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【リッツカールトン大阪】超高級!フランス料理レストラン ラベ - La Baie でドキドキのコースディナー!【高級レストランでの服装】
高級フランスレストラン「La Baie - ラ・ベ」
毎年ミシュランの一つ星を獲得している、リッツカールトン大阪にある高級フランス料理レストラン「La Baie - ラ・ベ」。フランスのブルターニュ出身の料理長(シェフ)、クリストフ・ジベール氏が手掛ける、伝統的かつ印象的なフランス料理が楽しめることで人気を博しているこのフランス料理レストランは、記念日やプロポーズの場としてもよく利用される特別な場所。そんな超有名な一つ星フランス料理レストランに、今回私達はドキドキしながらディナーで訪れてみたので、その詳細を実体験レポートしてみたいと思う。
ラベの店内の様子
リッツカールトン大阪「ラ・ベ」の店内の様子がこちら。リッツカールトン大阪は「中世ヨーロッパの貴族の屋敷」がテーマになっている非常に厳かな雰囲気のホテルなのだが、その中にあるフランス料理レストラン - La Baie(ラベ)も、同じくクラシカルでエレガントな内装となっていて、レストランの中に入った瞬間に非日常なラグジュアリーな空間がゲストを迎えてくれる。
フランス料理レストラン「ラ・ベ」のドレスコード
高級フランス料理「ラ・ベ」にはちゃんとドレスコードの指定もあり、ランチタイムは「スマートカジュアル」(Tシャツ、ハーフパンツ、トレーナー、ダメージジーンズ、サンダルなど軽装は不可)で良いが、夜のディナーは「エレガンススタイル」(ポロシャツなども不可で、男性は襟付きシャツまたはジャケットの着用が望ましい)が設定されている。
私達がラ・ベに訪れたときの服装は上の写真の通りで、私(モリオ / 男性)はスーツにネクタイを着用、ミヅキ(女性)はスマートなワンピースドレスを着用してレストランへと向かった。
フランス料理レストラン「ラ・ベ」のディナーメニュー
フランス料理レストラン「ラ・ベ」のディナーメニューは以下の3つのコースメニューが用意されている(内容などは予告なく変更あり / 価格は税サ込)。
コースメニューには飲み物代は含まれていないので、それを合わせると2人で食事をするなら予算はだいたい8万円~10万円ぐらいを見ておけばいいだろう。私達は今回のディナーでは、ミヅキは「クラシック」コース、私は「エレガントコース」をチョイス。一体どんな料理が出てくるのか、ワクワクしながら待つことにしよう。
コースディナー「クラシック / エレガント」
私達がラベで実際にいただいたコース料理のメニューがこちら。ミヅキはクラシックのコースメニューではあるが、魚介類が苦手ということで、メニュー内容はかなり変更してもらっている。
La Baie - Classique / クラシック
カナッペ
鴨肉のリエット / スモークサーモン / ブリ・ド・モーチーズのタルト
アミューズ
自家製の鴨の生ハム / カブとセロリとりんごのジュレ
冷前菜
フランス産 ホワイトアスパラガス
温前菜
オマール海老 赤ワインソース
肉料理
鳩胸肉スパイスローストともも肉コンフィ
プレデザート
弓削牧場産フロマージュ・フレ(フレッシュチーズ)/ フルーツのコンポート
デザート
桃のロースト アーモンドのクロッカン / ルバーブとグロゼイユのコンフィチュール
プティフール
各種チョコレート / 食後の飲み物
私(モリオ)がたのんだコースメニューは以下のエレガントのコースメニューで、ミヅキのクラシックのコースメニューよりも一皿多い内容となっている。またメインの肉料理は+1,900円で和牛のローストにしてもらった。
La Baie - Elegant / エレガント
カナッペ
鴨肉のリエット / スモークサーモン / 魚のタルト
アミューズ
ボタンエビのタルタル / フランス産キャビア
冷前菜
岩牡蠣 / きゅうりとオクラのヴィネグレットソース
温前菜
イセエビの海藻蒸し 赤ワインソース
魚料理
真鯛の松笠焼き / バターソース
肉料理
和牛肉のロースト / 赤ワインソース(+¥1,900)
プレデザート
弓削牧場産フロマージュ・フレ(フレッシュチーズ)/ フルーツのコンポート
デザート
桃のロースト アーモンドのクロッカン / ルバーブとグロゼイユのコンフィチュール
プティフール
各種チョコレート / 食後の飲み物
本格フランス料理なため、メニュー内容を読んでもピンとこないので、実際の料理と一緒にこれらの料理を紹介していきたいと思う。
シャンパン - ボランジェ BOLLINGER
まずは食事のお供の飲み物から。私達がチョイスしたのは「シャンパン - ボランジェ BOLLINGER」のハーフボトル。価格は確か1万3,000円前後だったと思う。このボランジェのシャンパンは、名作映画「007」シリーズで主人公ジェームス・ボンド愛飲のシャンパーニュとしても有名なブランドのもので、しっかりとした飲みごたえがあり、肉料理にも魚料理にもよく合う一品。2人でハーフボトルだと一人2杯ちょっと分ぐらい飲める量で、シャンパンを飲むとすぐ酔ってしまう私にはちょうどよいサイズだ。
カナッペ
最初の料理でやってきたのは一口料理の「カナッペ」3種類。私のカナッペには、鴨肉をほぐしたもの(リエット)のタルト、スモークサーモン・マスの卵を使ったもの、お魚のリエットを使ったタルトが上品に盛り付けられていた。うまい。
ミヅキのカナッペ
ミヅキのカナッペは、鴨肉をほぐしたもの(リエット)のタルト、スモークサーモンを使った一品、そしてブリ・ド・モーチーズのタルトと内容が多少異なるが、このカナッペも非常に美味しかったとのこと。この最初にやってくるカナッペの美味しさは、ここから先の料理への期待も膨らんでいく。
アミューズ
続いての料理はアミューズ。ミヅキのアミューズには、カブ、セロリ、りんごを使ったジュレの上に、自家製の鴨の生ハムが添えられた美しい見た目の一品。鴨の生ハムは初めて食べたが、しっかりと塩味が効いていて、またあっさりとしたジュレとの相性も非常によく美味しい。
モリオのアミューズ
私のアミューズには、海老のエキスを使ったジュレの上にボタンエビのタルタルにフランス産のキャビアが乗った、これまた上品な一品。濃厚な海老の風味をキャビアの塩気が引き締めてくれてこれまた美味。
パンとバター
続いて食事のつけ添えに、パンとバターがワゴンでやってきた。
ブルターニュ地方のバター
このリッツカールトン大阪「ラ・ベ」のパン用に用意されているバターは、このラ・ベの料理長 クリストフ・ジベール氏の故郷であるブルターニュ地方の最高品質のボルディエバター2種類(発酵バターと海藻入り有塩バター)が用意されている。このバターは本当に美味しくクセになる。バターと一緒に塩胡椒も木の器で用意されており、これは発酵バターに添えることで旨味が増す。
パンも絶品
つけ添えのパンも絶品。パンは2種類、ライ麦を使ったフランスパンと、じゃがいもを使った丸いパンが出てくるのだが、これまた本当に美味しくバターとの相性も抜群。フランス料理にはこの絶品のフランスパンが欠かせない。
冷前菜 - 牡蠣料理
続いての料理は「冷前菜」。私の冷前菜には岩牡蠣を使った一品がやってきた。岩牡蠣の上にはきゅうりとオクラのヴィネグレットソースが掛けられ、その上にはマシュマロのような白いものが添えられている。この白いものは牡蠣とローリエのエキスをメレンゲで固めたコットンのようなもので見た目にも可愛らしい一品だ。
実は私は、牡蠣は苦手な食材の一つなのだが、ミシュラン一つ星のフランス料理レストランの牡蠣は美味しいはずだということで、今回のラ・ベのディナーではあえて苦手な牡蠣をチョイス。ドキドキしながら食べてみたが、あっさりと臭みもなく、これなら普通に美味しく食べられる。
ミヅキの冷前菜
ミヅキは牡蠣は絶対無理なので、代わりに用意してもらったのがこちらのフランス産のホワイトアスパラを使った一品。アスパラには、生ハムが添えられ、ソースは黒トリュフソースに、エシャロットソース、黒胡椒のペーストの3種類のソースが添えられている。スッキリとした味わいで美味しい一品。
温前菜
続いての料理は温前菜として、このフランス料理レストラン「ラ・ベ」が最も得意とする食材「オマール海老」を使った一品。ソースには赤ワインソース、野菜のつけ添えはホワイトアスパラが添えられて、味もしっかりとしていてこれまた美味。
ミヅキは茄子添え
ミヅキの温前菜のオマール海老はしっかり目に火を通してもらい、先程冷前菜でアスパラを食べたので、つけ添えの野菜にはナスが添えられていた。またソースも私の赤ワインソースよりも少しこってりとしたものが添えられており、ナスとの相性も抜群だった。
お魚料理
続いての料理は私のコースメニューだけに用意されている「お魚料理」で、やってきたのは甘鯛のうろこ焼き(松笠焼き)。甘鯛はウロコまで美味しく食べられる魚で、逆立ててカリカリに香ばしく油で焼き上げられた鱗と、上品な身の食感のコントラストも楽しい一品。つけ添えの野菜は茄子、ソースには、バターベースにバジルとわさびを和えたソースが添えられていて香ばしくもあっさりといただける魚料理だ。
メインディッシュ「肉料理」
いよいよメインディッシュの肉料理がやってくる。肉料理はミヅキは鳩料理、私は和牛のローストをチョイスしたが、どちらもテーブルにサーブされた際、大胆に黒トリュフのスライスをその場で盛り付けてくれる。
鳩胸肉のスパイスローストともも肉コンフィ
ミヅキのメインディッシュは、鳩胸肉のスパイスローストともも肉コンフィ。ソースは鳩の血液と内臓を使ったものが用意されているとのことで、内容を聞いただけでは非常に癖の強いソースなんじゃないかとドキッとしたが、実際に食べてみるとスパイスも効いていて全然血生臭さもなく、いやむしろ美味しく、これが美味しいフランス料理なのかと感心してしまう味わいだ。凄腕のシェフにかかればどんな食材も美味しくなるのだろう。素晴らしい。
和牛肉のロースト
私のメインディッシュは+1,900円で和牛肉のローストをチョイス。ソースはトリュフ入りの赤ワインソースと、黒にんにくペースト(写真右上の黒いもの)。量的には写真だけ見ると少なく見えるかもしれないが、ここまで数々の料理をいただいてきているので、このぐらいの量が一番良い。味も文句無しに美味しかった。
プレデザート
メインディッシュが終わったら、コースディナーもフィナーレのデザートに向けて進んでいく。続いての料理はプレデザート、つまりお口直しのデザートの前のデザート。今回のコースディナーに用意されていた一品は、神戸市北区にある弓削牧場で作られたフロマージュ・フレ(フレッシュチーズ)を使ったもので、グロセイユのコンポート、下にはレモングラスとライムを使ったジュレが添えられ、ヘビーなメインディッシュの後のお口直しにピッタリのものとなっていた。
食後の飲み物
食後の飲み物もやってくる。ミヅキは食後の飲み物には紅茶をチョイス。ティーのお供には、一口サイズのレモンのタルト、マカロン、黒ごまのクッキーも添えられている。
ベルベーヌティー
私は食後の飲み物には「ベルベーヌティー」というハーブティーをチョイス。
ハーブティーの女王
このベルベーヌティーの原料である「ベルベーヌ」は、フランスでは非常に有名で人気のあるハーブで、別名「レモンバーベナ」と呼ばれていて、レモンにも似た香り高い特徴があるハーブ。
和名は「香水木 / コウスイボク」と名付けられていて、その名の通り香水の原料にも使われており、その香りの良さから、ベルベーヌティーは「ハーブティーの女王」とも言われているほどスゴいハーブティーなのだとか。お茶になる前のベルベーヌの実物も見せてもらったので記念に一枚♪
桃のロースト / グラスロワイヤル
そしてデザートにやってきたのは、桃を使ったスイーツ。これは、桃のロースト、桃のシャーベット、アーモンドのクロッカン、ベルベーヌクリームなどをグラスロワイヤル(卵白、砂糖、アーモンドを使った生地)に包み込んだデザートで、外側には桃のソース、ルバーブとグロセイユのコンフィチュールが添えてあるという、非常に手が込んだもの。さっぱりとした甘さが心地よく、豪華なコースディナーを締めくくるにふさわしいスイーツだ。
各種チョコレート
またスイーツとは別に、ワゴンでやってきたのはライムソースでコーティングしたキャラメル・チョコレート、生チョコレート、フランボワーズを使ったチョコレート、ホワイトチョコレート、ナッツのビスケットといったお菓子たち。自分が欲しい物をピックアップしていただくのだが、流石にお腹いっぱいなので、2つほどチョイスしていただくことに。
コーヒーのおかわり
チョコレートをいただくのに大好きなエスプレッソコーヒーをダブルで一杯。大満足でごちそうさまでした。
お土産のチョコレート
そうしてチェックを済ませ、レストランの外に出たとき、なんと!そこにはラ・ベの料理長であるクリストフ・ジベール氏が見送ってくれ「よかったらチョコレートどうぞ」と、リッツカールトンの箱に入ったチョコレートを手渡してくれた。
箱の中にはエッフェル塔の形をしたチョコレートが入っていて、本当にフランス尽くしなディナーだったなぁと振り返る。
ミシュラン一つ星の高級フランス料理レストラン「La Baie - ラ・ベ」
ミシュラン一つ星の高級フランス料理レストラン「La Baie - ラ・ベ」のコースディナーはいかがだっただろうか。2人で8万~10万円ぐらいする超高級ディナーなので、そう気軽に食べに行けるレストランではないが、さすがに毎年大阪ミシュランで一つ星を獲得し続けているレストランだけあって、その食事の味、見た目の美しさ、店内の雰囲気、そしてそのサービスは秀逸。
もしもリッツカールトン大阪を訪れる際に、何か特別な記念日などにスペシャルな食事を楽しみたいなら、この高級フランス料理レストラン「La Baie - ラ・ベ」を候補の一つにしてみるのも楽しいかもしれない。それでは、ミシュラン一つ星のフレンチ「La Baie - ラ・ベ」で、忘れられないディナーの思い出を。
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