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【ユナイテッド航空】B737-800(B738)国際線 エコノミークラス(UA150 / UA151 関空⇔グアム線)実体験レポート!【飛行機の搭乗記】
ユナイテッド航空 B738 グアム便 エコノミークラス / 搭乗記
ユナイテッド航空のグアム便(UA150 / UA151 - 大阪・関西空港 ⇔ グアム)で B737-800(B738)のエコノミークラスに搭乗してきたので、その機材の中の様子や、座席と実際に座ったときの広さ、そして機内食の内容などを詳しく実体験レポート!
このユナイテッド航空 UA150便(往路)、UA151便(復路)はユナイテッド航空が日本からの観光客のグアム旅行の需要拡大を見越して、2022年夏より復活させた要注目の航空路線となっている。フライト時間は片道4時間弱(早いときは3時間ちょっと)と短距離線となっている。
私達が搭乗した機材は小型でナローボディのB737-800(B738)だったが、その飛行機の中の様子や、座席とその広さ、また機内食など、フライトを利用する人なら誰もが気になる情報を、実際に乗って確かめてきたので、ぜひ参考にしてほしいと思う。
ユナイテッド航空 B738 シートマップ
ユナイテッド航空のグアム便で使われている機材 B737-800(B738)のシートマップ(座席表)は以下のようになっている。
ビジネスクラス37 inch21 inch
エコノミープラス34 inch17.3 inch
プリファードシート30 inch17.3 inch
エコノミークラス30 inch17.3 inch
リクライニング不可30 inch17.3 inch
座席のクラスは、一番前がビジネスクラス、真ん中より前方がエコノミープラス席(座席幅は普通のエコノミークラス席と同じでシートピッチが4インチ / 約10cm広い)、真ん中より後ろ側がエコノミークラス席(利便性や位置的な快適度で、プリファードシートとノーマルのエコノミー席に区分けされているが、座席の幅やシートピッチは同じ)となっている。なお、一番後ろの座席は壁がある関係上、リクライニングが利用不可となっている。
ではユナイテッド航空 B738 の機内を実際の写真と一緒に見ていきたいと思う。
ユナイテッド航空 B738 ビジネスクラス
まずB738 の機内に入って現れるのがビジネスクラス。このUA150 / 151 便は国際線といっても約4時間の短距離フライトなので、ビジネスクラスに導入されている座席は、最新のフルフラットタイプではなく、少し昔のビジネスクラスで使われていたゆったりしたリクライニングタイプの座席となっている。座席配列は 2 - 2タイプ。
今回はエコノミークラスに搭乗なので、あまりジロジロと写真を撮るわけにはいかないので、いつか乗ってみたいなぁ♪と思いながら、今回は軽い紹介程度でスルー。
ユナイテッド航空 B738 エコノミークラス
ビジネスクラスのエリアを奥に進むと、エコノミークラスのエリアになる。座席配列は 3 - 3。夫婦+子供1人のグループで利用するのが一番快適な座席配列。グアムは、4時間弱なのではじめての子連れ海外旅行先として海外ビーチリゾートを探している夫婦などに非常におすすめ。この座席はそんなニーズにも非常にマッチしている。
ちなみに写真でヘッドレスト部分が黒くなっている座席があるが、そちらがエコノミープラス席で、シートピッチが10cmほど広い仕様となっている。
後ろから前に向かって機内の様子
エコノミークラスのエリアを後ろから前に向かって見たところがこちら。座席の背もたれの後ろにズラッと取り付けられた個人モニターは圧巻だ。
ユナイテッド航空 B738 エコノミークラスの座席
ユナイテッド航空 B738 エコノミークラスの座席がこちら。座席のスペックはワイドが17.3インチ(約44cm)、シートピッチ(奥行き)は30インチ(約76cm)。
エコノミークラス席に座ってみたところ
実際にミヅキ(女性 / 約160cm 中肉中背)がkのエコノミークラス席に座ってみたところ。座席は省スペース設計になっているので、足元部分は前座席の下に軽く潜り込むような作りで、スペック的なシートピッチよりも実際に座った感じは、まぁまぁ圧迫感があって狭く感じる。
狭いのが苦手な人は、片道1万円弱でアップグレードできるエコノミープラス席のほうがおすすめかもしれないけど、まぁグアムまでは4時間かからないので、アップグレードするかどうかは正直迷うところだ。
リクライニングは気休め程度
またエコノミークラス席のリクライニングは、本当に気持ち程度のものとなっており、写真は実際にミヅキが座席を一杯までリクライニングしたところだが、見て分かる通りリクライニングの深さは浅い。腰痛などの悩みがある場合は、腰用の小さなクッションがあると快適だろう。
座席のヘッドレスト
エコノミークラスの座席には、角度調整と高さ調整が可能なヘッドレストも付いている。
個人モニター
座席の前(前席の背もたれの裏)には8インチの個人モニターも用意されている。この個人モニターでは、映画やテレビ番組(一部は日本語対応)も楽しめるが、テレビ番組のような放送形態になっているので、一時停止などはできない。
個人モニター用コントローラー
座席の座って左側の肘掛けには、個人モニター用コントローラーが備わっている。うっかり肘掛けに肘を掛けていると、このコントローラーのボタンを押してしまい、個人モニターが誤動作を起こすので注意。でも、この肘掛けに個人モニターのコントローラーがあることで、隣に他人が座ってきた時に無理に肘を置いたりしなくなるのかもしれない。そういう意味ではグッジョブな配置なのかも?(笑)
リクライニングボタンとイヤホンジャック
また肘掛けにはリクライニングのボタンと、イヤホンジャックの差込口が備わる。イヤホンジャックはCAさんが配ってくれるが、一般的なピンジャックになっているので、自分で用意してきたマイイヤホンを使ってもOK。
読書灯と送風機、アテンダントボタン
天井には、読書灯、送風機、そしてCAさんを呼ぶためのアテンダントボタンも備わる。
荷物コンパートメント
天井側面には手荷物用のコンパートメント。機内持ち込み用のスーツケースも入る大きさ。
ユナイテッド航空 B738 エコノミークラスの機内アメニティ
ユナイテッド航空 B738 エコノミークラスの座席周りの設備を見たところで、機内アメニティも紹介していきたい。まずこちらは個人モニター用のイヤホンと消毒用ナプキン。
機内用ブランケット
各座席には機内用ブランケットも用意されている。私達が利用したのは9月の初め頃だったが、フライト中かなり冷房が効いていたのでこのブランケットはとても役に立った。グアムに行くからと張り切って短パンを履いてきてたけど、機内を過ごすのは長いパンツで良いかもしれない。
ユナイテッド航空 いよいよ出発!
乗客の機内への搭乗もスムーズに終わり、もうすぐユナイテッド航空 大阪⇔グアム便もいよいよ出発!私達が利用した時は、座席の埋まり具合は 2割程度とガラガラだったが、2022年9月7日より、ワクチン3回摂取してたら、海外旅行で帰りのPCR検査も要らなくなったし、グアムは近いし、物価もハワイやアメリカ本土より安いし、きっとどんどん人が利用する人気路線になっていくだろう。
ユナイテッド航空の機内安全ビデオ
飛行機は滑走路へ離陸準備へと向かい、機内の個人モニターでは機内安全ビデオが放映される。このユナイテッド航空の機内安全ビデオ(2022年9月)は、アメリカらしいハリウッド映画のような雰囲気の内容になっていて楽しい。また日本語字幕も付いているので、英語がわからなくても内容を把握できる。
フライト中の窓からの景色
私達を乗せたユナイテッド航空UA150便は、グアムに向けて大空へ。飛行機が安定航路に入ったところで、窓からの景色を一枚♪ 飛行機からの空の景色って本当に気分を高揚させてくれる。
ユナイテッド航空 フライト中の機内の様子
シートベルトサインも消えたところで、記念にフライト中の機内を360度写真で一枚。本当に空いていて、私達も3人席を2人で使えてとても快適なフライトだった。
ユナイテッド航空 グアム便 エコノミークラスの機内食
それではお待ちかね!海外旅行の飛行といえば「機内食」!美味しくても不味くても、旅行のいい思い出になる機内食はなくてはならない存在。今回のユナイテッド航空 大阪・関西空港 ⇔ グアム(UA150便 / UA151便)で私達に提供された、エコノミークラスの機内食を紹介していきたいと思う。
往路:UA150便(グアム行き)の機内食
まずこちらは、往路(UA150便)グアム行きで出てきた機内食。短距離フライトなので、ボリュームは軽めだが、鶏の照焼のような具材がサンドされたピタパンに、いんげん豆とトマト、レタスと海老のサラダ、そしてデザートに森永のチョコチップビスケットが付いた機内食となっていた。気になるお味はなかなか美味しい。
余談ではあるが、最近気がついたのだが、機内食の美味しい、美味しくないは、飛行機が出発する空港で大体決まる。例えばこのUA150便は出発するのは大阪・関西空港。アメリカの航空会社であるユナイテッド航空とはいえ、機内食は出発するエリアでケータリング会社が用意しているはずなので、機内食も日本人の口に合う味付けになっている。つまり、バリエーションなどはもちろん変わってくると思うが、日本発の飛行機に乗れば、機内食はだいたい美味しいんじゃないかと、色々飛行機を乗ってみて分かってきた。
かわいいユナイテッド航空の紙ナプキン
機内食と一緒にお手拭き用に用意されるのがこちらのユナイテッド航空オリジナルの紙ナプキン。サボテンや植物が描かれた上空をユナイテッド航空の飛行機が飛んでいるナプキンの絵柄は可愛らしくて素敵だ。
ユナイテッド航空のアルコール飲料は有料!
機内食のお供にいただく飲み物。実はユナイテッド航空は、短距離線だけなのかもしれないけど、アルコール飲料は有料。例えば今回、私達は往路でビールを2つ頼んだんだけど、ビール1本で8ドルも掛かった(円安の影響で約1,200円・汗)。さすがアメリカの航空会社だ。なお、ノンアルコールのコーラや、その他の飲み物については無料でいただくことができるので安心してほしい。
復路:UA151便(大阪・関空行き)の機内食
続いてこちらは、復路:UA151便(大阪・関空行き)の機内食。機内食は「卵とピラフ」か「中華風焼きそば」の2タイプから選択可能となっていて、上の写真は卵とピラフのもの。メインディッシュにはピラフ、卵とソーセージが付いていて、付け添えにはパン、またデザートにはぶどうとメロンのフルーツが付いている。
気になるお味は薄口で、パンもパサッとしていて、ちょっと私達の口には合わなかったが、カトラリーの袋の中には塩コショウも入っているので、そちらを使えば食べられなくはない味になる。
もう一つの機内食
もう一つの機内食「中華風焼きそば」。メインが焼きそばで、その他は先程のものと同じ。こちらの焼きそばも味が薄く、塩コショウで何とか食べられる感じに持っていける。食事というのは、国や地域で好みも変わるため、この美味しい、美味しくないの感想は個人差があるので、この私の感想はあくまで参考程度に。まぁ、でもこの口に合わない機内食も、今振り返ってみれば良い旅の思い出の一つだ。
飲み物はお代わり可能
なお、機内食と一緒にサーブされる飲み物は、お代わりなどは自由にできる。自分でリクエストしてもいいし、CAさんも何度か聴きに来てくれたりもする。そんなサービスはさすがユナイテッド航空だ。
あっという間に目的地へ
そうして、私達を乗せたユナイテッド航空の飛行機は、あっという間に目的地であるグアムにたどり着く。飛行機で約4時間のフライトというのは本当に短いので、これなら長時間フライトが心配な旅行者も安心して行けるのではないかと思う。
ユナイテッド航空 大阪・関空⇔グアム便 B738 エコノミークラスのまとめ
ユナイテッド航空 大阪・関空⇔グアム便 B738 エコノミークラス(UA150便 / UA151便)の搭乗記はいかがだっただろうか。フライトは往路も復路も、アメリカ人のCAさんの他、日本人のCAさんも搭乗しているので、英語が苦手でも安心して利用できる、気軽に行けるグアム旅行らしいフライトとなっている。
実は私達は長年ユナイテッド航空のマイルは貯め続けてるんだけど、実際にユナイテッド航空の飛行機に乗るのはミヅキは数十年ぶりで、私は初めて(笑)。コロナ前とかには、アメリカ本国でアジア系の乗客が強制的に飛行機を降ろされたりする事件があったり、悪いサービスの口コミがあったりと、何かとマイナスイメージがあったユナイテッド航空だけど、この復活したグアム線では、CAさんも気さくで親切でサービスの問題も無し。非常に快適なフライトを楽しむことができた。
やっと日本の帰国に際しても、ワクチン3回摂取を条件に、事前のPCR検査が必要無くなった海外旅行。円安などの問題もあるけれど、ハワイやアメリカ本国に比べ、物価上昇が緩やかで日本人にとって旅行しやすいグアム。コロナ後のリベンジ海外旅行の手始めに、このユナイテッド航空の復活したグアム路線で、気軽で楽しいグアム旅行を計画してみるのもありではないかと思う。楽しいグアム旅行を♪
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