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エアアジア RED LOUNGE - レッドラウンジ @クアラルンプール KLIA2
エアアジア RED LOUNGE - レッドラウンジを実体験レポート!
エアアジアが運営する「RED LOUNGE - レッドラウンジ」@クアラルンプール国際空港ターミナル2(KLIA2)。このラウンジは、エアアジアのビジネスクラスにあたるプレミアムフラットベッドを利用の乗客が利用できる、エアアジアのビジネスクラスラウンジの役割を果たしている設備であるが、他のビジネスクラスラウンジと異なり、料金を支払えば他のエアアジアの乗客であっても利用できるラウンジにもなっている。
また、ラウンジ施設内には食事や飲み物の提供だけでなく、仮眠スペースも設けられているというユニークなこのエアアジア レッドラウンジ。中はいったいどんな風になっているのか、その詳細をお届けしたいと思う。
- エアアジア レッドラウンジ@KLIA2 - AirAsia RED LOUNGE
- ラウンジの場所
- クアラルンプール国際空港ターミナル2(KLIA2)のエアサイド。エスカレーターで上階(Level3)に上がって、奥のトイレなどがある場所の近くに入口がある。
- 営業時間
- 24時間
- 利用資格
- エアアジア プレミアムフラットベッド利用の乗客(無料)、エアアジアの国際線利用(3h 85RM / 事前予約 3h 75RM)
- プライオリティパス
- 不可
- 設備
- インターネット
- WIFI
- 軽食・飲み物
- ビール(有料 / 15RM)
- シャワー
- トイレ
エアアジア レッドラウンジの場所
エアアジア RED LOUNGE - レッドラウンジの場所は、出国審査を抜けた保安エリアにあるエアサイド ラウンジとなっている。そのため、エアアジアの国際線利用のゲストしか利用できない場所となっているので注意しよう。
エアアジアの乗り継ぎ時に利用する場合は、このフライスルーゲート(乗り継ぎゲート)で荷物検査をしてエアサイドに向かおう。
エレベーターで上階へ
KLIA2 エアサイドの出発エリアにたどり着いたら、コンコースのエスカレーターを使って、レストランやファストフード、免税店が集まる上階へと移動。
レッドラウンジ 受付カウンター
入り口を入ってすぐの場所には、受付カウンターが置かれている。今回、私達は事前にネットで利用予約をしているので、エアアジアの搭乗券を見せてチェックイン。当時のネット予約料金は3時間2,011円(75RM / 1人)だったんだけど・・・なんと、予約せずにここで利用手続きを行えば3時間 59RM / 1人(私達が予約してたのより500円ほど安い)のキャンペーンをやっていたのだった(悲)。くそー、予約しないほうが良かったのか?まぁちょっとの差だからいいかw
レシートを受け取る
ラウンジへのチェックインが終わると、利用終了時刻が書かれたレシートを手渡される。ラウンジを出るときには再びこのレシートを見せるのだが、時間を超過してチェックアウトしても、追加料金(1h 27RM / 約750円)を支払えばOKなシステムになっており、延長に際して特に申告などをする必要はない。
またこのチェックイン時のレシートには、ラウンジ内のWiFiのパスワードもプリントされているので利用するといいだろう。
レッドラウンジを探検
では、このエアアジアのビジネスクラスラウンジでもあるレッドラウンジを探検していこう。入り口には、エアアジアの各機材の模型が飾られている。エアアジアは11年連続で世界一のLCCに選ばれている航空会社。いつの間にか私達も東南アジアに行く時とハワイに行くときはほぼこのエアアジアを利用するようになっているなぁと、このエアアジアの模型を見ながらしみじみ。ちょっとこの模型買ってみたくなってきたな(笑)。おっと、先に進もう。
レッドラウンジの中の様子
こちらがレッドラウンジの中に入ったところ。フロアには長いテーブルのカウンター席が並べられているが、部屋の端にはテーブル席も用意されている。ラウンジの規模は中ぐらいで座席数はそこそこある感じ。写真奥の壁際には、フードやドリンクが置かれている。
マガジンラック
柱にはエアアジアの雑誌などが並ぶマガジンラック。写真奥の方には予約制のVIP Roomも設置されている。
スマホ充電コーナー
こちらは各ボックスに電源タップが備わったスマホの充電ロッカー。鍵ももちろん付いている。
ソファスペース
レッドラウンジの奥には、ゆったり座って寛げるソファスペースも確保されている。
レッドラウンジの窓からの眺め
レッドラウンジの窓からは滑走路のエプロンを臨む。さすが、ここKLIA2はエアアジアのハブ空港だけあって、エアアジアの機材がずらーっと並んでいる。
PCデスク
レッドラウンジには自由に利用できるPCデスクも置かれている。その手前のテーブルには、中央に電源タップなどが並ぶ。電源の形状はマルチタップになっているので、日本のA型コンセントでも差し込み可能。ただしマレーシアの電圧は220Vなので注意しよう。
トイレも完備
また、エアアジア レッドラウンジはトイレももちろん完備。
トイレにはシャワールームも併設
トイレの中にはシャワールームも併設されているので、利用したい場合は、スタッフに一声かけるといいだろう。
ロフトフロアへ通じる階段
さて、このエアアジア レッドラウンジはこの赤い階段の上に、仮眠なども可能なロフトルームも兼ね備えている。
ロフトルームの様子
その仮眠もできるというロフトルームの様子がこちら。現在早朝の時間帯であるが、思いっきりみんな寝ている(笑)。余ったクッションを集めれば寝るスペースぐらいは確保できそうだが、結構混み合ってるなぁ。このフロアは仮眠できるとはいえ、知らない人の居る場所で雑魚寝になるので、もっと落ち着いて寝たい場合は、このラウンジを使うのではなく、同じくエアサイドにあるトランジットホテル「サマサマエクスプレス」(6時間で8,000円前後 / このレッドラウンジは2人6時間利用で8,000円ちょっとなので2人利用なら同じぐらいの料金になる)を利用するのをおすすめしたい。
レッドラウンジのダイニングサービス
では、お待ちかね!エアアジア レッドラウンジのダイニングサービス、つまりラウンジに置かれている食事やドリンクを見ていきたい。
カップケーキなど
こちらはカップケーキやブラウニーといったデザートのコーナー。
ナシレマ
ラウンジにやってきたときにはまだ夜中だったため、ホットミールは置かれていなかったが、外が明るくなる頃には、マレーシアの定番料理であるナシレマも用意されていた。付け添えには、サンバル(辛味噌)、きゅうり、イカンビリス(カタクチイワシの干したやつ / 煮干しのようなもの)、豆。まさにオーソドックスなナシレマがいただける。何気にエアアジアの機内食で食べるナシレマよりも、こっちのほうが数倍美味しい。
サンバルは本当に辛い
これは、ナシレマにかならず付いてくるサンバル(辛味噌)だが、マレーシアのサンバルは本当に辛い。こんなに辛いものをマレーシア人は朝から食べているのか・・・とか言いながら、私も眠たい目をこすりながらいただいている(笑)
カヤトーストも食べられる
また、トーストコーナーにはカヤジャム(ココナッツと卵で作られたペースト)も用意されているので、自分でトーストを焼いてバターとカヤジャムを塗れば、即席カヤトーストも作ることができる。ミヅキはこのカヤトーストを食べていた。ラウンジでカヤトーストが食べられるのは非常に嬉しい♪
サンドイッチ
その他、サンドイッチも置かれていた。こんな感じで、レッドラウンジの食事は種類は非常に少ないけれども、ナシレマやカヤトーストといったマレーシアならでは料理が楽しめるので、私は好きだ。まぁ・・・私がただのナシレマ好きなので、ナシレマさえあれば後はどうでもいいという感じでもあるが(笑)。
マレーシアの夜が明ける
そうして、私達は結局5時間ほど、このエアアジア レッドラウンジに滞在し、食事をしたり、ちょっとうたた寝をしたりとリラックスした乗り継ぎ待ち時間を過ごすことが出来た。
なお、このロフトルーム(仮眠部屋)には、女性一人でやってきて寝ているゲストや、小さい赤ちゃんを連れてきた家族連れなど、様々な顔ぶれがここで仮眠や休憩を取っていた。
レッドラウンジをチェックアウト
さて、そろそろレッドラウンジをチェックアウトしよう。私達が事前予約していたのは3時間75RM×2人。2時間延長(27RM×2時間×2人)したので、全部で掛かった費用は258RM(約7,000円)。反対側にあるサマサマエクスプレス KLIA2 は6時間プライベートルーム滞在で約8,000円。プライベート感などを考えると、コスパ的にはサマサマのほうが良いと思う。
エアアジア レッドラウンジは利用価値ある?
エアアジア レッドラウンジの実体験レビューはいかがだっただろうか。レッドラウンジは、食事や飲み物(ビールは有料)は無料でいただけるので、2〜3時間のトランジット待ち時間を過ごすのには丁度良い感じではあるが、これを延長して2人で5時間、6時間利用していくと、同じKLIA2 エアサイドにあるトランジットホテル「サマサマエクスプレス KLIA2」と同等の料金が掛かってくることになるので、そうなってくると、やっぱりプライベートルームを確保できるホテルのほうがリラックスできて居心地が良くなる。
そのため、レッドラウンジを利用するなら、3時間までの乗り継ぎ待ち時間の時、もしくはプレミアムフラットベッド利用で無料でラウンジを利用できる時が最適で、それ以外で例えばオーバーナイトで乗り継ぎの待ち時間を過ごす時は、おとなしくサマサマエクスプレス KLIA2を利用したほうが、快適にトランジットをやり過ごせるのではないかと思う。
レッドラウンジを利用しようかどうしようか悩んでいるなら、ぜひこの記事を参考にしてほしいと思う。それでは、快適なKLIA2での乗り継ぎを!
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