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JAL国内線 B777-300 クラスJ 大阪⇔沖縄 / 搭乗記
JAL 国内線・沖縄行き B777-300 のクラスJに搭乗!
JAL / 日本航空の国内線、大阪・伊丹(ITM)⇔沖縄・那覇(OKA)の飛行機 機材:B777-300に搭乗してきたので、そのフライトの詳細を実体験レポート!
今回のJALさんの国内線では、私達は初めてとなる「クラスJ」を利用。このクラスJという座席クラスは、普通座席 / エコノミークラスよりもゆったりとしたシートとなっているのだが、料金は普通席よりもちょっと高いぐらい、差額は片道 数千円前後 / 当日アップグレードは+1,000円(空席があれば)で利用可能となっている。そのJALさんのクラスJの座席というのはどんなものなのか、早速乗って確かめてみたいと思う。
JAL2087便 / JAL2084便
今回搭乗したフライトは、日本航空 JAL2087便(往路:ITM→OKA / 15:00発)とJAL2084便(復路:OKA→ITM / 12:05発)。どちらの便も、到着が夕方以降だったり、出発が早かったりするため、その分、航空券の料金も比較的安めで購入することができるのでおすすめだ。
フライト搭乗はマスク着用が必要
またコロナの影響で、このJAL / 日本航空だけでなくすべてのフライト搭乗にはマスクの着用が義務付けられているので、飛行機に乗るときはマスクを忘れないようにしよう。
飛行機の搭乗開始!
では、JALさんの飛行機に搭乗していこう。写真は搭乗開始のときの出発ゲートの様子。このときは2020年7月はじめの頃だったけれど、非常事態宣言も解除されて県をまたぐ移動自粛も解除されていたため、かなりの人が飛行機に乗り込んでいてほぼ満席状態。さすが、夏の沖縄は夏休み前でも大人気だなぁ。
飛行機の機内へ
出発ゲートを抜けていよいよJAL B773の機内へと向かう。クラスJは普通席よりもワンランク上の席にはなるが、優先搭乗などの優待遇は無し。普通に並んで機内へと向かう。
JAL B777-300 座席マップ / おすすめの座席
JAL クラスJエリアの機内の様子がこちら。クラスJの座席配列は2-4-2となっているが、前2列のみ3列席も用意されている。
ちなみにJAL B777-300の座席マップ / 座席表は以下の通りとなっている。
[ JAL B777-300(773) / 座席表 ]
※ スクロールして全体を閲覧可能
私達は2人なので、窓側の座席に座る。ちなみにこのJAL B777-300(773)のクラスJのおすすめの座席は、2人旅なら窓側、1人なら3人席の通路側の席、家族旅行なら人数に合わせて好きな場所をチョイスすればいいだろう。なお、クラスJのうしろ座席(窓側8列目、真ん中9列目)もリクライニング可能となっている。
JAL クラスJの座席
JAL クラスJの座席がこちら。座席の広さは、横幅18.5インチ(約47cm)、シートピッチ(縦幅)38インチ(約96.52cm)とかなり広々。クッション性のあるしっかりとした座席で、国際線のプレミアムエコノミーぐらいの快適さがある座席だ。
クラスJの座席に座ったところ
実際にクラスJの座席(8A:ミヅキ、8C:モリオ)に座ってみたところがこちら(360度写真 / ドラッグしてお好きな角度からどうぞ)。
座席リクライニング
JAL クラスJの座席はしっかり深めにリクライニングすることができる(リクライニングボタンは肘掛け)が、座席は座面が前にスライドするため、後ろ席への圧迫感は少ない。
フットスペース
シートピッチは38インチもあるのでフットスペースはかなり余裕がある。左は私(モリオ / 男性 / 170cm 中肉中背)、右はミヅキ(女性 / 160cm 中肉中背)が座ったところであるが、膝から前席までのスペースはかなりゆったりとしている。
フットレストも付いている
JAL クラスJの座席はフットレストも装備しているので、足への負担も少なく快適。これなら長距離路線も余裕な座り心地・・・であるが、このクラスJはJAL / 日本航空の国内線。十分すぎるほどの快適さだ。
ヘッドレスト
背もたれの頭部分には、角度調節ができるヘッドレストも付いている。
中間の肘掛け
座席と座席の間の肘掛けもしっかりとした幅のものが設置されており、ちょっとした飲み物などをおいておくスペースも確保されている。
オーディオサービス
肘掛け下にはオーディオサービス用のリモコンと、CAさんを呼ぶアテンダントボタン、読書灯のスイッチが備わっている。オーディオサービスのチャンネル数はそんなに多くない。
荷物収納用ラゲッジ
座席の上には荷物収納用のラゲッジが各列ごとに備わっている。
天井部分の読書灯
天井部分には読書灯とシートベルトサイン。送風機能は付いていない。
前席の後ろに個人モニターは無し
前席の後ろ側にはシートポケットが用意されているが、個人モニターはJAL B777-300(B773)の機材には用意されていない。
コートやジャケット用のハンガー付き
前席シートの裏には、コートやジャケットなどを掛けておけるハンガーも用意されている。下部分にはコートのストッパーも付いているので掛けたときにヒラヒラしない。
シートポケットの中身
シートポケットの中には、オーディオサービス用のヘッドホン、エチケット袋、安全のしおり、JAL機内販売のパンフレット、JAL 機内雑誌 スカイワード、機内WiFiの案内が入っていた。
機内WiFiも設置されている
このJAL B777-300の機内には、無料のWiFiも設置されており、自分のスマホやノートPC、タブレットなどを機内モードでWiFiに接続すれば、インターネットやビデオプログラムを利用することができる。ただし、接続に関しては最大接続数などの制限がかかっているのかタイミングによっては繋がりにくかったりもする。
機内のトイレ
機内のトイレはJクラスエリアの前方に1箇所、後方に2箇所用意されている。
機内トイレの中
機内トイレの中。特筆することは無いが、おむつ替え台なども付いているので小さな子ども連れでも安心だ。トイレの中は清潔で、またコロナ禍のため除菌スプレーも設置されている。
飛行機は空の上へ
私達を乗せたJAL B777-300は、沖縄の那覇空港に向けて空の上へ。飛び立ってしばらくすると、窓の向こうにはきれいな雲の上の風景が広がる。
JAL 国内線の機内サービス
飛行機が安定航路に入ると、機内では機内サービスのアナウンスが流れ、機内サービスが行われる。今回のフライトは2020年7月初旬。コロナ禍の影響を受けてJALの機内サービスもかなり限定的に絞られている。
クラスJのドリンクサービス
クラスJの機内サービスも、このドリンクサービスのみ。沖縄路線で選べた飲み物は、お茶かジュースのみ。通常はクラスJでは限定の「JAL CAFE LINES」のコーヒーなどが楽しめるのだが、これもコロナの影響のため仕方がないなぁ。残念。なお、飲み物はCAさんに頼めばお代わりも可能だ。
飛行機は沖縄に到着!
そうして約2時間ほどのフライトで、飛行機は沖縄・那覇空港に到着した。2時間の国内線・短距離フライトは本当にあっという間だ。
JAL / 日本航空 クラスJはコスパ抜群!
JAL / 日本航空のワンランク上のシート「クラスJ」はいかがだっただろうか。普通席(エコノミークラス)の料金よりも少し高いだけで、この快適さをゲットできるというのはかなりコスパが高い。私達も最初、クラスJを購入する際には「2時間ぐらいの国内線フライトだしなぁ・・・」と思ったんだけど、実際に乗ってみてその快適さに感動。今後もJALさんの国内線に乗るときは、できるだけこのクラスJを利用したいなぁと思った。
なお、このクラスJは当日カウンターで空席があれば+1,000円で普通席からアップグレードも可能となっているが、この快適さから大人気のため当日のアップグレードは特に繁忙期には難しくなってくるので、もしもこのクラスJに乗ってみたい場合は、できれば予約の際に最初からクラスJで予約するのをおすすめしたいと思う。それでは、JALさんのクラスJで快適な空の旅を!
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