ahamoのメリット・デメリット
「ahamo / アハモ」は月額料金2,970円で利用できるドコモの格安SIMプラン。通常のスマホプランに比べて割安になっていて、海外旅行でも日本と同じ環境でモバイル通信が利用できるので、乗り換えを検討している人も多いはず。
でも本当に乗り換えてもいいのか、ahamoを使ったことがないと不安になってしまい契約をためらってしまいがち。そこで今回は、アハモ歴約3年の私がahamoを実際に使ってみて分かったメリットとデメリットを紹介。アハモに乗り換えようかどうしようか悩んでいる人は、契約前の参考にどうぞ。
ahamoのメリット
ahamoを使い続けて良かったなぁと思うメリット。
それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。
月額料金が安い
ahamoの最初のメリットは「月額料金」が安いということ。月額2,980円という価格設定は、他の一般的なスマホプランに比べると安い。普通にドコモやau、ソフトバンクと契約するとスマホ料金は割引などが無い場合、1ヶ月8,000円~10,000円程度掛かってきますが、ahamoはその半分以下の料金設定になっているので、スマホ代を安くしたい場合の乗り換え候補の一つになります。
しかもプランが安いだけで、中身は信頼の高い「ドコモ」回線。そのため、MVNO(格安スマホ業者)は不安だと感じる人にもおすすめなのがこの「ahamo / アハモ」というわけです。
国内通話1回につき5分無料
続いてのahamoのメリットは国内通話が1回につき5分無料となっているところ。携帯電話は基本料金が安くても、別で通話料が加算されて高くなりがち。でもアハモは基本料金に「国内通話5分無料」が付いているので、長電話を気をつければ、通話料をかなり抑えることができます。
毎月30GBの大容量が使える
続いてのahamoのメリットは「毎月30GBのモバイルデータ通信が利用できる」というところ。普通の格安スマホプランだと、毎月のデータ使用量は1GBまでとか3GBまでとかが多いけれど、ahamoは30GB/月の大容量データを使うことができます。
※2024年10月1日より、ahamoは料金そのままでデータ容量が20GBから30GBに大幅増量されました。
電波状況が良い
またahamoはドコモ回線なので電波状況が非常に良いのも魅力です。例えば我が家では、ミヅキが楽天モバイルを使っていますが、部屋の中では楽天モバイルの電波が2本しか立っていなかったりするんですが、ahamoは普通にマックスの電波状況で問題無し。
海外旅行でモバイル通信ができる
また世界中の91に国と地域で、日本と同じ環境でモバイルデータ通信が30GBまで利用できます。
ahamoにするまでは、海外旅行に行ったときはポケットWiFiをレンタルしたり、現地でSIMを手に入れたりしていましたが、ahamoにしてからはそんな苦労も無くなり、ローミング設定をONにするだけでモバイルデータが利用できるようになりました。
海外旅行によく行く人にとってはこのahamoは非常に使い勝手の良いSIMプランになっています。
アハモが使える世界中91の国と地域は以下となります。
ahamo 海外データ通信対応の国・地域
北米(グアム・サイパン・ハワイ含む)
- アメリカ(本土)
- アラスカ
- カナダ
- グアム
- サイパン
- ハワイ
アジア
- インド
- インドネシア
- カンボジア
- シンガポール
- タイ
- バングラディシュ
- フィリピン
- ブルネイ
- ベトナム
- マカオ
- マレーシア
- ミャンマー
- モンゴル
- ラオス
- 韓国
- 香港
- 台湾
- 中国
オセアニア
ヨーロッパ
- アイスランド
- アイルランド
- アゾレス諸島
- アンドラ
- イギリス
- イタリア
- ウクライナ
- エストニア
- オーストリア
- オランダ
- カザフスタン
- カナリア諸島
- キプロス
- ギリシャ
- クロアチア
- サンマリノ
- ジョージア
- スイス
- スウェーデン
- スペイン
- スペイン領北アフリカ
- スロバキア
- スロベニア
- チェコ
- デンマーク
- ドイツ
- トルコ
- ノルウェー
- バチカン
- ハンガリー
- フィンランド
- フランス
- ブルガリア
- ベルギー
- ポーランド
- ポルトガル
- マディラ諸島
- モナコ
- ラトビア
- リトアニア
- リヒテンシュタイン
- ルーマニア
- ルクセンブルク
- ロシア
中南米
- 米国バージン諸島
- エクアドル
- チリ
- プエルトリコ
- ブラジル
- ペルー
- メキシコ
中東
- アラブ首長国連邦
- イスラエル
- オマーン
- カタール
- サウジアラビア
- ヨルダン
アフリカ
- エジプト
- ガーナ
- ナイジェリア
- 南アフリカ
- モロッコ
- レソト
2年縛りも無し
また、ahamo / アハモには2年縛りなどの契約に関する制約事項も無いので、もしも解約したくなってもいつでも解約できのも気軽です。いつでも解約できる安心感は、スマホプランを決める上でかなり重要なポイントだったりもしますよね。
ahamoのデメリット
逆にアハモをずっと使い続けていて「ここは微妙だなぁ」と感じるデメリットも以下のようなものがあります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
他の格安スマホプランより高い
アハモの最初のデメリット。それは他の格安スマホプランに比べて料金が高いということ。例えばミヅキの楽天モバイルだと、モバイルデータを使わなかったら月間3GBまでなら980円になったりと価格が非常にやすくなります。
それに比べてahamoは一律料金の2,980円なので、料金の差は約3倍。もちろん楽天モバイルもデータを20GB以上使うと月額2,980円とahamoと同じになるけれど、楽天モバイルだと20GB以上使っても制限なしなので、比べてみると少し割高感が出てきてしまいます。
海外旅行で使えるのは2週間
また、海外旅行で利用する際に、高速でデータが利用できるのは30GBの容量に加え、旅行期間が15日までという日数制限が設けられているのも、海外に長期滞在するときは使いにくいです。
私達はたまに2週間以上海外で過ごすこともありますが、そういう時は途中で15日の制限に引っかかってしまいます。しかも、その日数制限は一度日本に帰ってきてデータ通信を行わないと解除されないという非常に面倒くさいシステムになっているので、長期で海外旅行に行く人にとっては、ahamoは少し厄介なデメリットを持っているといえるでしょう。
dアカウントが使いづらい
あと、ahamoは1回線ごとにdアカウントと紐づけて利用するようになっているんですが、そのdアカウントも地味に使いづらいんですね。例えばログインする時はWiFiを切ってモバイルデータ通信で行う必要があったり…。
またdアカウントの認証も、セキュリティが強すぎるのか、認証をややこしくしすぎているのかはわからないけど、一回ログアウトしてしまうと、たまにログインできなかったりしてヤキモキすることもあります。
ドコモももうちょっとdアカウントの仕様を使いやすく改善してくれると嬉しいのだけれど、ここ数年その仕様は何も変わっていないので改善は期待できそうにありません。
ahamoに乗り換えるべき?
ahamo / アハモをずっと使い続けて分かったメリットとデメリット。ahamoに乗り換えようかどうしようか迷っている場合は、これらのahamoの良い特徴と悪い特徴を比べてみて、自分にとってメリットのほうが高いな、と感じる場合は乗り換えるのがおすすめです。
- 全般事項
- ahamoでは、一部ご利用できないサービスがあります。
- サポートについて
- ahamoはお申込みからサポートまで、オンラインにて受付するプランです。ドコモショップなどでのサポートをご希望の場合は、「ahamoWebお申込みサポート(※2)」(税込3,300円) をご利用ください。なお、お申込み時の端末操作はお客さまご自身で実施頂きます。また、端末初期設定およびデータ移行などは本サポートの範囲外となります。端末初期設定およびデータ移行の補助をご希望のお客さまは「初期設定サポート(有料)(※3)」を別途お申込みください。
- [※2] お客さまのご要望に基づき、ahamo専用サイトからのお申込みの補助を行うものです。
- [※3] お客さまのご要望に基づき、ahamoアプリおよび専用サイトからのお手続き補助を行うものです。
- オンライン手続きについて
- オンライン手続きプランで24時間いつでも受付可能ですが、サイトメンテナンス中など、受付できない場合がございます。
- 月額料金について
- 30GB使えて税込み2,970円ですが、機種代が別途かかります。
- 国内通話料金について
- 国内通話料金は5分以内無料ですが、5分超過後は22円/30秒の通話料がかかります。SMS、他社接続サービスなどへの発信は、別途料金がかかります。
- 海外パケット通信について
- 海外91の国・地域でのパケット通信も30GBまで無料。
- 15日を超えて海外で利用される場合は速度制限がかかります。国内利用と合わせての容量上限です。
- 端末の契約について
- ご利用端末がドコモで提供している通信方式とは異なる通信方式のみに対応している機種の場合、 また SIMロック解除がなされていない場合についてはahamoをご利用いただくことはできません。 ご利用中の機種が対応しているかはahamoサイトにてご確認ください。
- SIMカードの契約について
- MNP予約番号を取得のうえ、ahamoサイトからMNPによる新規お申込み手続きが必要です。
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