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エミレーツ航空 事前の座席指定の方法と座席指定の費用

目次

  1. 追記(2016年12月)
  2. ツアーの格安チケットでの座席指定
  3. マイレージ加算
  4. バルクヘッド席の注意事項
  5. 真ん中を開けて3席を取る

追記(2016年12月)

エミレーツ航空は座席指定ポリシーが変更となり、エコノミークラスの場合「Flex」および「Flex Plus」の運賃区分の場合は、事前の座席指定が無料で可能となっている。また「Saver」「Special」運賃の場合は有料で座席指定を行うことが出来る。例えば、私が実際に利用した、2017年1月出発の大阪>ドバイ>ヨーロッパまでの「Saver」区分のエコノミーチケットの場合は、事前座席指定をする際には1区間ごとに2900円/1人の事前座席指定料金が必要であった。つまり片道で一人5800円、往復で11600円をプラスすれば事前に座席指定をすることが可能、、、ではあるが少々高い気もする。ちなみに事前座席指定をリクエストする場合は、エミレーツのスマホ用アプリ、もしくはウェブ上で可能だ。


ツアーの格安チケットでの座席指定

エミレーツ航空 事前の座席指定の方法と座席指定の費用

普通、ツアーに組み込まれているエコノミークラスの格安航空券はマイレージ加算されないものが殆どで、座席指定も不可なものが多いので気にしなくてよいのだが、このエミレーツ航空に関しては航空券の中には格安でもマイルが加算されて、さらに座席指定もできるものがあるようだ。実際どのクラスの航空券が適用されているかは、ツアー会社や状況によって様々だと思うので一概には言えないが、まずはダメ元で旅券の予約番号をツアー会社から聞き出して、航空会社で確認するのが良いだろう。

上の画像は、実際に私(MORIO)が「エミレーツ航空」で行く「関空-ローマ」の旅券予約番号をツアー会社から聞いて自分で座席指定してみたときのもの。まぁ、旅行会社からすれば勝手に座席指定されてしまうと「不公平だ」とか同じツアー客からクレームが出てくる可能性があるだろうから、こっちが旅券の予約番号を聞くと嫌そうにされる(笑)。とりあえず、ツアー会社の人に気を使ってギリギリまで旅券番号を聞かずに心象を良くするか、自己主張をして実際の旅先でのほんのちょっとの快適性を求めるかは、人によって意見が別れる所だろう。


マイレージ加算

エミレーツ航空 事前の座席指定の方法と座席指定の費用

エミレーツのもう一つびっくりした所は、格安旅券でもマイレージがしっかり加算される所。さらにそれが最初のフライトなら、ファーストフライトボーナスも付いてくるというおまけ付き。ここで注意しないといけないのは、ツアー会社でエミレーツの旅券を購入しても、何も言わないと自分のマイレージ口座とその旅券のひも付けが行われない。そのためツアー会社通しで旅券を手に入れた際は、オンライン上で自分の予約を確認してマイレージ番号を紐付けするか、カウンターでのチェックインの際に申請することをお忘れなく。(あと、マイレージ会員というのをちゃんと登録することで、ダブルブッキングとかになった場合のアップグレードに選出されるのに有利、、、かもしれない)ちなみに、チェックインは搭乗の24時間前から。座席指定は、できる場合は予約番号があればそれよりも前にできる。それでは、快適な空の旅を。。。


バルクヘッド席の注意事項

バルクヘッドの席は前がかなり広いので、長距離路線で利用できるとかなりありがたいのだが、もともとその場所は、幼児連れの人や、上級会員に優先的に割り当てられる事が多い。エミレーツの場合、予約の際にバルクヘッド席を取ることもできるのだが、自分よりも優先的なゲストがやってきて、自分が取った席をリクエストしてしまった場合、アナウンスなど一切無しで容赦なく別の席に移動させられてしまう。私が経験したケースでは、バルクヘッド席を予約しておいて、いざチェックインしようとすると、なんと、取っておいたはずの自分のバルクヘッド席が、勝手に他の場所に移動させられていたのだ。チェックインというと、搭乗の24時間前からなので、他に席を移動させようとしても、ろくな席が残っていない。つまり、バルクヘッド席は、運が良ければ「一番ゆったりした席」のままだが、運が悪い時は「最も居心地の悪い席」にチェンジするということだけは頭に入れておこう。


真ん中を開けて3席を取る

エミレーツ航空 事前の座席指定の方法と座席指定の費用

勘のいい人は気がついていると思うが、上の図のように緑で囲んだ18-Aと18-Cの席のように、3列席を2人で取ると、18-Bには人が入ってきにくいので結果、3列を2人で使えるという席取りの裏技がある。しかし、エミレーツの場合は、日本>ドバイ>ヨーロッパ路線などは値段が安いので、日本からのゲストだけでなく、日本から自国に帰るヨーロッパ人にも大人気のため、ほぼ満席となることも多い。そういった状況では仕方なく、一人で乗っている人がその席(18-B)を取る場合があるのだ。まぁ、そうなった場合は、18-Cとの交換を打診して席の交換をすればいいとは思うが、コミニュケーションに抵抗がある場合や、間を空けて取ってしまった自分の業の深さを恥じてしまう場合は、エミレーツの人気路線では、この間飛ばし取りは避けたほうが無難だ。私は、18のA、B、Cのうちどれか2席を押さえるとするなら、BとCを押さえる。窓際Aは見た目の開放感はあるが、ABを取ってしまうと、Cに人が来た場合、トイレにいく際に常にCの人に断りが必要なので面倒くさい。Cの人が寝ていたりするとさらに気を使う。そのため、エコノミーの席を取る場合は、いつでも通路に出られる席をオススメしたい。