小籠包レストラン 京鼎樓(ジンディンロウ)台湾本店
台湾旅行の際、飲茶(点心)料理の本場、台湾・台北の行列ができる大人気の小籠包レストラン「京鼎樓(ジンディンロウ)」へ行ってきたので、その詳細を実体験レポートでお届け!
この点心・小籠包レストラン「京鼎樓(ジンディンロウ)」は、台湾の点心料理の老舗「鼎泰豐(ディンタイフォン)」から独立したトップ点心師の陳兄弟が創業したレストラン「京鼎小館」の二号店として2002年にオープン。小籠包をはじめとする点心料理の美味しいお店として人気を博し、今では日本にも数多くの支店を持つ、有名台湾点心レストランとして繁盛している。
日本から申し込める台湾台北の現地ツアーにも、鼎泰豐(ディンタイフォン)と並んで組み込まれているなど、日本からの旅行者にも馴染みの点心・小籠包レストラン「京鼎樓(ジンディンロウ)」。一体どんな料理が楽しめるのか詳しくレポートしたいと思う。
京鼎樓(ジンディンロウ)台湾本店
所在地 | 台北市長春路47号 |
アクセス | MRT中山駅から徒歩約5分 |
営業時間 | 昼 11:00~14:30 (L.O. 14:00) |
夜 17:00~21:30 (L.O. 21:00) |
定休日 | 月曜日(旧正月は営業) |
京鼎樓(ジンディンロウ)の場所
点心・小籠包レストラン「京鼎樓(ジンディンロウ)」のある場所は台北中心街で、MRT(地下鉄)中山駅から徒歩5分のアクセスのしやすい場所にある(詳細地図はページ上部のグーグルマップを参照)。
ちなみに私達はこの台湾旅行では台北駅に近いシェラトングランド台北ホテルに宿泊していたのだが、そこから20分ほど歩いてこの京鼎樓に行ったので、台北駅近所のホテルからなら歩いて向かうこともできなくはない・・・が、やはり結構遠いので地下鉄かタクシー、UBER(ウーバー)を使って行ったほうが簡単だ。
レストラン 京鼎樓の入口
レストラン 京鼎樓の入口の様子がこちら。写真は金曜日の夜7時30分ぐらいのものであるが、店内と一部店の外でもたくさんの人が席が空くのを待っている姿が伺え、この京鼎樓(ジンディンロウ)のレストランの人気度がよく分かる。
私達が訪れた時も日本人観光客が待ち時間がかなり長くて諦めて帰っていったりしていたので、並ばずに食事をしたい場合は、混み合う時間帯は避けて早めに行くなど工夫しよう。なお京鼎樓 本サイトの電話予約ページにはこの台湾本店の電話も載っていたので、電話予約が可能かどうかは定かではないが、スタッフは日本語ができる人も多いので、予約可能かどうか一度電話で聞いてみるのも良いかもしれない。
ガラス張りの点心厨房で作られる小籠包
店の入口にほど近い場所には、ガラスで仕切られた厨房があり、中では点心職人が小麦粉の生地を練ったり叩いたりして小籠包の皮を作っている様子や、肉餡を包んでいく過程などを実際に見ることもできる。自分たちがこれから食べるものが作られていく様子を生で見られるのはライブ感があってとても魅力的で、同時に安心感も持てるので非常に良い。
京鼎樓の店内は満席!
さて私達がこの京鼎樓(ジンディンロウ)を訪れたのは、金曜日の夕方18時30分過ぎで、店の前には人が居なかったので「おっ!並ばなくても食べられるしラッキー!」と思っていたのだが、120席ほどある店内のテーブルはすでに満席になってしまっていた。
入り口の小テーブル
しかし唯一入口入ってすぐのこの小テーブルなら空いていると案内されたので、入口入ってすぐだし、色々と落ち着かないかもしれないなぁと思ったりもしたのだが、ガラス越しの厨房の様子もよく見えるし、まぁ良いかということでこの入口すぐのこの席に座ることにした私達。
ミヅキは「京鼎樓(ジンディンロウ)はいつも一杯で並ぶ」とか言ってたけどそんなことはないだろうと侮っていた私。まさか夕方の早目の時間でも店内が満席になっているとは、、、恐るべし人気度だ。
京鼎樓の店内の様子
さてテーブルに座って一息ついたところで、私達が座っている入口すぐの小テーブルからの店内の様子を360度写真に収めてみたので参考にどうぞ。
厨房のガラスの区切りの前にはゲストが待ち合うベンチが置かれているのだが、私達が食事をしていると、ここのベンチは待つ人で一杯になってきたりしてなかなかすごかったが、まぁ厨房で点心が作られているのを見ながら食事ができるというのも楽しいので、2人ぐらいで食事をするならこの入口テーブルもありかもしれない。
京鼎樓(ジンディンロウ)台湾本店のメニュー / 価格
それではこの点心・小籠包レストラン「京鼎樓(ジンディンロウ)」台湾本店のメニューと価格をザクッと紹介したいと思う。私達が訪れた2023年3月時の京鼎樓・台湾本店のメニューは以下のようになっていた(一部抜粋)。
- 京鼎樓(ジンディンロウ)台湾本店のメニュー / 価格
- 点心 - Dim Sum
- トリュフ入り小籠包
- 10個 / 350 TWD
- ミニ小籠包
- 20個 / 300 TWD
- 小籠包
- 10個 / 230 TWD
-
- 5個 / 140 TWD
- 烏龍茶小籠包
- 10個 / 270 TWD
-
- 5個 / 165 TWD
- 辛辣小籠包
- 10個 / 310 TWD
-
- 5個 / 190 TWD
- 海老とへちま小籠包
- 10個 / 340 TWD
-
- 5個 / 210 TWD
- 蟹肉小籠包
- 10個 / 350 TWD
-
- 5個 / 210 TWD
- 野菜入り蒸し餃子
- 10個 / 240 TWD
-
- 5個 / 145 TWD
- 野菜と豚肉入り蒸し餃子
- 10個 / 240 TWD
-
- 5個 / 145 TWD
- 鮮魚蒸し餃子
- 10個 / 240 TWD
-
- 5個 / 145 TWD
- 海老と豚肉入り餃子
- 10個 / 240 TWD
-
- 5個 / 145 TWD
- 海老焼売
- 10個 / 330 TWD
-
- 5個 / 200 TWD
- こしあん小籠包
- 10個 / 170 TWD
-
- 5個 / 100 TWD
- ナツメあん小籠包
- 10個 / 210 TWD
-
- 5個 / 130 TWD
- タロイモあん小籠包
- 10個 / 220 TWD
-
- 5個 / 135 TWD
- 肉まん
- 2個 / 80 TWD
- 野菜と豚肉まん
- 2個 / 80 TWD
- 野菜まん
- 2個 / 80 TWD
- こしあんまん
- 2個 / 80 TWD
- 胡麻あんまん
- 2個 / 80 TWD
- タロイモあんまん
- 2個 / 100 TWD
- カスタードまん
- 2個 / 120 TWD
- 小豆入り蒸しケーキ
- 80 TWD
- 甘い八宝飯
- 100 TWD
- 飯麺類 - Rice and Noodle
- 牛肉蒸しスープ麺
- 240 TWD
- 鶏蒸しスープ麺
- 240 TWD
- 牛肉麺(肉なし)
- 140 TWD
- 牛肉麺(肉あり)
- 230 TWD
- 海老麺
- 240 TWD
- パイコー麺
- 220 TWD
- 野菜と豚肉入りワンタン麺
- 160 TWD
- 海老と豚肉入りワンタン麺
- 160 TWD
- ザーサイと細切り豚肉の汁麺
- 140 TWD
- 油揚げの春雨スープ
- 140 TWD
- サンラー麺
- 130 TWD
- ジャージャー麺
- 150 TWD
- 汁なし麺
- 60 TWD
- パイコーチャーハン
- 220 TWD
- 海老チャーハン
- 230 TWD
- 豚肉チャーハン
- 140 TWD
- 卵チャーハン
- 110 TWD
- 料理類 - Cooking
- 鶏肉の紹興酒漬け
- 大 460 TWD
-
- 小 250 TWD
- チンジャオロース
- 300 TWD
- 豚の角煮
- 380 TWD
- ソーセージ
- 300 TWD
- 豚肉の赤粕漬け揚げ
- 350 TWD
- 京鼎特製 鶏の唐揚げ
- 250 TWD
- 鶏肉とナッツのピリ辛炒め
- 340 TWD
- 鶏肉の甘酢あんかけ
- 340 TWD
- 海老チリ
- 350 TWD
- パイナップルと揚げ海老のマヨネーズ和え
- 350 TWD
- 海老のピリ辛炒め
- 350 TWD
- 海老と季節の野菜炒め
- 420 TWD
- 海老とチーズの春巻き
- 330 TWD
- 白身魚の甘酢あんかけ
- 300 TWD
- カラスミ
- 520 TWD
- 揚げイカ団子
- 260 TWD
- 焼き豆腐の煮込み
- 230 TWD
- 麻婆豆腐
- 230 TWD
- 切り干し大根入り卵焼き
- 230 TWD
- 空芯菜炒め
- 170 TWD
- チシャトウ炒め
- 170 TWD
- キャベツ炒め
- 170 TWD
- 小松菜炒め
- 170 TWD
- 湯品類 - Soup
- 牛肉スープ(塩味)
- 220 TWD
- 牛肉スープ(醤油味)
- 200 TWD
- ワンタンスープ
- 160 TWD
- 野菜とかき卵スープ
- 大 160 TWD
-
- 小 100 TWD
- 鶏スープ(塩味)
- 220 TWD
- 野菜と豚肉入りワンタンスープ
- 160 TWD
- 酸辣湯(サンラータン)
- 大 160 TWD
-
- 小 100 TWD
- 野菜と豆腐スープ
- 大 160 TWD
-
- 小 100 TWD
- 単品類 - Others
- パイクー
- 140 TWD
- ラー油ワンタン
- 160 TWD
- 飲み物 - Beverage
- 台湾ビール
- 大 120 TWD
-
- 小 60 TWD
- 台湾ビール(ボトル)
- 140 TWD
- アサヒビール
- 140 TWD
- キリンビール
- 140 TWD
- Kinmen Kaoliang Liquor
- 大 1200 TWD
-
- 小 700 TWD
- Shaoshing Wine
- 350 TWD
- V.O. Shaoshing Wine
- 450 TWD
- Premium V.O. Shaoshing Wine
- 550 TWD
- Supreme Shaosxing Wine
- 大 1100 TWD
-
- 小 550 TWD
- アブルサイダー
- 40 TWD
- コーラ
- 40 TWD
- スプライト
- 40 TWD
- ウーロン茶
- 40 TWD
テーブルには写真付きのメニューと注文用の伝票用紙が置かれており、メニューを見ながら欲しい料理を伝票に数やマルを付けていって注文するのだが、メニューと伝票の値段に差異があって、伝票のものが正しい値段なのだが、メニュー価格よりも若干値上がり(10TWD~数十TWD程度)していたので、上の料金はあくまで目安程度に。
ちなみに私達は今回の訪問では、店員さんにおすすめを聞きながら、海老チャーハン(230TWD)、酸辣湯(サンラータン / 小 100TWD)、小籠包(5個 / 140TWD)、こしあんまん(80TWD)、そして飲み物に台湾ビール×2(小 60TWD)を注文した。
まずは台湾ビールで乾杯だ!
料理に先立って最初にやってきたのは台湾ビール。まずは初めての「京鼎樓(ジンディンロウ)」での食事に乾杯だ!海外旅行先のレストランではビールは必ず現地の地ビールを飲むのが私達の常だが、やっぱり台湾現地で飲む台湾ビールはサイコーに美味しい♪
ジンディンロウの料理がやってきた!
ビールを飲んでいると京鼎樓(ジンディンロウ)台湾本店の料理がやってきた!どの料理も何だか妙にデカい。今回の料理はどれも2人でシェアする感じで注文したのだが、どうやら正解だったようだ。
海老チャーハン
ジンディンロウのメニューで非常に人気の料理だということで注文したのがこちらのエビチャーハン(230TWD / 約1,000円)。お皿にこんもりと盛り付けられたエビチャーハンは、さすが人気メニューだけあって非常に美味。2人でシェアするので丁度良いサイズ感だ。
酸辣湯(サンラータン)
続いての料理は酸辣湯(サンラータン)小 100TWD(約450円)。このスープは、酢の酸味と唐辛子や胡椒の辛味と香味を利かせた中華スープの一つ。黒酢を使っており独特の発酵感のある酸味のある味わいなので、好き嫌いは分かれそうな味だ。私はまぁ食べられるが、ミヅキはちょっと苦手だと言っていた。
しかし、この酸辣湯。小を頼んだはずなのだが、量的にはかなり多い。この京鼎樓(ジンディンロウ)台湾本店は一つ一つの料理の量がかなり多いので、、ちょっと控えめに注文するぐらいで丁度良いと思う。
小籠包(ミニ / 5個入)
京鼎樓(ジンディンロウ)の看板メニューの小籠包もやってきた。私達が注文したのはノーマルの小籠包・小(5個入 / 140TWD - 約630円)。小籠包は付け添えの生姜に酢醤油を浸してそれを添えて食べるのが定番とのこと。
スープたっぷりの小籠包
この京鼎樓(ジンディンロウ)台湾本店の小籠包は、さすが看板メニューだけあって非常に美味しい。私達は今までホテルに入っている有名中国レストランなどでも小籠包をいただいたこともあるが、ここの小籠包が今まで食べた小籠包の中で一番美味(個人の感想なのであしからず)。
薄くてもっちりとした小籠包の皮に濃厚で旨みたっぷりのスープがたっぷり含まれていて、めっちゃ美味しい。日本で食べた小籠包でここまでスープがしっかり含まれていたものは無かったし、皮も絶妙にモチモチで薄くて本当に美味。
なお、小籠包の美味しい食べ方としては、まず酢醤油を底面につけてレンゲに乗せて、皮を破って出てきたスープを少し飲んだ後、最後にパクっと小籠包をいただく・・・らしいのだが、私はスープたっぷりの小籠包をそのまま口に入れて「熱っ!」といいながら食べた(笑)が、この小籠包は本当に熱いので火傷しないように注意しながら食べよう。
こしあんまん
デザートに こしあんまん もやってきた。昔ながらの あんまん は肉まんと区別が付くようにまんじゅうの頂点にピンク色の印が付いていたが、ここの あんまん にも昔ながらのピンク色の印が付いている伝統的な あんまん になっている。
こしあん たっぷりの あんまん
そしてこの あんまん は「こしあん」が使われていて、つぶあん反対派で、こしあん大好きなミヅキは大絶賛。この京鼎樓(ジンディンロウ)台湾本店の あんまん に使われている こしあん は日本の こしあん とは異なり、もう少し豆の味が強めの あん になっているが、これもまた非常に美味しい。あん の量もめっちゃたっぷり。ごちそうさまでした!
小籠包の料理人さんと一枚♪
京鼎樓(ジンディンロウ)のレストランからの帰り際、お店のボスっぽいおばちゃんが厨房の写真を撮っても良いということで、美味しい京鼎樓(ジンディンロウ)の点心・小籠包を作ってくれたシェフ(・・というよりも職人さんというほうがしっくり来るかも?)の人たちと記念写真を1枚。美味しい飲茶・点心料理をありがとうございました♪
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