JAL サクララウンジ 関西空港
JAL / 日本航空のビジネスクラスラウンジ「サクラ ラウンジ」関西国際空港を最新レポート!関西空港にはあまり航空会社のビジネスクラスラウンジが無いため、南ウィングを利用するフライトでビジネスクラスラウンジを使用する際には、ほぼこのJALサクララウンジが使われる。
今回、私達は関空からベトナム航空を利用した際、デルタ航空ゴールドメダリオンの特典にて久しぶりにこのJAL サクラ ラウンジ を訪問。その最新のサクララウンジの様子を実体験レポートしていきたい。
- JAL サクララウンジ @関西国際空港
- ラウンジの場所
- 関西空港 南ウィングの37番ゲートと38番ゲートの間。
- 営業時間
- 7:00 - 24:30
- 利用可能なゲスト
- JAL(日本航空)および、南ウィング出発のJALサクララウンジ提携の航空会社(ワンワールド、その他ベトナム航空などを含む)のビジネスクラス以上利用の乗客、および上級会員。
- プライオリティパス
- 利用不可
- 設備
- インターネット / WIFI
- 軽食・飲み物
- アルコール類
- 手荷物クローク
- マッサージチェア
- 喫煙ルーム
- パウダールーム
- プリンター
- トイレ
JALサクララウンジの場所
JALサクララウンジの場所は、出発エリア(エアサイド)の南ウィング、37番ゲートと38番ゲートの間に置かれている。ロケーション的には南ウィングの中央に位置しているため、どの出発ゲートにもアクセスしやすい立地条件となっている。
JAL サクラ ラウンジ の入り口
こちらがJALサクララウンジ(Sakura Lounge)の入り口。木製の和風インテリアのエントランスと、桜のマークが目印だ。
このサクララウンジと提携する航空会社は、アメリカン航空、シンガポール航空、ブリティッシュエアウェイズ、エアチャイナ(中国国際航空)、チャイナエアライン(台湾)、フィリピン航空、エミレーツ航空、ガルーダ・インドネシア航空、中国東方航空、カンタス航空、上海航空、中国南方航空、ベトナム航空、吉祥航空、マカオ航空、厦門航空(アモイ航空)。これらの航空会社のビジネスクラス利用、および上級会員のゲストはこのラウンジを利用することになる。
入り口奥に木目の自動ドア
入り口を中に入ると、中が全く見えない木目の自動ドアが現れる。ここの扉を抜けてサクララウンジへとアクセスするわけだ。入り口にはJALが獲得したスカイトラックスの5スターエアラインの額縁。現在、日本のフラッグシップキャリア、JAL、ANAはどちらも5スターエアラインとなっている。
扉を開けてサクララウンジへ
それでは、扉を抜けてサクララウンジへと入っていこう。
レセプションカウンター
サクララウンジの入り口を中に入ると、最初に現れるのがラウンジのレセプションカウンター。こちらで搭乗券と、エコノミークラス利用の場合は、チェックイン時に受け取ったサクララウンジの利用クーポンを提示しよう。
サクララウンジの利用クーポン
写真に写っているピンクのチケットが、JAL サクラ ラウンジ の利用クーポン。このクーポンは受付の際に回収となる。
レセプションカウンター横にはキャンディーサービス
レセプションカウンターの横にはキャンディーの無料サービスも。こうしたちょっとしたサービス心は、日本のフラッグシップキャリアならではのおもてなし。
JALサクララウンジの中へ
ラウンジの利用手続きも終わったところで、JAL サクララウンジの中へと進もう。通路の奥がラウンジのメインスペースで、右側には手荷物クロークルーム、左手にはパウダールーム、トイレが設置されている。
手荷物クローク
一番手前の手荷物クロークルームには簡単に荷物を預けておけるストレージスペースが確保されている。鍵などは無いので貴重品は置かないように。中央にはスーツの上着をかけておけるハンガーラックも置かれている。
奥側の手荷物クローク
奥側の手荷物クロークルームには、ナンバーロック式の手荷物クローク。一番下のボックスには機内持ち込みスーツケースが2つぐらい入る容量が確保されており使いやすい。
JAL サクララウンジ のメインルーム
いよいよJAL サクララウンジの中へ。こちらがJAL サクララウンジ@関西空港の中の様子。席は、テーブル席やカウンター席など、様々なタイプの客席が用意されている。カウンター席には充電用の電源タップも付いている。
気になるこのサクララウンジでの服装については、ゲストは出張中のサラリーマンの姿も多いので、ちょっとだけかっちり感のあるスマートカジュアルぐらいの服装をしていれば浮くことはないだろう。
さて、このサクララウンジの様子は、まだ出発便が少ない時間帯のものであるが・・・・
出発便が近くなると混み合うラウンジ
出発便が近くなったサクララウンジの様子がこちら。かなり混み合っていて空いている座席は非常に少ないのが写真からもわかる。もしも快適な席でサクララウンジを利用したい場合は、少し早めにラウンジにやってきたほうが良い。
ソファスペース
サクララウンジのメインフロアの奥には一人掛けソファが並んだスペース。サイドテーブルには電源タップも付いており、くつろぎながらスマホやラップトップPCを弄る場所には最適なエリアだ。
リラックスエリア
サクラ ラウンジのメインエリアを奥側に進んでいくと、照明と色合いが少しダークな雰囲気になったリラックススペースが現れる。こちらのエリアは比較的空いているので、サクララウンジにやってきてメインフロアに座るスペースがない場合は、この奥のリラックススペースをチェックしてみよう。
マッサージチェア
サクララウンジ・リラックススペースの奥にはマッサージチェアも用意されている。台数は2台とかなり少ないので、混み合っている時間帯に利用するのは難しい。
喫煙ルームも用意
また、愛煙家には嬉しい喫煙スペースもラウンジ奥に確保されている(写真奥のガラス張りスペース)。
対面ソファに座る
さて、ラウンジの設備的なところを一通り説明したところで、私達も席に座ってくつろごう。今回私達が座ったのはこちらの対面ソファスペース。席の周りには残念ながら電源は無いが、プライベートな空間を確保できるので私達にとっては最適な座席だ。
サクララウンジのラウンジ飯&ドリンクをチェック!
お待ちかね!サクラ ラウンジに置かれている、無料のラウンジ飯(食事)と飲み物を見ていこう!
ビールサーバー
まずはビールサーバー。やっぱり海外旅行出発前の飲み物といえばビールだな♪ 置かれていたビールは、サントリープレミアムモルツ、アサヒスーパードライ、キリンラガーとすべて日本のビール。グラスを置いてボタン一つで美味しい生ビールを注いでくれる。
グラスは冷蔵庫の中
ビール用のグラスは隣の冷蔵庫の中。キンキンに冷えたグラスで飲む生ビールが「最高」なのは言うまでもない♪
お酒&ティーコーナー
ビールサーバーのお隣には、日本酒やワイン、梅酒、各種スピリッツやリキュール、そして紅茶、氷などが置かれたお酒&ティーコーナー。
お酒の種類
お酒の種類は、赤、白ワイン、梅酒をはじめとする日本の果実酒、日本酒、ブランデー、カンパリ、ウォッカなど。日本のお酒が置かれているのは、海外から来たゲストにとっては非常に嬉しい品揃えだ。ビールを含め、これらのアルコールが全て飲み放題♪やっぱり空港ラウンジはサイコーだ!
おつまみ
お酒コーナーの下には、機内でも配られてそうなおつまみが置かれている。
コーヒーメーカー
もちろん全自動のコーヒーメーカーも置いている。普通のコーヒー、カプチーノ、カフェラテなどが選べるがデカフェタイプは用意されていない。
ドリンクバーコーナー
奥の方には炭酸類やお茶を楽しめるドリンクコーナー。氷も置かれている。
冷蔵庫の中の飲み物
ドリンクコーナーの冷蔵庫の中にはトニックウォーター、トマトジュース、アイスティー、アイスコーヒーも置かれている。
JALオリジナルのソフトドリンク
また、冷蔵庫の下の方には、牛乳とミネラルウォーターに加え、JALオリジナルのオリジナルドリンク「スカイタイム(キウイ)」も用意されている。
サンドイッチ
また冷蔵庫の上段にはサンドイッチやチーズなどのおつまみも。サンドイッチの中には「川上さん家の犬鳴豚 メンチカツサンド」も置かれている。この犬鳴ポークというのは、大阪府内唯一のブランド豚で、新幹線の新大阪駅などでもサンドイッチが売られているのだとか。このサンドイッチはここサクララウンジでもかなりの人気だ。
JAL サクララウンジのフードカウンター
それでは、JALサクララウンジの名物料理「JAL特製ビーフカレー」が置かれているメインのフードカウンターへと足を進めよう。私達も久しぶりのJAL サクララウンジなので、もちろんJAL特製ビーフカレーが食べたくてワクワクしている♪
JAL特製ビーフカレー
まず真っ先にミヅキがお皿に盛っていたのが、こちらのJAL特製ビーフカレー。このJALのカレーは、長年研究を重ねて提供されている自慢のカレーで、このカレーを食べずしてJAL サクララウンジを語ることはできない(笑)。ここ関西空港のJAL サクララウンジのカレーの味は、非常にまろやか。私的にはもっとスパイシーな方が好きだけど、辛いのが苦手な人もいるし、いろんな意味で中道の味を目指したカレーになっている。日本らしい日本のカレー、それがこのJAL サクララウンジの特製ビーフカレーだ。付け添えには、福神漬けやらっきょうなどが用意されているのでお好みでどうぞ。
日本の家庭料理が並ぶ
JAL特製カレー以外の食事もチェックしていこう。カレーの隣には、魚の西京焼き、そしてきんぴら。日本の定番の家庭料理が並ぶ。
ハンバーグと串揚げ
その隣には、ハンバーグとレンコンの串カツ。このレンコンの串カツは、串を外してカレーに入れてやれば、野菜カツカレーを楽しむことができる。お味はそこそこ。若干、串カツは油が回っている。
サラダコーナー
サラダコーナー。サラダの具材は葉物野菜にマカロニサラダ、プチトマト、コーンと最小限。サラダの奥にはフルーツポンチなども用意されている。
パンコーナー
パンコーナーには、一口サイズのパンが3種類ほど置かれている。
川上さん家の犬鳴豚 メンチカツサンド
冷蔵庫にもストックされていた「川上さん家の犬鳴豚 メンチカツサンド」もビュッフェテーブルに準備されている。サクララウンジ内でこのメンチカツサンドの消費はかなり激しいので、もしも売り切れてしまっていた場合は、冷蔵庫の中もチェックしてみよう。お味は、懐かしいカツサンド。
ラウンジに置かれている食事はだいたいこんな感じ。もちろん、カレーはいつも置いてあるけど、それ以外の料理は、その日によって色々と異なってくるので、これらの食事内容はあくまで目安として捉えてほしい。
サクララウンジで食事タイム♪
一通りサクララウンジ@関西空港のラウンジ飯を見たところで、私達も食事タイム!まずはビールを持ってきて、今回のシンガポール旅行に乾杯だ♪
出発前のラウンジ飯
私達が持ってきた食事内容がこちら。カレーをメインに、サラダや串カツなどを持ってきた。私は、売り切れ間近のメンチカツサンドイッチを思わず持ってきてしまった(笑)。
ちょっと持ってきすぎちゃったかな・・・
しかし、久しぶりのJAL サクララウンジということで、ふたりともちょっと張り切って持ってきてしまった感があるな(汗)。これ全部食べたら、フライト中に出てくる機内食が食べられるかどうか心配ではあるが・・・と言いつつ、気がつくとペロッと平らげてしまった(笑)。海外旅行に行く前に日本らしい食事をとることが出来て満足満足♪ごちそうさまでした!
食後のカクテル
食後の飲み物にはカンパリのオレンジジュース+トニック割り。搭乗開始時間まで、ゆっくりとこのサクララウンジを堪能させてもらった。なお、このサクララウンジでは、各フライトの搭乗アナウンスも行われている(2019年10月現在)ので、自分のフライトのアナウンスが聞こえたら、ラウンジを出て搭乗ゲートに向かおう。
久々のJAL サクララウンジ@関西空港
関西国際空港のエアサイド、南ウィングにあるビジネスクラスラウンジ「JAL サクララウンジ」はいかがだっただろうか。置かれている食事内容は、東京のメインハブ空港や、気合の入っているアジア・中東圏のラウンジには劣るが、フライト前にリラックスして過ごすラウンジとしては十分な内容。
ただしシャワールームが用意されていなかったり、フライトが近くなってくるとかなり混み合って座るスペースを探すのが難しい場面があるなど、もう少し改善の余地はあるかなぁと感じる部分もあるが、、、いやいや、それでもビジネスクラスラウンジなので、クレジットカードラウンジとは一線を画す充実した設備でリラックスしたフライト前のひとときを過ごせる、非常に便利で快適な空間が用意されているのは間違いない。それでは、JAL サクララウンジでフライト前の快適な時間を♪
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