海外クルーズをとにかく安く組み立てる方法
初級編は「国内の旅行代理店で販売されている格安のパックツアーに申し込む」という方法を紹介し、中級編では「国内の旅行代理店のクルーズ専門店でクルーズを購入し、自分で格安航空券を用意して安いクルーズ旅行を組み立てる」という方法を紹介した。今回紹介する上級編は「海外のクルーズ専門代理店やクルーズ本サイトからクルーズ旅行を購入する」という方法だ。2017年3月の私たちのクルーズ旅行はこの方法でアメリカ・ロサンゼルスから出港→サンタカタリナ島→メキシコのエンセナダ→ロサンゼルスという4泊5日のクルーズツアーを1人分314ドルで購入した。
実は最初は日本のクルーズ専門店でロサンゼルス発メキシコ行きの同じクルーズを申し込もうと思っていたんだけど取り扱いがあったのは3泊4日で内側キャビンが339ドル~。
モリオ:「このクルーズ3泊4日やけど、ロスを出港した後、メキシコに1日上陸するだけなんやな。あとはずっと船上やわ。」
ミヅキ:「せっかくアメリカに行ってクルーズ船に乗るんやから、もう1か所くらいどこか上陸したくない?」
モリオ:「そうやなぁ。ロスから出発するクルーズで安いのが他に無いか探してみるか。。。」
4泊5日のメキシコクルーズが174ドル!
実は、前回てるみくらぶのクルーズ旅行に参加してからすっかりクルーズ旅行のファンになってしまった私はインターネットをあちこちネットサーフィンして普段から海外のクルーズ専門代理店もよくチェックしていた。
ミヅキ:「そうや!私がいつも見てる海外のクルーズ代理店で調べてみよ!」
モリオ:「海外で買っても日本で買っても、どっちもクルーズ専門の代理店なんやから値段なんてそんなに変わらんやろ」
なんていうモリオの戯言を聞き流しつつ、海外のサイトでロサンゼルス発のクルーズ船を検索する…。
ミヅキ:「げ!」
モリオ:「なんや!?」
ミヅキ:「ちょっと何?コレ。。。」
モリオ:「なんや?どうしたんや!」
ミヅキ:「ロサンゼルス発の4泊5日のメキシコクルーズが174ドルやって!」
モリオ:「ハァ?」
ミヅキ:「やから、さっき見てたのより1泊多くて値段は半額なんよ!」
モリオ:「へ?何言うてるんや?」
モリオはもうこの状況を把握できないらしい。画面を見せてモリオに説明する。
ミヅキ:「ほら!これ見て!クルーズ船の会社も同じカーニバルクルーズやろ?行き先も一緒やろ?で、日程は1日長くなって「カタリナ島」っていうところに行ってからメキシコに行くらしいんよ。それで、値段は174ドルやって!」
モリオ:「マジか!」
海外のクルーズ会社の本サイトでクルーズ旅行を買う!
海外のクルーズ代理店でお目当ての激安クルーズを見つけてウホウホしていると、、
モリオ:「クルーズの代理店で安いのが売ってるんやったら本サイトも見てみるか?もっと安いのがあるかもしれんぞ?」
ミヅキ:「マジ!?もっと安いのがあるん!?」
早速、カーニバルクルーズの本サイトに行ってみると、、、あるある!出発の日程によって1日ごとにキャビンの代金が変動している。代理店にあったのと同じように170ドルくらいのものもある。あまりの激安さにワクワクが止まらない!
自分たちの行きたい3月の日程を調べてみるとどうやら値段は174ドルより少し高くなるけど、それでも内側の窓がないキャビンなら269ドルなのだ!やっぱり安い!
ミヅキ:「4泊5日のクルーズが269ドルってめっちゃ安いやん?コレにしよ!内側キャビンでいいやんね?」
モリオ:「でも真冬じゃないし、メキシコ行くんやから窓が付いとったほうが絶対気持ちいいで?」
ミヅキ:「そうなん?でもできるだけ安いほうがええやろ?」
モリオ:「だって、5日間で50ドル高いだけやで?1泊当たり12.5ドル(日本円で約1300円くらい)やで?」
ミヅキ:「1泊1300円で窓付きかぁ。。。魅力的やね(笑)」
モリオ:「やろ?お得やで?」
モリオは私を説得するとき必ず「お得やで?」と言う。「お得だ」と言うと私がOKを出すと思っているらしい。まぁ、その通りなんだけど(汗)。
結局、モリオがおススメする窓付きの「Outside」というカテゴリーの314ドルのキャビンにした。
モリオ:「海外のサイトでクルーズ頼むの初めてやし、どんな風になるんかちょっと試してみるわな?」
どんなサイトでもそうだけど、クレジットカード情報を入力したり、支払い情報を選択しない限り、注文が決済されることは無い。はじめて利用するところはどんな感じになっているかわからないので、試しに注文ボタンを押すギリギリのところまで注文を進めてみるのだ。
モリオがカタカタといろんな情報を入力し、注文を進めていくと。。。
モリオ:「なんか…自分で部屋番号を選べるらしいわ。あ!今やったら上の階の船の前の方も選べるぞ?」
ミヅキ:「え?それっていい部屋ってこと?同じ値段でいい部屋選べるん?」
モリオ:「うん。でもその上の階のいい部屋はあと2部屋しかないわ。」
ミヅキ:「マジ?悩んでたら売り切れるかなぁ?」
モリオ:「多分な。安いの買うときは即断即決せなあかんってミヅキがいっつも言うてるやん?」
ミヅキ:「そうそう。安くていいもの買いたいときは、すぐに決めんと売り切れてしまうんよね。安くていいもんはみんな欲しいからすぐに無くなってしまうんよ。今までも悩んでる間に売り切れてしまったこといっぱいあるし…。よし!このままその上の階のいい部屋のやつ申し込もう!」
モリオ:「よっしゃ!ほしたらドンドン進めていくで?」
モリオが更にドンドン申し込みを進めていくと、、、
モリオ:「お!なんか50ドルのクレジットつけてくれるらしいぞ?」
ミヅキ:「え?こんなに安いのに更に安くなるん?」
モリオ:「うん。50ドルのオンボードクレジットが付くって書いてある。更に安くなるというよりは、クルーズ船の中で使えるクーポンみたいなのを50ドル分サービスしてくれるらしい。もっと高い部屋を頼んだら、もっとたくさんオンボードクレジットくれるらしいで?w」
ミヅキ:「ムリ!これ以上高い部屋なんて泊まれんわ(笑)。でも、その50ドル、嬉しいな。船の中で使えるんやったら有り難いよね。どうせ船の中で飲み物頼んだりするし。50ドルお得ってことよね?」
モリオ:「そうやんなw50ドルお得やわw50ドル分は好きに飲んでもええで?」