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【Marriott Bonvoy】安いほうのマリオット・ボンヴォイ・アメリカン・エキスプレス・カードは作る価値ある?
マリオット・ボンヴォイ・アメリカン・エキスプレス・カードの特徴
まずはマリオット・ボンヴォイ・アメリカン・エキスプレス・カードの主な特徴から見ていきたいと思う。この安い方の Marriott Bonvoy アメックスカードには、大きく以下のような特徴がある。
マリオット・ボンヴォイ・アメックス・カードの特徴
年会費(税込) | 23,100円 |
家族カード(税込) | 1枚目無料 |
ポイント | 100円 2ポイント |
ホテル利用 | 100円 4ポイント |
エリート会員資格 | シルバー |
100万円以上利用で ゴールド |
年間宿泊実績 | 5泊 |
無料宿泊特典 | 150万円以上カード利用で35,000ポイントまでの無料宿泊(1泊分) |
プロパティクレジット | ○(対象宿泊プランのみ) |
手荷物無料宅配 | ○(羽田空港は対象外) |
海外旅行保険 | ○(2022年8月より利用付帯) |
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カードの年会費
クレジットカードで一番気になる内容はやはり何と言っても年会費。マリオット・ボンヴォイ・アメリカン・エキスプレス・カードの年会費は「税込23,100円」と、旧SPG-アメックスカードよりも1万円ほど安い価格となっている。
家族カードが1枚無料!
マリオット・ボンヴォイ・アメリカン・エキスプレス・カードの大きな特徴の一つが、この『家族カードを一枚無料で作れる』ということだろう。
このMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カードは、上で紹介したように年間100万円以上利用することでマリオット・ボンヴォイ・ゴールドエリート会員になることができるわけだが、その利用実績を効率良く貯めるにはこの『家族カード』が欠かせない存在となってくる。
旧SPG-アメックスカードの場合は、家族カードを作るのに1枚17,050円掛かっていたが、このマリオット・ボンヴォイ・アメリカン・エキスプレス・カードの場合は1枚無料と非常にありがたい。
マリオット・ボンヴォイ ポイントの獲得
クレジットカードを利用することでMarriott Bonvoy ポイントが獲得できるというのも、このマリオット・ボンヴォイ・アメリカン・エキスプレス・カードの大きな特徴の一つ。このカードを利用すると、一般のショッピングなどでの利用の際は100円ごとに2ポイント、マリオット提携ホテルでの利用では100円ごとに4ポイントのMarriott Bonvoy ポイントが獲得できる。
Marriott Bonvoy アメックスカードのポイント換算率
100円利用ごと | 2ポイント |
ホテル利用で4ポイント |
このMarriott Bonvoy ポイントの獲得については、旧SPG-アメックスカードや、新しい上位カードのMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードに比べると、3分の2になってしまっているので残念ではあるが、まぁその分年会費は安く抑えられている。
マリオット・ボンヴォイ 年間宿泊実績「5泊」
マリオット・ボンヴォイ・アメリカン・エキスプレス・カードはカード継続特典として、マリオット・ボンヴォイの年間宿泊実績が5泊分付いてくる(カード入会初年度は無し)。しかし、宿泊実績5泊が重要になってくるのはより高いマリオット・ボンヴォイの会員ステータスを狙う場合。
このマリオット・ボンヴォイ・アメリカン・エキスプレス・カードは、どちらかというと年間のカード利用100万円をキープしてマリオット・ボンヴォイ・ゴールドエリート会員を継続したい人向けのカードなので、このカードに付帯する宿泊実績の特典は、、、まぁ、おまけ程度のメリットとして捉えていいだろう。
35,000ポイントまでのホテル無料宿泊(1泊分)
マリオット提携のクレジットカードの最大の特典である「ホテル無料宿泊(1泊分)」も、このクレジットカードには含まれている。それはポイント宿泊で35,000ポイントまでのホテルに1泊することができるという特典となっているが、このポイント獲得にはカード年間利用実績が150万円以上必要となってくるので注意したい。
また、ポイント宿泊(1泊)35,000ポイントまでというと、日本国内の場合は高級ホテル系列は難しいポイント数となるが、この無料宿泊に自分の持っているMarriott Bonvoy ポイントを最大15,000ポイントを加えて、最大50,000ポイントまでの無料宿泊特典にアップグレードさせることが可能。50,000ポイントまでのポイント宿泊となると、かなり良いホテルでの無料宿泊も視野に入ってくる。
100ドル分のプロパティクレジット
ザ・リッツ・カールトン、セントレジスブランドのホテルに2泊以上宿泊すると、ホテル内で使える100ドル分のプロパティクレジットが付与されるという特典もある。しかしこれは、ホテル予約の際に対象となる宿泊プランを選ぶ必要があるので、この特典もまぁおまけ程度のものとして考えてOKだ。
海外旅行保険やその他の保険
またこのMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カードは、アメックスカードの特徴である旅行やショッピングに特化した下記の特典(一部抜粋)も備わっている。
- 海外旅行傷害保険(従来は自動付帯だが2022年8月からは利用付帯に条件変更)
- 帰国時の手荷物宅配サービス(海外旅行からの帰国時 / 羽田空港は除外)
- スマートフォン・プロテクション(通信量をこのカードで支払っているスマホ1台の破損を補償 / 免責額あり / 2022年2月24日より開始)
まぁこのあたりの特典については、このマリオット・ボンヴォイ・アメリカン・エキスプレス・カードの多くに備わっている特典なので、特筆することはあまりない。
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード向きな人は?
以上が、新しく誕生した「Marriott Bonvoy(マリオット・ボンヴォイ)アメリカン・エキスプレス・カード」の主な特徴と、カードに備わっている特典だ。
昔のSPG-アメックスカードに比べると、年会費が安くなった分、マリオットのゴールドエリート会員取得や、ホテル無料宿泊特典にカード利用実績の条件が加わっており、正直、このクレジットカードをメインカードではなくサブカードで使おうとすると、ちょっと特典のハードルが高くて使い勝手が悪いカードになっている。
しかし、このカードをメインカードとして利用する分には、ゴールドエリート会員の取得条件も年間100万円以上のカード利用、無料宿泊も150万円以上のカード利用なのでそれほどハードルは高くない。また家族カードが1枚無料なのもカード利用実績を積み上げるのにも非常に有利だ。
そのためこの「Marriott Bonvoy(マリオット・ボンヴォイ)アメリカン・エキスプレス・カード」は、このクレジットカードをメインカードとして普段遣いする人で、それほどホテル利用は多くないけど、たまに利用するホテルではゴールドエリート会員としてアップグレードやホテル内レストラン利用割引(15% / 対象外のレストランあり)を受けたい人に最適なクレジットカードと言えるだろう。
マリオット・ボンヴォイ・アメックスカードのお問い合わせ
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