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JAL国内線 E170 エコノミークラス 大阪→宮崎 / 搭乗記
JAL - 日本航空 国内線 エンブラエル170 をレビュー!
JAL / 日本航空の国内線では、エアバスでもなく、ボーイングでもない、エンブラエル170(E170)という小型飛行機が飛んでいるのをご存知だろうか。
エンブラエルというのは、ボーイング、エアバスに次ぐ、世界第三位のシェアを誇るブラジルの航空機製造会社なのだが、今回私達はそのエンブラエル170(E170)に、大阪・伊丹ITM → 宮崎 KMI(宮崎ブーゲンビリア空港)で搭乗してきたので、そのフライトの詳細を実体験レビューしてみたいと思う。
私達もこの飛行機に乗るまではエンブラエル170(E170)という機材なんて全然知らず、すごくオンボロな飛行機なんじゃないかとドキドキしてたんだけど・・・実は、小型機の中ではかなり快適な機内だったのだ!
JAL エンブラエル170(E170)の機内
JAL エンブラエル E170 の機内の様子がこちら。機内に入ってびっくりしたのは、小型機なのでたしかに狭い飛行機の中ではあるが、天井は高めでしかも座り心地の良さそうな革張りのシートが設置されていて、いい意味で予想を裏切る機内空間が広がっているところだ。
気になるJAL エンブラエル E170 の座席マップは以下の通り。
[ JAL エンブラエル170 / 座席表 ]
※ スクロールして全体を閲覧可能
座席配列は、私達が大好きな2×2。JALにはエンブラエルの機材はこのE170と、E190があるが、こちらのE170は座席クラスはスタンダードシート / エコノミークラス1つのみ。(E190はクラスJも用意されている)。
また、座席の一番うしろはリクライニング不可(座席マップ:ピンクの座席)となっており、中央の座席には窓がない(座席マップ:ベージュの座席)。
JAL E170 おすすめの座席
このJAL - 日本航空 エンブラエル E170のおすすめの座席は、個人的には飛行機に出入りしやすい前側、一人で乗るなら通路側をおすすめしたいが、まぁこれだけ狭い機内空間で、1時間前後の国内線フライトなので、どこに乗ってもあまり違いは無い。
また、国内線の短距離フライトということで、乗客はあまり座席をリクライニングしないし、さらに一番うしろの座席はリクライニングできなかったりもするので、本当にどこに乗ってもほとんどフライト体験に違いは無いだろう。
JAL エンブラエル170(E170)の座席
JAL エンブラエル E170の座席は全席共通で、しっかりとした革張りシートが用意されている。座席スペックは横幅 約18.5インチ(約47cm)、シートピッチ / 縦幅 約31インチ(約78.74)と、何気に中長距離の国際線のエコノミークラスぐらいの空間が確保されている。約1時間前後の短距離の国内線を飛ぶには十分すぎるスペックだ。
JAL E170の座席に座ったところ
実際にJAL E170の座席に座ったところのイメージがこちら(360度写真 / ドラッグしてお好きな角度からどうぞ)。エアバスやボーイングの飛行機にも劣らない快適空間だ。
なお、2020年6月現在、新型コロナの影響で、フライト中はマスク着用が義務付けられているので、飛行機に乗るときはマスクを用意するのをお忘れなく。また、気になる機内の換気については、飛行中は約3分で機内のすべての空気が入れ替わるので安心しよう。
座席のフットスペース
実際にJAL E170の座席に私達が座ってみたところのフットスペースがこちら。上が私(モリオ・男性 / 身長170cm / 中肉中背)が座ったところで、下がミヅキ(女性 / 身長160cm / 中肉中背)が座ったところであるが、普通に快適なレッグスペースが確保されており、圧迫感も無い。さすがシートピッチ31インチだ。
また、座席下には機内持ち込み用のスーツケースも横にすれば収納できるぐらいのスペースも確保されている。
座席のリクライニング
JAL E170の座席のリクライニングは普通。一杯に倒して上の写真ぐらいの角度なので、私達のような腰痛持ちの人は、倒すとかえって腰が痛くなるんじゃないかという感じだ。まぁ、国内線のフライトでリクライニングを利用する機会は少ないだろう。
JAL E170 座席の装備詳細
座席の装備の詳細もチェックしていこう。JAL E170の座席には電源は用意されていない(E190は付いている)ので、機内でノートPCやスマホの充電は不可となっている。
座席前のテーブル&シートポケット
座席前には折りたたみ式のテーブルと、機内誌などが入ったシートポケットが付いているが、個人モニターなどは備わっていない。
シートポケットの中身
シートポケットの中には、JALの発行する機内誌「SKYWARD - スカイワード」と、安全のしおり、エチケット袋、機内の無料ビデオプログラムの案内が入っていた。
JAL 機内の無料ビデオプログラム
小型の飛行機なので個人モニターは付いていないが、機内WIFIに接続することで、JALが提供する無料のビデオプログラムを利用することが可能となっている。ビデオ鑑賞には、スマホの場合はJAL専用のアプリがあると簡単なので、ビデオを見たい人は前もって専用アプリをダウンロードしておくといいだろう。
JALアプリ - iPhone
JALアプリ - Android
座席のヘッドレスト
座席のヘッドレストは、ちゃんとクッションが入っており、もたれかかった時の座り心地も快適。使い捨ての不織布のカバーも付いているので清潔だ。
肘掛け
座席と座席を隔てる肘掛けはしっかりとした幅のあるものが採用されている。座席のリクライニングボタンはこの肘掛けの側面に付いている。
天井の装備
天井には読書灯、送風機、CAさんを呼ぶアテンダントボタンが備わっている。新型コロナが気になる昨今、送風機が付いていると、気分的に安心できるのは・・・私だけだろうか(笑)。
いよいよ出発!
乗客の搭乗も終わり、落ち着いたところでいよいよ宮崎に向けて出発だ!なお、小型の機材ではあるが、機内には前と後ろにおむつ替え台も付いたトイレが備わっているので、小さい子供連れでも安心だ。
JAL E170の機内サービス
飛行機が安定航路に入ると、JALさんの機内サービスが始まる。とはいえ、このフライトは1時間足らずの短距離フライト。さらに新型コロナの影響のため、機内サービスは非常に簡素。紙パックの飲み物(お茶かジュース)と、抗菌のおしぼりが配られた。国内線のフライトなのでこれで十分だろう。
宮崎空港に到着!
そうしてあっという間に、私達は大阪・伊丹空港から宮崎ブーゲンビリア空港に到着した。梅雨シーズンなので天気はサイアクな感じだが、着陸もスムーズで、特に大きく揺れることもなく快適な空の旅だった。JALさんの国内線って、そういや初めてだったけどとても快適だったなぁ♪ エンブラエル E170のフライト、飛行機は小さいけどとても良かったと思う。
JALのエンブラエル E170は超快適!
JAL - 日本航空の小型飛行機、エンブラエル E170 での国内線のフライトは、機内空間もしっかり広く設定されていて快適、さらに飛行中も小型飛行機だからといって特に大きく揺れることもなく、想像以上に寛いでフライト時間を過ごすことができた。
最初、乗る前は「エンブラエルの飛行機って何?(汗)」と少し不安になったけれど、実際に乗ってみると非常に快適で、ほんと、これなら何も心配せずに利用できる飛行機だなと実感した。機内の設備は必要最小限ではあるけれど、座席自体のスペックも広々なので、もしもこのJALさんのエンブラエルE170に乗る機会があれば、ぜひ乗ってみてほしいと思う。それでは、JALのエンブラエル E170で快適な空の旅を!
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