ハワイのホテル個人予約「BOOKING.COM」編
ハワイを個人旅行する際に、必ず必要となってくる「ホテル予約」。ツアーでは予め決められたホテルが用意されているが、個人旅行をする場合は自分でホテルを探す必要がある。個人旅行に慣れていない人にとってはこのホテル探しは難しいと思うが、これが慣れてくると、無数に存在するホテルの中から予算に合わせて好きな場所をチョイスできる。
この自由度が「個人旅行」の魅力の1つ。しかし、ホテル手配の方法といっても色んなサイトで行うことが出来るため、どのサイトを使えば良いのか悩んでしまうもの。そこで、このページでは、私達が普段よくホテル探しに使っている、ホテル予約サイトの大手「BOOKING.COM(ブッキングドットコム)」で行う方法を紹介していきたいと思う。
では、クレジットカードを用意してまずはブッキングドットコムのページにアクセス してみよう。(クレジットカードが無いと殆どのホテルは予約出来ないので注意)
「クレジットカードは持ってない」とか「どんなクレジットカードを作ればいいのかわからない」という人はモリオとミヅキが使っている【マイルがザクザク貯まるクレジットカード(貯めたマイルでビジネスクラスに乗っている)】を紹介しているのでこちらのページ を参考にして欲しい。
行き先の決定
ブッキングドットコムにアクセスできたら、次は行き先欄に自分の行きたい場所を日本語で入力してみよう。なお、ここで「ハワイ」と打ち込むと、ハワイ州(ハワイの離島を含めた全てのエリア)、ハワイ島といった候補が下に並んでくるが、だいたいのハワイ旅行での目的地はハワイ・オアフ島の中心エリア「ホノルル」となると思われるので、その場合は行き先に「ホノルル」を入力し、下に出てくるホノルルを選択しよう。
日程の選択
行き先が選択できたら、続いて日程の選択。チェックイン、チェックアウトの場所をクリックすると、下にカレンダーが現れるので、自分の希望日をクリックして選択すればOKだ。直感的に操作ができるので迷うことはないはずだ。
人数の選択
そうして日程の選択が終わったら、次は人数を決定しよう。ホテルは各部屋ごとに宿泊できる人数が元々決まっているため、この人数情報は必須となってくる。なお子供がいる場合は、子供の人数を選択すると「ホテルのチェックアウト日での子供の年齢」を選択するフォームが現れるので、そこも正確に選択しよう。なお、海外旅行ツアーではお一人様〇〇円、、、といった人数による値段設定が当たり前であるが、海外でのホテルの個人手配は1室〇〇円、と1部屋単位での料金設定がほとんど。そのため、表示される料金はひと部屋ごとの値段となるので間違わないようにしよう。では、一通りの情報入力が終わったら「検索」ボタンをクリック。
検索結果
そうすると、BOOKING.COMが扱っているハワイ・ホノルルのホテルやアパートメントなどが表示される。この中から一つ一つ見ていってもいいのだが、、、数がかなり多いので全部チェックしていたら何が何やら分からなくなってしまう。
絞り込み
そこで活躍するのが、画面左にある「絞り込み検索」だ。そこには一泊あたりの値段や、設備での絞り込み、立地条件での選別などが可能となっているので、色々と表示されている項目から、自分の希望に沿ったものをチェックして、検索結果を絞り込んでいこう。
なお、ハワイでのオススメの絞り込み条件は、「キッチン付き」「キャンセル無料」「フロント24時間対応」「エアコン」。
キッチン(簡易キッチン)が付いていると、スーパーなんかで食材を買ってくれば自炊もできるので、滞在中の食費が抑えられる(ハワイのレストランで食事をすると一人40~50ドルぐらいは掛かって来ると思っていたほうがいい)。
キャンセル無料は、ある一定期間まではキャンセルしても無料というホテルが見つけられる。例えばもっと良いホテルが見つかった時なんかの保険をかけるためにも、このキャンセル無料の項目はかなり重要だと思っている。
フロント24時間対応のところは、例えば自分が利用するフライトが早朝便だった場合、夜中にホテルを出ることになるのだが、もしもそんな時フロントが閉まっていたら、、、チェックアウトできない(涙)。自分のスケジュール管理も行なわなくてはならない個人旅行では、このフロント24時間対応は非常にありがたいサービスなのだ。ま、ホノルルのホテルはほとんど24時間対応だとは思うが。
最後に「エアコン」の項目は、多分ホノルルのホテルはどこもエアコンは付いていると思うのだが、実はハワイの普通の家ではエアコンが無い家もたくさんあるのだ。またちょっと外れのホテル、例えばカイルア方面とかになってくると、エアコンが無いところも非常に多いため、一応念のため、このエアコンの項目を選択しておくと、部屋で暑い思いをしなくて済む。
立地条件が分からない
また、ホテル選びには、そのホテルが建っている立地条件もかなり重要。せっかくハワイに来たのに、カラカウア通りまで行くのに、歩いたら15分ほど掛かる、、、なんて事になったら、旅行のフットワークにも影響が出てきてしまう。もちろん静かな環境で過ごしたい場合は、逆にカラカウア通りから離れて泊まりたいだろうし、ビーチにすぐに行けるホテルが絶対条件、なんて人も多いだろう。そんな大事なホテルの場所を一発で確認できるのが、右上にある「マップ表示」ボタン。ここを押してみよう。
マップ表示
すると現れるのが、このマップ表示画面だ。地図上にプロットされた青い目印は、各ホテルのある場所が表示されている。なお、ホテルは、さっき絞り込んだ条件にマッチしたものだけがマップ上に表示されているので分かりやすい。こうしてみると、メイン通りのカラカウア通りに面したホテルは少なめで、一本奥のクヒオ通り、そして更に奥のアラワイ通り(運河沿い)にホテルが多いのに気がつく。だが、このクヒオ通りと、運河沿いの通りは、夜になると人気が無くなり、治安も悪くなるということもあるため、その辺りにあるホテルは中心エリアよりは安めの価格設定になっている。治安などが心配な場合はあまり予約しないほうがいいかもしれない。もしも利用する場合は、夜はあまり出歩かないとか、夜間はタクシーを使う、、、といった用心を心がけよう。このように、ホテルを選ぶ際は、ホテル予約サイトでは表示されない治安面の情報もある程度調べていたほうがいいだろう。もちろん調べすぎると「どこも危ない」とか思ってビビってしまうことにもなりかねないので、程々に。
ホテル詳細
さて、見てみたいなと思う候補のホテルが出てきたら、名前を押すか「表示」ボタンを押してホテルの詳細ページへ進もう。すると、詳細ページでは、部屋の写真やホテル周りの風景などのイメージ画像を見ることが出来る。ただし、この写真はあくまでイメージ。部屋は広そうに写真撮影されているし、車で30分ほどの離れたビーチの写真が載っけられていたりもするので、もしも本当のホテルの様子を知りたい場合は、トリップアドバイザーでこのホテル名を検索し、旅行者が投稿している写真を見るようにしよう。そこにはリアルなホテルの姿が映し出されているはずだ。なお、写真の上側には実際に泊まった人のレビューダイジェストも出てくるので、そこを押すことで色んな人の色んな声を確認することができる。このレビューに日本語がいっぱいある場合は、日本人がよく泊っているホテルだということも確認できるし、英語だらけで日本語レビューが無い、、、といった場合は、ほぼ日本人は居ない、と思っていいだろう。
利用可能な客室タイプ
ホテル詳細画面を下にスクロールすると、具体的な値段が書かれた場所が現れる。ここが、ホテルの客室を選択するカート画面。例ではあるが、現在見ているホテルでは6人まで泊まれる「Palmスイート」という部屋と「コアスイート」という部屋が利用可能なようだ。(他の部屋は売り切れていて選択不可)料金は全旅程の全員分の宿泊料金の合計金額。下に小さく「別:税金14.96%、1泊につき10.47ドルのリゾート料金」と書かれているが、これは含まれていない。つまり、ここから約1万6000円チョイの税金と、1泊一人10.47ドルのリゾートフィーが加算(4人なら1泊合計41.88ドル)されるので注意しよう。なお、この税金などが別になっているかどうかは、地域によって入ってたり入ってなかったりするが、ハワイの場合は別料金な場所がほとんど。またハワイのホテルに泊まる場合は、殆どの場合【リゾートフィー】というものは、ほぼどこのホテルも徴収しているので諦めよう(値段はホテルによって異なる)。
部屋の詳細
また、部屋の詳細を知りたい場合は、部屋の名前のところをクリックすれば、各部屋の詳細情報(設備など)が確認できる。あと、朝食などのミールプランが付いている場合は、この画面、もしくは前のカート画面のところの確認事項欄に「朝食付き」とか書かれている。無い場合は付いていないと思っておこう。まぁ、キッチン付きを選ぶとコンドミニアムの部屋(アパートタイプ)になるから朝食が付くことは少ない。
重要事項
この部屋情報の画面で一番確認しておかなくてはならないところがある。それは「キャンセルポリシーと前払いの有無について」。この情報は、上の写真の「?」マークにマウスオーバーすると表示されるのだが、、、これは非常にわかりにくい。何日まではキャンセル無料というのは書いてあるのだが、前払いが行なわれるのかどうかは、この「?」を確認しないと細かくは分からなかったりする。実際私もよく「あれ?料金って払ったんだっけ?現地で払うんだっけ?何か一部でも払ったっけ?」といった疑問が旅行直前に湧き上がってくることが多いので、是非予約する際はこの部分の情報をスクリーンショットに収めるなり、メモするなりしてチェックしておくのをお忘れなく。
ホテル概要の確認
さて、上の情報から、部屋のことはよく分かったが、肝心のホテルの情報がよく分からない。そのホテル情報というのは、さっきの部屋のカート画面の下にズラーっと並んでいる。まずは、近くにどんな施設があるかや、レビューのダイジェストなどの表示が現れる。
施設の設備情報
続いて施設の設備情報。スタッフの対応言語や、駐車場情報なども書かれているので、確認しておくと宿泊するかどうかの一つの目安となるはずだ。
チェックインとチェックアウト
その設備情報の下には、一番重要じゃないかと思える「チェックイン」と「チェックアウト」の時間、カード決済と利用カードの種類、その他の注意事項などが書かれた場所がある。このホテルを例にとると、チェックインは16時からということなので、例えば早朝にハワイに着いてしまった場合は、チェックインまで時間を潰さなくてはならなかったりする。まぁ、荷物はホテルに行けばフロントに頼めば預かってもらえるだろうし、運が良ければ部屋が空いていればすぐにでもチェックインさせてくれたりもするが、とりあえずはこの時間をよく見て旅行プランを立てるようにしよう。
予約に進む
納得の部屋が見つかったら、いよいよ予約を進めていく。まずは必要な部屋数を選択し「予約画面へ」のボタンを押そう。なお、最後に「予約を確定する」ボタンを押すまでは何か決済されたりはしないので、安心して手続きを進めていこう。また、この例のホテルの部屋は【2018年7月24日までキャンセル無料】と書かれている通り、【2018年7月24日まで】であれば、予約後に「やっぱりやーめた!」とネット上で簡単にキャンセル出来るので、本当に気楽な気持ちで予約すればいいだろう。
予約フォーム
ここからは個人情報を入力していく。まずは名前、メールアドレス、宿泊人数と、宿泊者の名前を入力。名前はすべて英語(ローマ字)で表記すること。また宿泊者は複数いる場合は、カンマで区切って記入していけばOKだ。ここで記入したメールアドレスには、予約完了後に、キャンセルする際のリンクが付いた予約完了メールが送られてくるので、必ず受け取れるメールアドレスを用意しよう。
特別リクエスト
お部屋のリクエストはここに。ビーチがよく見える部屋がいいとか、静かな部屋がいいとか、自分の要望を英語で書いておこう。まぁ書いたところで、半分ぐらいは無視されるので、あんまり期待しないようにwあと、送迎サービスが有るホテルの場合はここに「I would like to have shuttle service between the airport and the hotel.」とでも書いておこう。(フライトが決まっているならそのスケジュールも)担当の人が気がつけば、後でメールで「便名と時間を教えてほしい」とかいったメールを送ってくれるはずだ。もしも一向に連絡がない場合は、予約確認画面でメッセージを送ることができるので、そこにさっきと同じ内容のメッセージを送っておこう。それでも返事がない場合は、ブッキングドットコムの日本センターに電話して、「メッセージの返事が無いんです」とか相談すれば、担当の人がホテルに直接連絡してなんとかしてくれる。この【困ったときに何とかしてくれる窓口がある】のが、このブッキングドットコムで予約する際の利点の1つといえるだろう。
あと、到着予定時間については、フライトが分かっている場合は選択しておけば、ホテル側がチェックイン時間などを把握できるため、「チェックインが無いから予約消しちゃった」なんてトラブルが少なくなるだろう。そして全て記入が終わったら「次のページで詳細を入力」ボタンをポチッ。
最後に連絡先と支払情報
そして最後に連絡先と支払情報の入力。連絡先には電話番号の入力欄があるので、そこに自分がすぐに取れる電話番号(携帯電話がベター)を入力。その際に、相手は海外なので、例えば080-1111-2222という携帯電話を入力する場合は、まず国を選択し、そのあとに先頭のゼロを抜いた「80-1111-2222」の番号を入れよう。心配しなくても、電話が掛かって来ることはまず無く、連絡事項がある場合はメールでのやり取りとなる。もちろんメールは英語でのやり取りとなるが、、、英語が苦手な人も、そこは頑張って翻訳ツールを使ったり、辞書引いたりしながら頑張ろう。
クレジットカードで予約完了
最後にクレジットカードの情報を入れて「予約を確定する」ボタンを押せば、予約完了となり、上で書いたメールアドレス宛に予約完了通知が届く。なお、クレジットカード情報は、予約の際に引き落としが何も無い場合でも、予約者がちゃんと実在するという保証のために必ず必要となるので準備はお忘れなく。以上がブッキングドットコム での予約方法の説明だったが、いかがだっただろうか?ページでの操作はほぼ、どこかのネット店舗で商品を買うような感覚で行うことが出来るはずだ。また予約のキャンセルについても、予約後に届いたメールのリンクをたどれば簡単に数クリックで完了するという手軽さだ。この【ホテルの個人予約】さえマスターしてしまえば、ハワイ中にある数多のホテルが次のハワイ旅行の宿泊先候補になるのだ。ツアーには無い、無限大の自由度を手に入れて、あなただけのハワイ旅行を組み立ててみよう♪ では、ステキなハワイ旅行を。
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