シンガポール・チャンギ国際空港「ジュエル」の行き方
シンガポールのチャンギ国際空港にある超巨大なショッピングモール、シンガポールのランドマーク「JEWEL CHANGI - ジュエル・チャンギ」。シンガポール旅行の際には一度は訪れたい、この空港直結のショッピングモール ジュエルの各ターミナル(T1・T2・T3・T4)からの行き方 / アクセス方法を紹介します。
ジュエル・チャンギは24時間営業(各店舗にはそれぞれ営業時間が異なる)で、たくさんの店舗が入っているほか、資生堂とteamLab(日本)が手がけるインドアガーデンとしては最大級の「Shiseido Forest Valley - 資生堂フォレストバレー」、HSBCがスポンサーとなり手がけた世界最大の室内ウォーターフォール「The Rain Vortex - ザ・レイン・ヴォルテックス」、スカイネットや巨大な迷路などのアトラクションを備えた「Canopy Park」、そしてYOTELブランドのホテルなど、ここだけで1日が終わってしまいそうな膨大な商業コンテンツが備わっています。そんな魅力のジュエルへのアクセス方法を、実際の移動の風景と共にお伝えするので、ジュエルに行ってみたい人はぜひ参考にどうぞ。
チャンギ国際空港・各ターミナルからジュエルへのアクセス方法の基本
チャンギ国際空港の各ターミナル(T1・T2・T3・T4)からジュエルへのアクセス方法は非常に簡単で、シンガポールに入国後、基本的にはターミナルの天井からぶら下がっている「JEWEL - ジュエル」の案内を辿っていくだけでたどり着くことができます。
各ターミナルからジュエルへの行き方
それでは、チャンギ空港のそれぞれのターミナルからジュエル・チャンギエアポートへの実際のアクセス方法を見ていきたいと思います。
ターミナル1(T1)からのアクセス方法
まずはターミナル1(T1)からの移動方法から。このチャンギ空港・ターミナル1はジュエルに一番近いターミナルになっていて、T1の到着ターミナル(1F)を外に出ると、道路を挟んで目の前にジュエル・チャンギの入口が現れるので、横断歩道を渡ればすぐにたどり着くことができます。
ターミナル4(T4)からのアクセス方法
続いてターミナル4からのアクセス方法。ターミナル4は唯一ジュエル・チャンギに隣接していないターミナルとなるため、アクセスするには無料のシャトルバスでターミナル2(T2)に行ってから、アクセスする必要があります。
ターミナル2、3からのアクセス方法
チャンギ国際空港・ターミナル2、3(T2・T3)からジュエル・チャンギへのアクセス方法は、天井からぶら下がっている案内に従ってアクセスします。
流れとしてはエレベーターなどでジュエルにつながっている階(ターミナル2は3F、ターミナル3は2F)にアクセスし、そのままジュエルへの連絡通路を通って向かうことになります。移動時間は約10分前後。結構歩くので重たい荷物がある場合は注意してください。
ではここからは実際にチャンギ空港ターミナル2(T2)から歩いてジュエルに行ってみたいと思います。まずは天井の案内を見ながら空港ターミナルを移動します。
ジュエルの入り口発見!
T2から案内に従って進んでいくと、ジュエルの連絡通路のエントランスに、この「JEWEL - Changi Airport」のロゴが現れます。ここがジュエルの入口のように思いますが、実はまだまだ歩きます😅
連絡ブリッジを進んでいく
ジュエルの看板を過ぎてさらに歩いていきます。ジュエルへの通路は一本道で、さらに「JEWEL」の案内も所々に付いているので、方向音痴の私たちでも迷うことはありません。
ジュエルが見えてきた!
歩くことしばらく、通路の窓からようやくJEWEL - ジュエル の建物が見えてきました!
連絡ブリッジは長い
ようやく空港ターミナルとジュエル・チャンギをつなぐ連絡ブリッジに差し掛かります…が、この連絡ブリッジもかなり長く、途中には動く歩道も用意されているほどの長さになってます。
ひたすら歩く
一体どれだけ歩くんだ?…と思うほどひたすら歩く私達。T2、T3からジュエルに向かうときは、歩きやすい服装と荷物で向かったほうが良いかもしれません。
ジュエル・チャンギに到着!
そうしてターミナル2(T2)から歩くこと約10分。ようやくジュエル・チャンギの入り口にたどり着きました。自然の緑と近未来的なインテリアが組み合わされた、シンガポールらしい雰囲気のジュエル・チャンギのエントランス。
なお、ターミナル2からやってきた場合は、ジュエル・チャンギのレベル3(3F)にアクセスすることになります。
ジュエルの各店舗へは案内端末でチェック
ジュエルはかなり広大な敷地のショッピングモールになっており、目的地を探すのも一苦労ですが、そんなときはジュエルに設置されている案内端末を利用しましょう。
ジュエルの案内端末は、日本の巨大アウトレットモールの案内端末と同じくタッチパネル式になっていて、店舗の検索にも対応しています。
今回私達はこのチャンギ空港のジュエルには、ここに入っているアップルストアで最新のiPhone(海外のiPhoneは純正写真アプリが日本国内でもマナーモードにすればシャッター音が鳴らないので写真撮影するのに便利)を買いにやってきているので、アップルストアを目指します。
アップルストア・ジュエルのある場所は2F。案内端末の道順を見ると、ここからエスカレーターで2Fに降りて、ぐるっと反時計回りに進めばたどり着くようなので、案内に従って進んでいきます。
アップルストアへGO!
案内に従ってエスカレーターを降りてアップルストアへと向かっていきます。ジュエル・チャンギの構内はとてもキレイ。さらに、もうすぐ夜21時30分になる頃であるというのに、24時間営業の空港施設ということで、訪れているゲストも多いです。この近未来的な雰囲気は、ほんとシンガポールらしいなぁ。
The Rain Vortex - ザ・レイン・ヴォルテックス
ジュエル・チャンギの中央には、「The Rain Vortex - ザ・レイン・ヴォルテックス」と名付けられた世界最大の室内ウォーターフォール(滝)があり、一大観光スポットになってます。夜間にはこうしてライトアップされ、訪れた人の視線を釘付けにしています。
なお、この滝の付近には、空港ターミナル間を結ぶモノレール(Skytrain / T2⇔T3)が通っており、エアサイド(シンガポール出国後の保安エリア)に居てもこの巨大な人工滝を見ることができます。
アップルストア・ジュエル
アップルストア・ジュエルに到着。現在21時30分。このアップルストアは22時に閉店となるので、何とか営業時間内に辿り着くことができました。早速 お目当てのiPhoneの在庫状況を聞いてみましょう。
ちなみに参考までに、オンラインのアップルストア・シンガポールは、オンライン予約や購入ができるのは、シンガポールに住所のある人だけで、私達のような旅行者ではオンラインでiPhoneの在庫を予約したりすることはできないので、もしシンガポールでiPhoneを購入したい場合は、こうして実際に店舗を訪れて在庫を購入するしかありません。
アップルストア・ジュエルの店内の様子
アップルストア・ジュエル(シンガポール)の店内の様子がこちら。このときは閉店間際だというのにたくさんの人が訪れているのが分かります。店内の内装は、白と木目を基調としたとてもシンプルでモダンなインテリアとなっていて、アップルストアらしいですね。
スタッフに在庫状況を確認
では時間も無いので、アップルストアの入り口付近に居るスタッフに お目当てのiPhoneの現在の在庫状況を聞いてみよう。
モリオ:「このiPhoneを購入したいのですが。」
スタッフ:「現在の在庫状況がこちらになります。」
スタッフは私に、iPhoneシリーズの在庫が表示されたiPadの画面を見せてくれます…が…。
ジュエルのiPhoneはほとんど売り切れ
iPhoneの在庫状況は、タブレットの画面ではほとんどのモデルに「×」印が表示されていて、ほとんど売り切れてしまっている状況です。
日本のアップルストアでの在庫は、出発直前でも殆どが「在庫あり / 本日アップルストアで受け取り可能」だったので安心していたのに…。シンガポールは、アンドロイドのほうが売れててiPhoneは人気無いと思ってたんだけど…まさか、こんなに人気だとは😕
モリオ:「希望は 256GB のこの色なのですが…」
スタッフ:「残念ながら…256GBですと、ゴールドとグレーが少量のみ残っています。」
モリオ:「…ミヅキ、どうしよう。欲しい色売り切れだって…」
ミヅキ:「えー!次入荷いつなのか聞いてみて!」
モリオ:「次回入荷はいつ頃になりますか?」
スタッフ:「それはわかりません。」
ミヅキ:「うーん、この感じだと私達の滞在中に再入荷は無いかもしれないよね。」
モリオ:「そうやなぁ…。あの…オーチャード店の在庫ってわかりますか?」
シンガポールには、ここジュエル内だけでなく、シンガポールの繁華街であるオーチャード通りにもアップルストアが置かれているので、この店舗でもそこの在庫状況が分かるのではと思い食い下がります。
スタッフ:「いえ、残念ながら在庫が分かるのはこの店舗のみです。」
モリオ:「そうですか…。わかりました。少し考えます。」
スタッフ:「わかりました。」
モリオ:「…ミヅキ、どうしよう。ゴールドでもいい?」
ミヅキ:「えっ?わざわざシンガポールまで来たのに妥協するの?」
モリオ:「でも…この調子だったら、オーチャード店も無理そうじゃない?」
ミヅキ:「でも、まだ確認してないし。そうだ、オーチャード店に電話して確認できない?」
モリオ:「えーー!電話(汗)…スカイプのアプリで電話できるんかな?」
シンガポールのオーチャード店に電話
スカイプのアプリを使って、オーチャード店に電話を試みましたが、当時の私達は海外でもデータ通信が使えるahamoや楽天モバイルを持っておらず、ジュエル内を飛んでいる無料WiFiではスカイプの電話機能はうまく繋がりませんでした。
モリオ:「あかん…つながらん。国際電話の掛け方とかあるんかな・・いや、いまそれを調べている暇は無いな。どうしよう。妥協して256GB ゴールドを買うか…。Pro Max は色残ってたけど…ちょっと実機触ってみるか。」
ミヅキ:「そうしてみよう。」
iPhoneのProMaxは高いのとデカいので人気が少し無いみたいなので色の在庫も残っていたので実機を触ってみました…が、やはり少し大きくて重い。旅行でのとっさの際に写真を撮るのに、この大きさはちょっと取り回しがしんどいなぁ…しかも高いし。
ミヅキ:「やっぱり明日、オーチャード店に行ってみない?それでやっぱり売り切れてたら…またそれから考えよう。」
モリオ:「そうやな…シンガポールまで来て妥協するのも嫌やもんな。」
ミヅキ:「うん。もう私の中では新しいiPhoneはあの色って決まってるんよ!😆」
モリオ:「ははは。」
iPhoneの在庫を買うのを我慢する
そうして、せっかくジュエル・チャンギに行ったものの、結局 iPhoneの在庫色を買うのを諦めた私達。
ちなみに後日訪れたオーチャード通り(シンガポール最大の繁華街)のアップルストアには在庫が残っていたので、このジュエルのアップルストアで在庫がない場合は、そちらを訪れてみるのもおすすめです。
ジュエル・チャンギは余裕を持って訪れよう!
チャンギ国際空港に新しくできた巨大な複合施設「JEWEL - ジュエル・チャンギ・エアポート」の行き方。空港でのフライト待ち時間に軽く訪れるには、巨大すぎるので、このジュエルに訪れる際は、しっかりと時間に余裕を見て訪れるように予定を組むことをおすすめします。
ジュエルの営業時間は24時間。このシンガポール・チャンギ国際空港は、世界各都市への中継地点でもあり、トランジットで数時間滞在することもしばしば。チャンギ国際空港で長い飛行機の乗り継ぎ時間がある場合は、このジュエルの観光を楽しむのも一つのトランジット時間を潰す1つの選択肢になるはずです。
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