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【グルテンフリー生活】小麦アレルギーでも醤油は大丈夫って本当？【グルテンフリーしょうゆ】

小麦アレルギーでも醤油は大丈夫？

醤油の主原料は、大豆、小麦、塩。小麦は醤油の旨味や風味を豊かにする成分で、一般的な醤油には欠かせない材料となっています。

そのため、私のように小麦アレルギーの人にとっては原材料に小麦が使われている醤油は口に入れないほうが良いと考えてしまいますが、厚生労働省のガイドラインでは「醤油は小麦アレルギーでも摂取できる」と定められています。

果たして本当に小麦アレルギーの人が、小麦を使って作られた醤油を摂取しても大丈夫なのか？？小麦を摂取すると鼻水や皮膚の湿疹や痒みが出てしまう小麦アレルギー持ちの私が実際に小麦が使われている普通の醤油を摂取して確かめてみました。

まず最初に、小麦を原材料に使っている醤油が「小麦アレルギーが出にくい」とされている理由。それは、醤油を製造する過程で小麦のたんぱく質成分（小麦アレルギーを引き起こす原因）が分解されてしまうから。

そのため、醤油は原材料表示で「小麦」としっかり書かれているのですが、小麦アレルギーの人でも摂取しても問題無いとされているのです。

しかし、そうは言われても本当に大丈夫なのか、小麦アレルギー持ちの人は怖くて摂取するのをためらうのもまた事実。そこで軽度の小麦アレルギー持ちの私が、小麦を使った醤油を食べても本当に大丈夫なのか、実際にすき焼き（醤油を大量に使います）を作って確かめてみることにしました。

その結果は・・・「たぶん大丈夫（？）」という感じでした。

私は小麦を摂取すると少ししてからアレルギー性鼻炎の症状や、皮膚のかゆみが現れるのですが、このすき焼きを食べている時やその直後は特に問題無く、更に次の日の朝も顕著なアレルギー反応は無く、なんとなく若干鼻水や皮膚のかゆみの症状が出るような気もするなぁといった感じ。

神経質に見ると症状は出ているかもしれないけど、他の摂取物による原因かもしれないし、そこまで気にする必要は無いんじゃないかという印象でした。

軽度の小麦アレルギーの私の場合はこんな感じだったので、軽度の小麦アレルギーの人で普通の醤油を食べてみたいという人は、（もちろん自己責任ですが）まず少量だけ試してみて…もしも大丈夫そうなら、食生活に普通の醤油を入れてみるというプロセスを試してみてもいいかもしれません。

ただ、やはり「小麦が原料に含まれている醤油は使いたくない！」「グルテンフリーな生活がしたい！」、そう思う人も多いはずですし、敏感な人だと小麦タンパク質が分解されたはずの醤油でもやはりアレルギー症状が出てしまうケースもあります。

しかしここ日本では、醤油という調味料は食生活に無くてはならない存在でもあるので、醤油を排除した生活を送ることはかなり至難の業。

そんなときに活躍してくれるのがグルテンフリー醤油です。グルテンフリー醤油とは原材料に小麦を使っていない醤油のこと。

大手のキッコーマンが手掛ける「ハラール醤油」は私が普段から食事に愛用している醤油ですが、味わいは一般の醤油に比べて塩分が少し強めで、料理に使うときには慣れが必要ですが、このグルテンフリーの醤油なら、小麦アレルギーの人でも安心して食べることができます。

醤油は使いたいけどグルテンフリーな食生活を送りたい。そんなときは、この小麦を使っていないグルテンフリー醤油を使ってみるのをおすすめします。いやぁそれにしても小麦フリーの生活って、この日本だと大変だなぁ。