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ターキッシュエアラインズ A321 ビジネスクラス イスタンブール⇔ウィーン / 搭乗記

目次

  1. 短距離路線のビジネスクラス
  2. 座席はビジネスクラス専用タイプ
  3. 横から見た座席
  4. 座ってみた感じ
  5. エンターテイメント
  6. その他の設備
  7. ウェルカムドリンク
  8. 機内食メニューが配られる
  9. スターター
  10. ラムチョップ
  11. チキンのステーキ
  12. 食後のティータイム
  13. ターキッシュエアラインズ恐るべし

短距離路線のビジネスクラス

ターキッシュエアラインズ A321 ビジネスクラス イスタンブール⇔ウィーン / 搭乗記

トルコ・イスタンブールからオーストリア・ウィーンまでの約2時間ほどのフライトを、ターキッシュエアラインズのビジネスクラスで体験してきたので、その時の搭乗記レポートをお伝えしたい。機材はA321-200。このトルコからウィーンまでの路線はヨーロッパ間の短距離移動となる。通常、こういった短いフライトではヨーロッパの航空会社はビジネスクラスでも、エコノミー席と同じグレードの客席を使うことが多く(例:オーストリア航空のヨーロッパ間の短距離路線・ビジネスクラス OS303)「なんちゃってビジネスクラス」と揶揄されることも多いが、ターキッシュさんはどんなビジネスクラス席なのか、実際に見てみたいと思う。

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座席はビジネスクラス専用タイプ

ターキッシュエアラインズ A321 ビジネスクラス イスタンブール⇔ウィーン / 搭乗記

まずは座席をチェック。このA321-200の機材のビジネスクラスで使われているビジネスクラス席は、この幅広の座り心地の良い席が用意されている。配列は2-2。エコノミー席は3-3の配列なので、かなり幅広に設定されているのが分かる。また肘掛けもしっかり幅があるタイプで、そこに折りたたみ式の個人モニターも装備されている。


横から見た座席

ターキッシュエアラインズ A321 ビジネスクラス イスタンブール⇔ウィーン / 搭乗記

このビジネスクラス席を横から見た感じがこちら。席と席の間から出ているのはLED読書灯だ。なお、座席の下は少しだけスペースがあるが、ここにはカバン等は入れることは出来ず、離陸時と着陸時には、上の荷物入れに手荷物は入れておく必要がある。シートのリクライニングは約11インチ(約27cm)と、もちろんフラットにはならない。


座ってみた感じ

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実際に席に座ってみた感じがこちら。短距離線では十分なシートピッチが確保されている。背中にはクッションも付いていて、腰が痛くなることも少ないだろう。


エンターテイメント

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個人モニターのエンターテイメントは、普通に映画や、TV番組、ゲームなどが一通り入っている。しかし、この2時間ほどのフライトでは映画を1本見切るのは難しいだろう。


その他の設備

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その他、座席にはマルチタップの電源プラグや、脚のリクライニング、ヘッドホンなどがある。また、個人モニターの横にはUSBの差込口も付いており、スマホの充電もOK。とっても便利だ。ただし、ビジネスクラスといっても、長距離路線のようにアメニティポーチは無い。


ウェルカムドリンク

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それでは、短距離フライトを楽しんでいきたい。まずは離陸前のウェルカムドリンク。用意されているのは、ターキッシュの長距離路線と同じ3種類のオリジナルソフトドリンクとお水。このオリジナルソフトドリンクはフルーツの果肉も入って驚くほど美味しい。

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機内食メニューが配られる

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離陸後、安定高度に入ったところで、機内食メニューが配られる。そう、ターキッシュエアラインズさんは、この短距離線にもかかわらず、ちゃんとメニュー付きの機内食を用意しているのだ。メインディッシュは、ラムチョップ、チキン、そしてベジタリアンメニューからチョイス可能。また飲み物はシャンパン、ワイン、ビールなども用意されている。


スターター

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機内食がサーブされる。まずは前菜から。そう、ターキッシュエアラインズでは短距離線であっても2皿のコース料理をちゃんと用意しているのだ。付け添えには、チーズ、サラダ、あとは選べる各種パン、そしてデザート。塩コショウとオリーブオイルも付いている。この前菜にはお魚、エビ、サーモンの小皿料理。これがまた美味い。さすが、ビジネスクラスの機内食で何度も世界ナンバーワンに選ばれているだけのことはある。あとアルコール類は、グビグビ飲んでいると、どんどんおかわりを持ってきてくれる。


ラムチョップ

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前菜を食べ終わると、チョイスしたメインディッシュが運ばれてくる。私(モリオ)が頼んだのはラムチョップステーキ。これがまたプリプリしててうまいんだなぁ。一緒に入っている野菜のサイコロステーキと卵焼きも美味。


チキンのステーキ

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もう一つのメインディッシュがこちら。ミヅキがチョイスしたチキン胸肉のステーキだ。チキンはカレーパウダーで味付けされており、エスニックな味を楽しめる。また付け添えのお米もベチャッとしていなくて美味しい。ほんと、ターキッシュさんの機内食はレベルが高すぎ。


食後のティータイム

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メインディッシュを食べ終わると、最後にコーヒーと紅茶のサービス。このサービスもちゃんとワゴンでやってくるのだ。私たちはトルコ名物のターキッシュブラックティーをブラックでいただいた。ごちそうさまでした!


ターキッシュエアラインズ恐るべし

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いかがだっただろうか。以上が約2時間の短距離フライトで行なわれる、ターキッシュエアラインズのビジネスクラスのおもてなしだ。どんなに短距離であってもベストなサービスを提供してくれる、このターキッシュエアラインズの路線。もしも、こんな短距離フライトで、他の航空会社とこのターキッシュさんのフライトを選べるとしたら、個人的にはターキッシュエアラインズを全力でオススメしたいほど、是非体験して欲しいビジネスクラスだ。

座席&機内サービス メジャートリップ 座席&機内サービス 各航空会社の座席のレポート(搭乗記)を集めた特集ページです。レガシーキャリアやLCCを問わず、エコノミーから、ビジネスクラスまで幅広くお届けします。その時の機内食の様子やトイレまわりなども細かくお伝えします。