キングスパーク・ワイルドフラワーフェスティバル
パース市内にある一番人気の観光スポット「Kings Park - キングスパーク」。ここは総面積約400ヘクタール、東京ディズニーランドの約5倍の広大な面積を誇る、広大な敷地の国立公園で、普段から市民の憩いの場として親しまれているが、そんな人気の公園で、1年に1度、9月の1ヶ月間を使って開かれているワイルドフラワーの祭典「キングスパーク・フェスティバル - Kings Park Festival」に行ってきたので、その祭典の様子や、行き方(アクセス方法)などを紹介!
キングスパークへのアクセス方法 / 行き方
このキングスパークへのアクセス方法は主に4つ。
レンタカーでのアクセス
バス(935番 Kings Park行き)でのアクセス
徒歩でのアクセス
レンタル自転車でのアクセス(敷地内にレンタル自転車ブースあり)
レンタカーでアクセスする場合は、無料の駐車場が各エリアにあるが、一番便利なのは、キングスパークの主要施設が集まるエリアにある「Wadjuk Car Park」なので、そこを目指すといいだろう(場所はグーグルマップ を参照)。ただしフェスティバル期間中はすぐに満車になってしまうので、朝9時ごろにはたどり着いたほうが駐車スペースを見つけやすい。
バスで訪れる場合は、935番のキングスパーク方面のバスを利用。またパースの中心からキングスパークの公園までは2kmほどの距離なので、散歩がてら歩いて訪れるのもおすすめだ。あと、もう少し便利な方法だと「Spin Way - スピンウェイ 」というレンタル自転車サービスを使ってアクセスするのも良い。レンタル料金は1時間1.4AUドル(約120円)。使い方などはリンク先(英語)を参照して欲しい。
キングスパーク・フェスティバル期間はイベントが目白押し
キングスパーク・フェスティバルの期間中(9月全日)はパーク内ではイベントも目白押し。各日にちによって行われるイベントも様々なので、訪れる際はキングスパーク本サイト にて、その日のイベントを確認して訪れると、よりキングスパーク・フェスティバルを楽しむことができる。
キングスパーク内の施設
キングスパーク内には、トイレはもちろん、ビジターセンターや、軽食やアイスクリームなどを購入できるキオスク、カフェ、レストランなどが設置されている。フェスティバルのイベントは、午前中やお昼間に行われていることが多いが、カフェなどは夜の18時(週末は19時まで)頃までやっている。(施設の詳細などはキングスパーク本サイト を参照)
ビジターセンター
こちらはキングスパーク中心部にあるビジターインフォメーションセンター。壁にはクローズドとか張り紙もあったりするが、普通に営業していたりするので、このあたりは非常にアバウト。多分朝9時30分ぐらいには開いてるんじゃないかな?
ビジターセンター内でパンフレットを貰おう
ビジターセンターには、このフェスティバルの資料を始め、パース観光に関するパンフレット等も多数置かれているので、パースの情報をゲットするためにも、ぜひビジターセンターに訪れて、色んなパンフレットを貰っておこう。写真の横にあるのは、本物の木の実など。触って自然の感触に親しむこともできる。
キングスパーク内のキオスク
ちょっとした飲み物やアイスクリームなどを購入できるキオスクもある。現在、朝9時30分ごろではあるが、結構な人で賑わっていた。それにしても、オーストラリアの男性陣は短パン姿が非常に多い。
ワイルドプラントの即売会も!
キングスパーク・フェスティバルの期間中だけだと思うが、このように野草の即売会なんかも行っている模様。実際に買って帰っても面白そうだが、日本に持って入る時には検疫が必要なので注意しよう。
キングスパーク・フェスティバルのワイルドフラワー
では、キングスパーク・フェスティバルの様子を実際に見てみよう!キングスパークの全域に渡ってワイルドフラワーは見どころを迎えているが、特にこのキングスパークの中央部(ビジターセンターなどが集まるエリア)には、このようにワイルドフラワーの種類や説明がポップ付きで行われていたりもする。
芝生エリアで催し物
こちらは、キングスパークの中央部にある芝生エリア。このエリアでは、現在フェスティバルにちなんだアートディスプレイが行われているようだ。
レジャーチェアとパラソル
その広い芝生エリアに展示されていたのは、レジャーチェアとパラソル。一体このワイルドフラワーの祭典とどんな関係があるのかは分からない(笑)が、この展示は実際に座って楽しむことも出きて面白い。この展示については、日によって変わったりするんだろうなぁと予想。ずっと一緒かも知れないがw
戦争慰霊碑と炎のモニュメント
ここは、キングスパーク内で一番厳かな空間でもある戦争慰霊碑と炎のモニュメント。この手前には、消されることがない炎が灯っており、その炎が見据える先には、数々の戦争で亡くなった人を偲ぶ慰霊碑がそびえている。この場所は、キングスパークの中でも一番見晴らしの良い場所で、炎のモニュメントの周りには可愛らしい黄色のワイルドフラワーが花開いている。
厳かな慰霊碑
これがパースの町を見渡せる場所にそびえる慰霊碑。中央の文字には「第一次世界大戦で、人権と自由のためにその生命を捧げたこの西オーストラリア州の人々の記憶」との文字。
炎のモニュメントの周りには鳥達も
この慰霊碑の炎のモニュメントの周りには鳥達の憩いの場にもなっている。人間だけでなく、動物たち、そして植物にとっても憩いの場、それがこの「キングスパーク」という場所の存在意義にもなっている。
パースの町並みを見渡せるスポット
こちらは、慰霊碑を更に奥に進んだ場所にある高台のスポット。ここからはパースのビル群を見渡すことができる絶景スポットになっている。またここからの夜景も非常に人気が高い。
西オーストラリアの見どころを集めた写真展
キングスパーク・フェスティバルの催しのひとつが、この西オーストラリアの大自然の風景を集めた写真展。本当にこれが全部西オーストラリアの風景なのか?と思うような、サバンナのような風景や、絶景ビーチ、山の中の風景など・・・いやぁ、ほんと西オーストラリアは広大すぎるというのを思い知る展示スペースだ。
キングスパークの散歩道
キングスパーク内はこのように、パークの施設内をめぐる歩行者専用通路なども用意されている。しかし、このキングスパークの施設を徒歩で一周しようとすると、軽く2時間ぐらいは掛かって来る。時間がある場合はキングスパークを徒歩で制覇するのも楽しいかもしれないが、ちゃんと歩きやすいスニーカーなどで挑戦するようにしよう。
キングスパーク内に咲き乱れるワイルドフラワー
キングスパークの中央部には説明のポップ付きのワイルドフラワーが植えられているが、少し中心エリアから離れて散歩してみると、いろんな場所で無造作にワイルドフラワーが咲いているのを楽しむこともできる。
個性的なワイルドフラワーも多い
こんな感じで「これもワイルドフラワーなの?」と思うような、面白い形のワイルドフラワーも確認することができる。これは、サボテンにも似ている肉厚な花(?)。表面にはベルベットのような線毛は生えてて、さらに中心は鮮やかな赤。すごく個性的で魅力的なワイルドフラワーだ。
大きな公園を散歩しながら楽しむフェスティバル
このキングスパーク・ワイルドフラワーフェスティバルは、展示された花々を見る、、、というよりは、大きな敷地の公園を散歩しながら、いろんな場所に生えているワイルドフラワーを楽しむような、そんなゆったりとした時間が流れているフェスティバルだ。
春のパースに来たら絶対訪れるべき「キングスパーク・フェスティバル」
キングスパークが毎年開催しているキングスパークフェスティバル。その歴史は50年以上とかなり年季の入ったものであるが、見応えは十分で、公園内に自生しているワイルドフラワーを自分のペースで楽しめる、西オーストラリアらしい力の抜けたリラックスして楽しめる祭典だ。
このキングスパーク・フェスティバルはパースの春先のシーズンにあたる9月に1ヶ月開催されている期間の長い祭典。お祭り騒ぎのような賑やかさはないけれど、その分、自分のペースで西オーストラリアの大自然に触れることのできるステキなワイルドフラワーの祭典となっている。もしも9月のパースに訪れる機会があれば、ぜひやってきて欲しいおすすめ観光スポットだ。
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