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リッツカールトン大阪 ラウンジアクセス付きクラブスイートルーム 宿泊記
リッツカールトン大阪 クラブスイートルーム
日本で最初のザ・リッツ・カールトン・ホテル「リッツカールトン大阪」。その36階のクラブフロアに位置するスイートルーム「クラブスイート」(約80m2)に宿泊することが出来たので、部屋の詳細などを宿泊記 / 滞在記として紹介していきたいと思う。
今回、私達はリッツカールトン大阪のクラブデラックスルーム(クラブラウンジ利用可能)を予約していたが、チェックインの際のチタンエリート会員特典で、同クラブフロアの「クラブスイート」にアップグレードしてもらうことが出来た。そこで今回の特集ではこの豪華なクラブスイートのお部屋を隅々まで紹介。どんなお部屋になっているのか、詳しくお届けしていきたいと思う。
リッツカールトン大阪 客室フロアの様子
このザ・リッツ・カールトン大阪は、1997年に開業した日本で最初のリッツカールトンホテル。ホテルの内装は元祖リッツカールトンホテルのテーマである「中世ヨーロッパの貴族の邸宅」を忠実に再現したホテルとなっている。開業から20数年以上経った今でもそのリッツカールトンの伝統は守られており、ホテルロビーだけでなく客室フロアのインテリアも、18世紀に英国で展開された建築様式「ジョージアンスタイル」で統一されている。
アンティーク品も飾られている
このリッツカールトン大阪では、内装だけでなく、実際にヨーロッパで買い付けられたアンティーク家具も数多く飾られている。
こちらは私達が宿泊するスイートルームのある36階のエレベーター近くにに飾られているキャビネット。キャビネットの中にもアンティークの食器が並ぶなど、どこかのミュージアムに訪れたかのような、そんな雰囲気がホテル館全体を包み込んでいる。
リッツカールトン大阪 クラブスイート 3606
今回私達が滞在するのはホテル36階のクラブスイートルーム。このリッツカールトン大阪は全部で37階までとなっているので、最上階から1つ下というかなりの高層階のスイートルームを用意してくれたようだ。ありがとうございます!
部屋の玄関はこちら。天井にはアンティークなシャンデリアタイプの照明も飾られており、格式高い雰囲気が非常に伝わってくるエントランスとなっている。
部屋のカードキー - クラブフロア
今回宿泊するスイートルームのお部屋のカードキーはこちら。部屋はクラブフロアなので、カードキーにはこのように「CLUB LOUNGE」のロゴも付いており、部屋の鍵としてだけでなく、クラブラウンジのある34階にアクセスするのにもこのカードキーが必要となる。では、カードキーをかざしてお部屋の中へと進んでいこう。
リッツカールトン大阪 クラブスイート:エントランス
クラブスイートの部屋のエントランスがこちら。360度写真でドラッグしてお好きな角度からどうぞ。部屋の中も、客室フロアの外側同様、白を基調としたクラシカルなインテリアでまとめられている。
部屋のアサインパネル
玄関扉には「起こさないでください」と「部屋を掃除してください」のアサインパネルが掛かっている。最近のホテルはこのアサインパネルはボタン式となっているが、このリッツカールトン大阪はアナログ式。このレトロな感じもこのクラシカルな雰囲気によく合っている。
重厚なインテリアミラー
壁には重厚な雰囲気のインテリアミラーと照明。この白熱球の色合いがまたたまらなく心地良い。
玄関先のトイレ
玄関にある扉の奥には1つ目のトイレも用意されている。トイレのシンクなどは大理石が使われていてエレガントな感じだが、備わっているトイレは人を感知すると蓋が自動で開く最新式ウォッシュレットのトイレとなっている。
リッツカールトン大阪 クラブスイート:リビングルーム
エントランスの奥にはリビングルーム。こちらにはソファスペースとデスクなどが置かれており、壁には絵なども飾られている。
アンティークなデスク
リビングルームに置かれたデスク。こちらも木製のアンティークテイストとなっており、集中してデスクワークができそうな感じ。
必要十分なデスク周りの設備
デスクはレトロな雰囲気だけど、机の側面にはUSBポートやマルチタップのコンセント、有線LANポート、RCA端子とHDMI端子まで付いていて装備は充実しているので、ラップトップPCを使ってのデスクワークも楽々こなすことができる。
机の引き出しの中
机の引き出しの中には、ポストイットのメモ用紙、ボールペン、クリップ、そしてスティックのりまで用意されている。またリッツカールトン大阪の封筒と、ホテルのアートガイド(リッツカールトン大阪に展示されている美術品の案内)も入っている。
除菌ジェルとマスクと巾着型ポーチ
現在のコロナの状況を考慮して、デスク上には、マスクと除菌ハンドジェル、さらにそれらを入れられるような巾着型のポーチも用意されている。
空気清浄機
またデスクの近くには大容量の空気清浄機も完備。リッツカールトン大阪は衛生管理が行き届いたお部屋となっている。
ダイニングキャビネット
リビングルームの片隅にはダイニングキャビネットが用意されている。
食器やコーヒーサーバー
キャビネットの上には、カプセル式のコーヒーサーバー、電気ケトル、コーヒーカップや湯呑、グラス、アイスペール、無料のミネラルウォーター4本が置かれている。ミネラルウォーターはルームメイキングの際に飲んだ分だけ補充してくれる。
ミニバーコーナー
キャビネットの引き出しには、ワインやスピリッツ、スナックなどのミニバーコーナーと、無料のティーポット&コーヒーカプセル(6個)が置かれている。
冷蔵庫の中
キャビネットの下の扉は開くと冷蔵庫が置かれており、中にはミニバーの飲み物が冷やされている。冷蔵庫の1/4程度は空いているので、ペットボトルなら2~3本は冷やしておくことも可能だ。
ソファスペース
リビングルームの部屋の中央にはカウチソファと一人掛けソファ×2が置かれたソファスペースが用意されている。
ウェルカムギフト
コーヒーテーブルの上には、リッツカールトン大阪のマネージャーからの手書きのウェルカムメッセージと、ウェルカムギフトのチェリーと大阪のお菓子が置かれていた。ありがとうございます。チェリーは少し冷蔵庫で冷やしてからいただこうかな?
液晶テレビ
ソファスペースの壁にはテレビボードと大きな液晶テレビ。テレビは地上波の他、BS、CS放送も見ることができる。
DVDも見られる
TVボードにはDVDも用意されており、映画なども見ることもできるようになっている。
大阪の北の風景
リビングルームの窓からは、リッツカールトン大阪のある梅田駅周辺の大阪の街の風景を見渡すことができる。この辺り一帯は再開発が進められており、工事が行われているところも多く、この一帯の風景も時とともにどんどんと移り変わっていくのだろう。
スイートルームの奥へ
リビングルームから奥に進む扉。この奥には、クローゼットスペースとベッドルームとバスルームが用意されているが、この扉もとてもエレガントな雰囲気で、この奥にどんな部屋が待っているのか、とてもワクワクしてくる。
リッツカールトン大阪 クラブスイート:クローゼットスペース
リビングルームの奥の扉を開けて進むとあらわれるのは、リビングルーム、ベッドルーム、バスルームをつなぐクローゼットスペース。ここには扉の付いたクローゼットやバッグスタンド、スーツラック(スーツスタンド)などが置かれ、スイートルームの収納スペースとしての役割を果たしている。
しかし収納スペースと言っても、壁には絵が飾られ、天井にはシャンデリア照明が付いているなど、本当に邸宅をイメージした本格的なインテリアが施されている。
スーツラック
こちらは木製のアンティーク調のスーツラック。このスーツラックが置かれているホテルの客室に宿泊したのは初めてかもしれない。
クローゼット
中央の扉を開けると中にはクローゼットが備わる。
ハンガーとバスローブ
クローゼットのハンガーラックには、たくさんの木製ハンガーと、人数分のパジャマ、バスローブが用意されている。
スリッパ
クローゼットの中には、スリッパも用意されている。スリッパはシンプルな白デザイン。
バスローブとスリッパ
なお、リッツカールトン大阪では、部屋に置かれているバスローブとスリッパはホテル館6Fのスパ&プールに着ていってもOKだ。
セキュリティボックス
クローゼットの奥には、ナンバー式のセキュリティボックスも用意されている。またスチームアイロンや靴べらなどのアメニティも完備。
靴磨きと簡易ソーイングキット
クローゼットの中の引き出しには、靴磨きと簡易裁縫セットも用意されている。アメニティもしっかり充実しているのは、さすがリッツカールトン大阪さんだ。
リッツカールトン大阪 クラブスイート:ベッドルーム
リッツカールトン大阪 クラブスイートの続いてのお部屋はベッドルーム。このベッドルームもクラシカルでエレガントなインテリアでまとめられている。360度写真でドラッグしてお好きな角度からどうぞ。
快適なベッドとパノラミックな眺望
部屋の中央にはキングサイズの広々としたベッドが置かれている。リッツカールトン大阪の客室のベッドは、米国シェアNo.1の最高級寝具ブランド「シーリー」社製のベッドが使われており、寝心地がとても快適。またベッドルームの窓はL字になっており、このリッツカールトン大阪周辺の町並みをパノラミックに楽しむことができる。
サイドテーブル
ベッド横のサイドデーブル。アンティークな雰囲気だが、ちゃんと調光とカーテン開閉パネル、USBポート×1、マルチタップの電源コンセント×1も付いていて機能的。テーブルの上には、電話とメモ用紙も置かれている。
サイドキャビネット
サイドテーブルの反対側には、引き出し付きのキャビネットタイプのサイドテーブルが置かれている。テーブルの上には、ティッシュ、目覚し時計、Boseのラジオ付きBluetoothスピーカーも置かれている。
ただし、こちら側には電源コンセントやUSBポートが無いため、私達夫婦のように二人でベッドを使う場合は、USBポートが1つしか無いので、ベッドで複数台のスマホの充電などをする場合は、別でUSBポートを用意する必要がある。
ちなみに私達が旅行で持ち歩いているUSB急速充電器はこちら。
このAnker(アンカー)のUSB充電器は、最近主流のUSB-Cの急速充電にも対応しているので、iPhoneだけでなく、ノートPCなど様々な機器に利用できるので非常に便利でおすすめだ。
小物の収納などに便利
このサイドキャビネットの引き出しには何も入っていないので、ちょっとした小物やベッド周りで使う日用品などを入れておくのに便利だ。
ターンダウンサービス
このリッツカールトン大阪では、1日に2回のベッドメイキングサービスが行われるが、夜のターンダウンサービスの際には、部屋の清掃とベッドメイキングに加え、サイドテーブルにはミネラルウォーターとグラス、そしてリッツカールトン大阪オリジナルのチョコレートがターンダウンギフトとして用意されていた。
また細かい部分ではあるが、目覚まし時計がベッド側に向けて置かれていたのだが、これはベッドで寝ていて時計が見やすいようにとの、ルームキーピングの人の心遣いだ。こんな細かい部分にもゲストへのおもてなし心を感じられるホテルってなかなか無いと思う。
液晶テレビ
ベッドの向かい側には、リビングルームと同じくアンティークなTVボードの上に液晶テレビが置かれている。こちらのテレビも、地上波、BS、CS放送が閲覧可能。
DVDプレイヤーも完備
こちらのテレビにもDVDプレイヤーを完備。お気に入りの映画のDVDを用意して、この贅沢な部屋で見たら楽しいだろうなぁ・・・って夜ふかしして次の日に響きそうだが(笑)。
ドレッサー
ベッドルームにはドレッサーも用意されている。ドレッサーの横には大容量の空気清浄機も完備。
窓際のロングソファ
リッツカールトン大阪の外の景色をパノラミックに眺められる窓際には、足を伸ばして座れるロングソファも置かれている。夜にここでお酒でも飲みながら外の夜景を眺めたりするのも、とても楽しいひとときだろう。
ベッドルームからの外の風景
せっかくなので、このリッツカールトン大阪 クラブスイートルームから見える外の景色も紹介しておきたいと思う。これは昼間の風景。このリッツカールトン大阪の周りには数多くの高層ビルが立ち並んでいるが、この部屋は36階なので、そんなビル群も圧迫感無く見渡すことができる。
ベッドルームからの夜景
そしてこちらがベッドルームからの夜景。この美しい夜景を独り占めできるなんて、このスイートルームは本当に贅沢な部屋だなぁと実感する。
リッツカールトン大阪 クラブスイート:バスルーム
リッツカールトン大阪 クラブスイートルームの最後はバスルーム。このスイートルームのバスルームは豪華な大理石を使ったバスルームとなっている。
ダブルシンクの洗面台
パウダールームの洗面台はダブルシンク(2台)タイプ。2人で泊まっても快適に利用できるのでダブルシンクは非常にありがたい。またバスルームのコップは、リッツカールトンの伝統でもあるブルーグラスが使われており、同じものをホテル1Fのギフトショップでも購入することができる(確か2個で6,000円ぐらいだったと思う)。
リッツカールトン大阪のバスアメニティ
リッツカールトン大阪のバスアメニティは主に以下の通り。
- リッツカールトン大阪 バスアメニティ
- シャンプー(Asprey)
- コンディショナー(Asprey)
- シャワージェル(Asprey)
- ボディローション(Asprey)
- バスソルト
- ソープ(石鹸)(Asprey)
- レザー(カミソリ)
- ヘアブラシ
- シェービングクリーム
- ハブラシ
- 爪磨き
- シャワーキャップ
- 綿棒
- サニタリーバッグ
- コットン
- ドライヤー(ダイソン)
- バスローブ
- スリッパ
- 各種タオル
シャンプーやコンディショナーなどのバスアメニティのブランドは、全世界のリッツカールトンホテルで使われているイギリスのラグジュアリーブランド「Asprey - アスプレイ」のものが置かれている。
なお、アメニティで注意する点は、体を洗うボディタオルは用意されていないところ。欧米のホテルでは無いことが多いが、リッツカールトン大阪も欧米スタイルなのか、ボディタオルは用意されていなかった。多分ゲストサービスにリクエストすれば用意してくれると思うので、ボディタオルが必要な場合は問い合わせてみるか、別で用意しよう。
ライト付き拡大鏡
パウダールームには備え付けのライト付きの拡大鏡も付いている。
ダイソンのドライヤー
このリッツカールトン大阪 スイートルームに置かれていたドライヤーはなんと!ダイソン製。パワーもあってピンポイントに送風可能、しかも温度調整もできるのでとても使いやすい、とミヅキが感心していた。
バスタブ
このリッツカールトン大阪 クラブスイートのバスルームにはシャワー付きのバスタブも完備。
スツール
バスルームの壁際には、化粧などをするときに便利なスツールと各種タオルが掛けられている。
独立式シャワーブース
このスイートルームには、独立式のシャワーブースも用意されている。シャワーは固定式のシャワーヘッドタイプで、中にはアスプレイのシャンプー、コンディショナー、シャワージェルも置かれている。
バスルームのトイレ
バスルームの奥には、独立した扉付きのトイレも付いている。このリッツカールトン大阪のスイートルームは、玄関とバスルームに合計2つのトイレが用意されているので、滞在していて本当に便利だった。
リッツカールトン大阪 クラブスイートのお部屋は最高♪
リッツカールトン大阪の高層階にあるクラブスイート ルームの詳細はいかがだっただろうか。ホテルの外観やパブリックフロアとおなじく、18世紀イギリスのジョージアン様式でまとめられた、エレガントでラグジュアリーなインテリアのスイートルームは、宿泊していてとても心地良く、まるで貴族になったかのような気分で滞在できる、非日常的なラグジュアリーな空間が広がっていた。
今回のリッツカールトン大阪のクラブスイートルームでの滞在は、私達にとって忘れられない宿泊体験となった。ありがとうございました!
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