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腰痛持ちの私がたどり着いた椅子「アーユル・チェアー」の効果は?
腰痛持ちの私が「アーユルチェアー」の椅子にたどり着くまで
普段の生活では座り仕事が多いため、私(モリオ)とミヅキは、夫婦揃って椎間板ヘルニアによる腰痛&坐骨神経痛持ち。しかし、今年に入って、私の腰痛&椎間板ヘルニアがかなりひどくなってきて「このままでは旅行は愚か、歩くことすらできなくなるんじゃないか」と不安な日々を送っていた。
いつも椅子に座ってしばらくするとお尻の奥の筋肉が怠くなってくるし、夜寝ようと思っても、そのおしりのダルさが原因で痺れたように重ダルくなかなか寝付けない。外を歩いていてもすぐに腰が痛くなるし・・・本当にこのままではヤバいと感じていた。
様々な腰痛対策グッズを試すも・・・
このままでは絶対にヤバい。そう思った私は、流行りのゲルクッションや、ドーナツ型クッション、お尻の奥の筋肉をほぐすマッサージクッション、さらには低周波マッサージ機、空気の圧力でコリをほぐすというマッサージ器・・・・などなど、色んな腰痛対策のグッズをアマゾンさんでポチっては試してみる。
しかーし!これらのアイテムはやはりその場しのぎでしかなく、腰痛と坐骨神経痛の原因である「座りすぎ」の生活が続く限り、このなんとも言えない腰痛の辛さからは逃れることはできなかった。これは本気で対策を考えなければ・・・。
腰痛持ちが最後にたどりつくイス「アーユル・チェアー」は高い!
座りすぎが原因なら、その座る行為の中で腰痛を改善できないのか。私は、腰痛に効果があるとされる様々な椅子をネットで探し回り、腰痛持ちが最後にたどりつくと謳うイス【アーユル・チェアー】にたどり着いた。
アーユルチェアーには、腰痛対策のほか、姿勢を正して座ることで集中力を高める効果なども期待できるとして『子供用の学習イス』としても注目されていて、慶應義塾高等学校などでも学校の椅子として採用されていたり、ドコモやサッポロ、DeNAといった大企業も、そのアーユルチェアの効果に注目して『企業のオフィス用チェア』として導入していたりもする特許取得されている椅子だ。腰痛持ちの人が『ダイニングチェア』として使うのにも向いているとのこと。
この「アーユル・チェアー」と名付けられたイスは、お尻全体で座るのではなく、坐骨を立てて座り、座ったときの姿勢を正すことで、腰痛を根本から解決してくれるという。
もしもそれが本当なら…辛い腰痛&坐骨神経痛に悩む私にとっては夢のような、いや神のようなイスだ。イスの座面は2つに分かれていて、何やら普通のイスとは全然違うフォルムに惹かれる私。
また、アーユル・チェアーの本サイトでは、「特許取得」や、「グッドデザイン賞」、さらには「2018年の健康医療アワード受賞」などが書かれていて、ますます腰痛に効きそうな気がしてくる。
「これは買って試してみるしか無い!」
そう思い、アーユルチェアの椅子のラインナップを見てみると・・・
アーユル・チェアー
プレミアムモデル 01
税別 65,000円
アーユル・チェアー
キャスタータイプ / オクトパス
税別 48,000円
アーユル・チェアー
丸ベースタイプ / ルナ
税別 41,000円
アーユル・チェアー
スツール / アーユル スツール
税別 27,000円
アーユル・チェアー
あぐらイス
税別 24,000円
アーユル・チェアー
座イス・座面シートタイプ
税別 16,000円
アーユル チェアの種類は全部で6種類あるのだが、単体でデスク用の椅子として使えそうなキャスタータイプは、安い方で税別4万8000円と想像以上に高くてビックリ。絶対に腰痛と坐骨神経痛が改善するというのならそれでも買いたいところだが、いやしかし、効くかどうかを試してみるのにはちょっとハードルが高い金額。
アーユルチェアー 公式サイトでは1週間モニターもOKとは書いてるが、長年積み重なった結果の腰痛だから1週間程度では効くか効かないかなんて効果は分からんだろう。むむむ・・・。いっそのこと一番安い座椅子モデルを買って、今のデスク用イスの上に乗せて使ってみるか?
うちの作業デスクのイスはボロボロ・・・w
しかし、うちの現在の作業用デスクはご覧の通り、とんでもなくボロボロ・・・。クッション性の良い、フェイクレザーのデスクチェアを買って使って3年経った姿なんだけど、この上に「アーユルチェアーの座イス」を乗せて使っても、そのうちこのイスがダメになる・・・いや、もうすでにダメになってるかw
また、このアーユルチェアのポイントとしては、座面が通常のイスの1/3の面積しかなくて、さらにそのアーユル・チェアーの座面をまたぐように座ることで、坐骨で座ることができるようになり、腰痛が改善していくらしい。でも、このでかいイスの座面の上に「アーユルチェアーの座イス」を置いても、またいで座るのは不可能に近いから、何の効果も無いだろうなぁ・・・。やはり、買うならキャスタータイプだろうけど・・でも効果がわからないのに48,000円は・・・悩む。悩むぞぉ・・・。
旅行先で緊急事態発生!
そして、悩んでいるうちにアーユル・チェアーを買うこと無く時間が過ぎ、、私達は次のモルディブ旅行に行くことなった。しかし・・・旅行先のリゾートで緊急事態が発生してしまう。
モルディブまではエアアジアの乗り継ぎ便で、タイ・バンコクのドンムアンを経由してモルディブ・マレ国際空港(ヴェラナ国際空港 / MLE)へ向かい、さらにそこから水上飛行機で20分ほどかけてリゾート島へと移動する旅程。ほぼ丸1日かけての移動となるので、腰の負担もかなりのもの。到着当日は「少し腰が疲れたなぁ」ぐらいだったんだけど、次の日、起きてみると…何ということでしょう。起きあがろうとすると腰に激痛が・・・(汗)。
モリオ:「やばい、腰・・・腰が・・・・」
ミヅキ:「えっ!?大丈夫?」
モリオ:「やばい・・・激痛が・・・うぉ・・・っ。」
ミヅキ:「ちょっと!!歩ける?大丈夫?」
モリオ:「分からん・・・ぎっくり腰・・・なんか?いや、ヘルニアが悪化したか?(汗)」
ミヅキ:「とにかく、ちょっと腰揉んだげるから、横になって!」
モリオ:「ちょっ・・・痛っ・・・ここのソファの上でええかな?」
ミヅキ:「うん・・・それにしても困ったなぁ・・・」
そうしてしばらく・・・何とかミヅキのマッサージで、少し腰を押さえながら歩けるようになった私。うぅ・・朝飯食べに行かなきゃなのに、ほんと腰がヤバい。
リゾート内をヨタヨタ歩く
こんなインド洋の沖合にある最高のリゾートにやってきてるのに、腰が痛くてまともに歩くこともできなくなるなんて・・・何とか、食事は済ませることができたが、やはり腰が痛くてソロソロと歩くのがやっとの状態だ。
腰の体操を思い出す
そうして、ヨタヨタ歩きながら部屋に戻る途中、私は以前にアマゾンでポチった「腰の激痛しびれを一気に治す」という本の、とある体操を思い出す。それは、立った状態で腰に手を当てて、足を肩幅まで開き、足を伸ばしたままグーッと上体をそらして腰を押し出すような体操だ。以前はその体操で少し良くなったし、もしかしたら今回もこの激痛が改善するかも知れない!そう思い立ち、グーッと腰をそらして体操を試みる。すると・・・
立てなくなりました(汗)
反らした上体を元に戻そうとした瞬間だった。再びヤバい激痛が腰を襲う。
モリオ:「うぉっ!!!!・・・・・」
ミヅキ:「えっ!?」
激痛に耐えきれず、近くにあったソファベッドに倒れ込む。
モリオ:「あかん・・・しばらく立てん(汗)」
ミヅキ:「何やったん?(汗)」
モリオ:「あの腰痛に効くって本に書いてあった体操・・・逆効果やったわ・・・(涙)」
ミヅキ:「なんで腰痛いのにそんな体操するん!?」
モリオ:「いや・・・効いたら良いなと思って・・・でも、逆効果やった・・・」
ミヅキ:「・・・もう…。また腰揉んだげるわ・・・」
モリオ:「すまんなぁ・・」
ミヅキ:「こうなったら、気休めかもしれないけどスパでマッサージの施術受けるしか無いんじゃない?」
モリオ:「そうやんなぁ・・・こんな海の上の小島で、腰の改善させようと思ったら、それぐらいしか無いもんな・・・。」
そうして、私は急遽、リゾートのスパ施設で、腰をマッサージする施術を受けることになる。ミヅキもついでにアーユルヴェーダの施術を受けてみたいと言い始め・・・結局二人でスパの施術を予約して受けることにした。
スパって効果あるんだなぁと実感
そうして、モルディブ滞在中、2度ほどスパでのマッサージの施術を受けて、少し体全体のコリが解消したのか、全快とまではいかないものの、少し痛みはあるものの普通に歩いたり泳いだりすることができるようになり、私たちは無事、モルディブから帰ってくることができた。
しかし、このモルディブのマッサージで掛かった費用は、1人軽く5万円を超えた…汗。
高いから買うのをどうしようか悩んでたアーユルチェアーって、モルディブのスパより安いやん。。。ちゅうか、スパ受けた分でアーユルチェアー買えたやん…。
これはもう迷っている暇はない。今後、旅行先で歩けなくなるようなことが無いように、その可能性をちょっとでも減らすためなら、アーユルチェアーの出費(税別4万8000円)は決して高くはない。いや、高いけど高くない。うん。
アーユル チェアー がやってきた!
そうして帰国後、私はすぐさまアーユルチェア / アーユル・チェアー 公式サイトから、アーユルチェア キャスタータイプ / オクトパスを購入。注文から約1週間ほどで、ダンボールに入って待望の腰痛対策の椅子が届いた。3年間の保証付きなので、品質にもかなりの自信がある製品のようだ。
アーユル・チェアーの入ったダンボールがこちら。重さはあるが、思った以上に小さい箱で届いてビックリ!
アーユルチェアーは簡単な組み立て品
さて、ダンボールを開けると、その中には、キャスター付きの土台、支柱、座面、背もたれ・・・と、アーユルチェアの部品がバラバラに入っている。え?こんだけ?
早っ!アーユルチェア 組み立て完了!
だが、通常、こういった組み立て式の椅子というのは、色々と細かいネジとかの部品も付いていて、組み立てには時間がかかったりするんだが、アーユルチェアは、土台に支柱を置いて座面をワンプッシュで取り付けて、最後に背もたれをネジで止めるだけ。
ものの5分もしないうちに、腰痛持ちの私の期待を一身に背負った、待望のアーユル・チェアーが目の前に現れた。なお、私が買ったのはブラックだが、その他にもキャスタータイプ(オクトパス)のアーユルチェアー(税別48,000円)にはベージュとレッドの色もある。
アーユルチェアの座り心地
さーて、完成したアーユルチェアに座ってみよう。最初に座ってみた感想はしっかりした座り心地で、座面のクッションは硬くて柔らかい、そんな印象だ。背もたれは低いなぁと思ってたんだけど、座ってみると、絶妙に腰の気持ちが良いところに当たって、しっかり身体を支えてくれる感じになっている。
ついでにPCで長時間作業もしてみた。座り続けていると、前評判にあるようにお尻が痛くなってくる。これは、普段から坐骨を立てて座るのに慣れていない為に、坐骨が痛くなってきているのだろう。ただ、前の椅子ではあった長時間座っているとダルくてしんどくなってくるような感じは無く、お尻の痛みもストレッチして痛いような、そんな感覚の今までに無い痛みだと感じる。
なお、お尻が痛いなぁと思った時は「座りすぎのサイン」とのことなので、ちょっと気分転換に立ったりして、身体をリフレッシュしてやるのが良いようだ。まぁ最初の数週間はお尻が痛いだろうが、しばらく使い続けて、そのアーユルチェアの実力を確かめていこう。
アーユルチェアーの座り方
さて、ここでアーユルチェアの座り方を紹介しておきたい。今、上の写真で私(モリオ)がアーユルチェアに座っているのがその座り方で、小さな座面をまたぐようにして、脚を開いて深く座るのが正しい座り方となる。
こうしてお尻をかなり奥の方に置いて座ることで、骨盤が立ち坐骨で座る理想的な姿勢になる。その時、背もたれはしっかりと腰をサポートし、背骨も理想的なS字の形となる。
写真では、私の身体の上に坐骨と背骨のイラストを添えたが、ちょうどピンクで色付けたところで座面に座るので、長時間座っていると、そのあたりが痛くなってくる。でも、普通の椅子の1/3ほどしか座面が無いので、腰の負担になる悪い姿勢にはなりにくく、どんな座り股をしてもこのアーユルチェアなら理想的な座った姿勢をキープできるということだ。
1ヶ月間 アーユルチェアを使ってみて
さて、私のデスクチェアがアーユルチェアになってから、早くも1ヶ月が過ぎた。気になる実際に使ってみた感想であるが、使いはじめて1週間程度の頃は「座りすぎるとお尻、というか坐骨が痛くなるよなぁ」ぐらいだったんだけど、半月を過ぎたあたりからお尻の奥のダルさが消え、1ヶ月経った今では毎日悩まされていた腰の痛みもほとんど気にならなくなった。
ミヅキも「『腰が痛い』とか『お尻の奥がだるい』とか『腰を揉んでくれ』とか言わなくなったね!」と、驚いている。確かに、以前は一日に何度も「ちょっと腰揉んでくれ…」と頼んでいたのに、今は全然頼んでないな(笑)。椅子に座っているだけで、いつの間にか腰痛が改善されているっていうのは凄い。さらに、猫背気味だった歩く姿勢も良くなってるというおまけ付きだ。
坐骨神経痛の太もも〜お尻にかけた怠さも気にならなくなってきてるし・・・つまり、このアーユルチェアは、私の腰痛&坐骨神経痛には非常に効果があった、ということだ。どんな腰痛対策グッズを使っても、接骨院に通っても良くならなかった腰痛&坐骨神経痛が、このアーユル・チェアーに座るだけで、改善されている。これは、私にとって本物の腰痛対策の椅子だった。
アーユルチェアは買うべき?
長年の腰痛と坐骨神経痛に悩まされ続け、何を使っても効果が無かった私だが、このアーユルチェアを使い始め、ようやく改善と呼べる効果を感じることができた。もちろん、これは私個人の感想なので誰にでも当てはまることでは無いかもしれないが、私のように腰痛や坐骨神経痛に悩んでいる人で、何をやっても効果が無くて悩んでいる人には、このアーユルチェア / アーユル・チェアーはおすすめだ。1ヶ月位使うと悩んでいた痛みから少しずつ開放されていくのを感じられるのではないかと思う。
ミヅキも私と同じくヘルニアで、最近腰痛がひどくなってきているということなので、近々ミヅキ用にももう1脚、アーユル・チェアーのキャスタータイプを購入しようと思っている。本人は、一番グレードの高いプレミアム01が欲しいと言ってたが(笑)、私が持っているオクトパス(キャスター付きタイプのアーユルチェア)との違いは、キャスター脚がピカピカのクローム仕上げかどうかだけなので、私と同じタイプで我慢してもらおうw
多分、仕事のペース・・・上がるんじゃないかなぁと期待している(笑)。
その他、アーユルチェアの更に詳しい機能などの詳細は、下の公式サイトを参考にしてもらうとして
アーユルチェアの公式サイトはこちら
もしも私のようにつらい腰痛に悩んでいてどうしようもない人は、この体験談を参考にしてみて欲しい。腰が痛いと何も手につかなくて本当に辛いけど、そんな日々から開放される一歩となればと思い私の体験談を書いてみた。
私もまだまだ色んな所に旅に行けるよう、アーユルチェアーで骨盤や姿勢を矯正しつつヘルニアと上手に付き合いながら頑張りたいと思う。それでは!
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