ル・メリディアン・モルディブの朝食
ル・メリディアン・モルディブ リゾート&スパのメインレストラン「Turquoise - ターコイズ」でいただくことができる朝食を実体験レポート!
このル・メリディアン・モルディブのメインレストランでの朝食はビュッフェ(バイキング)形式になっており、通常価格は1人40USDとなっているが、ベッド&ブレックファスト、ハーフボード、フルボード、オールインクルーシブのミールプランのゲストや、マリオット・ボンヴォイ・プラチナエリート会員以上(本会員と同伴者1名まで)のゲストは無料でいただくことができる。
モルディブのリゾートでいただく朝食は、リゾートによって色々と特色があるのだが、このル・メリディアン・モルディブの朝食では一体どんな料理が楽しめるのか、実際の写真と一緒にお届けしたいと思う。
水上コテージからはバギー移動がオススメ
このル・メリディアン・モルディブのメインレストラン「Turquoise - ターコイズ」はリゾート島の中央寄りに位置していて、ビーチヴィラなどに宿泊している場合は問題無いが、水上コテージに滞在していると距離的に結構ある(歩くと5~10分ほど)ので、レストランまでの移動はバギーを使うのがオススメだ。
ただし、リゾートのゲストの多くがこのバギーを利用しているので、朝食の時間帯などは電話で呼んでから来るまで15分~20分ほど掛かったりするので、朝食に出かける際は余裕を持って準備しておこう。
さて、私達も朝食会場に到着したので、早速中に入って朝食会場になっているメインレストランの中の様子などを見ていきたいと思う。
メインレストラン「Turquoise - ターコイズ」
こちらがメインレストラン「Turquoise - ターコイズ」の朝食の様子(360度写真でお好きな角度にドラッグ可能)。レストラン内部はは外とつながっていて半屋外なスペースとなっていてリゾートらしいレストランの雰囲気になっている。
なお、ゲストの服装はTシャツ短パンでラフな格好の人もいれば、ちょっとおしゃれなリゾートカジュアルでまとめている人もいたりと様々。極稀に部屋のスリッパで来たり、バスローブで訪れている人も見かけたが、ちょっと恥ずかしいので真似しないように(笑)ちなみにマスクは、一部ゲストは付けていたりもするが、ほとんどのゲストはノーマスク。スタッフもノーマスクなので、リゾート滞在中はマスクは必要無い。
屋内のテーブル
レストラン内側の屋内スペースにはたくさんのテーブルが並べられている。モルディブは日差しが強いので、この屋内テーブルでの食事のほうが快適に朝食を楽しめる。
屋外のテーブル
メインレストランのターコイズにはビーチの上に用意されたパラソル付きの屋外テーブルも用意されている。美しいモルディブの海を間近に見られるこの屋外テーブルはシチュエーションは非常に最高だ。
しかし時間帯によって日陰だったスペースが日向になったり暑かったりするので、人によってはこの屋外テーブルは苦手かもしれない。
またこのル・メリディアン・モルディブのリゾート島はネイチャーアイランド(自然の多い島)のためコバエや蚊などの虫も非常に多く、シーフードなど匂いある食事をしていると大量のコバエが寄って来る。特に屋外で食べているとコバエの数もかなりのものになるので、虫が苦手な人は屋外での食事はやめておこう。
窓際席がお気に入り
私達は朝食の際にはよく窓際のテーブルをお気に入りにしてリクエストすることが多かった。窓際だと外の海の景色も近く見えるし、外ほど虫も多くないし、さらに日差しも避けられるのでかなりオススメ。
蝿避けファン
しかし窓際の席でも外に近いので、やはりコバエはある程度やってきてしまう。そんな時はリゾートが用意している蝿避けファンをリクエストしよう。この蝿避けファンは数が少ないのですぐに無くなってしまうが、これがあるとコバエの数も大分減る。
虫が苦手な人はこのターコイズで食事をするときはファンを借りるようにしよう。ちなみにこの蝿避けファンは「Fly Fan」などといえば通じる。
飲み物は無料
なお、メインレストランの朝食では飲み物は無料で付いてくる。最初に席に案内された際に、「Still Water(普通の水)」か「Sparkling Water(炭酸水)」を聞かれ、またコーヒー(カプチーノやカフェラテなども頼める)や紅茶を聞かれるのでお好みでオーダーしよう。
またお代わりも自由にできる。しかし、コーヒーや紅茶の飲み物がやってくるのは遅めなので気長に待つか、あまりにも来なかったら忘れているので(笑)もう一度オーダーしよう。
ル・メリディアン・モルディブの朝食ビュッフェコーナー
では、ル・メリディアン・モルディブの朝食ビュッフェが置かれているビュッフェコーナーへと向かおう。食事が置かれているコーナーはレストラン奥のガラス扉で仕切られたエリア(写真中央)となっている。
ビュッフェコーナーの様子
そしてこちらがビュッフェコーナーの中の様子(360度写真 / お好きな角度にドラッグ可能)。ビュッフェコーナーにはたくさんの料理がテーブルに並べられており、奥はキッチンも備わっている。
また、このビュッフェエリアの扉は開きっぱなしにはなっているものの、空調を工夫しているのか、外のエリアとは異なり虫は飛んでおらず衛生的だ。では、このル・メリディアン・モルディブに置かれている食事内容を見ていきたいと思う。
パンコーナー
ビュッフェエリアの中央のアイランドテーブルにはパンコーナーが用意されており、そこには美味しそうなドーナツやアップルパイ、デニッシュなどのパン類が置かれている。またドーナツの隣には巣蜜(生の蜂蜜)も用意されており、新鮮な蜂蜜をパンと一緒に楽しむことができる。
マフィンやブレッドなど
またパンコーナーにはトースト、ブレッド、マフィンといった定番のパンももちろん用意されており、トーストを焼くためのトースターも置かれている。
自分でサンドイッチも作れる
このパンコーナーには程よい大きさのトーストやブレッドがあるので、エッグコーナーの目玉焼きやベーコン、ハム、野菜などを組み合わせれば自分でサンドイッチも作れる。リゾートの朝食は長く滞在していると飽きやすいが、こうして工夫することで毎日おいしい朝食が楽しめる。
アメリカンブレックファスト
扉側のテーブルにはベーコンやソーセージ、ポテトなどのアメリカンブレックファスト。ケチャップやマスタードもここに用意されている。
ジュースやヨーグルト
ガラス張りの冷蔵庫の中にはヨーグルトやフレッシュジュース、ミューズリーなどが冷やされている。
キッズコーナー
こちらはキッズコーナーで、チョコレートケーキや甘いマフィンなど、子供が喜びそうなスイーツが置かれている。
シリアルやドライフルーツなど
キッズコーナーの隣には各種シリアルやドライフルーツなどが用意されている。
フルーツ
キッチンカウンターの前にはフルーツも多数用意されている。フルーツは日によって種類が異なっておりどれもよく熟れている。しかし常温で置かれているので冷たくはない。
スイカやパイナップルなど目の前でザクザク切り分けて新しいものをどんどん追加してくれる。
パッションフルーツ
このフルーツコーナーには、私が大好きなパッションフルーツが置かれている日もあったりする。パッションフルーツは外の皮がしわしわなほどよく熟れていて甘みが強く、逆に皮に張りがあり外から見て新鮮そうに見えるものはまだ熟れておらず、酸味が非常に強いので注意しよう。
エッグコーナー
こちらはエッグコーナー。オムレツや目玉焼きなどお好みの卵料理をその場で焼いてくれるコーナーになっていて、オムレツは具材なども色々と取り揃えられているので、好きな具材をチョイスしてお好み卵料理を作ってもらおう。
クレープコーナー
こちらはクレープコーナーになっていて、オーダーするとチョコレートソースを包んだクレープを焼いてくれる。またこのクレープコーナーの前にはクロワッサンや甘めのデニッシュなども並んでいる。
チョコレートクレープ
実際にチョコレートクレープを焼いてもらったところ(写真奥)。ミヅキはこのチョコレートクレープがお気に入りだったようで、クレープがある日は必ず焼いてもらっていた。
インドの朝食コーナー
こちらはインドの朝食コーナーで、マサラドーサ(薄くてパリパリのクレープ生地にじゃがいもなどが包まれた料理)、イドゥリ(ライスケーキの一種でカレースープにひたしていただく料理)などが日替わりで食べられるコーナーとなっている。
インド人シェフが作る本場のインドの朝食
このインドの朝食コーナーもオーダーすると料理を作ってもらえるのだが、作っているシェフは本当のインド人シェフ。写真の彼もそのインド人シェフの一人で、インド中部の都市ゴア出身で、このリゾートに来るまではフォーシーズンズでも働いていたのだとか。なお、彼はこのル・メリディアン・モルディブのビーチでのプライベートディナーのシェフなども努めている実力派だ。
カレーのスープ
インドコーナーの前にはカレーのスープなども置かれている。インドのカレーというとかなり辛そうな雰囲気があるが、ここのカレーはそこまで辛くない。多分、ヨーロッパ方面のゲストは辛いのが苦手な人が多いので、それに合わせて味を調整しているのだろう。
とある日のインド朝食
実際にこのインドの朝食コーナーで作ってもらったとある日のインド朝食メニュー。これはイドゥリ(ライスケーキの一種)で、カレーソースやヨーグルトなどを付けていただくメニューとなっている。エスニックな料理が苦手でなければ、ぜひこのインド料理コーナーも覗いてみよう。
東アジア料理コーナー
インド料理コーナーの隣には東アジア料理のコーナーも用意されている。ここにはお粥やキムチ、チャーハン、点心といった日本でもおなじみの中国や韓国寄りの料理が置かれているが、日本料理は置かれていなかった。
点心料理
東アジア料理コーナーのセイロの中には、シュウマイや肉まんといった点心料理が日替わりで入っている。このル・メリディアン・モルディブは、ヨーロッパやアメリカからのゲストも多いが、中国系、韓国系のゲストも多いためこの東アジア料理コーナーはかなり需要がある。ミヅキは小さなあん饅のような点心がお気に入りなんだとか。
サラダ&コールドカットコーナー
朝食ビュッフェコーナーの中央あたりには、このル・メリディアン・モルディブを象徴するとも言えるサラダ&コールドカットコーナーが用意されている。
サラダ
そのサラダコーナーには、水菜やレタスが丸ごとドカッと置かれており、欲しい分だけ備え付けられているハサミで切っていただくことができる。
一般的にモルディブの離島リゾートでは、こうした葉物野菜は土地柄的にはあまり豊富ではないのだが、このル・メリディアン・モルディブには毎朝驚くほどふんだんに用意されている。
モルディブ最大の水耕栽培施設
実はここ、ル・メリディアン・モルディブのリゾート内にはモルディブ最大の水耕栽培の設備が備わっており、ふんだんに葉物野菜を使うことができる環境が整っているのだ。
このリゾート内のレストランでは、このリゾート島で栽培された野菜を使っており、いつでも新鮮な野菜を食べることができるので、朝食でも豪快に野菜が振る舞われているというわけだ。
なお、この水耕栽培で採れた野菜は、このリゾート内だけでなく、モルディブの首都「マーレ」の市場にも卸しているとのこと。採れたての新鮮な野菜が食べられるモルディブのリゾートというのは本当に珍しいのではないかと思う。
付け添えコーナー
野菜の隣には、オニオンやピクルス、パプリカなどの付け添えコーナー。
ドレッシングの種類も多い
そしてドレッシングも、ザクロドレッシング、バルサミコビネガードレッシング、レモンドレッシングなど多数用意されているので飽きない。
コールドカット
サラダコーナーの隣にはハムやチーズなどのコールドカットコーナーも用意されており、オリーブやドライトマトといった付け添えも置かれている。
とある日のサラダ
実際にこのサラダコーナーの野菜を盛り付けてみた、とある日の私のサラダ朝食。こんな感じでしっかりと野菜が朝から好きなだけ食べられるのは非常に嬉しい。
ワインなどはオールインクルーシブのゲスト向け?
ビュッフェコーナーの片隅には、ワインなどが冷やされた冷蔵庫も用意されているが、多分こちらはオールインクルーシブのミールプランのゲスト用ではないかと思う。ワインの下にはスティルウォーターとスパークリングウォーターも冷やされているが、この冷蔵庫はスタッフが管理しているので、お水が欲しい場合はテーブルでスタッフにリクエストしよう。
アジアンコーナー
朝食メニューはまだまだ続く。こちらは主に東南アジアの料理が置かれたコーナーで、メニューにはタイカレーやナシゴレン、パッタイなど、東南アジア方面に旅行に行くとよく見る食事メニューが日替わりで並べられている。
とある日のアジアンブレックファスト
そしてアジアンコーナーで盛り付けた、とある日のアジアンブレックファストがこちら。アジアンな酸味のあるカレーにフライドライスという、朝からガッツリ食べたい時にいい感じのメニューになっている、、、が、ボリューム的にすでに朝食ではない気もする(笑)。
スープコーナー
ル・メリディアン・モルディブの朝食ビュフェの紹介もいよいよ大詰め。最後に紹介するのはビュッフェコーナーの一番奥あたりに設置されているアジアンなスープを提供してくれるスープコーナーだ。
アジアンテイストのスープは辛かったり、癖があったりするため、欧米系のゲストにはあまり人気が無いが、私達はこのスープコーナーがあったおかげで、特に日本の食事が恋しくなることもなく、1週間以上の長期滞在でも難なく快適にリゾート時間を過ごすことができた。
スープコーナーのシェフたち
このスープコーナーを切り盛りしていたのは、フィリピン出身のシェフたち。彼らは夜はル・メリディアン・モルディブのハイエンドな日本料理レストラン「TABEMASU」でも腕を振るっているシェフたちで、シンガポールのラクサや、チャイニーズスープ、キムチスープ、そして日本の豚骨スープといった様々なアジアなスープを毎朝日替わりで提供してくれていた。
ちなみにフィリピン料理は「味が濃い」とか言われたりするが、彼らが作るスープ料理は優しい味付けで、具材の出汁もよく出ていてとても美味しくいただくことができた。
具材を選べる
このスープ料理コーナーでは、スープの味はその日によって決まっているのだが、中に入れる具材はお好みで選ぶことができる。またスープにヌードル(フォーのような米麺だと思う)も入れることができるので、ボリュームを出したい場合はヌードル入りがオススメだ。
麺と具材を湯がいてくれる
スープの具材が決まったら、あとはシェフがお湯で湯がいて調理して盛り付けてくれる。また、醤油やスパイシーな香辛料も用意されているので、お好みで味を調整することもできる。
クリーミーラーメン
せっかくなのでこのスープコーナーで私達が食べた料理を紹介していきたいと思う。まずこちらは「KURIMU RAMEN」と名付けられていた、豚骨ベースのクリーミーなラーメンスープ。中に入っている麺が平たい米麺なので、ラーメンというよりはうどんに近いかも。味は優しい感じで美味しかった。
ビーフスープ
こちらは煮込んだ柔らかい牛肉が入ったビーフスープ。ハワイでよく飲むオックステールスープのような味。味付けは中華スープなどに近い感じで優しい味わいが特徴。お肉がゴロッと入っているのでかなり食べごたえがある。
卵スープ
こちらはチャイニーズテイストの卵スープ。中国料理店で、ご飯ものと一緒に出てくるアレだ。馴染みがあって食べやすいスープになっている。
タイスープ
こちらはタイスープ。味はトムヤンクンのお肉版のような感じのスパイシーな味わい。辛いアジアンスープが大好きな私にはもってこいな味付けだった。
この他、シンガポールのラクサや、シーフードがてんこ盛りのキムチスープなども日によって用意されていた。
このスープコーナーにどんなものが用意されているのか?私は毎朝とても楽しみにしていた。
ル・メリディアン・モルディブのレストラン朝食まとめ
ル・メリディアン・モルディブのメインレストラン「Turquoise - ターコイズ」の朝食内容はいかがだっただろうか。このル・メリディアン・モルディブの朝食はアジアからインドにかけてのテイストが強いメニューになっていて、日本に住んでいる人なら馴染みやすい料理が多いのではないかと思う。
また、私達は今回で5回目のモルディブ滞在だったが、モルディブという場所は「料理が高いけどそれほど美味しくない」という勝手なイメージがあるが、このル・メリディアン・モルディブの朝食はなかなか美味しいのではないかという印象を持っている。
また料理の種類も豊富だし、そして私が大好きなスープコーナーでは毎日違うアジアンスープを楽しめるので、このル・メリディアン・モルディブに滞在した際は、ぜひこのメインレストランでの朝食を味わってみてほしいと思う。ただし、外で食べるとコバエが多いのでそこだけは注意しよう(笑)。それでは、ル・メリディアン・モルディブのレストラン朝食で、美味しいモルディブの朝体験を。
と、最後まで読んでいただいた方に「ル メリディアン モルディブ リゾート&スパ 」にお得に泊まる方法をちょこっと紹介しておきたいと思う。
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