エアライン
ターキッシュエアラインズ B77W ビジネスクラス シンガポール⇔イスタンブール / 搭乗記
B777-300ERのビジネスクラス
ターキッシュエアラインズの中~長距離路線に導入されているB777-300ER。そのビジネスクラスに搭乗(TK055便:シンガポール発、イスタンブール行き)してきたので、その時の機内の様子や、機内食などを紹介したいと思う。ヨーロッパの航空会社の中でも常に1、2を争う、人気の航空会社のビジネスクラス。これはかなり期待が持てる♪
優先レーンでの搭乗
さて、まずはビジネスクラス専用の優先レーンを使っての搭乗から。待つこともなくすんなり機材に乗り込めるのは非常に快適だ。
ビジネスクラスの座席
これがターキッシュエアラインズのB777-300ERのビジネスクラスの座席の様子。とにかく座席が広くて長い。前には個人モニターも付いているのだけれど、手を伸ばしても絶対届かない位置になっている。席の並びは2-3-2ではあるが、この座席の広さゆえに4列しか設置されておらず快適性は抜群。また個人モニターの前側にはオットマンのような台が設けられており、席をフルフラットにすると、この台と座席が合体して広いベッドスペースになる。
座席からの眺め
こちらが座席から個人モニターを見た時の風景。どのぐらい前が広いかがよく分かる。個人モニター前の台の下には靴を脱いで入れておけるスペースだってあったりして、ほんとどこかの広い家で寛いでいるかのような、そんな気分にさせてくれる。
アメニティポーチ
こちらが配布されたアメニティポーチ。なんと、イギリスの高級車でも知られるBENTLEY(ベントレー)のアメニティキットだ。
ポーチの中身
ファスナーの滑りの良いポーチの中にはアイマスクやコーム、歯磨きセット、保湿用ボディローション、リップバーム、靴下、靴ベラ、耳栓などが入っている。また、機内食を食べるかどうかの意思表示シールも入っていたりする。
DENONのヘッドホン
座席の個人モニター用ヘッドホンがこちら。なんとデンオンの高音質のヘッドホンが用意されている。もちろん使い終わったら返す必要があるので、持って帰ってはいけない。
スリッパ
また座席でくつろぐときに使用できる収納袋付きのスリッパも用意されている。ブラックにレッドのラインが入った、先の詰まったかわいいスリッパだ。
ウェルカムドリンク
機内に入って席に着くと、まずやってくるのがこのターキッシュエアラインズ・オリジナルのウェルカムドリンク。種類はレモネード、ストロベリー、オレンジ(いずれもノンアルコール)があり、どれにもちゃんと果実が入っていてフレッシュで非常にウマい。これを飲んだだけでターキッシュさんのファンになる、そんな感じの美味さだ♪
記念に一枚
すごく美味しくて感動したので、ドリンクだけの写真も一枚。このウェルカムドリンクはこの路線だけでなく、短距離線、長距離線に関係なく、ビジネスクラスであればかならず出てくる、ターキッシュエアラインズの自信作だ。
その他の設備
その他、座席には自由に曲がるLEDライトやマルチタップの電源、そして充電用USBポートも付いているので、長距離のフライトでも快適に過ごすことが出来る。また、おしぼりサービスには陶器のトレイも付いてきたりと、とにかく細かいところにもちゃんと手を抜かないサービス精神が現れている。
シェフも乗っている
またこのTK055便は、離陸後安定高度になると機内食メニューが配られるのであるが、なんとそのメニューをコック帽を被ったシェフ達が配ってくれるのだ。また何を食べるか、何を飲むかなどのオーダーもそのシェフ達が担当。食事に関してはCAさんではなく、シェフが執り行うという、なかなかパフォーマンスの効いた演出があって楽しめる。またこのTK055便は、最初の夜食に加え、到着前の朝食も用意してくれるのだけれど、その朝食メニューは欲しいものを選択して専用用紙(メニューに挟まれている)に記入するようになっていたりもする。その用紙の書き方はよく分からない部分もあるが(汗)、まぁ適当に印つけたり丸つけたりしておけば、適当に用意してくれるので気軽に書き込んでおけばいいだろう。この機内食を巡る演出は、さすがは世界ナンバーワンのビジネスクラスミールに選ばれた航空会社だ。
非常用設備案内も作りこまれている
離陸前に上映される非常用設備を説明するビデオも面白く作られており、トルコのコメディアンのような人がトリッキーな演出をしながら、楽しく救命胴衣や酸素マスクの説明をしてくれるので思わず最後まで見入ってしまう。
食事前の飲み物
機内食のメニューオーダーも終わり、最初の機内食が配布される前には、アルコール類も頼めるドリンクタイムが挟まれる。なお、このフライトではワインは、ホワイトワイン2種、ロゼ1種、レッド4種、ポートワイン1種、シャンパン1種が用意されていた。おつまみにはミックスナッツが用意されている。そしてこれらはガツガツ食べたり飲んだりしているとどんどん継ぎ足してくれるので飲み過ぎ、食べ過ぎには注意しよう。
食事は3コースディナー
ではお待ちかねのターキッシュエアラインズのビジネスクラスの機内食を見ていこう。このTK055便では夜食にもかかわらず、前菜、メイン、デザートの3コースディナーが用意されていた。まずは最初の前菜から。トマトをベースにしたよくわからないけど美味しいスープに、サーモンとエビ、野菜のプレート。そして選べるパンに、バターと調味料各種。写真右のバターの横にあるアラビアンな小さな入れ物は陶器製のソルト&ペッパー。驚くことに倒れないように底面がマグネット式になっていてトレイにくっ付くのだ。その下にはミックスハーブが入った容器。これを料理にふりかけていただくようだ。
Turkish Do & Co
この機内食を手がけているのが、このオリーブオイルの小瓶のパッケージになっている「Do&Co」というトルコのケータリング会社。ターキッシュエアラインズをはじめとする機内の食事をはじめ、ラウンジ事業、そしてウィーンではホテルなんかも運営しているカンパニーのようだ。ところで、この付け添えのオリーブオイル、、、どうやって使うか分からなかったので、適当にエビなんかに掛けてみたりして使ってみたが、、、いやほんと、ターキッシュの機内食、美味しいね!
メインディッシュ
続いてメインディッシュとしてやって来たのがチキンソテー。この小ぶりに上品に盛り付けられたチキン。量も程々で、でも柔らかくて味もしっかりしていて美味しい♪
ビーフ
上のチキンはミヅキが頼んだもので、私が頼んだのはこちらのビーフ。またこれが美味い。このターキッシュのビジネスクラスの料理の美味しさは、かなりポイントが高い。ちゅうかトルコってきっと食事も美味しんだろうなぁ。
デザートはワゴンで
メインディッシュが終わると、最後にデザートがワゴンで運ばれてくる。メニュー表には、このデザートの種類が書かれていたんだけど、シェフの人に「デザートも選ぶの?」と聞いたら「いやいや、後で。」と言っていたが、、、まさか目の前で選ばせてくれるとは。ほんとレストランで食事しているような気分にさせてくれる機内食だ。
デザートのケーキ
こちらはミヅキがチョイスしたデザートのケーキ。キレイに盛り付けられていてとっても美味しそう。このフライトは深夜便なので、一部のゲストは寝ているため照明は少し暗めな中で機内食がサーブされているため、どうしてもライティングが美味しそうな発色になっていないのが残念、、、。なお、飲み物にはコーヒーや紅茶、トルコのブラックティーなどがチョイスできる。もちろん食器類やカップも全て陶器製だ。
夢の中へ
美味しい機内食をしっかり食べた後は、席をフラットベッドにして夢の中へ。。。ミヅキは眠ってしまったが、私は少しトイレに行ってこよう。
トイレの中
こちらがターキッシュのB777-300ERのレストルームの中。ここはビジネスクラス客しか入れないトイレになっており、中は常に清潔に保たれている。
ローションなどは置いているが、、、
トイレには歯ブラシなどのアメニティ類は置いていないので、最初に配られたアメニティポーチの中の物を使おう。
もうすぐ朝食タイム
さてぐっすり眠って、あと2時間ほどでイスタンブールに到着するころ、機内の照明が少し明るくなる。そう朝食タイムだ。
フルーツサラダ
私(モリオ)が頼んでおいた朝食メニューはこちらのフルーツサラダ。あとは鶏の胸肉料理や、チーズ、オートミールなど。ここでも夜食の時にも付いてきたかわいいソルト&ペッパーも用意されている。あとパンもお好みで選ぶことが出来る。何気に写真左上のチーズに添えられていたオリーブが、塩味が効いていて非常に美味しかった。もちろんその他のものも全部美味しく完食♪
パンケーキ!?
ミヅキが頼んだメニューでびっくりしたのがこのメニュー。たしかパンケーキだったと思うのだが、これがまた異様に美味しかった。パンケーキというよりは、カスタードクリームが包まれたクレープのようなメニューで、ちゃんと出す前にホットプレートか何かで調理したんじゃないかなぁという食感だった。ベリーソースとカスタードクリームが添えられていて、、、むちゃくちゃウマい!ほんとこれはオススメの朝食だ。
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