シンガポールのおすすめ老舗ホーカー「ニュートン フードセンター」
シンガポールの有名なおすすめ老舗ホーカー(屋台村)といえばここ「ニュートン フードセンター - Newton Food Centre 」。このニュートンフードセンターは1971年に開業したシンガポールで最も古いホーカーで、ホーカーの敷地内には約80の屋台が軒を連ねていて毎日沢山の人が訪れています。
2018年にはアメリカ映画「クレイジー・リッチ!」でもこの屋台村を舞台にしたワンシーンが登場したりして人気を博すなど、シンガポールのグルメスポットとして何かと話題になるこのホーカー。
実はこのホーカーに、ミシュランのビブグルマンにも選出されているシーフード料理のお店があるということで、私達はシンガポール旅行の際にこのニュートンフードセンターを訪れてみました!ということで、今回は「ニュートンフードセンター」の詳細をレポートしたいと思います♪
ニュートン フードセンター屋台村の場所 / 営業時間
ニュートン フードセンターのホーカー(屋台村)がある場所は、シンガポールの中部エリアにあって、ブキ ティマ ロード、ダンニーアン ロード、ニュートン ロードといったシンガポールの幹線道路が交わる交差点「ニュートン・サーカス」のすぐ近く。MRT(地下鉄)のニュートン駅にもほど近い場所(徒歩5分以内)にあるため、シンガポール旅行者にとっても非常に行きやすいホーカーの一つでもあります。
ニュートンフードセンター
場所 500 Clemenceau Ave North Singapore
最寄りMRT ニュートン駅(DT11 / NS21)
営業時間 24時間営業となっていますが、お店によって夜21時〜23時頃には閉まるところが多かったり、夕方からのみ営業しているお店など、店舗によって営業時間はマチマチです。
支払い方法 基本的には「現金払い」のみとなっていますが、一部店舗はクレジットカードの支払い(Visa / Master)を受け付けている所もあり。
営業時間は店舗によってマチマチですが、大体のお店は夜21時~23時までには閉まることが多いため、訪れるなら夜20時ぐらいが食事の選択肢も多くおすすめです。
またニュートンフードセンターへの行き方は、MRT(地下鉄)でニュートン駅(ダウンタウンライン・青色 DT11、ノースサウスライン・赤色 NS21)を下車。そこから歩いて5分以内でたどり着けます。
ちなみにMRTからニュートンフードセンターへ歩いて行く場合は、屋外ルートになりますが、歩道には雨除けの屋根が整備されているので傘がなくてもニュートンフードセンターに濡れずにたどり着けます(※ 雨風が強いと多少濡れます)。
MRT~ニュートン フードセンターまでの行き方
実際にMRTを使ってニュートンフードセンターまで行ってみましょう。まずはMRTのダウンタウンライン(青色)もしくはノースサウスライン(赤色)を使ってニュートン駅(DT11 / NS21)を下車。その後、改札を出て駅の出口「B」から地上に出ましょう。
雨除け屋根付き小道を左手に進む
出口「B」を出て、外への階段を降りると3手に別れた雨除けの屋根付き小道が見えてきますが、ニュートンフードセンター方面の小道には「THIS WAY TO NEWTON FOOD CENTRE」(左手)の案内が出ているのでそちらに進みます。
歩道橋を渡る
道なりに進んでいくと、大きな主要道路が交わる交差点「ニュートン・サーカス」にぶつかります。そこには歩道橋(写真上)が設置されているので、その歩道橋で交差点の向こう側に行きます。
裏口からニュートンフードセンターへ
歩道橋を渡り切ったら、すぐ目の前にニュートンフードセンターの裏口(写真上)が見えるので、そこから中に入れば、ニュートンフードセンターのホーカー敷地内になります。
ニュートンフードセンターには、ぐるっと回ればちゃんとした正面入口(眼の前がホーカー専用駐車場)もあるのですが、できるだけ歩くのを少なくしたいのと、雨が降ってたりすると濡れてしまうので、私達はニュートンフードセンターを利用する場合はこの裏口をいつも利用しています。
ただこの入り口は荷物置き場っぽくて、従業員エリアみたいな雰囲気になっているので、入るのがためらわれる場合は、正面玄関(下GoogleMap参照)を利用してください。
ニュートンフードセンターの中の様子
ニュートンフードセンターの中の様子がこちら。私達が訪れたのは土曜日の夕方16時30分頃で外は強い雨が振っていてまだ食事のピークタイムでもなかったですが、それでもそこそこ人が利用しており、このニュートンフードセンターのホーカーの人気度が伺えます。
屋外の食事スペース
このニュートンフードセンターには屋台に囲まれた中央部分に屋外の食事スペースも設けられています。こちらは屋根が付いていないので雨が降ると利用できませんが、天気の良い時には沢山の利用者で非常に賑わっています。
ちなみにこのニュートンフードセンターは知名度も非常に高いホーカー(屋台村)なので、混み合っている時は席を探すのも一苦労です。タイミングによっては知らない人と相席になったりもするので、そのあたりは覚悟して利用しましょう。
ミシュラン・ビブグルマン「Alliance Seafood」
今回の私達のこのホーカー・ニュートンフードセンター訪問の目的は、ミシュランのビブグルマン(安価で美味しい食事ができるおすすめ店)に掲載されているシーフード料理店「Alliance Seafood - アライアンスシーフード」でチリクラブを食べること。
実はこのニュートンフードセンターにはビブグルマンに選出されているお店が4店舗(2023年現在)あるのですが、今回はその中でも私達が大好きなチリクラブを看板メニューにしているお店である「Alliance Seafood」を訪れることにしました。
そのビブグルマンのシーフードの屋台はストール1-27番のこのお店(写真中央)。ちなみにその右隣(ストール1-28番 / 写真右)のHENGというキャロットケーキのお店もビブグルマンに選ばれているお店です。私(モリオ)は個人的にはシンガポールのキャロットケーキは苦手なのですが、美味しいと評判のキャロットケーキが食べたい人はそちらもチェックしてみてくださいね。
アライアンスシーフードのメニュー
さて、店前の席も確保できたところで、このAlliance Seafood(アライアンスシーフード)のお店のメニューを見せてもらいましょう。
看板メニューのチリクラブやブラックペッパークラブなどは「時価」になっています。時価…といわれるとかなりドキドキしてしまいますが、私達の目的はチリクラブなので、腹をくくって注文します。
その他のメニューとしては、ロブスターは100g 9SGD(約1,000円)、タイガープラウン(大きめのエビ)は1匹20SGD(約2,100円)、BBQ Stingray(アカエイ)M 15SGD、L 20SGDなど。また一皿料理も置いていて、大体どの料理も平均的に S 15SGD / M 20SGD / L 25SGD ぐらいの価格帯で用意されています。
ちなみにこのニュートンフードセンターの価格帯は有名ホーカーで観光客も多く訪れることもあって、他のホーカーに比べると価格帯は少し高めに設定されてます。
念願のチリクラブを注文
ではミシュラン掲載の念願のチリクラブを注文してみましょう。お店の人に「チリクラブいくらですか?」というと「今日は50SGD(約5,500円)ですよ」とのこと。
ホーカーで食べる食事で50SGDというのは高いなぁと感じるかと思いますが、チリクラブって他で食べるともっと何倍も高いんです。実際に私達が食べたことのあるレストランのチリクラブは100SGDだったり、200SGDだったりしたので、50SGDでチリクラブを食べられるというのは非常に安価に感じます。
モリオ: 「ではチリクラブを1つください」
店長さん: 「揚げパンは要りますか?」
モリオ: 「いくらですか?」
店長さん: 「6個で3SGDです。」
モリオ: 「ではお願いします。」
私達はチリクラブ(50SGD)と揚げパン(6個 3SGD)を注文することにしました。ちなみにチリクラブは、チリソースを揚げパンに付けて食べるのがとっても美味しいので、チリクラブを食べる時は揚げパンはマストです!
ビールを注文
注文を終えて席に座っていると、近くの店舗からおばちゃんが「飲み物はどう?」と売り込みにやってきました。このニュートンフードセンターは客引きも非常に多いホーカーになっていて、スキあらばすぐに声をかけて来ます。
あまり高い価格帯だと嫌な気持ちにもなりますが、おばちゃんの売り込んできたビールは中国産の青島ビールで、中瓶(大瓶かも?なくらい大きかったです)1本 6.5SGD(約700円)、2本だとちょっと安くなって12SGD(約1,300円)とのこと。シンガポールではレストランでビールを頼むと1杯だいたい15SGD以上するので、それを考えるとこの価格帯は安いですね。執拗に2本だと安いと売り込んでくれましたが、ビールを見たらめちゃ大きくて2本は飲めそうになかったので1本だけもらうことにしました(笑)。支払いは現金のみでした。
ミシュラン・ビブグルマンのチリクラブ登場!
そんなこんなでビールを楽しんでいると程なくしてミシュラン・ビブグルマンのチリクラブが登場!量的には中ぐらいのカニ1杯分で、蟹身をふんだんに使ったチリソースが掛かっています♪
揚げパンと一緒
そしてここの揚げパンも甘くて香ばしくてとても美味しいです。チリクラブのチリソースをたっぷり付けて食べるとさらに美味。私達は揚げパンは6個だけ頼みましたが倍の12個頼んでも良かったかも。
食事用のビニール手袋
そしてチリクラブを食べるために食事用のビニール手袋も付いてきます。チリクラブはシンガポールを代表する美味しい料理なのですが、カニの硬い殻があって非常に食べにくいため、こうして食事専用のビニール手袋も付いてきます。でも、この手袋を使っても非常に食べにくくテーブルが汚れてしまうので、ウェットティッシュなども忘れずに持っていきましょう。
ホーカーでもカード払いOK!
美味しいホーカーのチリクラブを堪能し、食事の支払いをする場面でのこと。通常はシンガポールのホーカーでは支払いは現金払いのみなのが当たり前なんですが、今回チリクラブをいただいたアライアンスシーフードのお店はなんと!クレジットカードでの支払いにも対応していました!カードのブランドはVisaかMasterのみOKでしたが、こうしたホーカーでもカードが使えるというのは旅行者にとっては非常にありがたいですね♪
Alliance Seafood の店長と記念写真
お店を離れる前に、このAlliance Seafood(アライアンスシーフード)の店長さんと記念写真を一枚。ホーカーで食べるチリクラブというのはちょっとハードルが高いかな?と思っていましたが、こうして美味しくてコスパも最高のチリクラブを食べられて本当にいい思い出になりました♪ ごちそうさまでした!
シンガポール・ホーカー「ニュートン フードセンター」まとめ
シンガポールの老舗ホーカー「ニュートンフードセンター」はいかがでしたか?このホーカー(屋台村)は、他のホーカーに比べると少し高めの価格設定にはなっていますが、その分清潔感があって旅行者にも利用しやすく、あまりシンガポールのローカル文化に慣れていない人でも十分楽しめる食事どころになっています。
また、このニュートンフードセンターには私達が訪れた「Alliance Seafood」の他にもミシュラン・ビブグルマンに選出されているお店も複数あるので、それらを目的にこのホーカーを訪れるのもシンガポール観光にはおすすめです。
シンガポール旅行に行った際、どこか美味しくて安いレストラン無いかな?と思った時は、MRTに乗ってこのニュートンフードセンターを訪れてみてくださいね。それでは!
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