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ラウンジ - AVIATOR LOUNGE @コペンハーゲン国際空港ターミナル2
コペンハーゲン空港のターミナル2
コペンハーゲン国際空港のターミナル2にある空港ラウンジ「Aviator Lounge」に潜入してきたので、中の様子などをレポートしたいと思う。このコペンハーゲン国際空港には幾つかのラウンジが用意されており、ターミナル2にはこのAviator Loungeの他、同じく各航空会社のビジネスクラス用ラウンジのAtelier Lounge、入場料を払えば誰でも使えるASPIRE LOUNGE、EVENTYR LOUNGEがある。
ラウンジの場所
このAVIATOR LOUNGE(アビエイターラウンジ)の場所は、ターミナル2のセキュリティを抜けたエアサイドにある免税店などが並ぶコンコースエリアの上階に位置している。ラウンジの入口には大きく看板も出ているので歩いているとすぐに見つけることが出来るはずだ。
入場資格
入場資格は、ブリュッセル航空、アリタリア航空、エアフランス、KLM、イベリア航空、、、などなど多分ここのターミナルを利用する航空会社のビジネスクラスであればどの航空会社であっても利用できるのではないかといった感じになっている。またビジネスクラス客の他にも、プライオリティパス、ダイナース、EURO CARDなどのカード保持者が利用可能。また何の資格もなくても、155DKK(約2850円)を支払えば誰でも入場することもできるラウンジになっているので、かなり入場のハードルは低く利用しやすい。
エントランスレセプション
こちらがエントランスのレセプション。まずはここで入場手続きを済ませる。ビジネスクラスのチケットがある場合はチケットの提示を、プライオリティパスの場合はチケットとプライオリティパスの提示でOKだ。なお、このエントランスエリアにトイレがあり、またゲストエリアは左と右に分かれている。
エントランスにはタイムスケジュールモニター
エントランスのロビーエリアにあるフライトのタイムスケジュールモニター。このラウンジでは、ボーディングタイムなどのアナウンスは一切無いので、モニターで自分のフライトのステータスを確認しておこう。
ゲストルーム1
こちらは、エントランスに向かって左側のゲストエリア。外に近いエリアなので明るい雰囲気が特徴的。フロアにはソファやテーブル、雑誌コーナーなどが並ぶ。
窓の向こうには免税店エリア
そしてこのゲストエリアの窓の向こうには、免税店エリアのあるコンコースが見える。窓際にはリンゴなどのフルーツが沢山並べられていてかわいい。フルーツは勝手に取って食べてOKだと思われる。
内側のゲストルーム
こちらはエントランスレセプションから右に入った内側のゲストルームエリア。さっきのゲストルームとは違って、家具にはデザイナーもののチェアなどが並べられ、おしゃれなインテリアでコーディネートされている。
暖炉スペース
部屋の奥の方には、こんなパーソナルチェアが置かれた暖炉スペースも用意されている。もちろん暖炉はイミテーションだが、周りには絵画が飾られていたり、ディスプレイ棚に本や小物が並べられていたりと、どこかの大きな家に招かれたような、、、そんな空間が広がっている。
パソコンもある
また、フロアには調べ物などが出来るPCも備わっている、、、だが、PCの数は1台のみと少ない。
フライトスケジュールモニター
壁にはフライトスケジュールモニターも完備。そしてモニターの下にはリンゴがたくさん。北欧のフルーツってリンゴがメジャーなのかな?
ダイニングテーブルも
またゲストフロアの中央辺りにはダイニングテーブルなども置かれている。置いてる家具もおしゃれだし、どこかの家具屋さんに来たのか?といった雰囲気のラウンジスペースだ。
フード&飲み物
それではお待ちかね。アビエーターラウンジの食事と飲み物を見ていきたいと思う。ちなみにフードとドリンクメニューは外側と内側のエリアはほとんど同じものが置かれている。
ドリンク類
ドリンク類コーナーはこちら。コーヒーサーバーに、ティーコーナー、そして炭酸類のソフトドリンクサーバーが並ぶ。またこの隣にはワインも数本用意されている。しかし、他の空港のラウンジのようにビールが並べられているスペースは無く、アルコール類は見たところワインぐらいしか無いんじゃないかなぁといった感じだ。ビール好きの私たちには少し残念な品揃え。
パンの種類は豊富
また、食事類についてもパンは色んな種類が置いてあってバリエーション豊かであるが、スープやホットミールなどの他の料理は置いていない。
チーズとハム
塩気のある食事は、かろうじてハムとチーズが置かれている。チーズは専用の機材を自分で回してスライスチーズを切り取るサーバーが用意されているので、操作してみると結構面白い。多分このハムや、チーズをブレッドに挟んでサンドイッチにしていただくのだろう。
ラウンジミールのハイライト
このラウンジの一番のハイライトの食事はこちらのデニッシュパン。普通、ラウンジにおいてあるパンというと味気がないというか、ちょっと美味しくなかったりするのであるが、ここはデニッシュ発祥の地デンマーク。(デンマークではデニッシュパンの発祥はウィーンだと伝えられているためデニッシュのことをヴィナーボズ / ウィーンのパンというらしいが。。。)置かれているこれらのデニッシュパンはどれも香ばしくて非常に美味しく、置いてあるワインとも良く合う♪ ほんと美味しかった。
アヴィエーターラウンジ
コペンハーゲン国際空港ターミナル2にある「Aviator Lounge」、いかがだっただろうか。他の空港ラウンジに比べて、置いている食事やアルコール類の種類については少し見劣りする内容にはなっているが、置いているデニッシュパンが美味しかったり、置いてある家具もおしゃれだったりと「北欧の国」というミニマルな世界観をうまく凝縮したような、そんな個性的なラウンジになっていた。私達が利用した時は早朝だったので、そのせいで利用者が少なかったのかもしれないが、ラウンジ内は非常に静かで、なんだか家で寛いでいるような、そんな不思議なリラックス感が満開のステキな場所だった。Aviator Lounge、機会があれば是非訪れてみて欲しい。
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