スマートカジュアル推奨
男性:ジャケット、Yシャツなどの襟付きのトップス、革靴など
女性:ワンピース、ブラウス+スカート、パンプス、ヒールサンダルなど
※Tシャツ、ジーンズ、デニム、ショートパンツ、スニーカー、カジュアルサンダル、リュックは不可
私が実際に参加して感じた印象では【バトー・ムッシュ ディナークルーズ】は少しお洒落して向かったほうがより雰囲気をより楽しめると思います。
記念撮影
料理を持ってきてくれたウェイターの人と私達も記念撮影。船内はみんな思い思いにテーブルで会話が盛り上がっている感じで、ほどよくザワザワしていて賑やかです。雰囲気的には高級レストランというよりは、小洒落たビストロのような、、、そんなリラックした居心地の良い空間になっています。
周りの楽しそうな雰囲気も相まってワインが進みます(笑)。どんどんワイン飲みますよぉ。降りるまでに飲み干します!
【バトー・ムッシュ】はガラス張り/ 窓際席がおすすめ
【バトー・ムッシュ ディナークルーズ】の船内は全面がガラス張りになっています。外の景色に見とれている人、食事に夢中な人、そしておしゃべりに忙しい人。色んな人がそれぞれの楽しみ方でこのセーヌ川クルーズを堪能しています。席は窓際席がおすすめですが、必ず事前指定できるわけではないので注意が必要です。
私達が参加したときは18:00発と20:30発との2部制で開催していたためか、全ての客席が窓側になっていてどの席からでもセーヌ川からのパリの夜景を綺麗に楽しむことが出来ましたが、現在は20:30発の1コースのみとなっているためか?船の中央部分にもテーブルをセッティングしています。窓際は【エクセレンスディナーコース】の人から優先的に案内されるので、どうしても窓際に座りたい場合は【エクセレンスディナーコース】を申し込むのをおすすめします。
※【エクセレンスディナーコース】を申し込んでいたとしても集合時間に遅れすぎるといい席が無くなってしまっている可能性もあるので、できるだけ早めに向かうようにしましょう。
船内の客層は東アジア系は私達と、韓国人カップルの2組だけでした。他は中東からのゲストが少々、そして大所帯でやってきているインド系家族、あとは欧米系の夫婦やカップルが6〜7割、、そんな感じでした。
たまにフランス・パリの旅行情報とかに「人種差別された」という口コミもあったりしますが、私達の旅行ではそういったものは感じませんでした。逆にフランス語がわからなくて困っていると、近くに居る見ず知らずの人が英語で通訳みたいなことをしてくれたり…と、むしろフランス人は優しい気がしました。もっと深く知っていくと色々あるのかもしれません。
バイオリンの演奏が始まる
程なくして、船内ではバイオリニストによる生演奏が始まりました。
セーヌ川クルーズをしながらフランス料理を食べて、そしてバイオリンの生演奏を楽しむ…なんだか、すごくセレブになった気分です♪
子牛のシキンボ
生演奏にウットリしているとメインディッシュが運ばれてきました。
モリオがチョイスしたのは、大好きな【牛肉】のメニューです。この【シキンボ】というのは、お肉の部位の名前で、外ももの一部。
【シキンボ】はかなり硬い部位に該当するので、通常はステーキなんかには向かないらしいのですが、ここでサーブされた【シキンボ】は上手く調理されているためとても柔らかく普通に美味しくいただけました。食感は牛肉というよりは豚肉に近い感じです。
なお、私たちはプレステージディナーコースですが、エクセレンスディナーコースの人の牛肉メニューは【フィレ肉】となっているようです。こういう違いが115ユーロ(プレステージディナー)と155ユーロ(エクセレンスディナー)の差に繋がっているんですね。
安い方(プレステージディナー)にするか高い方(エクセレンスディナー)にするか迷うと思いますが、お得に【バトー・ムッシュ ディナークルーズ】を楽しみたい場合は、食事に限ってはプレステージディナーで十分だと思います。プレステージディナーのコースも十分美味しかったですよ♪
※窓際席希望の場合は高い方のエクセレンスディナー一択だと思います。
鴨のトゥルヌド
私、ミヅキのメインディッシュがこちら、鴨のトゥルヌド。【トゥルヌド】とは肉をベーコンでくるんで焼き上げた料理の手法です。鴨肉にベーコンのスモーキーな味が加わって、クセのない美味しい料理に仕上がっていました。ソースは胡椒ベースで少しスパイシー。小さめのじゃがいもが添えられているんですが、かなり量がありますがソースを付けて美味しくいただきました。
記念撮影タイム
メインを食べ終えてワインを飲みながらパリの夜景を堪能している傍らで、この船専属のカメラマンのおじさんが各テーブルを周り写真撮影がはじまっています。私達の席にもそのおじさんがやって来て数枚写真を撮っていきました。その時の写真がこちら。
ワインを片手に2人で気取っていると、この写真を撮り終えた後に、「ワイン下げて」と笑って言われました。どうやら気取り過ぎらしいです(苦笑)。
この写真は、しばらくすると船上でプリントアウトされてテーブルに配られます(2枚配られ、1枚はカラー、もう一枚は白黒)、、、が、無料ではなく有料となっているため、持って帰るにはお金を払う必要があります。1枚15ユーロでした。(現在は1枚10ドルになっているようですが、このあたりは多少変更があるかもなので参考程度に。)
さて、紹介し忘れていましたが、 モリオの服装は、、、グレンチェックのウール混シャツにテーラードのジャケットを合わせ、パンツは少し光沢があるドレッシーなパンツを合わせています。いつもクルーズ船に乗るときに履いているパンツです。男性はとりあえず1本キレイ目のパンツを持っていると何にでも合うので重宝します。
実際、クルーズ船の中で男性の服装を見てみると、襟付きシャツにセーターを合わせている人や襟付きシャツにジャケットを羽織っている人が多い印象です。
シャツは柄物や色物、白など様々。とりあえず襟付きのシャツにジャケットを羽織っておけばタイなどは無しでもOKです。今回モリオもタイは付けていません。ちょっと洒落たレストランにディナーに行くような格好でOKです。
バトー・ムーシュ ディナークルーズ参加時 男性の服装
- ウォームシャツ(ヒートテック)
- 襟付きウール混シャツ
- テーラードのジャケット
- キレイ目のパンツ
ゲストがチラホラ甲板に
この船【バトー・ムーシュ】は上が甲板になっており、食事の途中でもいつでも好きに上がって景色を楽しむことができるようになっています。
【バトー・ムーシュ】のセーヌ川クルーズでは、川の畔の各観光施設(エッフェル塔や自由の女神、教会など)を巡るため、実は見どころがたくさんあります。
もちろんテーブルから眺めるのも良いんですが、ガラス越しになってしまうため、やはり甲板に出て見たほうがキレイに見えます。
ただし夜のクルーズ中はとても暗いので、ちゃんとした夜景が撮れるカメラを持っていないと、写真はブレブレになります。私達の写真もブレブレが多いこと多いこと(汗)。
バトー・ムーシュの甲板へ
暗すぎていい写真はあまりないですが、雰囲気だけでもお伝えできれば、、、ということで、甲板にも登ってみました。川の上ということもあり、甲板は「激寒」です。しっかりと温かい服装でないと凍える寒さです。
私は薄めのダウンジャケットを着てきましたが、、、うぅ、、、それでもやっぱり甲板は激寒いです。ブルブル震えていたら…エッフェル塔が近づいてきました!
ブレブレのエッフェル塔
一応二人のバックにエッフェル塔を収めてみました、、、が、やはりiPhone SEの貧弱な120万画素のインカメラでは、この暗さではピントが合わせられません。新しい最新のiphoneやGoogle Pixelだったらきれいに撮れるかもしれません。
我が家のカメラ(スマホ)ではきれいに撮れないので、この美しい夜景は目に焼き付けておきます。
写真を撮ってもらう
また、私達がセルフィーで写真を撮っていると「写真撮りましょうか?」と優しく英語で声を掛けてくれる人もいました。ありがとうございます♪ お互いで撮りあいこをしました。
こういうフレンドリーな雰囲気の中、セーヌ川クルーズは進んでゆきます。さて、、、凍えるのでそろそろ中に戻ります(震)。
もうすぐ折り返し
エッフェル塔を過ぎ、バトームーシュ船は航路を折り返し始めます。船内のゲストも皆リラックスした様子で流れてゆくパリの夜景とお酒を楽しんでいる様子。
私達のフルボトルワインも、やっと半分以上は飲めたかなぁ・・・というくらいです。
モリオ:「ワイン、まだ半分近く残ってるけどまだいける?」
ミヅキ:「うーん、少しずつかなぁ。結構酔っ払ってきたw」
モリオ:「オレもw まぁ、フラフラしてきたら極寒の甲板に行ったらすぐシャキッとするとするやろ(笑)。」
私もだんだんいい感じに酔っ払ってきました。
チーズは濃くて美味しい
デザートの前に希望者にチーズのサーブが行なわれます。無料なので、私達ももちろん頼みました。が!このチーズ、見た目はすごくソフトな感じなんですが、食べてみるとしっかりとした濃い味のとっても濃厚なチーズなんです。
私はチーズ好きなので「濃くて美味しい♪」と思っていましたが、チーズがはそれほど好きではないモリオにはちょっとキツかったらしいです。
有料の記念写真
チーズの後、テーブルには先程の記念撮影の写真が配られました。最初は配られただけで特に何のアナウンスも無かったので「この写真は無料で貰えるのかな?」と思っていたら、、、しばらくして、ちゃんと写真担当のスタッフが各テーブルを回って写真の説明と、要らない人の写真を回収して周っていました。
見た感じ、多分8割ぐらいのゲストは買っていませんでした。欧米の人ってこういうところって結構シビアでお金使わない感じがします。
イチマイジュウゴユーロ
私達のテーブルにも写真のスタッフがやってきました。
スタッフ:「ハイ!シャシンハイチマイジュウゴユーロ、ニマイデニジュウゴユーロデス♪」
モリオ:「うぉ、日本語だw」
ミヅキ:「すごい、ちゃんとゲストに合わせて言語対応してるんだね。」
モリオ:「では1枚ください。」
スタッフ:「カラー?モノクロ?」
モリオ:「うーん、、、どうしよう?」
ミヅキ:「カラーかな?」
モリオ:「カラーで。」
悩むぐらいなら2枚とも買えば?と突っ込まれそうですが、こういうところをちょっとだけケチるのが私達夫婦(笑)。写真1枚に15ユーロは高いなぁとは思いつつも、素敵なパリでの思い出に…と、1枚買いました。支払いは現金で手渡しです。(現在は1枚10ドルのようですが、このあたりは状況によって変わるので参考程度で。)
午後22時
午後22時。さっき通り過ぎたエッフェル塔が再び景色に現れました。午後22時といえば、、、そう、このエッフェル塔の夜の毎正時に行なわれるライトショーの時間です!
船はライトショータイム中でキラキラ輝くエッフェル塔を間近に見ながらしばらく停止しています。ゲストもみんなキラキラのエッフェル塔に釘付け。このライトショーの時間にエッフェル塔を横切るように計算されたルートだとしたら「なんて粋な計らいなの?」と感動しました。めちゃめちゃロマンチックなシーンです。
【バトー・ムッシュ】セーヌ川ディナークルーズのハイライト
エッフェル塔のライトアップを通り過ぎた頃、今度は船内のバイオリン演奏がクライマックスになり、バイオリニストが演奏をしながら各テーブルに挨拶をして回ってゆきます。
自然と客席から溢れてくる手拍子と、それに合わせてリズミカルにメロディーラインを刻んでゆくバイオリンの演奏。さすがは老舗のセーヌ川ディナークルーズ【バトームーシュ】。2時間余りの【バトー・ムーシュ】リバークルーズはとっても思い出に残る素敵なひとときでした。フランス・パリに訪れた際は一度は堪能したい素敵な時間が流れていました。
私たちは日本から事前にベルトラからネット予約しました。
色々と調べてみましたが、この【バトー・ムーシュ】のディナークルーズに限っては、ディスカウントクーポンなどは見つけられませんでした。
また【バトー・ムーシュ】の本家で頼んでも、現地ツアーを扱うサイトで頼んでも料金は横並びで、価格は下のようになっていました。価格は時期によって変更するかもしれないので参考程度にどうぞ。
プレステージディナー メニュー 20時頃から価格: 115.00 €
エクセレンスディナー メニュー 20時頃から価格: 155.00 €
スタンダードコース(プレステージディナー メニュー 夜20時30分の部)で一人115ユーロ前後。一人あたり18,500円ぐらいです。素敵なリバークルーズなのでパリの素敵な思い出になると思います。気になっている人はぜひやってみてくださいね。それでは素敵なパリ旅行を♪
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