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デルタアメックスゴールドでベトナム航空 格安航空券がアップグレード!
優先チェックインカウンター
今回のベトナム航空のフライトはいつもの関西国際空港から始まる。LCCをよく使っている私達はたくさんの人が並ぶチェックインカウンターで手続きを行うのがいつもの風景だが、スカイチームの航空会社を利用するときはちょっと違う。そう、「SKY PRIORITY」と赤く表示された優先チェックインカウンターが利用できるのだ。
今回のベトナム航空のチケットは航空運賃(空港使用料 / 諸税 / サービス料 別)が往復1万8000円という超格安航空券。そのため、事前の座席指定はゴールドメダリオンでもすることができなかったが、チェックインカウンターでは座席の調整を行うことができるので、良い席を確保できないか、ゴールドメダリオンの会員証を提示して試みてみる。
モリオ:「すいません。非常口席か、もしくはエコノミー席の一番前とか、どこか良い席空いてませんか?」
スタッフ:「少々お待ち下さい・・・はい。一番前の座席でしたらご用意できます。」
モリオ:「おお、それでは、その座席をお願いします。」
飛行機の座席は、こんな感じで上級会員用に良い席をキープしていることも多く、タイミングが良ければ、バルクヘッドの座席や非常口席を確保することができる。
JALのサクララウンジで名物カレーをいただく
さて、出国審査も終えてエアサイドにあるJAL サクララウンジへ。ここでは食事やアルコールを含む飲み物が無料で提供されているのだが、そんな中でも特に食べておきたいのは、JALのサクララウンジ名物の「カレー」。JALではこのカレーにかなりこだわりを持っているようで、サクララウンジに行けばいつでもいただくことができる。私達も久しぶりのサクララウンジなので、このカレーを美味しくいただいた。・・・でも、ここで食べすぎると機内食が食べられなくなるので注意・・。
優先搭乗開始!
ボーディングタイムになり、いよいよ飛行機に搭乗だ!この搭乗シーンでもゴールドメダリオン特典がある。それはビジネスクラス客と同じタイミングで「優先搭乗」ができるのだ。この赤い「SKY PRIORITY」の看板を抜けて一足お先に機内へと向かう。
機内ではバルクヘッド席で快適♪
今回のベトナム航空 大阪・関西→ベトナム・ホーチミン(タンソンニャット国際空港)/ VN321便の機材はボーイング B787-9 と新しい機材が使われている。そして私達の座席はエコノミークラスの最前列であるバルクヘッド席。足元は広々で快適な空の旅を楽しめた♪
飛行機からも早く降りられる
そしてエコノミークラスの最前列のメリットとしては、空港に到着したら早めに飛行機から降りられるということもある。ベトナムでの入国、乗り継ぎはかなりの長蛇の列になり待たされる時間も長くなりがちだが、こうしてできるだけ早く飛行機を降りられると、その入国や乗り継ぎもスムーズに行うことができるというわけだ。
乗り継ぎの待ち時間はベトナム航空・ロータスラウンジで
私達の今回の往路の旅程は乗り継ぎ便。ベトナム・ホーチミンのタンソンニャット国際空港で、次のVN657便(ベトナム・ホーチミン→シンガポール)に乗り換えるのだが、その待ち時間は、空港のエアサイドにあるベトナム航空のビジネスクラスラウンジ「ロータスラウンジ」で寛いで待つことができる。ちなみに、このラウンジはプライオリティパスでは利用不可なので、各航空会社の上級会員、もしくはプレミアムクラスの乗客のみが利用できるラウンジとなっている。
乗り継ぎ便も優先搭乗
乗り継ぎ便も、もちろん「SKY PRIORITY」のゲートを通って優先搭乗。早く機内に入れるので、荷物の置き場所を早く確保できるのもこの優先搭乗のメリットだ。
乗り継ぎ便は普通の座席
ベトナム航空の乗り継ぎ便(ホーチミン→シンガポール VN657便 / A350-900)は、搭乗率が高く、最初の便のようにバルクヘッド席は確保することができず、少し前寄りの一般席に搭乗。こうして私達は、上級会員特典を色々と堪能しつつ、シンガポールへたどり着いた。
復路のチェックインカウンターへ
さて、シンガポール旅行の日程を終えて、私達は帰国日にチャンギ国際空港へと戻ってきた。ベトナム航空は2019年10月現在、チャンギ国際空港のターミナル4を利用しており、私達もそのターミナル4にて搭乗手続きを進めていく。
チェックインカウンターにてトラブル発生!
さて、チェックインカウンターにて。もちろん、優先チェックインカウンターにて手続きを行う。私達は事前にWEBチェックインを済ませておいたのだが・・・ここにきてトラブルが発生。なんと!オーバーブッキングが発生してしまったのだ。
スタッフ:「あいにくシンガポール発、ハノイ行き(VN662便)がオーバーブッキングとなってしまい、もし宜しければ、フライトを変更させてもらってもよろしいでしょうか?」
私達は最終目的地が大阪なので、経由地やフライトが変わっても、似たような時間帯に大阪に到着すれば、どの便でも問題はない。そのため、こうしてオーバーブッキングになった際に変更をお願いするゲストに選ばれていたようだ。しかし、せっかく事前のWEBチェックインで二人席を確保したりしていたので、新しい便に振り替えられた時にちゃんと二人が並んで座れる席を用意してもらえるのか、そのあたりがちょっと心配だった。
モリオ:「・・構いませんが、、、良い席、用意してもらえますか(笑)」
まぁ、もともと超格安のチケットなので、本当に良い席が用意されるというのは期待していないが、一応言っておくに越したことはない。
スタッフ:「できる限り良い席をご用意いたします。それでは・・・」
そうして、私達はフライトの振替便を承諾。当初はハノイ経由で大阪だったものが、往路と同じくホーチミンを経由して大阪に戻るフライト(VN654とVN320)に変更となった。
ミールクーポンをもらう
さて、私達の復路のフライトが2時間ほど遅くなったため、少し待ち時間が生じることになったが、ここでちょっと嬉しいサプライズ。なんと、ここチャンギ国際空港・ターミナル4のレストランで利用できるミールクーポンを用意してくれたのだ。1人20SGドルで2人分、合計40SGドル分のミールクーポンだ。このクーポンを手渡してくれたスタッフによると、食事をしてまた15時頃(2時間後)にカウンターに来てほしいとのこと。よし!せっかくなのでレストランで食事をしていこう。
ミールクーポンで食事
・・・というわけで、2Mフロア(出発フロアの上階)にある「LONDON FAT DUCK」という香港料理のお店でランチタイム。ちょいと癖のある味だったが、まぁこれも海外旅行の思い出。全部で60SGドルの食事代だったが、ミールクーポンを使って20SGドルでごちそうさまでした!
チェックインなど搭乗手続きが終わっていた
食事を終えて、約束の15時にチェックインカウンターへ戻る。すると、預けておいたスーツケースの預け入れや座席指定、そしてチェックイン作業をすべてやってくれていて、カウンターには私達の搭乗券が用意されていた。
スタッフ:「まず最初の便(シンガポール→ベトナム・ホーチミン)ですが、3-3列となっていまして、エコノミー席の一番前の3列の窓と通路側をご用意して、真ん中の席はブロックしておきました。」
なんと、エコノミー席の最前列の3席を私達のために確保してくれたらしい。
スタッフ:「次のホーチミン→大阪ですが、こちらは現在通路を挟んで隣同士の席となっていますが、今でしたら並び席などに変更可能です。」
モリオ:「最前列とかは無理ですか?」
スタッフ:「あいにく一杯です。」
モリオ:「座席マップを確認できますか?」
スタッフ:「座席マップは無いですが・・・・」
スタッフは紙に「xxx-xxx-xxx」と書き記す。どうやら、3-3-3の座席配列の飛行機のようだ。
モリオ:「それでは窓側の通路から並びでお願いします。」
すると、スタッフの人は、新たに搭乗券を作り直して私達に手渡してくれる。その搭乗券に書かれた座席番号は「14B」と「14C」。やけに前の方の座席番号が書かれていたが、まさかこの番号がプレミアムエコノミーの座席だとは、私達はこの時気が付いていなかった。
スタッフ:「それでは、こちらがラウンジクーポンとなりますので、待ち時間にお使いください。」
モリオ:「ありがとうございます。」
優先搭乗開始!
いよいよシンガポール発、ベトナム・ホーチミン行きのフライト(VN654)の搭乗が始まる。もちろん張り切ってSKY PRIORITY の優先搭乗を利用して、一足早めに機内へGO!
3席を二人で使える幸せ♪
空港スタッフの言葉通り、私達はエコノミークラスの一番前の3人席を二人で広々利用することができた。いやぁ、オーバーブッキングでのフライト変更も悪くないね♪
ベトナム航空 A321 エコノミークラス最前列のデメリット
しかし、この飛行機は A321 のナローボディの機材になっているのだが、このエコノミークラスの前はビジネスクラスが用意されており、ビジネスクラスの乗客がシートを倒すと、私達の座席はこんな感じでかなりシートピッチが狭くなってしまう(笑)。なので、このベトナム航空 A321の機材に関しては、エコノミークラス最前列は、そこまで快適ではないので注意しよう。
ベトナム・ホーチミンに到着!
そうして約2時間のフライトを経て、私達はベトナム・ホーチミン タンソンニャット国際空港に到着。相変わらずベトナムの空港はすごい人だなぁ。パワーがある。さて、乗り継ぎゲートを通って出発エリアへと進もう。
PPラウンジを利用
さて、帰りの乗り継ぎでもベトナム航空のロータスラウンジを利用できたんだけど、まだ利用したことがないプライオリティパスのラウンジ「ORCHID LOUNGE - オーキッドラウンジ」があったので、今回の待ち時間は、このオーキッドラウンジを利用することに。
このオーキッドラウンジは、置いてある食事もロータスラウンジに引けを取らない充実の内容になっていて、とっても良い。さらに、フォーに関しては、私的にはこっちのほうが美味しい・・・気がする。
最終便も優先搭乗で
そうしていよいよ私達のフライトの最終便であるVN320(ホーチミン→大阪・関西)の搭乗時間がやってきた。もちろん最後も優先搭乗でひと足お先に機内へと向かうよ!しかし、搭乗ゲートでチケットをスキャンする際、ミヅキの搭乗券にエラー表示が・・・(汗)。どうやら、直前で機材が変更になったため、座席配列が変わってしまい「14B」が無くなってしまったようだ。
すると係員の人は、ミヅキの航空券の座席番号のところに「14A」と手書きしてくれ「座席を変更しました」と一言。「隣同士ですか?」と聞くと「もちろん」とのこと。良かった。飛行機に向かおう。
うぉ!!プレミアムエコノミー席じゃないか!
そうして14列を探しながら機内を後ろに歩いていくと・・・なんと、プレミアムエコノミー席に私達の14列目があるではないか!まさか、オーバーブッキングでエコノミー座席をプレエコ席にアップグレードしてもらえているとは・・・。これは、まさにゴールドメダリオン(スカイチーム:エリートプラス)の会員パワーだな。ちゅうか、プレエコ席なんて初めて!ミヅキも座ってニヤニヤしている(笑)。
格安航空券がプレミアムチケットに!
こうして私達は、ホーチミン発、大阪・関西行きのVN320便(A350-900)にて、アップグレードで思いがけずプレミアムエコノミー席を利用することができた。往復1万8000円の激安航空券が、まさかこんなプレミアムな航空券になるとは・・・。本当に、デルタ航空ゴールドメダリオンさんの威力はヤバい。
久しぶりにベトナム航空を利用した今回のシンガポール旅行で、道中は良い席にしてもらえて、さらにラウンジも使えて、極めつけはプレミアムエコノミー座席へのアップグレード!もちろん、このアップグレードには様々なラッキーが重なっているのではあるが、こういう幸運なフライト体験も、デルタ航空のゴールドメダリオン会員資格があってこそ。やはり、スカイチームの航空会社を利用する際は、ぜひデルタ・スカイマイル・アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード(デルタアメックス・ゴールドカード)は持っておくべきだな、と実感した旅行となった。
私達が利用するのは毎度毎度激安の航空券ばかりだが、どんなに激安の航空券でも、快適な空の旅ができる上級会員資格は凄い。スカイチーム利用するなら是非とも持っておきたいクレジットカードだ。「デルタ・スカイマイル・アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード(デルタアメックス・ゴールドカード)」をできるだけお得に作りたい人は、下の『デルタアメックスゴールドカードのキャンペーン&お友達紹介』を参考にどうぞ。
デルタアメックスゴールドのお問い合わせ
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