シンガポール名物 チリクラブ のおすすめレストラン
シンガポール名物といえば、そう「チリクラブ 」!今回は、そのシンガポール チリクラブを美味しく食べられるシーフードのレストラン店を紹介したいと思う。
シンガポールでチリクラブを提供しているお店はかなりたくさんあるので、一体どのお店に行けば良いのか悩むはず。また、チリクラブは重さ(グラム、キログラム)で注文することになるので、一体どうやって頼めば良いのか、どのぐらいの量が最適なのか、初めてだとかなり悩むことにもなる。そこで今回のシンガポール・チリクラブのおすすめレストラン特集では、実際に私達が行って食べた、本当に美味しかったおすすめシーフードレストランの体験を、日本での予約方法から実際の来店と、食事の風景もすべて公開!
これさえ読めば、きっとシンガポールに行ってチリクラブを食べてみたくなるはずだ。それでは、行ってみよう!
候補のチリクラブのお店は3店舗
さて、MUFG プラチナカードのコンシェルジュデスクに電話を掛けてお願いしてから1時間ほどで、候補となるシンガポール・チリクラブのお店のピックアップが終わり、その結果が電話にて知らされる。MUFG プラチナコンシェルジュデスクさんがピックアップしてくれた、シンガポールのチリクラブのお店は以下の3つ。
Red House Seafood - レッドハウス・シーフード
1976年からやっている老舗のシーフードレストランで、シンガポール内に3店舗お店を構えるチリクラブの人気店。日本のツアーなどでも利用されているお店だそうだ。中でも人気なのは川沿いの風景が楽しめるリバーサイドにあるロバートソン・キー店。(ベルトラ などでも予約可能)
記事
シンガポール 名店「小紅楼 - レッドハウス」のチリクラブをお得に食べる方法 価格は時価っていくら?【シンガポール観光】
シンガポールの有名シーフードレストラン「小紅楼 - レッドハウス / Red House」(エスプラネード店)でチリクラブを食べてみたのでそのお味や価格をレポート!レッドハウスのチリクラブは美味しい?時価っていくら!?
No Signboard Seafood - ノーサインボード・シーフード
こちらも1970年代からやっている老舗のシーフードレストランで、現在はシンガポール内に4店舗お店を構えるチリクラブの人気店。「看板のないお店」のネーミングで想像できる通り、店舗によっては屋台風のシチュエーションだったりもするらしい。
Jumbo Seafood - ジャンボ・シーフード
観光客に一番知名度の高いチリクラブと言えばこの「ジャンボ・シーフード」。現在、シンガポール内に6店舗、国外でも上海、北京、台湾、タイ、ベトナム、韓国などにも支店がある超人気店。中でも人気のお店は、川沿いのリバーサイドポイント店舗でそこにはテラス席もあるそうだ。(シンガポールのテラス席は暑そうだ・笑)
私達がMUFGプラチナ コンシェルジュデスクで紹介された店舗は、ホテルにも近いオーチャード通りにある高級ショッピングモール「ION - アイオン」内にあるジャンボシーフード。
これら3店舗が、MUFG プラチナ コンシェルジュデスクさんが見つけてきてくれたお店だ。これらの店舗は、ネットで調べても「シンガポールのチリクラブと言えばこのお店」という人気のレストラン。しかもクレジットカードの利用が可能という、超便利なお店たちだ。これら3店舗をすぐに見つけてきてくれるなんて、さすがはMUFG プラチナ コンシェルジュデスクさんだ。ありがとうございます!
そうして私達はこの中から、滞在するシェラトン・タワーズ・シンガポール(ホテル)から歩いても20分ほどでたどり着ける「ジャンボ・シーフード」@ION オーチャード店を予約することに決定。後は当日、時間にジャンボ・シーフード ION店に行けばいいだけだ。
なお、人気店のため、テーブルを確保できるのは1時間30分とのこと。私達が予約したのは19時00分なので20時30分まで利用できるということか。それでは、予約が完了したとのことなのでシンガポールまで行ってみよう!
入り口では待っているゲストも
エントランスで予約を確認する私。MUFG コンシェルジュデスクのスタッフは、名字にて予約をしているとのことだったので、入り口で「カンザキです」と伝えると、すぐに予約が確認できた。
なお、店内は満席のようで、店の外には順番を待っている人もかなり居る。このチリクラブの人気店「ジャンボ・シーフード」に来る際は予約は必須だ。
カニがいっぱい
お店の店頭に置かれた水槽には、活きたカニがいっぱい。迫力だなぁ。
レストランの中へ
レストランはテーブル制で、自分の席まではスタッフが案内してくれる。通路の横にはずらっとワインなどが並ぶ。結構高そうだなぁ。
ジャンボシーフードの店内の様子と服装について
そうして私達は二人用のテーブル席へと案内される。ジャンボシーフード@ION オーチャード店の店内の様子がこちら。見た感じ、中国系の現地の家族グループの人が多いような、そんな印象を受ける。
さて、気になる服装についてであるが、チリクラブは食べていると手や服が汚れたりするのでラフな服装で訪れたいところではあるが、一応ここは高級レストランでもあり、地元の人の家族のお祝いなどでもよく利用されている感じなので、男性なら襟付きシャツやポロシャツ、女性ならカジュアルワンピースなど、ちょっとだけおしゃれしていくと食事も弾むはずだ。なお、予算的には1人100SGD(約8,000円)ほどは見ておこう。
ジャンボシーフードでのメニュー選び
では、ジャンボシーフードでのメニュー選びにトライしよう。お目当てはもちろんチリクラブなんだが、メニューを見ても、わかりやすく「チリクラブ!」みたいなページは見当たらない。どこにあるかなぁ。
なお、ジャンボシーフードのメニューは英語か中国語のみとなっており、初めて見るとよく分からなくてドギマギしてしまうかもしれないが、慌てずゆっくりメニューに一通り目を通していこう。
ついでなので、このジャンボシーフードのメニューと価格帯も一部抜粋してお届けしておこう(2019年10月現在)。
なお、上の料金は税別となっており、ここにサービスチャージ10%+GST(消費税)7%が加算される。
Google 翻訳(アプリ)があると便利
こんな言葉が分からないときに活躍してくれるのが「グーグル翻訳」アプリ。ネットが使えないオフライン環境であっても、予め言語をダウンロードしておけば、グーグル翻訳を開いてカメラ入力を選択し、知りたい文字にかざせば・・・こんな感じに、勝手に画面上で自動翻訳してくれる。私もスマホには英語と中国語はダウンロードして持ち歩いているので、海外旅行に行くときはぜひ準備しておこう。
カニの注文はグラム制
さて、気になるチリクラブについてであるが、カニ料理はグラム制で、自分が食べたいカニの種類(タラバガニ、Mud Crab、Dungeness Crab)とグラム数、そして調理方法(チリクラブ、ペッパークラブ、塩コショウ炒め、酒と卵白の蒸し調理)を選んでオーダーする。
カニのグラムの目安は大人2人だとだいたい1kgぐらい(1匹)で丁度良い。私達も「Dungeness Crab, 1kg please.」と注文したが、スタッフから「1.1kgになるけど良い?」と聞き返された。多分、用意されているDungeness Crab の1匹の重さが1.1kgとなるのだろう。もちろん「OK」と返す。Dungeness Crab は1.1kgで96.8SGD(約7,800円)になる。
注文を進めていく
私達はカニの他、タイガービール(ジャグ34SGD / スタッフがジャグだと4杯分だからお得だと言ってたのでジャグを注文)、海鮮チャーハン(18SGD)、ミニ揚げパン2個(0.7SGD×2)、ジャスミンティー(2.4SGD / お茶もいる?と聞かれたのでオーダー。日本みたいにタダでは無かった・笑)を注文。注文の際には、英語で色々と説明してくれたり、おすすめをしてくれるが、おすすめされたものはだいたい有料なので必要ないときは断ろう。
また、英語がよくわからない場合も、メニューを指差しながら注文すれば多分なんとかなるはず。どうしても不安な場合は、 POCKETALK(ポケトーク) のような翻訳機を持ち込んでおくと安心かもしれない。
テーブルにカニ用セットが用意される
チリクラブを注文すると、テーブルにはお箸とレンゲ、ウェットティッシュ、フィンガーボウル、カニ用ハサミ、ピーナッツ、チリソースが用意される。ピーナッツは日本の突き出しのようなものらしく、オーダーして無かったがテーブルに用意された。1.2ドル。
フィンガーボールに注意
さて、用意された手を洗うためのフィンガーボウルだが、日本人の私には、このフィンガーボウルがカニを付けて食べるための三杯酢のように見えて仕方がない。
モリオ: 「うん・・・このお皿のやつ、何なんやろ?」
ミヅキ: 「カニを付けて食べる三杯酢じゃない?」
さすが、ミヅキw 私と同じようなことを考えている。しかし、この時、私は映画「クレイジー・リッチ・アジアン(シンガポールを舞台にしたアメリカ映画)」でヒロインがフィンガーボウルの水を飲もうとして止められるシーンを思い出す。
モリオ: 「・・・・もしかしたら・・・手、洗うやつかも。ちょっと聞いてみる。」
近くを歩いていたスタッフを呼び止める私。
モリオ: 「すいません。これなんですか?」
スタッフ: 「これは手を洗うためのものです。」
モリオ: 「おお、ありがとうございます。」
やはり。危なかった。
モリオ: 「な?やばかったろw」
ミヅキ: 「私、思いっきりカニの身を付けて食べるとこだったわ(笑)」
モリオ: 「やっぱり、わからんことは聞いてみるべきやな。」
ミヅキ: 「うんうん。」
みなさんも、このフィンガーボウルにはご注意を。。。って、間違うのは俺らだけかも知れないがw
エプロンを付けてチリクラブ準備完了
続いてスタッフはテーブルにチリクラブ用のエプロンを持ってきてくれる。チリクラブは、チリソースまみれのカニの殻を砕いて食べる料理なので、ソースも飛び散りやすいのだろう。よし、これでチリクラブを食う準備は完了だ!
記念写真を撮ってもらう
さて、私達が色々と写真を撮っていると、スタッフの人が「お写真撮りましょうか?」と声をかけてくれる。もちろんお願いします♪ シンガポール旅行の記念になる一枚が撮れた。
ジャンボ・シーフードでのお食事スタート!
チリクラブは少し時間がかかるので、タイガービールを飲んで料理ができるのを待つことにしよう。ジョッキにビールを注いでくれるスタッフとミヅキ。
ジャグ(34SGD)で注文するとジョッキ4杯分のビールとなり、1杯あたり8.5ドルと、グラスで頼むよりちょっとだけ(グラス1杯8.8SGD)お得だが、、ほとんど変わらないか(笑)。
ジャスミンティーもやってくる
ジャスミンティーもやってくる。ジャスミンティーのティーポットはかなり大きく、また下の台にはティー用のろうそくが入っており、お茶が冷めないようになっている。このジャスミンティーは、最後、追加で頼んだデザートを食べ終わるまで、温かい状態で美味しく飲むことができた。
激ウマの海鮮炒飯!
続いてやってきたのが「シーフードフライドライス」(Sサイズ / 18SGD)、つまり海鮮炒飯だ。これが食べてみてびっくり!激ウマなのだ。日本で食べる炒飯より美味い。
なお、後からやってくるチリクラブのチリソースを掛けて餡掛けチャーハンにしてもこれまた美味い。そしてSサイズを頼んだが、それでもかなりの量がある。二人で分けるのにはちょうどよいサイズだ。
ミニ揚げパン
炒飯の次にやってきたのは、ミニサイズの揚げパン(1個0.7SGD)。これはチリクラブのソースに絡めて食べると非常に美味しいとの噂だが「そんなに美味しいのかなぁ?」と疑ってた私達。ごめんなさい。本当にチリソースと絡めて食べるとヤバい旨さだった。サイズは小さめだが、炒飯もあるのでこれぐらいで丁度いい量かな。
ジャンボシーフードのチリクラブ登場!
そして、満を持してやってきたのが、本日のディナーの主役、ジャンボ・シーフードのチリクラブ!でかいカニが丸ごと1匹、殻ごと大きな鍋に入って登場だ。
チリソースもたっぷりのチリクラブ
チリクラブのアップがこちら。カニの大きな殻は空洞になっており、その下には蟹の足がゴロゴロ入っている。つまり胴体の部分はほとんどただの飾りで、足を砕いて食べるような食べ方になっているので、見た目よりも食べやすい。(といっても手は汚れるけど)
そしてお味は、、、、これまた美味い!今までシンガポールで食べた食事の中で一番美味い。今まで、東南アジアではベトナム・ホーチミンが一番食事が美味しいと思ってたんだけど、その考えはこのチリクラブで一変。シンガポールも、ちゃんとお金を出せばむっちゃ美味しい食事ができると思い知った。チリクラブは高いけど、シンガポールに行ったら1回は食べておきたい料理だ。
普段、シーフードを嫌っているミヅキも、このチリクラブは「むっちゃ美味しい!」と言いながらバクバク食っていた。
殻に苦戦しながらチリクラブを完食!
さて、このチリクラブ。味は非常に美味しいんだけど、手がギトギトになるので、上手に食べるのが難しい(汗)。隣のシンガポールのおばちゃん2人は、フィンガーボールとか殆ど使わずに、ほとんどテーブルクロスを汚さず食べているのに・・私と来たら、服にもチリソースが飛び散って、かなり残念な状態に(笑)。でもなんとかチリクラブを完食!ごちそうさまでした!あぁぁ、美味かったなぁ・・・チリクラブ。
テーブルクロスは汚してもOK
さて、このチリクラブは、食べるのが難しいため、テーブルクロスは別に汚しても全然問題ない。だが、私(モリオ)とミヅキのチリクラブを食べ終わったテーブルクロスを比較してみると・・・やはり私のテーブルクロスはかなり汚い。ミヅキ、上手く食ったなぁ・・・。このテーブルクロスを汚さずに食べられるようになったら、シンガポール通と言えるようになる・・・のかもしれない。
スイーツも注文しよう
チリクラブが非常に美味しかったので、食事の締めにデザートが欲しくなった私達。スタッフを呼んでメニューを持ってきてもらい、デザートを注文する。
ミヅキが注文したのは、Chendol(チェンドル)4.5SGD。このチェンドルというお菓子は、東南アジアではおなじみのスイーツで、「あんみつ」と「かき氷」を足して2で割って、さらにココナッツミルクを加えた、そんなお菓子になっている。私は、ライムゼリーのミックスフルーツ乗せ(5SGD)をチョイス
チェンドル
こちらがミヅキの頼んだチェンドル。ほんとにあんみつのように、白玉団子のようなものも入っていて、そして土台はかき氷になっているので冷たくて非常に美味。
ライムゼリー
私が頼んだスイーツ、ライムゼリーのミックスフルーツ乗せがこちら。ミックスフルーツという感じではないが、味わいはさっぱりしていて、ゼリーの上にかき氷とかバジルシードやベリーが乗っている、これまたかき氷をベースとしたスイーツとなっていた。あっさりしてて食後には最適。ごちそうさまでした!
デザートを食べていると思わぬ出会いが
私達が食後のデザートを「おいしい!おいしい!」と日本語で連呼しながら食べていると、妙に隣の席からの視線を感じる。振り向いてみると、そこにはシンガポール現地の女性が2人。
女性A: 「そのお菓子はシンガポールではとっても人気のお菓子なのよ!」
モリオ: 「おお、そうなんですか?」
女性B: 「あなた Durian は知ってる?」
モリオ: 「Durian?(ドゥリエン・・と聞こえる)いえ。」
すかさずスマホで綴りを聞く私。「Durien」を検索すると・・・おお!ドリアンのことか!スマホってほんと海外旅行には必需品だなぁ。
ミヅキ: 「ああ!ドリアンですね!・・あ、いや食べたことないですが。」
女性B: 「ドリアンは私達すごく好きなんだけど、食べると臭いからw あはは。」
そうして話が盛り上がる私達。隣で食べていた女性2人は、英語と中国語を交えて喋り合っているのを見る感じ、華僑系のシンガポール人なのだろう。なんでも、今年の11月には日本の青森に旅行に行くのだとか。
モリオ: 「青森ですか!いいところですよ!行ったことないですが(笑)」
みんな: 「あはっはは」
そう、外国の人のほうが日本のことをよく知っていることも多い。彼女たちは1年に1〜2回は一緒に日本に旅行に出かけている仲で、私達が喋っていた「おいしい」のフレーズに反応して、話しかけてきてくれたのだそうだ。いやほんと、シンガポールの人は日本のことを好きな人が多くて嬉しい。
私達は、京都に住んでいることを告げ、京都の桜や紅葉のこと、そして夏場のヤバい暑さなどを喋ったり、またシンガポールの植物園やその他いろんなことを聞いたりして話が盛り上がり・・・気がつけば、もう夜21時になろうとしていた。
スタッフ: 「そろそろお時間です。」
女性2人に話しかけるスタッフ。そう、このレストランでは席を確保できる時間は90分となっているのだ。そろそろ店を出なくては。
女性A: 「そうだ、私達、ここの会員で10%オフになるんだけど、あななたちの支払いも10%オフになるようにしてあげるわ!」
モリオ: 「え!?そんな、、いいんですか?」
女性B: 「いいわいいわ。」
そういうと、スタッフを呼び、何やら中国語で喋っている。シンガポールの人って、内輪で喋る時って英語じゃなくて中国語喋るんだろうか。
女性A: 「私達の友達だからって言ってあげたわw」
ミヅキ: 「うぁ・・ありがとうございます。」
女性B: 「まぁどうなるかはわからないけど・・・」
そうしてスタッフが持ってきたレシートには、なんと「10% Rewards」の文字。本当に10%オフにしてくれたようだ(汗)。思いも寄らないサプライズ。旅行って、ほんとに思いがけないことが起こる。
モリオ: 「うぁ、本当に10%オフになってる!ありがとうございます!」
女性たち: 「いいのよいいのよ!」
女性2人と記念写真
そうしてジャンボ・シーフードからの帰り際、女性2人と記念写真を撮り、LINE交換を交わした私達。彼女たちは日本旅行が多いため、スマホにはLINEアプリをちゃんとインストールしていた。さらに、世界的に標準SNSアプリであるWhats UP、中国人のSNSアプリ We Chatも持ちあわせている。さすがだ。
モリオ&ミヅキ: 「本当にありがとうございました!」
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