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【デュシタニ 京都】タイのホスピタリティを体感できる!デュシタニ京都 - デュシット ホテル 滞在記 / 宿泊記
デュシタニ京都のある場所
デュシタニ京都のある場所は【世界遺産「西本願寺」の門前町のエリア】ということで、そこだけ聞くと町家やお茶屋が並んだ風情ある町並みで舞妓さんなんかが歩いているような風景を思い浮かべますが、実はデュシタニ京都が建っているのは昔、植柳小学校があった場所を再開発した場所で、周りは普通の住宅街のような場所になっています。
せっかくなのでデュシタニ京都のホテル周辺の様子も360度写真に収めてみました。周りにはあまりレストランやお店などは無く、最寄りのコンビニまでは徒歩5分ほど、西本願寺までは徒歩15分ほど、地下鉄の五条駅までは徒歩10分ほどとなっています。
このデュシタニ京都のある場所は、再開発で他のホテルなども点在しているのですが、観光の拠点としてはあまり便利な立地ではないので、そこは注意しておく必要があります。
デュシタニ京都のホテルエントランスの外観
デュシタニ京都のホテルエントランスの外観はこんな感じで、写真中央の左手は歩行者用の入り口、右側は車用の入口になっています。
デュシタニ京都の駐車場
デュシタニ京都では地下2階に、車が約30台ほど停められる駐車場も備わっています。料金は宿泊者は1日2,000円から利用できます。また、他の高級ホテル同様、ホテルのエントランスで車を預けられるバレーパーキングサービスも用意されています。こちらは1日4,500円となっています。
デュシタニ京都 ホテル入口
では、デュシタニ京都のホテルの中に入っていきましょう。ホテルの入り口には「Dusit Thani - デュシタニ」のロゴマーク。
ちなみに「Dusit Thani - デュシタニ」とは、タイの国教である仏教で、4番目の天国の名前が「Dusit」とされており、そこに「町」を意味する「Thani」という言葉を足して【 Dusit Thani - デュシタニ】(意味:天国の町)というブランド名となっています。
デュシタニ京都 ホテルのロビーエリア
ホテルを中に入ると、おしゃれなソファなどが置かれたデュシタニ京都のロビーエリアがあらわれます。写真左手にはコンシェルジュデスク、奥にはレセプションデスクが置かれています。ここでホテルの宿泊ゲストはチェックイン、チェックアウトを行います。
タイのプアンマーライがモチーフ
ホテルロビーの天井には、タイの花輪・プアンマーライ(参考:下写真)をモチーフにしたタイの藍染リボンを使った大きなオーナメントが飾られており、インテリアに柔らかい曲線をプラスして優しい印象を与えています。
デュシタニ京都のウェルカムドリンク
ホテル宿泊者がチェックインの際には、こちらの「ひやしあめ」(冷やした砂糖水でしょうが風味がほのかに香ります / 老舗の京菓子屋「するがや祇園下里」のひやしあめ)がウェルカムドリンクとして振る舞われます。
客室のカードキー
またデュシタニ京都では、客室の部屋のカードキーは木製のものが使われていて、京都の雰囲気にもよくマッチしています。
デュシタニ京都「The Gallery - ザ・ギャラリー」
デュシタニ京都のロビーエリアを奥に進むとロビーラウンジ「The Gallery - ザ・ギャラリー」が見えてきます。ここはデュシタニ京都特製のアフタヌーンティーをはじめとするデザート、飲み物、そしてウィスキーなどのお酒を楽しめる場所となっています。
デュシタニ京都「Tea Salon - ティーサロン」
ザ・ギャラリーの一角には「Tea Salon - ティーサロン」という、京都のお茶を楽しむことができる現代風の茶室が設けられています。お茶を披露している場所は畳張りになっているのですが、ゲストはイスに座ってお茶を楽しめるようになっており、堅苦しくなりすぎずに日本茶を楽しめるスペースになっています。
デュシタニ京都のギフトストア
また1階のロビーフロアには、デュシタニ京都の一部アメニティなども購入できるギフトショップが設けられています。チェックインの時のウェルカムドリンク「ひやしあめ」を乗せていた木製のお盆(トレイ / 20,000円)や、部屋に置かれているウェルカムギフトのお菓子などもここで購入可能です。
デュシタニ京都の地下1階へ
デュシタニ京都のロビーフロア(1階)の施設をざくっと見たところで、続いて地下一階のホテルのレストランやバーが集まる地下1階へと降りていきましょう。地下1階へはエレベーターの他、ロビー中央のエスカレーターからもアクセス可能です。
ホテルのハイライト「日本庭園」
ホテル地下1階の中央部には、デュシタニ京都のハイライト(一番の見所)である中庭の日本庭園があります。
四季折々の京都を楽しむ
このデュシタニ京都の日本庭園は規模としては小さめですが、京都の四季を感じさせてくれる桜の木や紅葉(もみじ)、苔などが植えられており、四季折々の美しい京都の自然を楽しむことができるようになっています。また夜にはライトアップも施されます。
ただ、この日本庭園の床は砂利が敷き詰められていて、女性の方などであればヒール付きの靴などでは足を取られて歩きにくいので注意してください。
自然光が天井から降り注ぐ中庭
この日本庭園の中庭は、オープンガーデンになっています。天井が無く大きく空が見えるので、晴れた日には上から心地よい日光が降り注ぎます。また中庭は側道には屋根が付いているので雨の日でもお庭を楽しむことができるようになっています。
雨の日は雨の雫をまとった苔がとても美しく輝きます。旅行中に雨が降ると憂鬱な気分になりますが、このデュシタニ京都の日本庭園では雨でしか見られない京都の自然美を楽しむことができます。
デュシタニ京都「Ayutaya - アユタヤ」
デュシタニ京都は中庭の日本庭園を取り囲むように以下のレストランやバーが配置されています。
- メインレストラン「Ayutaya - アユタヤ」
- 鉄板焼「Kōyō - 紅葉」
- バー「Den Kyoto」
- スイーツカフェ「Kati」
上の写真はデュシタニ京都のメインダイニング / レストランである「Ayutaya - アユタヤ」。「Ayutaya - アユタヤ」は、タイのミシュラン星付きシェフが監修しているレストランです。このレストランでは高級タイ料理を楽しむことができます。
朝食は5,000円のセミビュッフェスタイル(メインメニューはオーダーして作ってもらうタイプで複数のメインメニューも選択可能)、ディナータイムはコース料理(税込24,500円)のみが提供されています。
タイの陶磁器の展示
アユタヤのレストラン内にはタイ伝統の陶磁器「ベンジャロン焼き」も展示されています。「ベンジャロン焼き」はアユタヤ王朝時代に中国から伝わった技法を用いたタイ伝統の陶磁器です。金彩やカラフルな色彩、細かく緻密な模様が特徴で、タイならではのエキゾチックな魅力が溢れています。
デュシタニ京都「Kōyō - 紅葉」
デュシタニ京都の鉄板焼レストラン「Kōyō - 紅葉」。写真はまだ営業前の準備中のものですが、私達が訪れた時はすでに予約で満席になっているほどの人気ぶりでした。メニューは「シェフのおまかせ」(税サ込37,950円)など。さすが高級鉄板焼きは高いですねぇ。
デュシタニ京都「Den Kyoto」
こちらはデュシタニ京都の隠れ家的なイメージをコンセプトにしたバー「Den Kyoto」です。「Den Kyoto」ではデュシタニ京都のオリジナルカクテルの他、様々なお酒を楽しむことができます。
気になる料金はシグネチャーカクテルで2,530円、ビールはシンハービール1,518円、京都のクラフトビールで1,898円など(全て税サ込)。
デュシタニ京都「Kati」
京都で初めてとなるタイのスイーツを提供するカフェ「Kati」。私達が訪れたオープンすぐの時期はまだ準備中でしたが、営業が始まったらタイのスイーツなどを提供するとのことでした。マンゴーステッキーライスもあると嬉しいなぁ。
カフェ「Kati」は、宿泊ゲストが楽しめるだけでなく、お土産としてホテルに泊まっていない人も購入できるスイーツなどの提供も予定しているそうです。
DEVARANA SPA - デバラナスパ
ホテルの地下2階には、デュシタニホテルが運営している「デバラナスパ(テワランスパ)」があります。DEVARANA(テワラン)とは「天国の園」という意味があり、それをコンセプトにタイの高級スパトリートメントが楽しめます。価格はシグネチャースパ(90分)で38,000円などとなっているようです。
私は貧乏性なので、タイのマッサージといえば、タイのおばちゃんがゴリゴリやってくれる1時間300THB(約1,500円)のタイマッサージが好きですが、こんな超高級マッサージ&トリートメントもたまにはやってみたいですね♪
なお、スパのエントランスでは、このデバラナスパで使用しているオイルやトリートメントなども購入できます。
プールやジムなど
また、このデュシタニ京都の地下には、宿泊者はAM7:00からPM9:00まで利用することができるプールと、宿泊者は24時間利用できるジム施設なども用意されています。
利用は常時(たしか)16歳以上限定となっており、小さなお子さんは利用不可(親同伴でも不可)なので注意しましょう。
デュシタニ京都の客室
デュシタニ京都の最後は宿泊者が滞在する客室へ。客室のフロアは地上1階~4階までとなっており、全部で147室の部屋がゲストを迎えてくれます。せっかくなので、わたしたちが見ることができた客室も写真と一緒に紹介してみたいと思います。
プリミエガーデンルーム
こちらはホテル館内ツアーで見ることのできた、1階にあるプリミエガーデンルームです。こちらの部屋は、前のプリミエルームと同じ大きさの客室ですが、窓の向こうには観賞用の小庭が作られており、泊まる人の目を癒してくれます。
プレミアスイートルーム
こちらもホテルの館内ツアーで見学することができた部屋で、コーナーフロアにあるベッドルームとリビングルームが独立したプレミアスイートルーム(部屋の広さ:108m2)です。ベッドルームの窓際には畳の座卓スペースも設けられていて、日本の伝統的なホテルのくつろぎを楽しむことができます。
ちなみにこちらのプレミアスイートルームは、デュシタニ京都で2番目に良いお部屋になっていて、1泊の宿泊料金は安いときでもザクッと30万円前後から…とのことです。
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