エアライン
シンガポール航空 B773 エコノミークラス シンガポール⇔上海 / 搭乗記
シンガポール航空 B777-300ER エコノミークラス
シンガポール航空の主力機材の一つである B777-300ER(B773)の国際線 エコノミークラスに搭乗したので、その時の機内の様子や、設備、機内サービス、そして気になる機内食などを実体験レポート!
飛行機ボーイング B777-300ERは、ジャンボジェットタイプのエアバスA350、ボーイングB747に次ぐ大きさの旅客機。2018年のワールドベストエアラインにも選ばれたシンガポール航空さんのエコノミークラスはどんな感じなのか、シンガポール(SIN)→上海(PVG):SQ826便での様子をお伝えしたいと思う。
イヤホンは入り口でセルフサービス
まずは登場前。連絡通路を進むと、飛行機の入り口の手前にイヤホンが置かれているので、各自必要な場合はピックアップして機内に持ち込もう。
シンガポール航空 B777-300ER エコノミークラスの機内
こちらがシンガポール航空 B777-300ER エコノミークラスの機内の様子。座席の配列は3-3-3。一部の最後尾の窓側シートだけはツインシート席となっているが、座席数は非常に少ないのと、事前予約の際には閉じられていることも多いため、ツインシートの座席確保は難しい。また非常口席に関しては、シンガポール航空の場合、有料で事前予約することも可能となっている。
エコノミークラスの座席
エコノミークラスの座席がこちら。少しレトロなオレンジと生成りの座席になっている。頭部分には角度調節も可能なヘッドレストが備わっている。横幅は19インチ(約48.3cm)とそこそこ広い。
エコノミークラス席に座ったところ
ミヅキ(身長160cm / 中肉中背 / 女性)がエコノミークラスの座席に座ったところ。肘掛けの幅も普通で、座面の厚みもそれなりにあるので、座り心地は快適。一般的なレガシーキャリアのエコノミークラス席だ。
座席のリクライニング
座席をいっぱいいっぱいにリクライニングしたところ。そこそこ倒れる。機内食タイムの時は後ろの人が狭くなるので、その際は起こして座ろう。
エコノミークラスのシートピッチ
シンガポール航空 B777-300ER エコノミークラスのシートピッチは31インチ〜32インチ(約78.8cm〜約81.3cm)と広めに設定されているので、座った時の膝前スペースはしっかり確保されている。しかし、席の形状が少し湾曲しているため席に座った時の圧迫感はそれなりにある。下部にはステップ(足置き)も装備されている。
男性が座ったところ
私(男性 / 170cm / 中肉中背)が座ったところがこちら。膝前のスペースはそれなりにあるが、上から見ると、ちょっと圧迫感がある風にも見える。このエコノミークラスの座席の広さのイメージというのは、数字的なスペックだけでなく、座席の形状などでもかなり印象が変わってくる。そういう意味では、体感的にはこのシンガポール航空さんのエコノミークラス席は若干狭い・・かもしれない。
エコノミー座席の設備:個人モニター
続いて、シンガポール航空 B777-300ER エコノミークラス席の設備を見ていこう。まずはこの個人モニター。若干年季が入ったレトロ感のあるモニター設備ではあるが、ちゃんと最新の映画を見ることができる。また、有名どころの映画に関しては日本語音声なども用意されている。操作はモニター下のコントローラーで。
また電源は、モニターの横にUSBポートが1つ用意されているので、スマホの充電などは問題なく行うことができる。少し古めの機材のエコノミークラスであっても、ちゃんとUSB充電が付いているのは高評価だ。
座席のアメニティ
エコノミークラスの座席アメニティには、ブランケットと枕が用意されている。この枕は腰部分に挟んでおくと、腰が痛くなりにくい。
歯ブラシ+靴下も付いている
またエコノミークラスではあるが、今回のフライトは夜間の飛行になるため、こうした歯ブラシセットと靴下も用意されている。エコノミークラスのアメニティの充実度は、このシンガポール航空さんはトップクラスではないかと思う。
機内のトイレ
機内のトイレ。シンガポール航空さんのエコノミークラスのトイレでびっくりしたのは、歯ブラシなどのアメニティも用意されているところ。普通だと歯磨き関連のアメニティは、エコノミークラスは用意が無かったり、CAさんに言えば用意してくれる程度なのだけれど、シンガポール航空のこのフライトでは、アメニティポーチに各席に配布しているだけでなく、トイレにも数本ストックしているのだ。さすが、世界ナンバーワンの航空会社に選ばれるだけのことはある。
シンガポール航空 B773 のエコノミークラス機内サービス
シンガポール航空、B777-300ER(B773)シンガポール発、上海行きのエコノミークラスの機内サービス、そしてお待ちかねの機内食もチェックしていこう。
おしぼりサービス
出発前のおしぼりサービス。ちょっとしたサービスではあるが、ホカホカのホットタオルのサービスは、何気にフライト前のリラックスに心地が良い。
シンガポール航空の機内食:牛ミンチの中華
続いて、飛行機が安定航路に入ってからの機内食も見てみよう。今回のフライトは夜中の1時も回ってのフライトではあるが、ちゃんと機内食もボリュームがあるものが用意されている。もちろんメニューも各席に用意されていて、今回のフライトでは、メインがシーフードパスタか、ミンチ肉(牛)を使った中華料理から選ぶことができた。
写真は中華の「Wok Fried Minced Beef」。ご飯とミンチ肉の炒めもの。付け添えには、パン、そしてアヒルのローストがのったサラダが付いてくる。普通に美味しくいただきました。
シンガポール航空の機内食:シーフードパスタ
もう一つの機内食メニューがこちら、シーフードパスタ。付け添えにはローストチキンとパンがついてくる。何気に最初の牛ミンチのメニューのつけ添えとは種類の違うものが用意されているなど、機内食に対するこだわりも感じられる。お味は・・・パスタは若干カピカピで牛ミンチのほうが美味しい。
ドリンクには「シンガポールスリング」も
アルコールのドリンクには、ビールやワインだけでなく、シンガポールを代表するカクテル「シンガポールスリング」をたのむこともできる。このシンガポール航空のシンガポールスリングは、パイナップルジュースも入っており、このカクテル発祥の地である「ラッフルズ・ホテル」のレシピに近いものが提供されている。シンガポール航空さんに乗る機会があればぜひ頼んでみたいオリジナルメニューだ。
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