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ディナー食事も充実!JWマリオット奈良 エグゼクティブラウンジ
JWマリオット奈良 エグゼクティブ ラウンジ 訪問!
JWマリオット奈良には、エグゼクティブルーム滞在のゲストと、マリオット・ボンヴォイ・プラチナエリート会員以上が利用できるエグゼクティブラウンジが用意されている。
このJWマリオット奈良のラウンジでは、朝は朝食(コロナ禍の影響により朝食サービスがレストラン朝食に変更になっている場合もあり)、お昼間にはちょっとしたリラックススペース、そして夜にはお酒も無料で楽しめるディナータイムが用意されており、ラウンジ利用ができるとホテル滞在がグッと楽しくなる。
私達もJWマリオット奈良に滞在中、このラウンジには大変お世話になったので、その時の体験をもとに、このスペシャルなラウンジを実体験レポートしてみたいと思う。
なお、このラウンジのディナータイムの食事は味も美味しく、さらにディナーをまかなえるぐらいのボリューム感のある料理も多く並ぶ。普通日本のホテルのラウンジは、食事は簡単なオードブルが多いのだが、このJW奈良のラウンジは海外仕様に近い食事内容となっているので、そのあたりも含めてチェックしてほしいと思う。では行ってみよう!
JWマリオット奈良 ラウンジの場所 / 営業時間
JWマリオット奈良のエグゼクティブラウンジの場所は、宴会場などのある2階パブリックフロアの奥。営業時間は以下のような設定になっている。
JWマリオット奈良 エグゼクティブラウンジ
項目 | 時間 |
営業時間 | 7:30 - 22:00 |
朝食 | 7:30 - 10:30(レストランにて提供の場合あり) |
ディナータイム | 17:00 - 20:00 |
アルコール提供 | 17:00 - 22:00 |
注目するべき点は、アルコール提供時間は夕方5時から夜22時まで、5時間ほど設定されているところ。かなりゆったりとアルコール提供時間を設定しているのは、お酒好きなゲストにとっては非常に嬉しいところだ。
JWマリオット奈良 ラウンジの入り口
そしてこちらがJWマリオット奈良のラウンジの入り口。ラウンジはこの木目の扉の奥になっており、外側からは中の様子がどうなっているかは確認できない。ラウンジアクセスできるゲストのルームキーを黒の端末にかざせば、扉のロックが外れて中に入ることができる。
JWマリオット奈良 ラウンジのエントランス
扉を中にはいると、ラウンジのエントランスが現れる。一番手前にはアルコール消毒が置いてあるので、そこで手を消毒してから中に入ろう。なお、このエントランスカウンターにはスタッフが居ることはあまり無い。そのまま中に入っていこう。
JWマリオット奈良 ラウンジの中 1
JWマリオット奈良のエグゼクティブラウンジの中の様子がこちら。全体的に今の御時世を反映して、座席と座席の間隔はかなり広めに設けられており、窓も大きく、また夜の照明も明るめに設定されているため、爽やかで開放感のある雰囲気が心地よいラウンジとなっている。
JWマリオット奈良 ラウンジの中 2
ラウンジの奥はこんな感じで4人掛けのテーブルセットが置かれ、更に奥にはダイニングコーナーが用意されている。手前のエリアは主に二人掛けのテーブルセットが多いので、こちらのエリアの客席には、ファミリーのゲストの姿が多く見られる。
ダイニングコーナー
こちらがJWマリオット奈良のラウンジ一番奥のダイニングコーナー。夜はここにお酒や食事がビュッフェスタイルで並ぶが、お昼間はドリンクのみが提供される。写真で向かって左手には大きな冷蔵庫が用意されており、中にはソーダ類の飲み物、ミネラルウォーター、ジュースが冷やされている。夜のディナータイムになると瓶ビール(スーパードライとプレミアムモルツ)も冷やされる。右手にはコーヒーサーバーやお茶のティーバッグなどが用意されている。
JWマリオット奈良は「お茶」がポイント!
このJWマリオット奈良のラウンジでは、部屋のアメニティとおなじお茶のティーバッグが用意されている。このJWマリオット奈良はこの「お茶」というものに非常にこだわりを持っていて、この写真の中央に並んでいるJWマリオット奈良のオリジナル日本茶は、奈良市の上久保茶園というお茶屋さんが全国手もみ茶品評会にて最高位の『農林水産大臣賞受賞』を受賞した茶葉が使われている。
またその両側に置かれている紅茶は、アメリカ・カリフォルニア発のオーガニック茶葉とボタニカルをブレンドした本物志向の紅茶メーカー「Art of Tea」のものが用意されている。
日本茶は奈良市の老舗で作られる極上の手揉み茶を、紅茶には海外セレブも愛用するオーガニックティーという「お茶」へのこだわり。一階レストランのシルクロードでもJWマリオット奈良オリジナルのお茶を販売しているので、JWマリオット奈良に滞在の際は、ぜひこの極上のお茶たちを堪能してほしいと思う。
JWマリオット奈良 ラウンジのディナータイム
それではお待ちかね。JWマリオット奈良 エグゼクティブラウンジのスペシャルなディナータイムをチェックしていきたいと思う。通常、日本のホテルではこうしたホテルの上級会員が無料で利用できるラウンジには、食事類はライトな軽食類が提供されることが多いのだが、このJWマリオット奈良のラウンジでは、しっかりと味もボリュームも満足の食事が厳選されて提供されている。
品数こそそれほど多くはないが、どれも美味しく、またうまく組み合わせればその日のディナーを賄うことも可能なメニュー内容になっているので注目したい。
ラウンジのアルコール類
この夕方17時~22時までの時間帯は、ラウンジではアルコール類の提供も行われる。冷蔵庫にはビール、ダイニングコーナーのテーブルには、ジンやウォッカ、ウィスキーなどのスピリッツ、ワイン、スパークリングワインなどが並ぶ。お酒の種類はそんなに多くないが、ラウンジのお酒はこんなもんでいいだろう。
専用のトング
食事はビュッフェスタイルとはなっているが、現在はコロナ禍のご時世のため、食事をよそう際は自分専用のトングを使って取り分ける。こういったところの感染症対策はバッチリ。もちろん、ダイニングコーナーはマスク着用が義務付けられているので、ちゃんと守って食事を取りに行こう。
色とりどりのラウンジ飯
とある日のラウンジで提供されていた食事の一部がこちら。中央には美味しそうなローストビーフ、手前にはいちご大福、奥にはパスタ料理・・・と、がっつりとボリューム感のある料理と美味しそうなスイーツ。これとビールなんかで、少食なら十分お腹いっぱいになりそうな感じだ。
パンや魚介類のサラダ
そのお隣には、鰆(さわら)を使ったタルタルサラダ、チーズにハム、バケット、イタリアの細長いパン、グリッシーニなどが並ぶ。
椀物(わんもの)料理
JWマリオット奈良のラウンジ飯には、本格的な椀物料理も並ぶ。これはとある日のラウンジのものだが、この日の椀物料理は鶏肉で作ったつくねのあんかけ。実はこの料理は、ホテル1Fの高級日本料理レストラン「アゼクラ (AZEKURA)- 校倉」が担当している椀ものだ。
後日の会席料理
このラウンジで提供されたAZEKURAさんの料理が美味しくて、私達は後日、予約をしてその会席料理もいただいたが、とても美味しくて感動した。このJWマリオット奈良の日本料理「アゼクラ / AZEKURA」は、リッツ・カールトン大阪出身の凄腕料理長、吉田氏が手掛けている日本料理なので、JWマリオット奈良に来た際にタイミングがあえばぜひ立ち寄ってみてほしいと思う。
ホールケーキ
ラウンジ飯にはホールケーキをカットしたスイーツも置かれている。この日はいちごがのったチョコレートケーキ。この時はちょうど1階のロビーラウンジのアフタヌーンティーもいちごがテーマの時期だったのでそれに合わせてるのかも?
パプリカのスープ
JWマリオット奈良のラウンジには日によっては、こんな感じのスープ料理が提供されることもある。これはとある日のラウンジのパプリカを使ったポタージュスープ。
別の日のラウンジ飯
JWマリオット奈良の別の日のラウンジ飯も見ていこう。この日のラウンジの食事バケットコーナーには、ウニとクスクスを使ったサラダや、エキゾチックなモロッコ風のサンドイッチなどが置かれていた。
チキンの揚げ物
ガッツリとボリューム感のあるチキンを使った揚げ物なんかも置かれている。衣にはソースが染み込んでいてしっとりとして食べやすく、味もあっさりしてて美味しかった。
豆腐と蟹身のサラダ
チキンの揚げ物のお隣には、豆腐と蟹身を使ったサラダ。和風ドレッシングでおいしくいただける。
ボロネーゼパスタ
パスタ料理に登場していたのはボロネーゼソースを絡めたパスタ。隣には美味しそうなマカロンのスイーツも置かれている。ちなみにこのJWマリオット奈良のスイーツも、食事同様とても美味しい。
吉野汁
この日のスープ料理には「吉野汁」が用意されていた。葛粉が溶かれた少しとろみのあるスープは、葛の特産地である奈良県吉野の「吉野」を取って吉野汁となったのだとか。
チーズケーキ
ホールケーキコーナーにはベイクドチーズケーキ、カクテルグラスにはチーズカステラとクリーム、いちごがのったプチパフェ。
蓮根を使ったあんかけ
この日の椀物には、蓮根を使ったお団子のあんかけが用意されていた。これもレストラン「AZEKURA」が担当している一品。
充実のラウンジディナー
なお、この夜のダイニングコーナーはスタッフがだいたい待機していて、欲しいといえば作って席まで持ってきてくれる。レストランのビュッフェよりもサービスが良かったりするJWマリオット奈良のラウンジビュッフェだ。
JWマリオット奈良 エグゼクティブラウンジのすすめ
JWマリオット奈良のエグゼクティブラウンジはいかがだっただろうか。利用してみて一番驚いたのは、やはりなんと言ってもディナータイムの食事の充実度だ。料理の品数はレストランのビュッフェに比べれば少ないが、その内容は厳選されており、また食事もしっかりとお腹に来るボリューム感のある料理が多いので、そんなに量が必要ないなら、このラウンジだけでディナーを済ませてしまうのも可能だろう。
なお、このJWマリオット奈良のラウンジは、マリオット・ボンヴォイ・プラチナエリート会員以上だと利用可能だが、普通でもエグゼクティブルームに滞在しても利用することが可能となっている。ちなみにこのJWマリオット奈良の通常のお部屋とエグゼクティブルームとの価格帯の差額は、時期にもよるがだいたい1部屋1泊1万円ぐらいとなっているので、ちょっと高級ホテルのラウンジ体験をしてみたいなぁと言う時は、1泊1万円ぐらいの価値は十分あるのでエグゼクティブルームを予約してみるのもおすすめだ。
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