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【コロナ蔓延中】GOTOトラベルで旅行に行くべき?

目次

  1. 新型コロナ(COVID19)蔓延の中で旅行に行くべき?
  2. 実は7月から私達はどこにも旅行に行ってない
  3. 10ヶ月ほど毎日のコロナ感染者数データを入力して思うこと
  4. コロナの後遺症など気になること
  5. GOTOトラベルが旅行業界に与えるダメージ
  6. 医療現場の現状を思う
  7. 強いリーダーシップと希望
  8. 今旅行に行くべき?

新型コロナ(COVID19)蔓延の中で旅行に行くべき?

【コロナ蔓延中】GOTOトラベルで旅行に行くべき?

寒くなってきて日本国内でも再びコロナ感染が拡大している中、政府はGOTO事業を頑なに継続しているけど、こんな大変な時期に県をまたいだ旅行に行くべきなのか、旅行大好きな私達なりの考えを書き残しておきたいと思う。


実は7月から私達はどこにも旅行に行ってない

【コロナ蔓延中】GOTOトラベルで旅行に行くべき?

さて、私達は実を言うと、2020年7月頭に沖縄に旅行に行ってから、実はどこにも旅行に行っていない。自分たちの住んでいる京都から一歩も県をまたいだ移動すらしてない。さらに言うと、前よりもショッピングモールなどの買い物にも出かけておらず、普段の買い物はネットでほぼ済ませている。食料品もネットで注文してて、足りないものとかだけ歩いて近くのスーパーに行くぐらいだ。


10ヶ月ほど毎日のコロナ感染者数データを入力して思うこと

というのも、私は2020年2月からずっと、日本と世界の新型コロナ(COVID19)の感染者数をデータで毎日入力し続けているんだけど、

記事 国内&全世界 新型コロナ(COVID-19)の感染者数の推移 新型コロナウイルス(COVID-19)の日本と世界の1日の感染者数を集計しグラフに表してみた。また、より状況をわかりやすくするため、感染者数の14日の平均もグラフに表示。今現在、日本、そして世界で新型コロナがどのように感染を広げていくのか把握するべく、この感染者数のデータは毎日更新していきたいと思う。

日本では夏頃はコロナ感染者数の推移が小康状態になっていたが、世界の感染者数は勢いがとどまらず、データを見るたびに常に右肩上がりな感じで拡大傾向が続いていた。

そのため、私達がもともと海外旅行が大好きだったぶん、そんな世界のコロナの情勢を見ていると、とても旅行に行くような気分になれず、今年(2020年)の7月以降は他県にすら行かない生活を送る状況になっていた。

そして段々と寒くなり始める秋ごろからは、寒さが日本よりも厳しくなる地域(ヨーロッパ、アメリカなど)で、コロナ感染拡大の勢いが増しているのを見て「あぁ・・多分日本もそろそろ感染者数がどんどん増えていくだろうな」と思ってたら、予想通り連日コロナ感染者数が過去最多を更新する状況になってきている。

日本人は他の国の人に比べて、コロナで重症化しにくい傾向があるんじゃないかというのは感じていたので、感染拡大しても軽症の人が大半なんじゃないかなとは期待してたけど、それでもやはり感染者数の数が増えてくると、確率の問題で重傷者が出てくるのは必然的で、今現在は医療も逼迫しはじめてきていて「これはやばいよなぁ」と感じている。


コロナの後遺症など気になること

また、私達が現在、旅行をひかえている理由は、この「新型コロナ(COVID-19)」の後遺症が気になっているからでもある。テレビのニュースではあまり報じられていないが、ネット界隈ではコロナに掛かったら87%が後遺症が残るとか、4人に1人は脱毛症の後遺症が残るとか、精神疾患を患う(脱力感、鬱など)とか、一番恐ろしい噂になるとコロナの肺炎は「間質性肺炎」(難病指定の重い病気 / 症状によっては余命3-5年とも言わたりするらしい)だからヤバい(実際病院のブログでもコロナの肺炎は肺の線維化を引き起こしうる、つまり「間質肺炎」になりえると書いてあったりする)とか・・・そんな情報が飛び交っている。

もちろん、そんな情報が全て本当なのかどうかはわからないが、自分の直感を信じると「新型コロナ」は絶対掛かっちゃいけない病気なんじゃないかと思っているので、そんなことを考えると旅行というものから自然と遠ざかっていくことになってしまった。


GOTOトラベルが旅行業界に与えるダメージ

そして冬という寒い季節になり、コロナ蔓延スピードが再び加速し始めた今、政府は「GOTOトラベル」を頑なに継続し、さらに追加予算を投入する決断に踏み切ってしまった。

もちろん旅行業界にとって「GOTOトラベル」はありがたい経済対策だと思うが、このコロナが蔓延し、医療現場が逼迫し、マスコミがGOTOトラベルを批判しつづける状況下では、旅行という存在自体が「悪」と強く印象付けられ、今後の旅行業界にとって逆にマイナスに作用してしまうのではないかと感じている。

旅行というものをこよなく愛した私達でさえ、だんだんと「旅行」に対するイメージが悪くなってきてしまっているのを考えると、この頑なな政府のGOTO事業に関する姿勢は非常にマズいと思うんだけど・・・GOTOを一時中止しても旅行に行きたい人は行くだろうし、旅行が無くなるわけでもない(逆に気分的に行きやすいんじゃない?)。国民感情として7割以上の人が一旦中止するべきだと考えている事業については、利権なんかも色々絡んでるんだろうけど・・・そろそろやめたほうが良いんじゃないかと、私自身は思う。


医療現場の現状を思う

また現在のコロナでの医療現場の状況を考えても心が痛む。実は今年の6月にミヅキの妹(40代)が突然の病気で亡くなってしまった。その時、私達は危篤状態の妹のところに行こうとしたんだけれど、私達がコロナ感染の多い関西地域に住んでいるということで、病院の方針により駆けつけることが許されず、結局妹に会えたのは、妹が息を引き取り、自宅に戻ってから。ミヅキは冷たくなった妹の手を握り嗚咽していた。

コロナという病気の蔓延のために、大切な人の死に目にも会えない悲惨な医療の現状を目の当たりにした私達だが、その時はまだ医療が逼迫した状況下ではなかった。しかし、現在はコロナの重症患者の増加により医療が逼迫し、本来であれば助かるはずの命も助からないかもしれないという状況になりつつある。

そして現在の医療現場の悲惨な状況に、心が折れて辞めていく医者や看護師さんも多いと聞くが、そんな状況を聞いて呑気に旅行に行くのはなかなか難しい。


強いリーダーシップと希望

そしてこんなヤバい状況の中で、政府が発表しているのは「GOTO継続&延長!みんなで手洗い、うがい、感染予防!みんなで頑張ろう!」だけ。(その裏では指定国からの外国人の入国の際にはコロナ検査免除などの規制緩和とかはコソコソやってる・・・)

ちがう、ちがう、違う、そうじゃない

鈴木雅之の歌を熱唱したくなるような(笑)、、、そんなことしか発表しない政府。GOTOがコロナ感染拡大のエビデンスが無いとか、、、そうじゃなくて、人が移動することがコロナ感染拡大の原因なのだから、その人の移動を推奨するようなGOTO事業は、2週間とかでもいいから一旦中止して、その予算を逼迫する医療現場にすぐに投入するなどのことができないのか・・・。

国民全体の意識を「コロナ感染拡大の阻止」に真剣に向けるためには、GOTO事業の一旦停止は最低限必要なことなんではないかと、私個人は思っている。エビデンスとかそういうのが必要なんじゃなくて、国としてのコロナと戦う強い姿勢を示すことが必要なんだ。それやるだけで内閣支持率も上がるだろうに・・・。一体この国の政治はどこを向いてるんだろうね。


今旅行に行くべき?

・・・とまぁ、最後は今現在の政府に対する不満なども爆発してしまったが、やはり大切な人の死に目にも会えなかったというつらい経験もしたことで、大好きな旅行よりも、まずは悲劇の根本原因である「コロナの根絶」が一番大事だと思っている。そういう意味で、今現在、私は今旅行に行くべきだとは思わない。どうしても行きたい場合は、自分が住んでいる県内の施設を利用するなど、できるだけ移動範囲を狭くする工夫が必要だと思う。

・・・ちゅうか、国がちゃんと他の国のように制限とかを設けてくれたら、わざわざ一市民が「これはやっていいのかなぁ?」とか考えなくて済むのにね。なんでいつも「お願い」ばっかりなんだよ・・・だからみんな疲れるんだよ。