デンマーク・コペンハーゲンの公共機関
デンマーク・コペンハーゲンを旅行する際に、リーズナブルで便利な公共の移動手段は、地下鉄(メトロ)、バス、列車(DSB / デンマーク国鉄)がある。この3つの移動手段を利用する際は、あらかじめチケットを駅などで購入する必要があるのだが、このコペンハーゲンの公共機関のチケットは、移動手段にかかわらずすべて共通のチケットとなっている。
チケットの購入
その公共機関のチケットは駅の構内にある発券機で購入することが可能、、、ではあるが、コペンハーゲンに土地勘のない旅行者にとって、チケット購入の際には1つの問題が生じてくる。
ゾーン制
その問題とは「ゾーン制」による料金体制だ。例えばコペンハーゲン空港のあるKastrupエリア(上の写真の赤いエリア4)から、コペンハーゲン市内(水色エリア1)へ向かう場合は、4>3>1と3ゾーン分移動することになるので、3ゾーン移動用のチケット(36DKK / 1時間有効)を購入することになる、、、のだが、いちいちゾーンを計算してチケットを購入するのは非常に面倒くさい。そんな旅行者のために用意されているのが「City Pass - シティーパス」という24時間、もしくは72時間有効の乗り放題チケット(ただし移動可能な距離は4ゾーン以内)だ。そのチケットも券売機で購入することが可能ではあるが、私のように心配症な人のために、このCITY PASSを事前にネットで購入する方法を紹介しよう。なお、ネットでのチケット購入にはSMSを受け取れる携帯電話が必要となる。
時間を決める
サイトにアクセスしたら、ページを下にスクロールし、チケット購入フォームに必要事項を埋めていこう。まずは、シティパスのチケットの期間を選択。24時間有効なチケットであれば80DKK(約1500円 / 大人)、72時間有効なチケットは200DKK(約3700円)となる。なお、子供(12歳未満)は半額となる。期間を決めて、あとは人数を選択。
チケット利用開始時間
次にチケット利用開始の時間を、お出かけ予定と相談しながら決めよう。
携帯電話の情報入力
そして、手元にある携帯電話の国番号、電話番号、Eメールアドレス(購入後にレシートが送信される)を入力して「Order Now」を押す。ここで携帯電話の番号についてであるが、国番号があるので、おそらく電話番号には先頭の「0」を外した番号を入力するのが正しい(と思われる)。思われる、と書き足した訳は、、、このチケットを購入すると、通常であればSMSでチケットが携帯電話に送られてくるのだけれど、実は私が購入した時、そのSMSが何時になっても送られてこず、ちょっとドキッとしたためだ。
なお、SMSのチケットが受け取れない場合でも、入力したEメールアドレス宛てに送られるレシートと携帯電話をセットにして提示すれば、それが有効なチケットとして認められる。そのため、Eメールは携帯電話で受け取れるものを入力し、WiFiが使える場所でそのEメールを携帯電話で取得しておくとスムーズだ。なお、このデンマークでは日本のように改札口などは無く、たまに駅員さんがチケットを確認して回っているだけなので、場合によっては、チケットを提示すること無く移動出来てしまうことも多い。だからといってチケットを買わずに公共機関を使っていると、バレた時には750DKK(約1万4000円)の罰金が課せられるので、ちゃんとチケットは購入して利用するようにしよう。
支払いはカードで
オーダーボタンを押すと、最後に支払の手続き。支払いは、各種クレジットカードが利用可能。VISA、MASTERはもちろん、アメックスやJCBもOKだ。ダイナースは不可。自分が利用するカードを選択しよう。
カード番号の入力
最後にカード番号と有効期限、CVC/CVV(カードの裏面などに書いてある3桁 / アメックスは4桁の数字)を入力して、決済ボタンを押す。
購入完了
これでCITY PASSの購入が完了だ。この後Eメールにレシートが、SMSにチケットが送られてくる。、、、しかし私が購入した時は、うまくSMSが送られてこなかったため、Eメールを携帯にダウンロードして、それをチケット代わりにした。国際SMSだから、私が使っている携帯キャリアとの相性が悪かったのかもしれないなぁ。。。
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