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シンガポール航空 B777-200 エコノミークラス シンガポール⇔パース / 搭乗記
シンガポール航空 B777-200 エコノミークラス
シンガポール航空の中距離線でよく使われているボーイング777-200のエコノミークラスに乗ってきたので、機内の様子や、座席の広さ(シートピッチ)、機内サービス、機内食などを実体験レポートしてみたい。今回のフライトはシンガポールとオーストラリア・パースを結ぶ、SQ223便 / SQ226便を利用。飛行時間は約5時間30分と、中距離フライトとなっているが、果たしてどんなフライト体験が待っているのか、搭乗記として残しておきたい。
シンガポール航空 B777-200 エコノミークラスの機内の様子
ビジネスクラスのエリアを抜けてエコノミークラスにやってきった。機内の様子がこちら。座席配列は3-3-3となっているが、最後尾から2列(56列目、57列目)窓側はツインシート(二人席)になっている。現在の写真のフライトは、西オーストラリア・パース行きのため、利用しているのはオーストラリア人が多い。
シンガポール航空 B777-200 のエコノミークラス席
シンガポール航空 B777-200 のエコノミークラス席がこちら。座席の広さは横幅17.5インチ(44.45cm)、縦幅は32インチ(81.82cm)と標準的なシートピッチではあるが、最新機材のB787-10よりは横幅が若干狭い。アメニティ類はブランケットと枕。なお、トイレには本数は限られているが歯磨きセットのストックも置かれている。
エコノミークラス席に座った時の感じ
こちらがミヅキ(中肉中背)が実際にエコノミークラスシートに座った時のイメージ。座席幅は17.5インチであるが、肘掛けがしっかり目に作られているので、隣に他の人が座った時の圧迫感は少ないと思う。縦幅は一般的なフルサービスキャリアの広さなので、広くも狭くもない感じ。エコノミークラスなら十分だと思う。
座席のリクライニング
エコノミークラスの座席をめいいっぱいリクライニングした時の様子。リクライニングに関しては、まぁこんなもんじゃないかなぁといった感じ。
個人モニター
シンガポール航空さんはフルサービスキャリアの航空会社なので、中距離線以上ではもちろん個人モニターも備わっている。ただし、年季の入った機体だけに、今の主流のタッチパネル式ではなく、コントローラーで操作するタイプ。映画などは最新のものが入っているので問題ないが、若干操作性が悪い。
モニターの周りにはドリンクホルダー、そしてUSBポート、有線LAN、黄色のアナログモニター入力も付いている。だが、今の時代、黄色のアナログ端子や、有線LANを使う機会はほぼ無いので、こういう設備を見ると、少し時代を感じる。
肘掛けには電源タップも
座席の肘掛けの先には、イヤホンジャックと、マルチの電源タップも付いている。古い機体ではあるが、電源設備は問題ない。
シンガポール航空のCAさんは優しい
シンガポールの伝統衣装「サロン・ケバヤ」に身を包んだシンガポール航空のCAさん。今回のフライトでお世話になったCAさんもとても優しかった。またシンガポールの人は、日本人に対しても好意を持ってくれている人が多く、また、日本人を見ると、すぐに日本人だと見分ける。写真を一緒にとってもらった時も、「日本大好きですー♪」と日本語でリップサービスもしてくれた。ありがとうございます。私達もシンガポール大好きです。
余談ではあるが、この写真を撮った後、ミヅキは「若い女の子と一緒に写真撮るのは辛いわぁ・・・」と嘆いていた。確かに、このシンガポール航空のCAさん、若いし肌も張りがあるね・・。こればっかりは努力ではどうにもならない(苦笑)。
シンガポール航空・エコノミークラスの機内サービス
それでは、シンガポール航空 B777-200 エコノミーの機内サービスを見ていこう。機内でいただけるメニューは、メニュー表が配られるので分かりやすい。
乗ってすぐにおしぼりサービス
シンガポール航空のエコノミークラスでは、乗り込んですぐのタイミングでおしぼりサービスが提供される。まずは手を拭いて、気分をリフレッシュしてからフライトに臨もう・・・って、乗ったら座ってるだけで、何するわけでもないんだけどね(笑)
シンガポール航空名物の「シンガポールスリング」
フライトが安定航路に入り、まず最初に配られたのが、ドリンクとおつまみのナッツ。今写真に写っているのは、シンガポール航空名物の「シンガポールスリング」。(SQ全フライトで頼める・はず)このカクテルは、名前の通り、シンガポールで生まれた、ジンをベースにしたカクテル。通常のシンガポールスリングは、ドライジンにチェリーブランデー、レモンジュース、ソーダ、、、といった材料だが、シンガポール航空で出されるシンガポールスリングは、リキュールをパイナップルジュースで割ったものになっている。
このパイナップルジュースを使ったシンガポールスリングのレシピは、あのラッフルズホテルで提供されているものらしい(飲んだこと無いけど)。このシンガポール航空のシンガポールスリングは、それに近いものになっているのかもしれない。ただし、機内で出されるものは、リキュール類をすでに調合したものを、最後に氷で割るだけの簡単なものになっている、、、が、これ結構美味しい♪
シンガポール航空の機内食
では、シンガポール航空のB777-200 エコノミークラス機内食も見ていこう。今見えている機内食は、シンガポール発、パース行きで用意されていた、フィッシュタイプの機内食・・・なんだが、これは不味かった(汗)。パスタもパサッとしてて、魚も少し臭みがある。付け添えのサラダも、マカロニにシーチキンをドガッと載せただけ。付け添えのクラッカーとチーズだけが救いだった機内食。シンガポール航空さんでも機内食がマズいこともあるんだなぁと分かった。
デザートはアイス
デザートにはアイスクリームも付いていた。こちらは甘くて美味しいが、内側のバニラアイスは溶けかけ、いやまぁまぁ溶けていた(笑)。
復路便の機内食 1:パプリカチキンとポレンタ
上はシンガポール発、パース行きのフライトの機内食だが、うって変わってこちらはパース発、シンガポール行き(復路)の機内食で提供された「パプリカチキンとポレンタ」。ポレンタとはコーンミールを粥状に煮たイタリア料理。お味は・・・うん、美味しい!
復路便の機内食 2:ビーフレンダン(ルンダン)
同じく復路で出てきたのがこちら、ビーフレンダン(ルンダン)。これはシンガポールを代表する料理で、マレーシアでは「レンダンダギン」、インドネシアでは「レンダンサピ」とも呼ばれる東南アジアのビーフシチューのような料理。見た目は素朴だが、これまた美味しかった。もしかして、パース発の機内食は美味しい!?
デザートにはアイスクリーム
そしてシンガポール航空の復路での機内食のデザートにもアイスクリームが付いていた。このアイスクリームはマンゴーアイスクリームで全然溶けてなかった。美味しかった♪
ビールは氷と一緒にもらうと冷たく飲める
さて、これはシンガポール航空だけでなく、ほぼ全ての航空会社で言えることだが、機内でビールをもらうと決まって少しヌルい。そのため、私は「Beer and Ice, Please」と言って、ビールと一緒に氷を貰う事が多い。「ビールに氷!?」と思うかもしれないが、東南アジアのビールと氷の相性は悪くなく、氷の入ったカップにビールを注いで飲むと非常に冷たくて美味しく飲めるのでオススメだ。
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