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中国国際航空 ビジネスクラスラウンジ No.71 ラウンジ @上海浦東国際空港
上海浦東国際空港(プドン / PVG)のビジネスクラスラウンジ「No.71ラウンジ」
上海浦東国際空港(プドン / PVG)のターミナル2 国際線にある、中国国際空港 / エアチャイナ(CA)の空港ラウンジ「First Business Class Lounge No.71 - ファースト&ビジネスクラスラウンジ No.71 / No.71 ラウンジ」に行ってきたので、そのラウンジ内の様子や設備、そして置かれている食事、飲み物などを実体験レポート!
この中国国際航空のラウンジは、二階層構造の広々としたラウンジとなっており、中国国際空港 / エアチャイナ(CA)のビジネスクラス以上のゲスト、および上級会員、またANAを始めとするスターアライアンス航空会社のゴールドステータス以上の会員が利用できるビジネスクラスラウンジとなっているので、例えばANAのSFC会員がスターアライアンスの上海プドン国際空港を経由する飛行機に乗る際は、このNo.71ラウンジを利用することになる。
- First&Business Class Lounge No.71 ラウンジ @上海浦東国際空港
- ラウンジの場所
- 上海浦東国際空港のターミナル2・エアサイド。出発ゲート71番近くの上階に位置する。
- 営業時間
- 24時間
- アルコール提供
- 無料
- 利用資格
- 中国国際航空、およびスターアライアンス航空会社のビジネスクラス以上を利用のゲスト、およびスターアライアンス航空会社のゴールドステータス以上のゲスト
- プライオリティパス
- 利用不可
- 設備
- 飲み物
- アルコール類
- 食事
- WiFi
- パソコン / ビジネスセンター
- プリンター
- 手荷物クローク
- トイレ
- シャワー
中国国際航空 No.71ラウンジの場所
中国国際航空のビジネスクラスラウンジ「No.71ラウンジ」のある場所は、名前の通りD71番出発ゲートの上階。空港を歩いていると、このように「First Class Lounge No.71」という案内があらわれるので、それをたどって向かえば簡単にたどり着くはずだ。
中国国際航空 No.71ラウンジの入り口に到着
こちらが中国国際航空 No.71ラウンジの入り口。ゲートの上にはスターアライアンス「GOLD」のマークも付いている。
中国国際航空 No.71ラウンジ レセプションカウンター
ゲートをくぐって進んでいくと、中国国際航空 No.71ラウンジ レセプションカウンターがあらわれる。入口前には、中国国際航空のマスコット的キャラクターでもあるパンダのぬいぐるみも置かれていて、ちょっとかわいい感じ。
アメリカン航空も提携
パンダのぬいぐるみが置かれている場所の案内には、利用できる航空会社の案内も書かれており、中国国際航空やANA、ユナイテッド航空などをはじめとするスターアライアンス航空会社のロゴマークに加え、アメリカン航空や吉祥航空、マカオ航空のロゴマークも表示されている。アメリカン航空はワンワールド加盟の航空会社ではあるが、ここ上海浦東国際空港(PVG)では、このNo.71ラウンジが提携の航空会社となっているようだ。
中国国際航空 No.71ラウンジ 下階
レセプションで受付を済ませ、私達は中国国際航空 No.71ラウンジの中へと入っていく。このNo.71ラウンジは2階層構造の広々としたラウンジとなっており、レセプションから中に入ってすぐの場所は、そのラウンジの下階フロアとなっている。
このNo.71ラウンジの下階フロアには、客席ソファに加え、バーカウンターなどが設置されたフロアになっており、メインダイニングのある上階フロアよりも落ち着いた雰囲気になっているのが特徴だ。
WiFiサービス
中国国際航空のラウンジには、ラウンジ内のWiFiパスワードを発行してくれるキオスク端末が置かれており、この端末にパスポートをスキャンさせれば、WiFiアカウントとパスワードが発行される。
ただし、ここは中国なので、フェイスブックやツイッターなどのSNSにはアクセスすることは出来ない。またその他のインターネットサービスも、中国国外から情報が入ってくるようなサイトには規制が入ってアクセスできない。VPNを利用すれば、規制が掛かったサイトへもアクセスできるようになったりもするが、そのVPNサーバもどんどん規制されて繋がりにくくなっているとのことなので、まぁ中国国内では、日本で利用していたようなSNSや情報サービスは、利用できない可能性が高いと考えておいたほうがいいだろう。
新聞&雑誌サービス
ラウンジ内には、新聞や雑誌が並べられたコーナーも用意されているが、残念ながら日本語の新聞や雑誌などは置かれていない。
フライトスケジュールモニター
中国国際航空 No.71ラウンジ にはフライトスケジュールモニターも複数用意されている。基本的にこのラウンジではフライトのアナウンスは行われないので、自分のフライトはこのフライトスケジュールを確認して、スケジュールや出発ゲートの変更は無いかなど、随時確認するのをおすすめしたい。
飲み物は豊富
また、ラウンジ内には、こうしてドリンクが冷やされた大きな冷蔵庫がいくつも置かれている。この中には、ミネラルウォーターやコーラなどの炭酸類に加え、中国のビールだけでなく、アサヒビールやバドワイザーなどのビールもたくさん冷やされていて飲み放題だ。
中国国際航空 No.71ラウンジ 下階 奥
ついでなので、中国国際航空 No.71ラウンジ 下階をもう少し奥に進んだ場所の360度写真も紹介しておきたい(ドラッグなどで調整してお好きな角度からどうぞ)。
奥に見えるバーカウンターでは、スタッフがカウンターの中に居て、ワインなどもテーブルの上に置かれている。また、コーヒーなどもスタッフに言えば作ってもらえるので、本当のラウンジ気分を味わいたい場合は、こちらのバーカウンターを利用するといいだろう。
ラウンジ上階へと通じるエスカレーター
ラウンジの下階の様子はだいたいこんな感じなので、そろそろこのエスカレーターを使って、中国国際航空 No.71ラウンジのメインフロアになる上階へと向かおう。なおラウンジの食事類はすべて上階のダイニングコーナーに用意されている。
中国国際航空 No.71ラウンジ 上階
こちらが中国国際航空 No.71ラウンジ 上階 / メインフロアの様子(360度写真 / ドラッグしてお好きな角度からどうぞ♪)。エスカレーターを上がった中央にダイニングコーナーが設置され、その周りにはたくさんのソファ席やテーブル席が並んでいる。
たくさんのゲスト席
こちらの上階フロアには食事などがすべて集まっているため、ゲストの数も下よりも多い。しかし、ラウンジがかなり広いので、混み合っていてもどこかしら座る席を見つけることはできるはずだ。
TVルーム
中国国際航空 No.71ラウンジの上階に置かれた設備をもう少し詳しく見ていこう。こちらは、テレビを囲んでソファ席が並べられたテレビルーム。
ビジネスセンター パソコンデスク
ラウンジの一角にはビジネスセンターも。中には無料で利用できるパソコンコーナーも設置されている。
プリンターも利用可能
また、ビジネスセンターの中にはネットワークプリンター(レーザープリンター)も用意されており、自分のスマホやノートPCをラウンジのWiFiに繋げば、WiFi経由でこのプリンターを利用することも可能となっている。
荷物クローク
No.71ラウンジ上階を奥の方に進むと、上階のレセプションカウンター近くに、荷物を預けておける荷物クロークも用意されている。
トイレも完備
ラウンジの中には、もちろんトイレも多数用意されている。ただしトイレの清掃状態はそんなに良くないのがちょっとマイナスポイントかなぁ。
シャワールーム
シャワールームも完備。利用したい場合は、スタッフに声をかけよう。
ドリンク用冷蔵庫
ラウンジ下階同様、上階にも色んな場所にソフトドリンクやビールが冷やされた冷蔵庫が用意されていて飲み放題だ。
中国国際航空 No.71ラウンジ ダイニングコーナー
それではお待ちかね。中国国際航空のビジネスクラスラウンジ「No.71ラウンジ」@上海浦東国際空港のダイニングコーナーをチェックしていこう。
中国料理の数々
ダイニングコーナーの一番最初に目に飛び込んできたのは、八宝辣醤(バーバオラージャン?)と雪菜肉丝(読めない・・・)、そして焼きそばのような葱油拌麺(これまた読めない・・・)。八宝辣醤は上海を代表する料理の一つだそうで、さいの目に切った食材を豆板醤でピリ辛に煮込んだ料理らしい。また雪菜肉丝は高菜そばのような料理。奥の焼きそばのような葱油拌麺は、ネギ油まぜそば。私は、この葱油拌麺をいただいたが、あんまり味が無い・・・。濃い味が好きな日本人の口には少し合わないかも?
お寿司
日本料理の巻きずしも置かれている。巻きずしの具材は新香巻やきゅうりなど。取り立てて美味しくはないが不味くもない。寿司はかなり人気のようで、いっぱい盛り付けられたかと思うとすぐに売り切れていた。
スイーツとサンドイッチ
スイーツやサンドイッチが置かれたコーナー。サンドイッチのプレートにはなぜかマンゴープリンが乗っていたりもするが、、、だれかが置いていったのかな?スーパーの陳列棚のよくある風景のようなことになっている(笑)
パンコーナー
こちらはパンコーナー。トースターも置かれている。
ホットミールコーナー
ホットミールコーナーのボウルには、スパゲティや、じゃがいものクリーム煮込み、炒飯、野菜炒めなどが入っている。色合い的には食欲をそそるが、味はまぁ・・・あれだ・・・私的には美味しくなかった。
スープやお粥
またスープやお粥などのコーナーもある。食事の種類はこんな感じで、中国料理を中心とした品揃えが特徴のラウンジとなっていた。
そろそろ出発ゲートへ向かおう
ラウンジで寛げたところで、そろそろ次の便の出発ゲートに向かうことにしよう。なお、中国国際航空 ビジネスクラスラウンジ「No.71ラウンジ」は、上の案内にもわかるように、Dゲートの中心に位置しており、ラウンジとしては非常に利用しやすい立地条件となっている。ただし、一番遠いゲートまでは約600m(歩いて8分ぐらい)あるので、時間には余裕を持ってラウンジを出るようにしよう。
中国国際航空 ビジネスクラスラウンジ「No.71ラウンジ」のまとめ
中国国際航空 ビジネスクラスラウンジ「No.71ラウンジ」の様子はいかがだっただろうか?中国のフラッグシップキャリアである中国国際航空 / エアチャイナの基幹ラウンジだけあって、二階層構造で広々としたラウンジエリアに、各施設も充実。少し長いトランジット / 乗り継ぎ時間があったとしても、快適に過ごせるビジネスクラスラウンジとなっている。
ただ、食事は見た目は良いんだけど、私的には美味しくなかったので、あまりNo.71ラウンジのラウンジ飯は期待しないほうが良い・・・かもしれない。なにはともあれ、上海浦東国際空港では、一番しっかりとしたラウンジだと思うので、利用する機会があれば、一度覗いてみてほしいと思う。それでは、中国国際航空 ビジネスクラスラウンジ「No.71ラウンジ」で快適な空港タイムを!
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