
ベトナム航空 国際線 VN654便(A321)エコノミークラスのまとめ
ベトナム航空 国際線 VN654便 エコノミークラスの搭乗レビューはいかがだっただろうか。約2時間ほどのショートフライトではあったが、ちゃんと機内食もでてくるし、ビールなどのお酒も飲めるので、普通に快適にフライトを楽しむことが出来たんではないかと思う。
なお、ベトナム航空のCAさんは、長距離戦の場合はかなりサービスも良くなっているが、短距離線になると意外とそっけない感じで、サービス的にはLCCとさほど変わらないのであまり期待しないようにしよう。ただ、ベトナム航空は、時たまベトジェットなんかよりも安い値段で格安航空券を販売していることもあるので、もしそんな超格安チケットを見つけたら、ぜひ乗って海外旅行を楽しんでほしいと思う。それでは!
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