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ターキッシュエアラインズ ビジネスクラスラウンジ - THY Lounge:設備編 @イスタンブール・アタチュルク国際空港
Turkish Airlines Lounge Istanbul
ターキッシュエアラインズ(旧トルコ航空)が誇る、トルコ・アタテュルク国際空港にある世界最大規模の空港ラウンジ「Turkish Airlines CIP Lounge - Istanbul」(ターキッシュエアラインズCIP(THY / TK)ラウンジ - イスタンブール)。2014年のリニューアルにより、2階建の総面積約3500㎡という超巨大なラウンジとなったこの施設。利用可能なゲストは、ターキッシュエアラインズのビジネスクラス利用者と、ターキッシュエアラインズの上級会員、そしてスターアライアンスのゴールドメンバーとなっている。(上級会員は同伴者1名も入場可能)このバカでかいラウンジの中は、一体どんなことになっているのか、早速中にはいって確かめてみたいと思う。
エントランス
写真はエントランス、入り口。扉などはなく単にガラス張りの壁とカーテンで仕切られており、中の様子を外から伺い知ることは出来ない。営業時間は午前5時から夜中1時まで。意外や意外、24時間営業のラウンジではない。
ラウンジの場所
このターキッシュのビジネスラウンジの場所は、免税店エリアのコンコースの端、フードコートがある反対側に位置する。ちょうど上の写真の赤丸で囲った「L5」と書かれている所がラウンジの入口だ。なお、このラウンジに向かっていてフードコートにたどり着いてしまった場合は、逆なので反対側に歩いて行こう。
エントランスカウンター
中に入るとエントランスカウンターが現れる。ここでは次の乗継便のビジネスクラスチケットを持っている場合は、ここに立ち寄る必要はない。エコノミーチケットを持っていて上級会員資格がある人は、ここで受付をする必要があるかもしれないが、チケットにすでに上級会員のデータが紐付けられている場合は、やはり立ち寄らなくても良いのかな??
自動化ゲート
どうして受付に立ち寄る必要が無いかというと、、、そう、ここのラウンジはボーディングパスのバーコードをスキャンして入場する、完全自動化ゲートになっているのだ。そのゲートがこのブルーのLEDライトが光っているこれ。このゲートにバーコードをかざすと、勝手にバーが開いて中に入れるようになっている。
ここは本当に航空会社のビジネスラウンジなのか?と思わせるハイテクな入口だ。
荷物ロッカー
入ってすぐの場所には荷物ロッカーが完備されている。ロックはナンバー式で自分の好きな番号を入れて使うことが出来る。ただ、このラウンジは利用者がかなり多いため、写真でも分かる通り、ロッカーはほぼ満タンになっていたりする。
もしもこのロッカーがいっぱいで荷物を入れられなかったとしても、奥の方に何か所かロッカーがあるので諦めずにそちらをあたってみよう。
書籍コーナー&ビリヤード
入ってすぐの荷物ロッカーの反対側には、書籍とビリヤードが置かれたコーナーがある。何だかとてもセレブな雰囲気に包まれている空間だ。ここでビリヤードをしながら飛行機の到着を待つ、、、って格好付けすぎやなw
WiFiチケット
ラウンジ内には無料で使えるWiFi設備も完備。利用方法は簡単で、このラウンジ内の各所に置かれているこのWiFi利用登録端末に入場の時にも使ったボーディングパスのバーコードをかざすだけ。最初に画面をタッチしてからスキャンを始めるんじゃなかったかと思うが、このあたりの操作方法はウル覚え。あと、この登録端末は予約番号に対して1つのWiFi IDを発行するようになっているので、チケットが家族分ある場合でも、すべてのチケットの予約番号が同じなら誰か一人の航空券をスキャンさせるだけで、そのIDをみんなで使えるようになっている。間違って2枚以上スキャンさせた場合は、最後のIDが有効になって、それ以外のIDは無効になるので注意しよう。どうしてこんなに詳しく説明してるかって?そりゃあ私が間違ってチケット2枚をスキャンさせて、最初のIDでWiFi使えなくてしばらく悩んだからさ!w
入り口近辺にはシアタールーム
入ってすぐぐらいの場所にはこのミニ映画館、シアタールームが設置されており、手前にはポップコーンが置かれていたりする。ラウンジに映画館があるなんて信じられる?ラウンジに入った瞬間から度肝を抜くような施設がお出迎えだ。
ラウンジ全体のインテリア
それではどんどんと中に入っていこう。写真はこのターキッシュのラウンジのコンコースエリア。各ブロックがアーチ状の柱で区切られていて個性的なインテリアを演出している。アラビアンな世界観をこの曲線で表現しているのだろう。このラウンジは一目見ただけでここだと分かる、そんな内装に仕上げている。さすがは2015年と2017年のベストビジネスクラスラウンジに選ばれているだけのことはある。
朝方でも人が多い
ゲストエリアにはこのようにソファがテーブルを挟んで並べられている。上の写真は午前6時過ぎのラウンジの様子。早朝にもかかわらず、かなりのゲストが利用しているのがわかるだろう。そのため、入口付近では落ち着いて座れる場所を探すのが難しかったりもする。
奥にはチェアスペース
ソファエリアの奥側にはダイニングチェアスペース。ソファよりも座り心地が硬いためか、ここは結構空席が目立っている。
キッズルーム
上のダイニングエリアの更に奥にはキッズスペース。家族連れでも安心して利用できるラウンジだ。中では子どもたちはテレビゲームに夢中なようだ。
再びソファスペース
またさっきのダイニングエリアの奥に隣接して、またまたソファスペースが現れる。ちゅうか、、、一体どれだけデカい空港ラウンジなんや?wと突っ込みたくなるほどデカいのが歩いていてよく分かる。だが、今までお伝えしたのは2階建のうち上階の半分でしかないという広大さ、、、。デカすぎる。
パソコンスペース
インターネットで調べ物をしたり出来るPCスペースも完備。勝手に利用して良いようだ。置かれている機種はiMac。
ぼっちスペースw
また席の中には、このようにプライベートにくつろげるソファスペースもあったりする。ここは下に降りる階段の手前にあるソファ席。2人掛けソファもあるので、ここで仮眠も出来なくは無い。なお、この奥にはトイレがあり、さらに奥にはシャワールームが付いていたりする。シャワールームはゴージャスらしいのだが、私達はこの時は利用しなかったため残念ながら写真は無し。
電源について
さて、このラウンジはバカでかくてなんでも揃ってはいるのだが、唯一他のラウンジに比べて設備が弱いものがある。それが電源タップだ。このターキッシュのCIPラウンジでは、電源が付いているのが柱とか一部のみとなっており、また電源コンセントの形状はCタイプになっており、USBポートは付いていない。そのため、電源を確保したいときは、ちゃんと電源が届く席に座り、さらにCプラグを用意する必要があるので注意しよう。
アナウンスは無し
また、このターキッシュラウンジではこれだけたくさんの利用者がいるので、飛行機のボーディングのアナウンスなどは一切無し。ただし各所に設置されたモニターで飛行機のスケジュールは随時確認できる。
ラウンジのその他サービス
この他、このラウンジではシャワーだけでなく、マッサージセラピー、さらにはスイートルームでの休憩サービスなんかも提供しているらしいのだ。ただし、スイートルーム利用は、飛行機の搭乗時間が8時間以上のロングフライトで、乗り継ぎの待ち時間が4時間~7時間の「ビジネスクラス利用者」もしくは「ターキッシュエアラインズの上級会員」に限られる。私達が利用した時(2017年12月25日、28日の2回)は、次の便がロングフライトでは無かったため、残念ながらスイートルームの使用は出来なかった。
下階へ
さて、とりあえず上階の設備の紹介はこのぐらいにして、続いて下階へと足を運んでみよう。写真はCIPラウンジの上階と下階を結ぶ階段。X字にデザインされた、これまた個性的な階段になっている。
下階にもたくさんのゲストエリア
そしてさっきのカフェスペースを中心に、ぐるっとたくさんのイスやソファが並べられたゲストエリアが現れる。なお、上の階よりも下の階のほうが、私が利用した時にはゲストは少なめでよりリラックスできる感じだった。
別のカフェスペース
下の階を歩いていると、またいつの間にかカフェエリアに迷い込んだ。ここは天井にシャンデリアがぶら下がっていたりして、なかなかヨーロピアンな雰囲気だ。そういえばトルコというと、ちょうどアジアとヨーロッパの境目ぐらいに位置する場所で、日本からすると西アジアや、中東地域といったイメージがあるが、トルコ政府自身はヨーロッパ圏であることを主張していたりする。まぁ、そんな微妙な位置にあるからこそ、このイスタンブールのアタテュルク空港が、アジアからヨーロッパに渡る際のハブ空港としての役割を十分に発揮しているのである。おっと、話がそれたのでラウンジに戻ろう。。
ピアノも置いている
このラウンジにはステージとその上にピアノも置かれていたりする。これは下階にあったピアノステージだが、実は上階にもあったりする。また、時間帯によってはここでピアノが演奏されていたりもする。。。ちゅうかここ本当に空港ラウンジなのか?w
PS4でも遊べる
下階にはまた、こんなPS4ブースも設置されていて、ゲームで遊ぶことも出来る。中に入っているゲームはサッカーとかのスポーツ系が少々、、、だったかな?私はゲームは好きだが、スポーツ系はやらないので、このブースは遠くからちょっと見てるだけ。
ゴルフシミュレーター
またゴルフシミュレーターも完備。。。いや、説明してて思うが、もはや施設の内容が空港のラウンジではないw
ミニカーレース場
極めつけには、このミニカーのレースコース。この上にミニカーを置いて手元のコントローラーのボタンを押すと、ミニカーが勢い良くコースを走り始める、、、のだが、カーブなどではちゃんと減速してやらないとミニカーがレールから外れてしまって動かなくなるので、意外とデリケートな操作が必要だったりする。うん?なんでそんなに詳しいかって?そりゃぁ、、、子供に混じって私も操作してみたからさw
トイレ
さて、、ほぼ主要なラウンジの施設を紹介し終わったので、最後にトイレを紹介しておこう。ここのトイレもなかなかスゴい。まず入り口なんだが、、、あれ?どこにも入り口がない、、、と思ったら、魔法の扉のように、この白い扉がスライドする自動ドアタイプ。
中の洗面台
これは女子トイレの洗面台。どこかの待合室かのようなスペースになっている。奥にはダイソンのハンドドライヤー。鏡のところには蘭の花。そして、この手洗いの反対側には、、、
ドレッサースペース
反対側にはじっくり化粧直しも出来るドレッサースペース。かなり清潔に管理されている。
トイレの中は魔法の世界w
またトイレの個室の中は両面鏡張りになっていて、便座に座った時の個室の圧迫感を取り払うような工夫がされている。。。が、、、つまり、これ用を足している自分の姿が両側に無限に広がっているわけだw ホッと一息ついて横見ると何重にもなった自分の姿。なかなかシュールな時間が楽しめる。。。
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