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エアアジア 国際線(タイ DMK→モルディブ MLE - FD177便 / A320-200neo) エコノミークラス・ホットシートを搭乗レビュー!【飛行機の搭乗記】
エアアジア 国際線 モルディブ行きを搭乗レビュー!
今回の飛行機・搭乗レビューで紹介するのは、タイ・エアアジアXの国際線 タイ・バンコク ドンムアン空港発(DMK)→ モルディブ ヴェラナ(マーレ)国際空港(MLE)(FD177便 / A320-200neo)のエコノミークラス・ホットシート。
このエアアジアのフライトは、ビジネスクラス(プレミアムフラットベッド)の設定の無い、全てエコノミークラスの座席となっており、国際線といえども、機材のスペック的にはエアアジアの国内線や、近距離フライトのものとほぼ同じ設定になっている。
はたして、気になる機内の様子、座席の広さ、そして機内食(有料)はどんなものが出てくるのか、実体験レポートしていきたいと思う。
エアアジア A320-200neo
今回のフライト(FD177便 / タイ DMK→ モルディブ MLE)で使用される機材は、エアアジアの路線で主に近距離で使用されている機材 A320-200neo。小型のナローボディーの機材だ。飛行時間は約4時間30分ほどのフライトとなる。
エアアジア A320-200neo の座席マップは以下の通り(2019年12月現在 / 座席表をスクロールすると一番うしろの座席まで見えるので参考にどうぞ)。
上の座席表のうち、赤く表示されているのがホットシートとなるが、事前座席指定の場合、一番前の座席の座席指定料は約1,800円、その後ろ数列と真ん中の非常口の座席は約1,500円となっており高くはない。またスタンダードシートの座席指定は、約560円〜720円ほど。
私達は今回、このホットシートの一番前の座席を予約して搭乗することになる。
タイ・ドンムアン空港の出発ロビー
さて、タイのバンコク・ドンムアン空港の出発ロビーにやってきた。さすがLCC発着の空港だけあって、たくさんの旅行者が利用している。エアアジアのスローガンは「Now Everyone Can Fly - 今、誰だって空を飛べる」。エアアジアのおかげでこの東南アジア周辺の旅行がビビるほど身近になった印象がある。
エアアジア搭乗開始
さて、搭乗開始時刻だ!搭乗券とパスポートをゲートで提示して、半券をもらって飛行機へと向かう。
シャトルバスでの移動
空港ターミナルから飛行機までは、こちらの専用シャトルバスで向かう。ホットシートの乗客は最初に搭乗ゲートをくぐれるのでバス席にいち早く座ることができるのだが・・・
飛行機に乗り込むのは遅くなる
シャトルバスが到着すると、シャトルバスに立って乗っていた乗客がすぐにバスを降りて飛行機のタラップに詰めかけるので、結果的にホットシートの乗客が乗り込むのは少しあとの方になる(笑)
エアアジア A320-200neo の機内
エアアジア A320-200neo の機内の様子がこちら。座席配列はうしろまで3-3。ツインシートは設定されていない。なお、ホットシートの座席は頭の部分が赤になっていて視覚的にもわかりやすい。
ホットシート 一番前の座席
こちらの座席が私達が座るホットシート 一番前(バルクヘッド)の座席。一番前のバルヘッド席と非常口列の座席の肘掛けは上がらない仕様となっている。
座席の広さのスペックは、スタンダードシート座席は横幅17.5インチ(約44.45cm)、縦幅(シートピッチ)29インチ(約73.66cm)。横幅は一般的なレガシーキャリアのエコノミークラスと同等だが、シートピッチはレガシーキャリアが約32インチ / 約81.28cmぐらいなので、それと比べると8cmほど狭い。
なお、このホットシートの一番前の席は、横幅は17.5インチとスタンダードシートと同じだが、シートピッチ(縦幅)は測ってみたところ約45インチ(約114.3cm)と超広々。このエアアジアのモルディブ行き、バルクヘッドのホットシートは座席指定料金も2,000円弱なので非常におすすめだ。
ミヅキが座ってみたところ
このエアアジア ホットシートの一番前の席にミヅキが座ってみたところがこちら。特に問題の無い、普通のエコノミークラスの座席となっている。
バルクヘッドは足元広々
バルクヘッド席なので、足元も広々。隣の人がトイレに立ってもわざわざ立ち上がらなくても良い空間が保たれている。
リクライニングはおまけ程度
座席のリクライニングは完全におまけ程度。また、背もたれにはヘッドレストは付いていないので、首が凝る人はネックピローを用意しておくと快適に過ごせる。
天井の設備
座席の天井設備には、読書灯とアテンダントボタン、送風機も付いている。
座席ポケットに入っているもの
座席ポケットには、免税品カタログに、機内販売メニュー、エチケット袋、トラベル雑誌、機内の安全装置案内が入っている。暇つぶしになりそうなものは、トラベル雑誌と免税品カタログぐらい。なお、LCCなので座席には個人モニターなどのエンターテイメント設備、電源は無い。
エアアジア 機内食メニュー
私達は今回のモルディブ行きのエアアジアのフライトでは機内食は事前予約してあるが、予約無しで機内で購入できる機内食メニューもすこしだけ紹介しておきたい。
このFD177便(タイ・バンコク→モルディブ)は、タイ・エアアジアX の運行するフライトなので、メニューもすべてタイバーツ(THB)表記となっている。タイバーツは1タイバーツがだいたい3.6円前後。決済時の為替手数料も考えて、表示されている値段に4を掛けとけばだいたいの日本円での相場がわかる。
また機内販売はVISA、MASTERであればクレジットカードでの購入も可能。ただ、たまにフライトによってはカードが使えないこともあるので注意したい。現金での支払いの場合は、主要通貨と現地通貨で購入できるが、お釣りはタイバーツとなる。
さて、前置きが長くなったが、例えば飲み物のコーラを購入すると、料金は60THB(約240円)。飲水のミネラルウォーターは40THB(約160円)と、まぁ普通に飛行機の機内販売価格ぐらいの設定になっている。なお、飲み物は冷えが甘いことも多いので「With Ice, Please」と氷ももらっておくと美味しく飲める。
機内食の食事メニューは意外とお得?
機内食の食事メニューは、1プレートだいたい150THB(約600円)と、コンビニ弁当よりちょっと高いぐらいの価格帯設定となっている。実際にやってくる食事は、写真のようにキレイではないけれど(笑)、おなかが減った時にいただくなら、600円の価格設定は意外とお得かもしれない。
トイレは一番前と一番うしろ
エアアジア A320-200neo の機材のトイレは、一番前に1つ、一番うしろに2つ設置されている。
機内トイレの設備
機内トイレの中の設備は、至って普通。歯ブラシやローションなどのアメニティは無いが、おむつ替え台は備わっているので子連れでも安心だ。トイレの清潔感も普通。特に問題は無い。
エアアジア モルディブ行きの機内サービスの開始
さて、私達を乗せたエアアジア FD177便は、無事ドンムアン空港を飛び立ち安定航路に入り機内サービスがはじまる。
モルディブ入国カード
最初に機内サービスで配布されたのは「モルディブ入国カード」。モルディブは日本人の場合、パスポート有効期限の残りが6ヶ月以上あれば、30日間の滞在まではビザの事前取得は不要。入国審査の際に観光ビザ(無料)が発行される。ただし、入国審査には、この配られた「モルディブ入国カード」への記入が必要となるので、機内で書いておけば、混み合う入国審査もスムーズに通り抜けられる。(配られなかった場合は、現地の空港で記入)
一応、写真には記入項目の注釈を日本語で示しておいたが、他の国の入国カードと異なるのは、黄熱病予防接種の記入項目があるところと、バッグの数量を記入する欄があるところ。黄熱病に関してはワクチンを摂取していない人は空欄でOKだ。
機内食サービス
続いて、機内食のサービスが始まる。エアアジア・公式サイトで機内食を事前予約している人は、予約した機内食を受け取る際にチケットの半券が必要となるので用意しておこう。
エアアジア 機内食の事前予約のメリット
私達もネットで機内食を事前予約しておいた。エアアジアの機内食を事前予約するメリットは、通常は別料金となるミネラルウォーター(40THB / 約160円)もしくはコーヒーが機内食と一緒にセットになって付いてくるのと、機内食の値段も機内のものに比べて安い傾向にあるので、ちょっとした経費削減となる。
ミヅキの機内食
せっかくなので、私達がこのエアアジアのフライトで食べた機内食メニューも紹介しておこう。まずこちらは、ミヅキが頼んでおいた照り焼きチキン丼(400円)。お味はそこそこ。タイ・エアアジアXの機内食は、エアアジアX(マレーシア)のより美味しいかもしれない。
モリオの機内食
私が頼んでおいたのはパッタイの卵包み(400円)。卵包みとはあるが、普通に卵が入っただけのパッタイとなる。お味はちょっと味気無い(笑)。
デザートも予約しておいた
今回は機内食のメイン食事だけでなくデザートも予約しておいた。そのデザートはマンゴー+もち米のフレーク添え(229円)。味気無い見た目なので、まずかったりするのかなぁと思って食べてみると・・・意外とイケる。
モルディブに到着!
そうして約4時間30分のフライトで、私達はタイ・バンコクからモルディブに到着。モルディブはビーチリゾートなので子供連れのグループも多かったけれど、フライト中はとても静かで、特にうるさくて大変なんてことも無く、快適にやってくることができた。お疲れさまでした!
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