タイ

目次

  1. 東南アジアの立憲君主制国家
  2. 微笑みの国
  3. 数々の遺跡群
  4. 東南アジアのビーチ

東南アジアの立憲君主制国家

タイ
Franz Golhen

タイ王国は、東南アジアに位置する立憲君主制国家の国。人口は約6700万人。首都はバンコク。国民の約95%が仏教徒の国で、国土はインドシナ半島中央部とマレー半島北部を占める。通貨はタイバーツ。1997年のアジア通貨危機により一時期経済は停滞したものの、その後復活し高度経済成長を持続する。しかし、度々政治的な不安定に見まわれ、その都度(2006年、2014年)クーデターによる軍事政権が誕生するなどの不安要素も拭い切れない。


微笑みの国

タイ
edwin11_79 - Flickr.com

タイ人の気質は、のんびりしていて、良く言えばおおらか、悪く言えばいい加減らしい。それは、やはり年中暑い国ならではの国民性なのかもしれない。また、様々な国からの来訪者を笑顔で受け入れてくれる温厚な国民性ゆえ、タイは「微笑みの国」とも呼ばれている。ただこれに関しては諸説あるようなので、ここでは触れないでおきたい。

旅行者にとって、渡航先の国への関心事の1つに「チップ」があると思う。タイはもともとチップ文化のない国。そのため、欧米諸国のように必ず渡さなくてはいけないといった習慣はないが、マッサージ店では1回の施術に40~50THB、デパートなどの中にあるレストランやメータータクシーでは20THB以下のお釣り分程度、ベッドメイクやベルボーイなどには20THB、、といったチップを渡すのが一般的なようだ。もちろん料金にサービス料が含まれていたり、あまりにも粗悪な接客を受けた場合は渡す必要はない。


数々の遺跡群

タイ
Wat Chaiwatthanaram

タイには世界遺産にも登録された数々の遺跡群があり、訪れる人を魅了し続けている。バンコクから車で1時間ほどの場所にある「アユタヤ遺跡」をはじめ、バスで6時間ほど北に進んだ先にある、13世紀に開かれたタイ王朝始まりの遺跡「スコータイ歴史公園」、スコータイから更に車で1時間ほどの場所にある「シーサッチャナライ歴史公園」、そしてタイ北部のチェンマイを起点とする「ワット・スアン・ドーク」などを含むチェンマイ遺跡群。タイの魅力の1つである遺跡群巡りを旅の目的にするのも楽しそうだ。


東南アジアのビーチ

タイ

またタイには、プーケット、パタヤ、サムイ島、クラビ、サメット島、ピピ島、チャーン島など、世界中で人気のビーチエリアが点在している。離島エリアになると比較的海の透明度も高くなるようだが、プーケットやパタヤといった超有名どころのビーチになるとあまり透明度は高いとはいえないようだ。よく写真などでは、とんでもなく透明度の高い海や、色鮮やかで水上コテージが並んだようなビーチのイメージ写真と一緒にタイのビーチが紹介されているのをたまに見るが、実は写真がタヒチのボラボラ島だったり、モルディブの離島の写真だったりするので注意が必要だ。ちなみに、メジャートリップでの旅行記の写真は、実際に行ってきて撮ってきたものが殆どなので、安心して参考にして欲しい。