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【世界遺産 京都 天龍寺】行き方・拝観料(割引)と時間・見どころ / 雲龍図公開日に注意!【京都 紅葉 おすすめ 嵐山 庭園】
京都・嵐山の世界遺産「天龍寺」庭園の紅葉は必見!
京都・嵐山にある世界遺産「天龍寺」。一番の見どころは素晴らしい庭園と【雲龍図】。時間があまりない場合は庭園を散策するだけでも十分訪れる価値があるお寺なので、拝観料や拝観時間(営業時間)、また【雲龍図】の公開日などを美しい紅葉とともに詳しく紹介したいと思う。
天龍寺は、嵯峨天皇の皇后(檀林皇后)が開創した禅寺・檀林寺の跡地で、かつては渡月橋や、亀山公園などもその境内に収める広大な面積を持っていたお寺であったという。今では長年の年月を経て10分の1程度にまで縮小してしまったが、それでもこの嵯峨嵐山での存在感は強大で、毎年たくさんの観光客が、ここ天龍寺に訪れている。京都に来たら一度は訪れておきたい有名観光スポットだ。
京都 天龍寺への行き方・駐車場の価格と時間
世界遺産の天龍寺は京福電鉄嵐山線「嵐山」駅から歩いてすぐのところにあり、また嵐山周辺はとても混雑していて車の渋滞が多いため、電車やバスなどの公共交通機関を利用してのアクセスがとても便利だ。もちろん、駐車場も用意されている。それぞれの行き方(アクセス方法)は以下の通り。
世界遺産・嵐山 天龍寺への行き方(電車)
- 京福電鉄嵐山線「嵐山」駅下車してすぐ
- JR嵯峨野線「嵯峨嵐山」駅下車徒歩13分
- 阪急電車「嵐山」駅下車徒歩15分
世界遺産・嵐山 天龍寺への行き方(バス)
- 市バスは11、28、93番で「嵐山天龍寺前」下車前
- 京都バスは61、72、83番で「京福嵐山駅前」下車前
世界遺産・嵐山 天龍寺への行き方(車・駐車場)
収容台数 自家用車:100台
営業時間 8:30 ~ 17:00(17:00に閉門)
駐車料金は以下となる
- 乗用車:1回1,000円
- バス:1時間 1,000円(以後30分毎 500円)
- タクシー:2時間 500円
天龍寺の入口(参拝受付)は4箇所。紅葉の見頃は?
天龍寺には庭園受付、庫裏受付、北門受付、法堂受付と参拝受付が4箇所存在する。
上の写真は天龍寺の庭園入口である北門受付の入口の様子。天龍寺の庭園の入り口(北門)は、野宮神社から竹林の小径をトロッコ嵐山駅方面に歩いていった途中に現れる。
なお、天龍寺の紅葉の見頃は年によっても多少前後するが大体毎年11月20日以降。私達が訪れたのはちょうど11月20日。門の所に大きく「紅葉・見頃」の立て看板が掲げられていた。
天龍寺・庭園の拝観料(割引)と時間
天龍寺は庭園(曹源池・百花苑)、諸堂(大方丈・書院・多宝殿)、法堂「雲龍図」特別公開とそれぞれ別で拝観料が必要となる。拝観料や拝観時間は以下の通り。
また、拝観料の割引については障害者割引のみ。受付に【障害者手帳】を提示すると本人および介護者1名まで100円引きで入場することができる。
京都 天龍寺【参拝料】について:庭園
京都 天龍寺【参拝料】について:諸堂
京都 天龍寺【参拝料】諸堂(大方丈・書院・多宝殿)
- 庭園参拝料に300円追加
- 8:30 ~ 16:45 [受付終了16:30]
●行事等により諸堂参拝が出来ない日有り
●諸堂参拝休止日:2023年4月4日(午後12時30分から)、10月29日(午前中)・30日(午前中) など
天龍寺の参拝時間は庭園受付・北門受付共に8:30〜17:00 [受付終了16:50]となっている。夕方には閉まってしまうので時間に注意して訪れよう。
なお、境内は三脚などは使用禁止、飲食禁止、喫煙禁止、ペット禁止、ドローンも禁止となっているので、訪れる際の持ち込み物にも注意しよう。
京都 天龍寺の最大の見どころ【雲龍図】は公開日に注意!
世界遺産 天龍寺内にある一番の見どころと言われている【雲龍図】はいつでも拝観できるわけではないので【雲龍図】を見たい人は注意が必要だ。また【雲龍図】を拝観するためには庭園・諸堂参拝料とは別で拝観料が必要となる。【雲龍図公開日】や拝観料(料金)などは以下の通り。
京都 天龍寺【雲龍図】について:公開日
京都 天龍寺【雲龍図の公開日】
公開日:土曜日・日曜日・祝日
- 春夏秋の特別参拝期間は毎日公開
- 行事等により参拝出来ない日有り
●雲龍図(法堂)参拝休止日:12月31日~1月2日 など
特別参拝(毎日公開)
- 2023年3月4日(土) ~ 7月17日(月・祝日)
- 2023年8月5日(土) ~ 8月16日(水)
- 2023年9月9日(土) ~ 12月3日(日)
上記の期間以外は土曜・日曜・祝日のみ公開
京都 天龍寺【雲龍図】について:公開時間
京都 天龍寺【雲龍図の公開時間】
9:00 ~ 16:30 閉門 [受付終了16:20]
京都 天龍寺【雲龍図】について:拝観料
京都 天龍寺【雲龍図の拝観料】
一人500円(庭園・諸堂参拝料は別途要)
※未就学児は無料
京都 天龍寺【雲龍図】について:公開場所と受付
京都 天龍寺【雲龍図の公開場所と受付】
公開場所:法堂(はっとう)
受付:法堂受付(法堂西側)
天龍寺での食事・精進料理が食べられる / 要予約
またこの天龍寺では、境内のお寺直営の精進料理店「篩月 / しげつ」にて、特別な精進料理のコースをいただくこともできる。精進料理のコース料金は、雪(一汁五菜)3,300円、月(一汁六菜)5,500円、花(一汁七菜)8,000円 / すべて庭園拝観料(500円)が別途必要で、2名以上で前日までに予約が必要となっている。
この精進料理店「篩月」はミシュランガイド2020にも「ビブグルマン / 良質な料理を手ごろな価格で楽しめる店」として掲載されているので、もしも興味があれば天龍寺・公式サイトで予約して訪れよう。
天龍寺の見事な紅葉の景色
天龍寺の庭園を中に入ると、目の前には真っ赤に色づいた見事なもみじがお出迎え。このお寺の風景と紅葉って本当に風情があって良い。参拝客の混み具合は、私達が訪れたのは平日のためそこまで多くない印象だ。
天龍寺の境内はとても広く、全てを見ようと思うと2時間~3時間は必要だが、余り時間がない場合は素晴らしい庭園をグルっと見て回るだけでも十分訪れる価値がある。今回私達はトロッコ列車に乗るまでの間に時間があったので訪れてみたのたが、想像以上に美しい京都嵐山の紅葉を見ることが出来た。
天龍寺の紅葉 見どころ・竹林と紅葉が一度に楽しめる
また、この天龍寺の庭園は、竹林エリアと隣接しているので、もみじと竹の両方を一度に楽しめるのも魅力的だ。この竹林の透き通った「青緑」と紅葉の「赤」は、まさに京都・嵯峨嵐山を象徴する景色そのものだ。
天龍寺の見どころ・硯石
天龍寺の庭園を歩いていると、ふと目に飛び込んできたのがこちらの大きな「硯石 / すずりいし」。人ぐらいかそれより大きいぐらいの硯(すずり)がドカっと立てて置かれているのだが、これはかつて天龍寺を再建した峨山和尚と、その時天龍寺の天井に雲竜図を描いた鈴木松年画伯を偲ぶものとして置かれたものらしく、ここで拝むと書画が上達すると言われ、それ目当てに訪れている人もいるのだとか。
天龍寺・庭園の見どころと紅葉 - まとめ
天龍寺の見事な回遊式庭園の紅葉は、隣接して竹林があることもあり、京都・嵐山の秋の名物「紅葉」と、通年を通しての「竹林」を一度に風景に収めて楽しめる観光スポットになっている。もちろん【雲龍図】を拝観したり大方丈・書院・多宝殿などを参拝したりと見どころはとてもたくさんあるけれど、全てを見ようと思うとかなり時間がかかってしまうが、京都嵐山の観光途中にふらっと寄って庭園を見て回るだけでも十分満足できるスポットだ。
京都・嵯峨嵐山を訪れた際は色んなお寺を参拝をしつつ京都の庭園文化に触れてみるのをおすすめしたいと思う。
それでは、世界遺産「天龍寺」の見事な庭園で、楽しい京都の観光を!
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